麻布台ヒルズ 森JP タワー」33階から富士山の方向を眺めていましたが、この日は雲がかかっていて富士山が見えず残念でした。
「麻布台ヒルズ 森JP タワー」33・34 階には多様な人々の交流や新たな発見を目的とするイベントスペース「大階段」、セミナーや企業の貸切対応など幅広い利用が可能な大型ダイニング/スペース「Sky Room」、会員専用エリアの「メンバーズラウンジ」、 そして日本のフランス料理界を牽引し続ける巨匠、三國清三氏がプロデュースするグランビストロ「Dining33」の4つのエリアで約3,300 ㎡(約1,000 坪)という広大なフロアに構成された「ヒルズハウス」がオープンしました。
33階フロアを中心に「麻布台ヒルズ 森JP タワー・ヒルズハウス」を紹介していきます。
(掲載の画像は2023年11月20日内覧会のときのものです)
『麻布台ヒルズ 』のメインのビル「森JPタワー」が2023年現在、ビルの高さでは330メートルの日本一の高さだと騒がれていて、日本一の高さに上りたい人々で展望台スカイロビーは連日賑わっています。
ですが、展望台まで昇って東京タワーのほうが高いじゃないか~とがっかりしている人がいました。
「森JPタワー」はほぼ東京タワーと同じ高さですが、「森JPタワー」の最上階は33階ではなく64階で、そこは住宅エリアですので一般の方はそこまで上がれません。
また、「Sky Room」が貸切予約がある場合は展望台スカイロビーには上がれませんので、お出掛けの前に確認されたほうが良いです。
※33F・34Fスカイロビーは、 2023年11月の開業から期間限定で特別開放し、来街される方々にお楽しみいただいておりましたが、 2024年4月17日をもって終了いたしました。
確かに高いところからの見晴らしはすばらしいですが、そんなに高さにこだわらなくてもいいのではないでしょうか。
世界超高層都市建築学会の資料によると、世界一の高さはドバイのブルジュ・ハリファで高さは828メートル、2位がマレーシア・クアラルンプールのムルデカ118で高さは679メートル、3位は中国の上海タワーで高さは632メートル、4位はサウジアラビア・メッカのクロック・ロイヤル・タワーで高さは601メートル、5位は中国深圳の平安ファイナンスセンターで599.1メートル。6位はソウルのロッテタワー高さは554.5メートルです。
地震国の日本では世界一の高さを目指すのはむずかしいし、ビルの高さを自慢したり誇るのは新興国のようで先進国には必要ないことだと思います。
話が少し反れました。
33~34 階の多様な人々の交流や新たな発見を目的とするイベントスペース「大階段」の写真をとるのを忘れたのですが、ここはトークイベント、セミナーなどを幅8m・天井高9mの空間を生かし、200インチのスクリーンを備える特徴的な段床式スペースの大イベントが開催できる会場です。
オープン前のイメージ画をお借りしました。
こちらはPark Lounge(多用途スペース)。
ここからは会員専用エリアでメンバーシップ活動の拠点となります。
「ヒルズハウス」は、入居企業とその従業員が、街全体をワークプレイスとして使うための拠点となる施設です。
インテリアデザインは、ジャモアソシエイツ の高橋 紀人氏が担当しました。
Park Lounge(多用途スペース)は、通常時はワークスペースとして利用できるほか、平日の朝や夕方、週末はセミナーやカジュアルな懇親会の実施も可能。
「ヒルズハウス」ではワーカーの健康的なワークスタイルを支えるファシリティを整備。共用ワークスペースに加えて、ミーティングルームや個室ブース、ライブラリー、仮眠室など多様な空間で、ワーカーの自由な働き方をサポートします。
眺めのいい場所で仕事ができる、気持ちのいいワークスペースです。
イベント可能なエリアだからかテーブル、チェアが折りたたみできるものばかりです。
「ヒルズハウス」会員エリアの入り口で左側がPark Lounge(多用途スペース)で右側がWork Lounge(ワークスペース)からClub Lounge(カフェテリア)につながります。
Work Lounge(ワークラウンジ)の共用ワークスペースはワーカーの健康的なワークスタイルを支えるファシリティを整備した場所です。
ミーティングルームや個室ブース、ライブラリー、仮眠室など多様な空間で、ワーカーの自由な働き方をサポートします。
ワーカーのウェルネスを食の側面からサポートするClub Lounge(カフェテリア)は、健康に配慮した食事メニューを提供します。
健康に配慮した食事メニューをはじめ、夜はバーラウンジとしてアルコールも提供し、1名でも複数名でも利用可能。カジュアルで心地よい空間と交流を促進する場となります。平日の夕方や週末は、カフェテリア全体を貸し切ることも可能。
クラブハウスのラウンジと聞いてギラギラした場所かと想像しましたが、広く明るく上品で、まさに健康的な社員食堂という印象をうけました。
Club Lounge(カフェテリア)のランチメニューもウェルネス。
どれも健康的なメニューばかりです。
こちらは反対方向(グランビストロ「Dining33」側)から入る「ヒルズハウス メンバーズラウンジ」入り口です。
Club Lounge(カフェテリア)へも繋がっています。
こちらは個室のUpper Room。
壁は板目の突板張りで日本メーカーの家具で落ち着いた空間です。
ここで本格的な料理が出来るわけではなく、温めるくらいの小さなキッチンですが、完全プライベートなパーティエリアです。
街と企業が連携して、理想的な働き方を模索し創り出すことを目指したこのような空間は、東京が国際都市間競争を勝ち抜くためにも必要な場所だと思います。
企業の垣根を超えてワーカーが集うクラブハウスでの出会いは、社内だけでは得られない特殊な化学反応を引き起こすのではないでしょうか。
まさしくそう思える健全な空間でした。
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