おはようございます!nagisa(なぎさ)です爆  笑

もっと頻繁に更新したいのですが、ほかの仕事が立て込んでいてなかなか更新できませんでした…ガーンスミマセン…

 

 

過去4回にわたり、INFPの職探しについて述べてきました下矢印下矢印

 

INFPの適職さがし① INFPの職探しが困難な理由


INFPの職さがし② お金を稼ぐ手段としての「仕事」から離れて「活動」として考える 


INFPの職さがし③ 「活動」とはなにか―「自分」を軸として世界観を表現する 


INFPの職さがし④ 他者評価、競争原理から離れて自分の生きる目的を考える

(ブログテーマの「INFPの適職さがし」でまとめましたので、ご参照ください)

 

ちなみに、INFPとくくっていますが、HSP、内向型人間、アーティストを目指す人、など

自分を表現する活動を仕事にして生きていきたい方の参考になればと思います。

 

特に「INFPの職さがし④ 他者評価、競争原理から離れて自分の生きる目的を考える」の記事で、

 

自分の仕事を、

お金を稼ぐ手段という考え方から

既存の職業の中に当てはめて選ぶのではなく

 

自分自身を表現する「活動」として捉え、

自分の考えていることや表現したいことを形にしながら

人や社会と関わっていくことを目指すものと捉えることを提案してきました。

 

しかし、いきなり、「活動」と言われても、

すぐ「じゃあこれをやろう!」と思えるひとはいいのですが

 

「なにをやっていいかが見つけられない…」と

自分はどんな「活動」によって、仕事をすればよいのか、

何をやればいいのか、悩んでしまう方も多いと思います。

 

そういう場合、このように考えてみてください。

 

INFPが満足する「活動」というのは、

 

自分の「世界観」を何らかの形で表現して、

他人に見せる(世に表す)こと

 

だということです。

 

この、「他人に見せる」ということの後に、

他人と交流するとか、話をするとかそういった活動が続きますが

 

初めの段階では他者との交流の部分はそれほど意識しないで

「他人に見せる」(世界に向けて発信する)で完結する、

と思ってもらえればいいです。

 

ここで重要なのが、その「活動」の目標を

 

何らかの地位や名声、金銭的報酬等、

その活動の結果得られるものに設定しないということです。

 

お金や利益など、他者評価が介在する目標を設定してしまうと、

「世界観」がブレるからです。

 

具体的に言えば、「もっと人にウケるようにやろう」と思って媚びてしまうので

自分の「世界観」が自分軸で構成できなくなってしまうのです。

 

人によっては、マーケティングやビジネス的な視点から

人が望んでいるものを提供することに生きがいを感じ、

また本人自身もそれをやりたいと意欲的に取り組む人もいるでしょう。

 

ただ、私の個人的な見解では、

INFPの要素を持つ方は、その他人視点を重視しすぎると、

自分の考えや世界観がまとまりにくくなってしまうと思うので、

その方向でやっていても、結局はうまくいかなくなってしまうのです。

 

それと、私の経験上、

自分の「世界観」を確立することと、

何らかの形で表現するための「技術」を磨くことに焦点化したほうが、

結果的に、周りの評価もついてくる場合が多いです。

(※「技術を磨くこと」、については、別のエントリーで述べたいと思います)

 

それでは、自分の「世界観」を確立するとは、一体どういうことでしょうか。

 

まず、私が「世界観」とはどのようなものと捉えているかを説明します。

 

「世界観」とは、一言でいえば、「その人らしさ」「その人の独特な考え方、趣味趣向」のことです。

 

アーティストにしろ、作家にしろ、ブロガーにしろ、YouTuberにしろ、

INFPにとって適職とされている仕事には、すべてこの「世界観」が重要なキーワードになってきます。

 

例えば、様々な分野で活躍する米津玄師さん。

 

 

 

彼の音楽の旋律、歌詞、イラスト、映像、そして姿形、立ち居振る舞い、すべてに彼の「世界観」が現れ出ていますよね。

なんか、こう、彼を見たときに圧倒的に感じる、彼らしさ、それが「世界観」です。

 

人たちはみな、「誰々っぽさ」みたいなものにみんな惹かれて、彼らの作品を受容するわけです。

(その「世界観」が、個人ではなく、集団をさす場合もあります。「京アニっぽさ」とか)

 

その、「その人らしさ」「世界観」というものは、ある程度は努力して作り出せるものもありますが、

基本的には、その人が無理なく、自分らしさを出すときに自然と生み出されるものであり、

自分に合っていない「世界観」というものは、受容者にとっても作り物っぽく思えたり一貫性がなかったりするので、

長く続かないものです。

 

では、その「世界観」というものを、どうやって確立するのか。

 

最近自分でも強く意識するのですが、

それは、確固たる「世界観」を獲得してから形に表し始める(作品を作り始める)ということではなくて、

形に表す行動と同時に行っていくもの、むしろ、その過程を経なければ確立されえないものなのではないかと思うようになりました。

 

