中小企業診断士の養成課程(14校)の説明会日程をまとめてみた!! | 法政大中小企業診断士養成課程に通う学生たちのブログ

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法政大学専門職大学院イノベーション・マネジメント研究科MBA特別コース(中小企業診断士養成課程)の学生たちのブログです。
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こんにちは、カブトムシ村@法政の養成課程です。

中小企業診断士、2次試験が終わり、皆さん、自己採点をしながらヤキモキしている時期ではないでしょうか。

2次試験の筆記の合格発表は、令和6年1月11日(木)です。

 

「あ、もう筆記での合格は無理だーーー。養成課程ないかな」とX(twitter)でもちらほら出てくる時期。

そこで、今日は、養成課程14校の説明会の日程をまとめましたので、ぜひ、ご覧になってくさい。

 

  2次試験、恥ずかしながら少し自信がありました。

かくいう、私も令和4年度試験を受けました。

2次試験は、1回目の参戦。2次単体で600時間を費やし、本番の試験では、全力投球できた感覚がありました。

 

「結構行けたんじゃない?」

「事例Ⅳはヤバいけど、50点台で他でリカバリーできるんじゃないか」

と思っていました。

 

もちろん、皆さんには言ってませんよ。落ちたら恥ずかしいし、心の中でそう念じていたんです。

また、試験後の2週間は毎晩、夢に「事例Ⅳ」が出てうなされる生活が続きました。

それくらい精神的に追い込んでいました。

 

そして、年が明けて令和5年。運命の1月の合格発表日。

ちょうど、沖縄への出張中で、飛行機に乗っていました。

 

機内でwifiも通じるので、ドキドキしながら、時間を待ちました。

サイトオープンまで残り1分、その時、飛行機は富士山の上空に到達しようとしています。

 

これは吉兆のサイン!!!

 

いざ、、、、、、、、、、、

 

あれ、WEBサイトが混線。

そのタイミングで、富士山も霧に包まれました。

 

まって、まって、

やっとのことで、発表ページが表示されるも、あれ、あれ、あれ、番号ないんだけど(泣)

飛行機はそのまま雲の中を進み、曇った那覇空港に到着しました。

1月の那覇は東京と比べて、とても暖かく、傷ついた心を癒してくれました。

 

また、郵送で送られてくる得点開示でさらに傷つきました。

 

私は人事コンサルタントなので、事例1は自信がありました。

得点の稼ぎどころです。しかし、得点開示で38点。一発退場アウト!!ガーン

 

専門分野での足切り。

コンサルタントが低得点というのは、この試験にあるあるのようです。

 

ちなみに、この2次試験は、20、30代の合格率が高く、40代以上になると合格率が減っていきます。

また、コンサルタント業の合格率が異様に低いのも特徴的です。

これらを分析するとバイアス(先入観や偏り)が生まれやすいということです。

 

  試験後、まだ出来ることはある。まだ諦めんな!

このような経験から、2次試験を2回受けても、受からないだろうと絶望的な気分になりました。

 

ただ、受験校選びをしようとしていたところ、養成課程という選択肢があることに気づき、

9日後に願書を出して、法政大学の中小企業診断士養成課程に拾ってもらうことができました。

 

こうした私の恥ずかしい経験から

「診断士に本当になりたいなら、養成課程の説明会とか受けておいた方がいいよ」

と自戒の念を込めて言えます。

 

試験も、事業も、必ずしも狙ったようにいかないものです。

 

そのために、きちんと情報収集して、別プラン(リスク対策)を用意しておくのが、

中小企業診断士としてあるべき姿なのではないでしょうか。

(やっていないお前が言うな。。物申す) 

 

養成課程はお金もかかります。

仕事の調整や、準備もいります。

家族の負担もかかるから、パートナーの承認は必須です。

 

でも、諦めたくないんだもん。というあなたに向けて、

養成課程14校の令和6年度春入学の養成課程の説明会一覧を作っておきました。

 

ちなみに、私は2次試験の合格発表後に養成課程を調べたため、1つも説明会に参加できませんでした。

「備えあれば憂なし」皆様のお役に立てることを祈っています。

 

よければ、シェアしてください。

 

 

