こんにちはnagisa(なぎさ)です
先日、皆川公美子さん(株式会社サステナミー代表、HSP未来ラボ・感性キッズ)の
「HSPという大人であるあなたの未来会議オンラインセッション」を受けさせていただきました!
皆川公美子さんは、HSC才能発掘プロデューサー、国家資格キャリアコンサルタントであり、
HSPの方向けの相談会・セミナーやアーロン博士のドキュメンタリー映画の上映会など、
HSPの方の才能が健やかに開かれるための様々な活動をなさっている方です
今回のセッションは、
「HSPという特性に気づいたけど、自分の強みを生かして人生を豊かにしたい」、
「自分の資質を理解して仕事に生かしたい」
そんな方へ、皆川さんご本人が直接1時間半にわたってオンラインでご相談してくださるものです。
(現在予約は2カ月先まで埋まっているようです)
以前から、皆川さんのブログ「HSPが、自分の個性を社会で活かす。」を拝見させていただいて、
HSPの「強み」や「資質」、向いている仕事の見つけ方、仕事の進め方など、非常に参考にさせていただいておりました。
(こちらのカテゴリの記事、すごく具体的で、世間一般の仕事術とは異なるHSPの方向けの話でオススメです。)
まず、なぜ私が今回相談しようと思ったかと言えば、
- まだ世の中にカテゴリとして存在していない仕事を始めていきたいと思っている
- それはどんな風に進めていけばよいのか
- そのために現在具体的に何をすればよいのか
ということに迷いが生じていたからです。
現在の私の状況としては、
- 本業の活動(研究職)で少ないながらも仕事が得られているものの、安定した職(終身雇用)にはまだ就いていないので、将来的に安定した収入が得られるか不安がある
- 研究活動の方向性ははっきりしてきたが、ただ就職を目指すのではなく、新しい形の働き方や、もっと自分に合った働き方とは何かを考えたい
- 「自分は○○をする人」というような、職業名に縛られない人生の方向性を見出したい
- しかし現在子育て中で、思ったように仕事のための時間が取れない
という感じです。
もう少し具体的に言えば、
これまでの研究活動や仕事の実績があり、単発でのお仕事の依頼などが来るようになってはいるものの、ただ、そうした仕事を受動的に受けているだけでは「自分はどこに向かっているんだろう…」という不安が生じてくる。
定職に就きたいが、その求人もなかなかないし、あったとしても高倍率、そして、常に「ジャッジされる側」でい続けないといけないということに対する息苦しさ…、という、先の見えない将来に対する不安があったわけです。
そうではなくて、自分からもっと「これをやりたい、自分の興味はここにある!」と売り出していき、そういった私の活動に興味を持ってくれる人と仕事をしていきたい。
おそらく、そうした私の活動は、今現在「職業」「職種」として存在しているものではないかもしれない。
でも、そういう仕事って、具体的にどうやって形作っていけばいいんだろう
っていうことで悩んでいました。
しかも、現在子育て中(2歳・イヤイヤ期真っただ中)、昨年の7月に夫と別居したばかり、まだ新しい生活も落ち着いておらず、保育園も一時保育を綱渡りしてしのいでいる状態です
何もしていないと、自分が止まっているような焦燥感、なにか新しいことを始めたいけど何から始めていいのかわからない、このままでいいのか・・・
そんな思いが渦巻いていました。
それに対して、皆川さんは、セッションで超ピンポイントで具体的なアドバイスをしてくださいました!
