インプラント研究所ブログ:あなたのお口の設計士が描く未来の歯科医療 -23ページ目

国際フォーラムで講演会を行なってきました。

先週の日曜日は、東京国際フォーラムにて
一般の方向けの講演会を開催してきました。

国際フォーラム講演会場入口

これは、私を含む7名の歯科医師が2005年に結成した
「フローラル・インプラントチーム」というスタディーグループの
活動の一環です。
(メンバーの7名全員が15年以上インプラント治療に従事しております。)


1人でも多くの方に、インプラントをよく理解していただきたい・・・
そのために、年に2回ほどはこうした講演会を継続的に開催していくことで、
皆様の疑問や気になることにしっかりお答えできる場を設けることに致しました。

また、前回は7名全員がお話をさせていただきましたが、
上記の目的を考えました結果、今回お話しするのは2名の先生とし、
その分「質疑応答、ディスカッション形式」の時間を設けることにしたのです。

実際これが好評でした。質疑応答の時間は当初の予定から延長となり、
さらには、終了後も質問が続けられたほどです。

長谷川浩之:講演会終了後も参加者から質問が。
(手前の方が質問をしていらっしゃいます。)


この日、この会場でご縁のあった皆様にお話しさせていただいたことで、
ぜひこのブログをご覧の方々にも知っておいていただきたい
大切な内容がございます。

そこで次回から、特別編として数回にわたり、
その内容を連載させていただきたいと思っております。
ご期待下さい。


○いつも皆様にご協力いただいているおかげで、
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↓本日は果たしてどうなっていますでしょうか?
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いかがでしたか?
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。ありがとうございました。
(あなたのお口の設計士:長谷川浩之)

インプラントを良く思っていなかった私がインプラントを始めた理由

歯周病によってがんのリスクが高まる可能性がある(エキサイトニュース)

これを書いているたった今、このようなニュースが流れました。
ロンドンのドミニク・ミショー博士による発表のようです。
ショッキングなニュースですよね。

そもそも、歯周病はなぜ起こるのか、ご存知ですか?
こう聞くと、歯垢や歯石、細菌のためと答えて下さる方が多いでしょう。

もちろんそれらが原因となる場合もあるのですが、
実は、噛み合わせが原因で起こる歯周病の方が多いのです。

そして、その噛み合わせの問題を解決する方法の1つがインプラント治療です。
(インプラントの目的は、なくなった歯を復元させることだけではありません。)

さて本日は、私がインプラント治療に携わろうと決意した、
きっかけについてお話したいと思います。

今ではインプラントといえばチタン製のものが
ほぼ100%であるといえます。
更に、全国の歯学部にインプラント科があるようにまでなりました。
しかし、ほんの20年程前までは、そうではありませんでした。

私が大学にいた時は
「インプラントをやっているような所に勤めてはいけない」
と口腔外科の先生がおしゃっていました。

なぜかというと、その当時はチタン製のインプラントは
まだほとんど認知がされておらず、
チタン製ではないインプラントはうまくいっていなかったのです。

そのため「インプラント」=ダメ、
というイメージになってしまっていました。

チタンと骨が結合する現象、オッセオインテグレーションの発見は、
1952年にスウェーデンのブローネマルク博士によるものです。
1980年代まで15年にわたって臨床研究を続けてデータを蓄積し、
ブローネンマルクシステムを確立しました。

そのチタン製のインプラントが日本に入ってきたのは25、6年前です。

チタン製のインプラントに対しても、最初は懐疑的でした。

卒業したてのころはインプラントをやっている歯科医は、
患者様から高額の医療費をとっていいかげんなものを入れている
というイメージがまだ強く、
初めて勤めた医院の先生もインプラントに対して良く思ってはいませんでした。


