こんにちは! あや(X:@aya_keiei)です。
養成課程受験について個人的にも聞かれることが増えてきました。
法政の場合、年に4回入試があります。来年度入学の入試はあと2回です。
年末年始に養成課程を検討するのも良いのではないでしょうか。
私自身は、昨年度、1月の2次試験の合格発表で不合格が判明した後に養成課程受験の準備を始めて、2月の入試(4回目)を受験しました。事前に養成課程のことを調べてはいたものの、準備に取り掛かるのが遅くてかなりバタバタしました。
みなさまはバタバタしませんように、自分の経験を交えて養成課程受験についてお伝えします。
① 養成課程の比較
養成課程は全国14校。実際に受けられる学校はもっと少ないでしょうが、全日制・夜間土日のどちらが良いか、カリキュラムの中身を比較してください。
この比較には雑誌『企業診断 11月号』が便利です。各校の比較の一覧表があります。私もこれを見て法政に決めました。今年は我々の同期のインタビューも掲載されていますよ。
カブトムシ村さんの比較記事もご覧ください。
② 入試日程・説明会日程の調査
ぜひ、説明会にも足を運んでください。インターネットに出てこない、先生や先輩の生の声を聞いてくださいね。
私は昨年度の最後の回の説明会で、並木雄二先生や岩瀬敦智先生のお話を聞きました。
1次試験に合格していなくても、説明会に行くことはできます。なんとなく説明会に来たら、すっかりやる気になってしまって受験を決めたという同期もいます。
日程のまとめは、大変親切なブログ委員の調査の結集があります。この記事を見てください。
③ 出願の書類を書く
法政の場合は「プロジェクト実施計画書」「職務経歴書」がメインの書類です。
「職務経歴書」は転職の際に用いるような、今までの仕事の経験を書いていく書類です。転職活動をしたことがある人は書いたことがあると思いますし、転職経験がない人でも転職活動の職務経歴書の書き方を参考にすれば書ける書類だと思います。
難しいのは「プロジェクト実施計画書」。プロジェクト(修士論文)として研究したい内容を書く書類で、他の大学院だと「研究計画書」と言うことが多いものです。これは書くのに骨が折れます。
私は先行論文をいくつか引きながら書きましたが、「引用なんてしなかった。」という同期もいて、何が正解かは分かりません。私も友人に読んでもらって意見を反映して書き直しましたが、できたら、ご自身以外の人に読んでもらってチェックしていただくのがよろしいかなぁと思います。
④ 面接の練習をする
面接で聞かれそうな質問を録音しておき、それを再生して声に出して練習しました。本当は対面で練習したかったのですが、なかなかそれがかなわず、自作自演練習をしました。
それでも本番はめちゃくちゃ緊張してろくな回答ができなかった記憶があります。
法政の養成課程について、よくある質問
Q:面接と書類、どっちが大事ですか?
A:分かりません。
私自身は面接ボロボロだったので、書類が評価していただけたのだろうと思っているのですが、「面接が大事!」と豪語する同期もいます。合格してもなお、合格基準は闇の中です。
Q:不合格の後、再度受験することはできますか?
A:何度も受験できます。再チャレンジで合格した同期もいます。
Q:2次試験を受けたのですが、養成課程の受験もできますか?
A:できます。両方受かっちゃった猛者もいます。受かってからどちらの道で登録するかを選択したら良いと思います。
授業について
授業は学生のアウトプットが多いです。
グループワークをして、まとめた内容を発表する課題が多く、授業時間外にもミーティングの必要があります。
診断実習もグループワークです。授業時間外にミーティングや調査が入ります。
それから、プロジェクト(修士論文)の調査も授業時間外に行います。
時間割を見ると空きコマがありますが、ほぼ学校関連のミーティングや調査に当てることになります。シラバスを見ると分かりますが、ほとんどの授業で「本授業の準備学習・復習時間は,各2時間を目安とする.」と書かれています。
法政大学大学院中小企業診断士養成課程コースのHPに
※本課程は1年間でMBAと中小企業診断士登録養成課程を修了するものです。
月~土の日中に必修授業があるため、ほぼ全ての学生が仕事を休職もしくは退職されて入学しています。
と書いてありまして、本当にその通りです。アルバイトなどはほぼできないと思います。
時間を見つけて海に行ったりしているそっしんさんみたいな人もいますが、超人ですね。
ハードな学生生活、ご自身の覚悟ももちろんですが、ご家族への説明も大事です。
1年間は学業に専念できる環境を作ってください。
あたるさんの衝撃のブログもご参考になさってください。
家族もいるけど、そんなに頑張らなくても説得できた稀有な例はこちら。
「大学院」というものに家族の理解があると大変ありがたいです。
説明会に来てください
とにかく、興味が出た人は説明会に来てください。今年度の説明会はこちら。1月にありますよ。