続・これからの時期に食べたいあの果物とは | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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以前、こちらの記事を書きました。


柑橘類に含まれるナリンゲニンという成分に、抗エストロゲン作用があるというものです。

 

 

柑橘類には、更にヘスペリジンという物質が含まれています。

 

 

ヘスペリジンは、皮やうす皮、スジに含まれていて、さまざまな健康効果をもたらします。

NF-kB, COX-2といった炎症性物質を抑える作用[1]、抗がん作用[2]、神経変性疾患の保護作用[3]などがあります。

 

 

その中でも特筆すべき効果が、ミトコンドリアのエネルギー代謝をアップさせる効果です。[4]

マウスへの実験では、ヘスペリジン10μMが細胞内ATPを33%増加させ、

ミトコンドリアの能力を25%増加させました。

 

 

また、PGC-1αとNrf2の活性もアップしました。

PGC-1αはミトコンドリアの生合成を高める酵素で、Nrf2は細胞内抗酸化に関わる酵素です。

 

 

これによってエネルギー(ATP)合成能力がアップし、

エネルギーの高まりによって、健康効果がもたらされると考えられます。

(おそらく他の健康効果はエネルギー代謝アップの影響だと考えられます)

 

 

細胞でミトコンドリアによってATPが合成される際に、熱エネルギーも同時に生まれます。

 

 

柑橘類が身体を温める効果というのも、ヘスペリジンのおかげといえるでしょう。

 

 

これから厳しい冬場を迎えます。

冬になると寒さから、どうしてもエネルギー代謝が落ちてしまいます。

12月は特に、早生みかんから青島みかんへと、味の変化も楽しめます。

みかんを食べて、冬を乗り切っていきたいものですね。

 

 

【参考文献】

[1]Hesperidin and hesperetin against heavy metal toxicity: Insight on the molecular mechanism of mitigation

Biomed Pharmacother . 2022 May:149:112914.

 

[2]Hesperidin and its aglycone hesperetin in breast cancer therapy: A review of recent developments and future prospects

Saudi J Biol Sci . 2021 Dec;28(12):6730-6747.

 

[3] Neuroprotective Effects and Therapeutic Potential of the Citrus Flavonoid Hesperetin in Neurodegenerative Diseases

Nutrients . 2022 May 26;14(11):2228.

 

[4] High throughput screening of mitochondrial bioenergetics in human differentiated myotubes identifies novel enhancers of muscle performance in aged mice

Sci Rep. 2018; 8: 9408.

 

 

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