まず、皆川さんから私の現在の状況や気持ちについて質問され、ひととおり思っていることを説明しました。
同じHSP、そしてたくさんのHSPの方のお悩みを聞いてこられた経験からか、ものすごく状況や考えについて共感していただけて、それだけでまず安心してお話しすることが出来ました。
私がストレングスファインダーを受けたと話すと、「上位5つの資質」を問われ、
「内省」、「収集心」、「未来志向」、「最上志向」、「学習欲」
だと答えると、「研究者向きの資質ですね」とおっしゃってくださいました
そして、HSPの方の中でも、「内省」が一位に来る方というのはそれほどいないということでした。
「内省」がトップの場合、「物事を深く処理すること」が大きな強みであるということでした。
そのため、分析や研究が得意だと。その強みを生かしていく(研究職)というのは、いい選択ですというご指摘が
また、「最上思考」は、物事をよりよくしていく、完璧に近づけていくということに喜びを感じる性質があると。
ともすればこうした資質は、自分の内側にこもって考えすぎて落ち込んでしまいがちなのですが、私は「未来志向」があることで、前向きに進んでいくモチベーションが生まれているということでした。
ストレングスファインダーの結果から、ここまで考察していただけるというのが感激…
皆川さんも、偶然似たような資質をお持ちのようで、とても話が早かったです。
一方で、例えば何かのイベントを企画したり、会社を立ち上げたりしたりする際の、集客や販売、売り込みなど、実際自分の活動を形にしていく様々な業務については、苦手意識を持っているということも指摘していただきました。
そもそも、上のような資質があるので、あまり具体的な集客云々に興味がないんですよね。収益化とか…
ここで、「そうした、めんどくさいことは、全部他人に任せる!」と驚きのアドバイスが!
私の強み=深い洞察、分析力=「知見」を、広めていき、その知見を提供する側として仕事をするということを指針として
それ以外のめんどくさいこと(集客、収益化、イベント企画準備等)は、他人に任せる、もしくは他人とコラボすることで解決を図ればよい。ということです。
これは正直目からウロコでした。
私は、「自分のやりたいこと」を仕事にする場合、会社勤め以外であれば、フリーランスの道があり、フリーランスには自分の裁量で自由に仕事ができる一方で、さまざまなめんどくさいことを自分で引き受けなければならないと思い込んでいました。
つまり、自分がやりたいことを仕事にするなら、自分で何でもやらなければならない、という思い込みがあったわけです。
それに対して、皆川さんは、これからの活動の指針として、自分の「知見」をさらに深めていく活動だけでなく、それはもう十分深いので、
これからは「知見」を「広め、それを活用していく」ことに重点をおけばよいのではないか、ということでした。
そしてそのために、「今すぐ起業、独立!」とか、「収益化、月収○○万!」とか目指すのではなく、ゆっくり、長期的な視野で考え、例えば2年後に、自分の知見を紹介するウェブサイトを完成させる、とか、書籍を出版する、とかそういった目標を定め、その期間、焦らずちょっとずつ積み重ねていけばよいのではないか、と。
これもまた超目からウロコでした!!
思えば、私が感じていた焦燥感(日々何かをしていなければならないという焦り)は、今どこに向かっているのかわからないから(着地点がわからない)、進んでるのか、後退しているのかもわからないことによる焦りだったんですよね
進んでいるように思えても、「これって全然違う方向に走ってるだけじゃないの…?」みたいな・・・
しかし、自分の強みとそれを仕事に生かす道と、短期間(例えば2年)での無理ない範囲での到達目標が見えていれば、
たとえ何もできない日があったとしても、結果的に2年間の間で何かが進んでいればOK、と考えることが出来る。
皆川さんのこのアドバイスから、驚くほど、日々の焦燥感が消え、むしろモチベーションが上がってきました
また、最後に「自分は10年後にどんな人になりたいですか?何をやっていたいですか?」と聞かれ、
なんとなくその場で口にした言葉を、
皆川さんが「それは○○をやりたいということですね」と再言語化・概念化してくださり、
「なるほど、自分はそれがやりたかったのか!」とハッとする、ということがありました。
自分の中でまだはっきりと形になっていない思いとか、感情、思考を、まるでエスパーかのようにくみ取っていただけて、私自身がまだはっきりと認識していなかったことまで明確にしてくださったのは驚きの体験でした。
そのあと、具体的な仕事内容の話やら、働き方の話など、超具体的なお話もさせていただき、本当にあっという間の時間でしたが、中身の濃い、充実した時間となりました
皆川さんのセッションを受けてよかったこと
- 自分の資質、強みについて、専門家の方から具体的にアドバイスがもらえて自信につながった
- まだ名もなき仕事(職種)について、つまり、自分はなにを「生業」として生きていくかについて、これまでの経歴や興味関心などから総合して判断し具体的にアドバイスしてもらえた
- 現状の状況(子育て中、別居中など)と、自分の希望する働き方などの点から、無理のない範囲で自分ができることについて、提案していただいた
- 全体を通して、私の考えを否定することなく、肯定してさらに尊重していただけたので自信につながった
それと、皆川さんご自身がとても感じの良い明く朗らかな方で、話しているだけでエネルギーがもらえました。
皆川さん、本当にありがとうございました!
