こんばんは。「あたる」です。
養成課程は2次試験に落ちた人が通う場所。
そんなイメージを抱いていませんか?
少数派ですが2次試験合格後に養成課程に進む人もいます。
今回は私が入学した理由3人目です。
少数派の「あたる」が中小企業診断士試験を受けるきっかけから、法政大学養成課程内定後に2次試験合格、それでも養成課程を選んだ経緯をお話しします。
<診断士受験のきっかけ>
私の元職は機械系のエンジニアです。設計者としての実力を伸ばしたく3社を経験しましたが、マッチングミスや異動によりキャリアが曖昧となり、このままで良いのか?設計者としての再スタートは難しいのでは?と漠然と考えていました。
そんな中で診断士試験と出会いました。
昇格試験に落ち、次回こそ必ず昇進と手に取ったのが診断士のテキストです。
勉強は嫌いでしたが、診断士の勉強が楽しく昇格より診断士を取得する事に目標がシフトし、最終的には診断士として独立したいと考えるようになりました。
<養成課程受験の選択>
2回目の試験で1次試験を突破しましたが、診断士は難関の2次試験があります。
2次試験を突破する自信が無かった私は、なんとしても診断士資格が欲しいとの想いから併願を考えました。
候補となる養成課程は多々あり、私は以下の基準で選定しました。
〇自宅から通える事
〇診断士としての力が養える事
〇全日制である事
夜間・土日で開講している養成課程は
「夜間養成課程→独立せずに企業内診断士」
の流れになるイメージを強く感じました。
その為全日制に絞りました。
候補を法政大学養成課程に決めた後は以下のスケジュールで受験しました。
「2次試験→養成課程願書提出→養成課程受験→養成課程合格発表→2次試験合格発表」
願書は秋頃から年明けまで複数回受付けておりましたが、2次試験合格発表後は応募が殺到する可能性を考えスケジュールを組んだ形です。
<進学の決断>
その後はありがたい事に2次試験・養成課程共に合格をいただいたのですが、
悩ましいのは養成課程に進学するか?です。
行政の給付金が出るとは言え、学費は高く収入は途絶えます。養成課程を卒業しても診断士で生計が立つのか?といった不安もあります。
最終的に「診断士として独立したい」、という想いからの決断しました。
独立するには診断士としての実力も必要ですが、仕事を受注する為のネットワークも重要です。
この2点を得る為には法政大学養成課程に進学する事が必要だと思い立ちました。
MBAが取れ、診断士としての差別化に繋がる事も理由の1つとなりました。
<入学後の心境>
まだ入学間もなく、金銭面や勉強についていけるか、本当に独立して生計が立てられるかは今でも不安です。
ですが不安を募らせているだけでは何事も始まりません。一度自分で決めた事。壁があれば叩き壊す気概で進むのみです。
以上参考程度とはなりますが、私の法政大学養成課程進学までの経緯が皆様の一助となると幸いです。