ホテル雅叙園東京の東京都指定有形文化財建築「百段階段」で、「千年雛めぐり~平安から現代へ受け継ぐ想い~ 百段雛まつり2024」を開催中。
2010年から2020年まで開催されていた都内最大級の雛まつり展でしたが、コロナ禍の影響で一旦お休みをして4年ぶりに今年から再開されました。
毎回たのしみにしていた「百段階段」の雛まつりです。
初回開催から累計来場者数が63万人を超える「百段雛まつり」ですが、今年もすでに1万人超えの人気の展示イベントです。
会場の様子はこちらで細かく部屋ごとに紹介しています。
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・【フォト・レポート】「千年雛めぐり~平安から現代へ受け継ぐ想い~ 百段雛まつり2024」>>>>
とにかく毎回、雛飾りが埋め尽くされる会場ですが、今年はいつもの以上に雛飾りが多いような感じがします。
前回も圧倒的なスケールで人気を集めた福岡県飯塚市の座敷雛
つるし飾り雛
毎回、ひとつひとつお顔が違う雛人形を見ていくのが楽しみです。
お人形のお顔を見るだけで癒されます。
会場にこのような隠れ雛がいます。
トナカイやサンタも参加させてクリスマスも祝うところが寛容な日本らしいです。
現代作家の創作雛
雛まつりは江戸時代までは和暦(太陰太陽暦)の3月3日(現在の4月頃)に行われていたそうです。
旧暦の3月3日(現在の4月頃)が桃の花が咲く時期で、かつて農村部などでは暖かく春らしくなった時期に、子供が野遊びに出掛けて「草花びな」を作ったり、弁当や野外料理を食べたりする風習があったそうです。
西暦となった現在は3月末から4月初めの桜の季節前に、春を知らせるイベントして3月3日の雛まつりを楽しむ方が多いのではないでしょうか。
雛まつりは、雛人形や桜や橘、桃の花など木々の飾りと一緒に雛あられや菱餅などを供え、白酒やちらし寿司などの飲食を楽しんで幼い女子の健やかな成長を祈る日本の風習であり節句の年中行事です。
また雛人形は、お雛様に女の子の穢れを移して厄災を身代わりに引き受けてもらうためだとも言われています。
子どもに災いが降りかからないようにと両親や家族が願い、人生の幸福が得られるようにという気持ちを込めて雛人形を飾ります。
そういう思いで大事に育ててもらったことをお子達は決して忘れないでほしい・・
今回の「百段雛まつり2024」を閲覧して、いままで以上にそう思いました。
「千年雛めぐり ~平安から現代へ受け継ぐ想い~ 百段雛まつり2024」は3月10日(日)まで開催します。
是非、足をお運びください。
URL: https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event/hinamatsuri2024