そうした状況下で、私がいつインプラントを始めたかというと、
17年前の開業後の勉強会がきっかけでした。

私が診療の技術的なポリシーを学んだところは
国際デンタルアカデミー(IDA)であるといえます。

国際デンタルアカデミーとは歯科医学の卒後教育機関で、
メインで学ぶのは噛み合わせなどのより深い細かい内容になります。

創設者である保母須弥也(ほぼすみや)先生は、
特に咬合理論においては世界的権威として知られ、
アメリカのUCLAの客員教授でもありました。

残念ながら2年前に他界されておりますが、       
日本の歯科界にとって真に大きな痛手だと存じます。 
 
日本の歯科医療にとても貢献された方です。
今の歯科業界で活躍されている方々は
ほとんどが保母先生のお弟子さんといっても過言ではないでしょう。

保母先生に教えを受けたことは
私にとって大きな財産となっております。


IDAに月に1回土日、14ヶ月勉強しに通いました。
専門用語も多数出てきたため、最初のうちはついていくのがやっとで必死でした。
しかし、保母先生の話は、毎回目から鱗の新しいものばかりで大変勉強になりました。

そして、その講習会の後半にブローネンマルクシステムの
インプラントの勉強が組み込まれていたのです。
そこで私はインプラントに大変興味をもちました。

なぜかというと、数年前までインプラントはまがい物の治療だ
と言われていたものではないですか。
それが出会う前から大家と言われていた保母先生が
ブローネンマルクシステムは間違いない
と断言されていたのです。
だからこそ講習会に組み込んでいたのでしょう。

あれだけダメだといわれていたインプラントに対して
保母先生が推薦されているという興味がまずありました。

更に、実際保母先生の所で何人もの患者様がオペをされて、
入れ歯から開放されて喜ばれていたのです。
その実際オペをされた患者様とお話をする機会があり聞いてみたら、
本当に快適に過ごしているとおっしゃっていました。

それを聞いて、私はこう思ったのです。


「これは人類を変える」


そして私は最初の14ヶ月間のコースが終了したあとに、
IDAのインプラントだけのコースに通い始めました。
インプラント専門のコースを勉強してからでないと
患者様に対応してはいけないと考えたためです。

当時まだインプラントコースは始まったばかりであり、
私は2期生で、6人位の受講生であったと記憶しております。

IDAでの保母先生との出会いがインプラントに結びつき、
今の私がいるのだといえます。

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ありがとうございました。明日からの特別編もご期待ください。
(あなたのお口の設計士:長谷川浩之)


3iが世界的インプラントメーカーになった理由

3i

私どもの医院では、インプラントは現在
3iとプラトンインプラントを使用しています。
私はそのどちらに対しても公認インストラクターを務めておりますが、
今回は、3iについてお話したいと思います。
シンポジウムに参加して、3iがなぜ世界的なメーカーとして認知され、
シェアを伸ばしてきたのかという点について改めて考えました。

世界で最初にチタン製のインプラントを使用した
ブローネンマルクシステムのインプラントのメーカーは、
ノーベルバイオケアです。

ブローネンマルクシステムが日本に入ってきて25、6年で、
一方3iは今年20周年ですから、
ノーベルバイオケアの後発メーカーです。

当時の話になりますが、インプラントの形状自体は
3iもノーバルバイオケアも変わりませんでした。

違う点は、その上に立てる土台、アバットメントの部分です。

骨が少ない人に対しては、角度のついたアバットメントが必要になります。
その際の種類がノーベルバイオケアでは
17度と30度の2種類しかありませんでした。

ところが、患者様によっては微妙な角度が必要になることもあります。
3iはそこに目をつけ、
アンギュレッテッドアバットメント(角度のついたアバットメント)を、
形も角度も豊富に作成したのです。

ノーベルバイオケアはスウェーデンのメーカーで、
3iはアメリカのメーカーです。
スウェーデンの世界的なシェアをとるために、
色々なものを作ろうと思ったのかもしれません。

私はインプラント治療を始めてから
ずっとノーベルバイオケアでやってきました。
3iを使用し始めたのは6,7年前位からです。

6、7年前、今のインプラントと同様のテーパードインプラント
(骨と接している部分が角度がついている歯根型のインプラント)を
ノーベルバイオケアが開発しました。

ところが形状が従来のものと違ったのです。
どこの形状が違うかというと、歯茎から出ている部分の形です。

それがエクスターナル(外側にアバットメントをつける)ではなく、
インターナル(内側にアバットメントをつける)のものだったのです。

今までのインプラントはエクスターナルでした。
形が違うとどうなるかといいますと、使用する器具が違ってきます。

歯根型が良い、という話はあったのですが、
導入しようと思っても新たな器具が必要になるため、
二の足を踏んでいる歯科医師は多くいました。

そこで3iが開発したものは、従来のものと新しいもの、
その両方のタイプともに上部分が同じインプラントでした。

歯根型、つまりテーパードインプラントにも関わらず、
エクスターナルにしたのです。
そのため、3iに多くの人が流れたのではないかと思います。
私もこの時期に3iに変えたうちの1人です。