つまり、

「世界観」の確立→作品作り、表現活動

ということではなく

 

「世界観」の確立と作品作り、表現活動を同時に行う

 

ということです。

 

世界観が確立されていない、作りたいものややりたいことがわからない段階から

表現活動をしていくということです。

 

どういうことかといえば、

別に、現時点で「世界観」を自分で自覚できていなくても、

形に表していくという行為を通して、段々とにじみ出てきて、

自分でそれが自覚できるようになってくるということです。

 

例えば、作家になろう、と思ったときに、

何か書きたいものや完成したストーリーが自分の中にあって、それから書き始める、というのではなく、

 

もう、何も考えていない状態で、書き始めるOK

とりあえず、書いてみる。

 

初めのうちは、何を書いていいかわからない。

こんなことをして何になるかという気持ちがわいてくる。

しかし、書き続ける。

 

そうすると、どうしても、自分の興味のあることや、

自分がこだわっていることなど、自分の「世界観」が出てくるんですね。

 

書いているうちに、自然に出てきちゃうということです。

 

そうして、毎日書き続けると、日常生活においても

「あ、これはネタになりそうだ」など

視点が変わってくることに気づきます。

 

そうして、書いていくことが、そのまま

自分の世界観を探求する活動になっていくわけです。

 

私のこの考え方は、

ジュリア・キャメロンさんの「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」(サンマーク出版、2001)という本の中の、

特に「モーニング・ページ」という、朝起きたらとりあえず何でもいいからノート3ページ分書くというワークに影響を受けています。

 

 

 

余談ですが、この本は、そのほかにも面白いワークがたくさん載っていて、

INFPの方にとってぜったいためになると自信をもって言える本です。

すごく共感できる考え方が載っているので、超おすすめです!!

 

ジュリアさんの提案は、1日3ページノートに書くというものでしたが、

これはその他の表現活動に置き換えてもいいと思います。

毎日1ページイラストを描くとか、音楽を作るとか、料理を作るとか・・・

 

この、「表現しながら世界観を確立する」という過程で、一つ注意したいのは

まずその「表現」の第一ステップの段階では、他人に見せないということです。

人に見せていく段階の表現とは、別の活動としてとらえてください。

 

これは、完全に自分のための「表現活動」なのです。

 

初めから他人に見せることを意識すると、きれいごとしか書けなくなるので、

他人向けの表現と、自分のための表現は分けてください。

 

自分のための表現は、本当に自分のためのものなので、だれにも見せないで、

自分が思ったことややりたいことを素直に出していいんです。

 

他人向けの表現で、もう少し体裁を整えて出せばいいわけです。

この、つたない作品たちを、いきなり外に出してしまうと、

外部の人から心無い一言を言われて無駄に傷つく可能性があります。

 

それは自分の自信を失うことにつながるので、無駄に傷つく行為は避けましょう。

 

また、自分でも見返さなくていいです。

後で見返すと、自分の表現のつたなさを自分の中の批評家が批判してけなして、

自分で自分を貶めることになります。

 

私は、この自分のための表現活動は、

もしプロのアーティストや作家などになったとしても、続けたほうがいいと思います。

自分の中の「価値観」は、常に変化していくからです。

 

次回以降で、「世界観」の確立についてもう少し説明して、そのあと「表現」についても考えてみます。

とりあえず今日のまとめとしては、

 

  • 「世界観」を大事にする。
  • 自分だけに向けた表現活動を始めてみよう!

 

ということでしたキラキラ

 

続きはコチラ下矢印

INFPの適職さがし⑥ 自分の「好き/嫌い」に敏感になろう!

 

 

【2021.9.25追記】

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過去に、INFPの適職探しについて書いてますのでご参照ください下矢印下矢印

 

INFPの適職さがし① INFPの職探しが困難な理由


INFPの適職さがし② お金を稼ぐ手段としての「仕事」から離れて「活動」として考える 


INFPの適職さがし③ 「活動」とはなにか―「自分」を軸として世界観を表現する 


INFPの適職さがし④ 他者評価、競争原理から離れて自分の生きる目的を考える

INFPの適職さがし⑤ 「世界観」の確立と表現する「技術」を磨くことを目指そう
 

INFPの適職さがし⑥ 自分の「好き/嫌い」に敏感になろう!

 

INFPの適職さがし⑦ とりあえず「技術」を磨こう!

 

INFPの適職さがし⑧ 自分の「強み」と伸ばせる「技術」を知る

 

【INFP】「適職」=「芸術家」?:「(仲介者)Mediator」の本当の意味

 

自分の「適性」の探り方:「強み」「環境」「興味」「使命」の4領域から考える

 

(ブログテーマの「INFPの適職さがし」でまとめましたので、ご参照ください)

 

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以下の記事にこれまで書いたINFP向け記事をまとめていますので、ぜひご覧ください下矢印

 

 

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