「片づけ」や「そうじ」を、本格的に学ぶことはありません。幼いころから学校で教えるべきです。なぜなら、片づけられない人は不健康になるからです。滅びやすくなります。義務教育の必修科目にすべきです。

 

片づけられる人は、うまくいく。人生を変える「捨てる」習慣65』(中谷彰宏・著/学研プラス・刊)という本があります。自発的に学ばなければ、いつまでも「片づけられない人」のままです。

 

「片づけ」を準備運動にする


「仕事をしようと思ったら何か片づけたくなるんですよ。これは逃避じゃないですか」と心配する人がいます。そんなことで自己肯定感を下げたり、罪悪感を持たなくていいのです。片づけることが、仕事です。

(『片づけられる人は、うまくいく。』から引用)

 

掃除機をかけたり、机の上を整理したり、パソコンの不要ファイルを削除したり。本来すべきことからの「逃避」であっても、片づけをするのは良いことです。

 

やめたほうがいいのは、「片づけ」をきっかけに時間を浪費することです。押し入れを片づけているときに見つけたアルバム写真やマンガを読みふけったり、ハードディスクを整理していたつもりでも音楽データを聴くのがやめられなくなったり。本末転倒に気をつけましょう。

 

準備運動としての「片づけ」は、やる気を誘います。ひとつ片づければ、ほかにも片づけることが見えてくるからです。

 

 

「1グラム主義」でうまくいく


書類1枚でも捨てることで、変わります。これを「1グラム主義」と言います。多くのものを片づけようとするのは、「キロ主義」です。キロ単位で、モノを捨てたいと思っている人です。

(『片づけられる人は、うまくいく。』から引用)

 

自宅に、2リットルの「空きペットボトル」が溜まっていませんか? 「1グラム主義」の人は、たとえ1〜2本でも外出するたびに持ち出して、しかるべきところに捨てます。近ごろの食品マーケットには、空きペットボトル回収箱があるからです。

 

片づけられない「キロ主義」の人は、月に1〜2度の容器リサイクル収集日にまとめて捨てようと思って、毎回忘れているうちに、自宅に数カ月分の使用済みペットボトルを溜めこみます。こまめに捨てましょう。

 

なかなか捨てられないのは「腐らないもの」です。むかし買った衣服、書籍雑誌、雑貨など。「もったいない」と考えてしまって捨てられない人のために、とっておきの「判断基準」を教えます。

捨てるときの「判断基準」


捨てるかどうかの判断基準は(中略)自己肯定感が下がるか上がるかで決めます。自己肯定感が下がるモノは、捨てることです。

(『片づけられる人は、うまくいく。』から引用)

 

「安いから買ったモノ」は、使っていなければ捨てましょう。なぜなら、モノには「透明な値札」がつきまとうからです。たとえば、セールで買った衣服です。値札をはがしても、あなたは「980円で買ったこと」を覚えています。いわば、透明な「980円の値札」を背中につけたまま外を出歩くようなものです。自分でも気づかないうちに、あなたの自己肯定感は下がります。

 

この考え方は「買う基準」にも応用できます。どちらを買うべきか迷ったら、自己肯定感の上がるほうを選びましょう。

 

 

モノを増やさず、空間を増やす


片づけられない人の一番のお題目は、「もったいない」です。(中略)単純に、モノが増えると空間が減って、モノが減ると空間が増えます。「モノ」と「空間」のどちらを選ぶかです。

(『片づけられる人は、うまくいく。』から引用)

 

自信がない人は、満たされない心をモノで埋めようとします。自信がある人は、心に余裕があるので、必要なモノだけをそろえて空間(スペース)を増やそうとします。

 

「モノを増やさず、空間を増やす」という考え方は、食生活にも応用できます。腹八分目は、胃のなかに空間(余裕)をつくるからです。「もったいない」からといって、捨てればいいものまで食べていませんか? お腹いっぱいではアタマもカラダも重くなります。

 

本書『片づけられる人は、うまくいく。』は、およそ60種類の「捨てる」テクニックを収録しています。「少し足りないほうが贅沢」「予備をゼロにする」など、すぐ試したくなるものばかりです。お試しください。

 

 

【書籍紹介】

片づけられる人は、うまくいく。

著者:中谷彰宏(著)
発行:学研プラス

捨てることで、人生が変わる65の方法を紹介。【この本は、3人のために書きました。】(1)もったいなくて、片づけられない人。(2)せっかく片づけたのに、またすぐリバウンドしてしまう人。(3)片づけることで、仕事も恋愛もチャンスをつかみたい人。

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Source: GetNavi web