インプラントだけ歯根型のものを導入すれば、
今までと同じ器具で治療が可能だったためです。

今はインプラントの主流はインターナルですから、
3iもメインはインターナルになっています。
しかし当時はエクスターナルが主流だったため、
この時の3iの考え方は時代にあったものであったといえます。

インターナルが開発され、出始めの頃は、その部分が割れてしまうという
不具合が生じるケースもありました。
3iは、調査を綿密にして確実性をもってから
踏み出しているのではないかと思います。

それは臨床評価が5年間で97.2%、
骨質不良部位(軟らかい骨質、抜歯後治りのしっかりしていない骨)では
98.6%という高い成功率からもうかがえます。
また、1999年には米国FDA(食品医薬品局)から
「骨が不良な部位における治癒実績を改善した唯一のインプラント」
として認められました。

常に時代の先を読んで動いている点が認められ、
世界的な認知へとつながっているのではないでしょうか。

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ありがとうございました。
(あなたのお口の設計士:長谷川浩之)

アメリカの先生からの反撃/日本人と外国人の意識の違い~立食パーティー (2) ~

アメリカの先生とシカゴの勉強会にて

歯肉の切開がアバウトだという話をしたところ、
アメリカの歯科医師にこのように反撃されました。


まだ日本の歯科医師は犯罪をおかしているのか


どういった意味かというと、保険診療で全て賄おうとしていたら
そこまで良い金属は使用できないのです。

保険金額内でおさめようとした場合、いわゆる
「銀歯」といわれるものでも、銀以外のものも含まれているのですね。
だから患者様によっては金属が溶けてきて黒くなってくる方もいらっしゃいます。


このシンポジウムに参加している先生というのは、
アメリカでもそれなりの層の方々を治療されている歯科医師であります。

そういう方は日本が使っているような銀は使わないのだと言うのです。
最低で「金」の使用なのでしょう。
日本はまだ銀を使っているのか、と言われました。

もちろん、国の保険制度や所得の違いもあるため
一概にどうとは言えません。
アメリカでは残念ながら、所得の低い方は治療費が払えないために
歯を抜くしかできなかったりもしますし、そういう方は大勢いらっしゃるわけです。

日本の場合はそこまでの格差はまだないと思います。
入れ歯までは保険治療でできるわけですから。
どちらが良いというのは言えません。

ただ、日本の歯科治療もメンテナンスの重要性を説いて、
1度治療したところを再び治す必要が出てこないようにすることが
大切であるとは思います。


メンテナンスの大切さの理解に関しては、まだ日本では認知は低い方だと思います。

ある大学の予防歯科の先生で、世界各国をご旅行されるのが
お好きな方がいらっしゃいます。
その方が各地をまわってテープレコーダーでインタビューをしたのです。

質問は「あなたにとっての歯科治療とはなんですか」です。

そうすると、特にヨーロッパなどでは

歯科医院?虫歯や歯周病にならないために行くところでしょ

と当然のように返ってくるのだそうです。

アメリカでも、ニューヨークなどでは特に、
肥満の方は高い地位を得られないという話がありますよね。

それはなぜかというと、自分の身体のコントロールもできない人は
会社に入っても仕事のコントロールもできないとみなされるからだといいます。

口臭もビジネスの場ではマイナスの要素だとのことで
かなり気を遣う方が多いのだそうです。
身体のコントロールだけでなく、歯に対しても気を遣うという、
そういう部分で、日本と考え方が違うのかな、と思います。


しかし近年では、日本でもメンテナンスに気を遣う方が
増えてきていると感じます。
私どもの医院でも、来週の予定を見てもメンテナンスの患者様が
3分の2程度となっています。
中にはもうかれこれ10年来のお付き合いの患者様もいらっしゃいます。

