最後まで読まれたら、
娘が全中学3年生のとき
全教科オール5をとった秘密が
分かるかもしれません。
高校入試、大学入試に関係ないから副教科は勉強しなくてもいいと思われている方はいらっしゃいませんか?
もしかしたら、時間がなくて勉強できないという理由もあるかもしれません。
私は、母親から、
「五教科はしっかり勉強しなさい。そのほかの科目は、勉強したら損でしょ」
というふうに教えられてきました。私は、よい子?だったのでそれに従いましたが、
私は子どもを育てるときにそのようには教えませんでした。
どのように教えてきたかというと、
まず、主要五教科と副教科というようなことばをやめました。
自分の好きなものを見つけるときに、主要五教科ということばはナンセンスです。
幸運にもその五教科で自分を見つけられれば、良いですが、
もしかしたら、その他に自分の好きなことがあるかもしれません。
それなのに、親の方から、大切なものと大切ではないものに分けて与えてしまうと、
良い子ほどそれに従います。
だから、私は、「どれも大切」そして、
「何が好きなの?どこがおもしろいの?」と声がけをしてきました。
さすがに、中学生になると、周りからの影響で主要五教科と副教科ということばを子どもは使い始めましたが、
私は、
「高校生クイズに出るかもしれないから、これも勉強しておいたほうが良い」とか言い、
なるべくどの教科にも関心が向くようにしてきました。
これには、理由があります。
まず、小論文。
小論文を書かせると、人が分かります。
暗記ばかりで点をとってきた方には、内容のある文章を書くのは、まず無理でしょう。
人間の深みが分かってしまいます。いろいろな知識が必要です。
知り合いの子どもさんのなかに、化粧品や洋服のブランド品をほとんど言える小学生Aちゃんがいらっしゃいました。
こちらは田舎の学校なので、先生は、ブランド品の名前なんていえません。
ですから、最初、Aちゃんは、ただ自慢したくて憶えてきたのだろう。と先生に思われていました。
その子は違うのです。ただただ、そういうものが好きで、いろいろな雑誌を読み、
そのブランドの歴史や特徴、最新のものなど全て言えるのです。
今では、慶応大学を卒業し、大手ブランドを取り扱う方とご縁がありご結婚されました。
また、ある男の子Bさん。高校1年生からずっと、東大A判定だったのだけど、結局、第一希望には合格せず、ある帝国大学に行かれました。
そのお子様は、親に言われ、勉強を頑張り、主要教科はがんばっていたみたいです。
国語、その他の副教科に関しては、少し苦手なようでした。
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このような例をみると、やはり、副教科もあまり手を抜かずに勉強しておいたほうがよいですね。
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