HSPの方、INFPの方は、自分の資質がなんなのか、強みはなんなのか、どういった仕事であれば、ありのままの自分で充実した日々を送ることが出来るのか、ということで悩んでおられる方もいらっしゃると思います。
つまり、HSPやINFPの方の「適職」探しは、既存の職種の中から選ぶのではなく、自分でその仕事のカテゴリを新しく創出するようなレベルから始めなければなりません。
それは、「自分」というものについて深いレベルで「知る」ということが不可欠です。
今の時代は、昔みたいに「これをやったら大丈夫」とか「この会社に入れば安泰」とかそういう時代ではなくなっています。
なので、特にHSPの方は、自分で自分の進む道を考えなければならないわけですが、それは想像以上に不透明で、道なき道なわけです。
まだ世間的には異端な部分が多いので、共感者が周りに少なく、不安も大きいわけです。
しかし、その「自分の道」を見つけるためには、他人の真似をしたり、世間的にこうすればいいという定石に従うのではなく、自分独自の特質、強み、そして自分が何をやりたいのかという気持ち、について向き合う必要があります。
ある程度は、自分自身でひとりでやらなければならない部分もありますが、
私自身は、皆川さんのように、専門的知識や経験を持った方の力を借りるってことに抵抗感をなくしたほうがいいのではないか、と思っています。
というか、対話するということは自分一人でずっと考えるよりもずっと深化・進化が進みます。
自分ではなんとなくこれかな?と思っていたことについて、はっきりと断言してくれたり、
自分でも気づかなかった点について指摘してくれたり、
話している中で、自分は一人じゃない、という安心感を得たり。
一人で自分自身と向き合うことが、一つの道を徒歩で歩いている状態だとすると、
専門家の方と話すことは、車や飛行機に乗って目的地へ行くような感覚です。
もちろん、そのすべての言葉をうのみにするのではなく、自分の中で反芻し改めて自分自身と向き合うことが重要であると思いますが
それでも、やはり対話は重要だと思います。
HSP、INFPの方、自分の人生の進め方についてお悩みの方、
ぜひ受けられて損はないと思います。
(受けられる前に、ストレングスファインダーを受けるとなおよいかも)
皆川さんのセッション予約はこちらから
皆川さんのブログ記事の、HSPの強み・才能に関する記事、とても面白いです!
まずはこちらから読んでみてください。
僭越ながら、私が送った感想をブログに取り上げていただけました
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
過去に、INFPの適職探しについて書いてますのでご参照ください
INFPの適職さがし② お金を稼ぐ手段としての「仕事」から離れて「活動」として考える
INFPの適職さがし③ 「活動」とはなにか―「自分」を軸として世界観を表現する
INFPの適職さがし④ 他者評価、競争原理から離れて自分の生きる目的を考える
INFPの適職さがし⑤ 「世界観」の確立と表現する「技術」を磨くことを目指そう
INFPの適職さがし⑥ 自分の「好き/嫌い」に敏感になろう!
INFPの適職さがし⑧ 自分の「強み」と伸ばせる「技術」を知る
(ブログテーマの「INFPの適職さがし」でまとめています)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
nagisaへの質問、このブログに関するご質問やご意見、お仕事依頼等
お問い合わせは以下のフォームからお願いします。
Twitterやってます!ぜひフォローよろしくお願いします
https://twitter.com/infp_nagisa