昨年、郵船ビルの上にあった会社が本社ごと移転してしまったのですが、
そこで働いていらっしゃる方々も、いまだにメンテナンスのために
通院してきてくださっています。

通常でしたら4ヶ月に1度で調度良いのですが、
多い人は毎月来てくださる。なぜかというと、
衛生士さんのファンだからなのですね。

有難いことに私どもの医院の衛生士さんそれぞれに
ファンがついてくださっていて、それで毎月来て下さっているのです。

患者様にとって「来たい」と思われる医院であるということは、
大変光栄なことであると思います。

今後もそう思っていただける医院であるよう努めていきたいと思っております。

海外では切開が大雑把でも大丈夫?その理由は~立食パーティー(1)~

今回シンポジウムに参加し、海外の先生とお話をする中で、
日本との違いなども様々な面で感じました。

まず今回のシンポジウムで感じたことは、
日本の先生のほうが細かい施術をしているということです。
なぜかというと、歯茎を開いて骨を出す際、
アメリカの先生の切開は大雑把な印象を受けたためです。

日本ですと、慎重に舌側から開いたりします。
それは、歯茎の位置は切開面で決まるからです。

インプラントを入れた後に高さが揃うように考えて、
裏側のほうから切開します。
そうした上で骨の補填剤などを入れると高さが揃うため、
審美的な面から考えても、どのように切開するかは重要なのだと私は思います。

しかし、シンポジウムでの発表で審美的なことを考えて
切開のラインを変えた方は1人だけでした。


夜に立食パーティーがあり、アメリカから参加されていた歯科医師の方と
お話する機会に恵まれたので、その点についてディスカッションをしました。

その結果分かったことがあります。

黄色人種は白人や黒人に比べて歯も小さく、
エナメル質も薄い人種です。
それと同じように、歯肉も薄いのだということです。

そのため切開に気をつけなければなりませんが、
白人や黒人の方々は歯肉が厚いため、
そこまで慎重になる必要はないのだと気がつきました。


ただ、切開面ではそこまで慎重にならなくても良いアメリカですが、
他の点で気をつけている点があるというお話がありました。

それは「ブリッジ」についてです。

奥歯が3本欠損した場合、日本では大抵ブリッジをしています。
しかし、アメリカではブリッジをしないのだというのです。

それも人種の違いだと思います。

ディスカッションした先生に
「ブリッジにしたらアバットメントのネジは緩んでこないか」
と聞かれました。

私は
「時々でしたらそのような方もいらっしゃるので、
 その時はネジを締めなおしますが全員ではない」
とお話しました。

しかし、アメリカでは確実に起こることであるというのです。
日本人が起こらないのはなぜでしょうか。

それは、筋肉の違いなのだと考えられます。咬筋のことです。
がっちりとした顎の方は、咬む力が強いため、咬耗摩耗が起きます。
咬んでいると歯が磨り減ってきてしまうのです。

逆に顎の細い方は咬筋が強くありませんから、
ブリッジをしていても負担がかかりません。
白人や黒人の方々などはそもそもの身体のつくり、筋肉が強いため、
咬筋も全体的に強いのです。

そのため、ブリッジではなく全てにインプラントを
埋め込んでいるのだと思います。

ましてや、アメリカは訴訟大国でもありますので、
細心の注意を払って問題が起きないようにする理由もあるのかもしれません。

しかし前歯に関しては、アメリカでもブリッジをするそうです。
なぜかというと、奥歯は咬合紙1枚で抜けないくらいの
咬み合せでないといけませんが、
前歯は咬合紙3~4枚で抜けないくらいの咬み合せが理想だからです。

なので、前歯は奥歯ほど負担がかからないんですね。
その点は日本と同様でした。

何事も、国によって、国に合った形で発展していくものだと実感しました。


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騎馬警官に遭遇!?シカゴ旅行記

(昨日の続きです)

シカゴのハードロックカフェで出会った青年がきっかけで私たちは
映画 「フォレスト・ガンプ 一期一会」をテーマにした有名なレストラン
「ババ・ガンプ・シュリンプ」に行くことにしました。
お店に到着すると、大変混雑していて1時間も待ちました。

ウェイトレスに聞くと、前日のコックの青年はお昼の人で、
夜は休みの人だったようで再会は出来ず残念でした。

料理は大変美味しかったです。
ただ、これにも場所によって差が出るのだな、と思いました。

何かというと、日本のものと比べて味が薄く、量も少なかったんです。
量に関して言えば、ハワイのものの2分の1位でした。
同じアメリカでも場所によって違うものなのだな、という発見になりました。


帰り道では、幸運にも騎馬警官に出会えました。

シカゴにて騎馬警官と長谷川浩之

映画などで、ニューヨークの騎馬警官の姿を見て
「カッコイイ」と思った人も多いのではないでしょうか。

騎馬警官の利点は、見通しが利くことと、
ドライバーや通行人の注意を引きやすいことです。

そのため、交通整理や群衆のコントロール、路上犯罪の防止に役立っています。
特に大規模なデモなどでは、一人の騎馬警官は
普通の警官十人分の威圧効果があるとされています。

実は日本にも騎馬警官がいるのです。
京都府警にあるのは隊員14名と8頭の馬を擁する平安騎馬隊というものだそうです。
こちらは見たことはまだありませんが、観光用の目的が強そうですね。

偶然、車から馬を降ろすところに出会えたため、
写真をとらせていただき、良い記念になりました。


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シカゴで発見!人気レストラン

3iのシンポジウムのため、先月末シカゴに行ってきました。
3泊5日の強行スケジュールだったため、
観光はほとんどできなかったことは少し残念です。

空港からホテルまでのガイドの方が、
「シカゴでは1年を通して上着が必要だ」とお話しされていたのですが、
実際とても寒かったです。
湖と川の影響か、昨日と今日とでの気温差もかなり違うとのことでした。


ハードロックカフェ@シカゴにて
夜に、ホテルを出て、本場のハードロックカフェでくつろいでいたとき、
近くに座っていた青年と話をしました。
すると、その青年は「ババ・ガンプ・シュリンプ」のコックをしていると言うのです。

「ババ・ガンプ・シュリンプ」をご存知ではない方もいらっしゃるかもしれませんね。
映画 「フォレスト・ガンプ 一期一会」をテーマにしたユニークなレストランです。

フォレスト・ガンプ」といえば、1994年アカデミー賞を受賞した
アメリカを代表する名作のひとつです。
知能指数は人より劣るが、俊足と誠実さは人一倍の主人公フォレストを
トム・ハンクスが演じ、多くの人に感動と勇気を与えた映画です。

戦友であったエビ漁師の息子ババの遺志を継いでフォレストが
エビ漁業を成功させたシーンが印象に残っている方もいるかと思いますが、
このレストランはその後フォレストが人生を走り続けてレストランをオープンさせたら…

ということを想定して作られたアメリカンシーフード・レストランなのです。
映画を観た人はもちろん、見ていない人でも楽しめる雰囲気のお店です。

実は私は「ババ・ガンプ・シュリンプ」がとても好きなのです。
3月にハワイに行ったときも家族でハワイ島の「ババ・ガンプ・シュリンプ」を訪れました。


シカゴにもあったのだ!と嬉しく思い、その日も一緒だった中野先生は
行った事がないというので、次の日行くことにしたのです。

すると・・・

(明日に続きます。)

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シカゴのシンポジウムで得たもの

(昨日の続きです)

なぜなら、私がインプラントのより難しいケースに対しても
積極的にアプローチしていこうと決意したのは、
牧草先生のインプラントの講習会に出席したことがきっかけとなっているからです。

大学に送っていた難しい患者様も自分達の医院でやろう、
という考えのもと、5年程前にアドバンスコースを受講させていただきました。

骨補填剤を使用しなくても良いケースについて私が質問をしていたため、
5年も昔のことであるにもかかわらず、
牧草先生は私のことを覚えていてくださったようです。

このような嬉しい再会は、今回の収穫であったと思います。

ただ全体として今回のシンポジウムの感想を申し上げますと、
そこまで目新しい情報はなかったな
という印象を受けました。


今回のシンポジウムでは3iの新商品も発表されました。
たとえば、アバットメントの部分が改良されたもので、
段差をフラットにして歯肉のひきしめをはかるものです。
(その新商品は4つあり、まだそのうち1つしか日本での認可はおりていません。)

そのほかにも色々ありましたが、取り立てて
目新しく画期的なものはなかったように思います。


私が今回のシンポジウムに参加し、持ち帰って来られたものは、
「インプラントに対するモチベーションアップ」であるといえます。

シンポジウム会場は約3,000人の参加者で埋まりました。
世界中から集まったそれだけの人数が
全てインプラントについて考えていると思うと、
自分もその場にいる1人として誇らしく思いました。


気持ちを新たに、明日からも日々の診療を丁寧に行なっていきます。


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恩師・牧草先生との再会

4月の23日~28日の期間で、
3i主催のグローバルシンポジウムに参加するため
シカゴへ出張して参りました。

今回はそのシンポジウムについてお話しさせていただこうと思います。

3iは現在アメリカでのシェアNo.1を誇るインプラントメーカーです。
私が参加するのは今回が初めてなのですが、3i主催のカンファレンスは
2年ごとに開催されています。

しかし今回は創業20周年記念でもあり、
規模が大きかったようです。

シンポジウムは
インプラント業界を変革する科学と技術”
をテーマに世界中から歯科医が集まり、最新情報を紹介する、
という趣旨のものでした。

私はフローラル・インプラントメンバーである中野先生と一緒に
「新しいものを吸収しよう」と思い、参加して参りました。

1日目は7つのプログラムから
自分で参加するプログラムを選ぶ形のものでした。

私が選んだプログラムは
“Conprehensive Treatment Planning for the Implant Team-An Interactive and Multidisciplinary Approach”です。
より効果的で発展的なインプラント治療についての発表でした。

2日目、3日目ですが、こちらは20名以上の各国のDoctorが
プレゼンをするという内容となっておりました。
その中で日本からプレゼンターとして出席されていらっしゃった方は、
私の恩師でもある牧草一人先生でありました。

この牧草先生は、私のインプラント治療に大きく影響を与えた方です。

なぜなら・・・

(明日に続きます。)

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【無料】国際フォーラムで講演会を行います。

私がメンバーであるフローラル・インプラント スタディグループにて、
『フローラル・インプラントミーティング2008』
という講習会を国際フォーラムにて行ないます。

この講習会は、一般の方々に向けて開催致しますので、
ご興味のある方は是非ご参加ください。
(お申込方法は最後です。)

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開催日:5月25日(日)午後
1:20 受付開始
1:30 開演
3:00 質疑応答・ディスカッション形式
4:00 終了

テーマ:
『インプラントの真実を生の声で聞いて下さい。
 今、話題の人工歯根治療、インプラント人工歯とは?』

インプラントとは
取り外し式の入れ歯に代わる歯科の治療法として注目されています。

食べ物をしっかり噛む事で脳への血流は良くなり、
人生の後半を認知症にならず、元気に過ごす事が可能になるかも知れません。
しっかり噛める歯はインプラントを使えば可能です。


募集参加人数:先着12名様
一般市民の方:無料      
若手歯科医師の方:参加費1,000円
(インプラント治療にご興味のある若手歯科医師の参加も歓迎します。)

会場:
東京国際フォーラム ガラス棟4F G403会議室
http://www.t-i-forum.co.jp/



申し込み先:
〒171-0014 東京都豊島区池袋2-13-2 金子園ビル3F
フローラルインプラント事務局 ナカノ歯科室・矯正内

ハガキにて上記住所まで“住所、お名前、年齢、性別”
を明記の上、お申し込み下さい。

もしくは直接Eメールで、以下の主催先までお送りいただいても
お申し込みが可能です。

主催:人工歯根インプラントを考える会
E-mail:nakano@ua.air.jp
(↑クリックするとメールソフトが起動します。)

後援:フローラルインプラントセンター
http://www.implantcenter.or.jp/
協賛:(株)EXパートナーズ・病院検索・歯科検索
「ホスピタjp」http://www.hospita.jp/


なお、人数には限りがございますため
ご参加いただけなかった場合はご容赦ください。

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