  現在、養成課程は14校ある

カテゴリー別に分けると、平日夜間・土日で通えるコースと、全日制のコースがあります。

平日夜間・土日コースは、当然ながら働きながら、学ぶことができます。

全日制は、①企業派遣(金融機関、商工団体等)の企業枠がある学校。

     ②会社を休職してくる。

     ③会社を辞めてくる。

などのパターンがあります。

 

企業に籍をおきながら働けるのは、人生の中でも、リスクが少ないです。

 

しかし、この中でも、全日制の1年間という法政大学大学院は異質です。

法政の養成課程のHPトップに「ほぼ全ての学生が仕事を休職もしくは退職されて入学しています。」と脅し文句(実際そうなのですが)が書かれており、ある意味で、究極のコミットメントを願書出願前に要求してきます。

 

それゆえ他校よりも、倍率がそれほど高くならないですが、会社を辞めた「Point of no Return」の人が集まり、

そのため卒業生の404名中、7割が独立するという、独自ポジションを築いているのであります。

 

ということで、法政に肩入れしすぎてしまいましたが、

上記14校の説明会を調べましたので、公開します。

 

なお、23年10月31日現在のデータ(11月22日更新)ですので、

今後、各実施機関の更新があると思いますので、詳細は必ずリンク先をご確認ください。

 

  法政大学大学院  (全日制/1年)

■説明会

2023年11月03日(金・祝)13:00~

2023年12月17日(日)

2024年01月14日(日)

2024年01月19日(金)

 

出願期間 入学試験日
2023年11月08日(水) ~ 11月15日(水) 2023年11月26日(日)
2024年01月10日(水) ~ 01月17日(水) 2024年01月28日(日)
2024年01月31日(水) ~ 02月07日(水) 2024年02月18日(日)

■学費:259万円

■特徴:MBA(経営修士)も同時取得が可能

https://www.im.i.hosei.ac.jp/admissions/application/

 

  日本生産性本部  (全日制/半年)

■説明会

2023年11月10日(金)19:00~20:30

2023年11月18日(土)10:00~11:30 

2024年1月19日(金)19:00~20:30

2024年1月20日(土)14:00~15:30 

 

出願期間 入学試験日
2023年11月29日(水)必着 書類審査:2023年12月1日(金)
面接審査:2023年12月8日(金)
2024年2月5日(月)必着
 
書類審査:2024年2月7日(水)
面接審査:2024年2月13日(火)

 

■学費:275万円

■特徴:成績上位者には、日本生産性本部認定「経営コンサルタント」の称号を授与。

https://www.jpc-net.jp/consulting/course/sme/schedule.html#anc-02

 

  独立行政法人中小企業基盤整備機構中小企業大学校東京校 (全日制/半年)

2024年3月開始は募集終了

 

■学費:234万3000円

 

 

  株式会社日本マンパワー (平日夜間・土日/1年制)

■説明会

2023年11月17日(金) 19時00分 ~ 21時00分
2023年12月05日(火) 19時00分 ~ 21時00分

2023年12月14日(木) 19時00分 ~ 21時00分

2023年12月23日(土) 14時00分 ~ 16時00分

2024年01月15日(月) 19時00分 ~ 21時00分

 

出願期間 入学試験日
2024年1月22日(月)まで 1次筆記:2024年2月3日(土) 10:00 ~ 12:00
2次グループ討論:2024年2月10日(土) 時間は各自指定

■学費:275万円
https://www.nipponmanpower.co.jp/ps/choose/smemc_rtc/

 

 

  東洋大学大学院 (平日夜間・土日/2年制)

 

■説明会

2月入試に向けた進学相談の日程は、ホームページのgoogle formから問い合わせする形式

 

出願期間 入学試験日
11月6日(月)から11月10日(金) 2023年
11月26日(日)
2024年1月15日(月)~19日(金) 2024年2月18日(日)
 

■学費:257万円

■特徴:MBA(経営修士)も同時取得が可能

 

https://www.toyomba.jp/

 

  城西国際大学大学院 (平日夜間・土日/2年制)

■説明会

11月4日土曜日

12月7日日曜日

1月20日土曜日

 

出願期間 入学試験日
2023年10月23日(月)~11月2日(木) 11月18日(土)
2023年11月24日(金)~12月1日(金) 12月16日(土)
2024年2月2日(金)~2月9日(金) 2月23日(金)

 

■学費:254万4000円

■特徴:経営学修士も同時取得が可能

 

 

  日本工業大学専門職大学院 (平日夜間・土日/1年制)

■説明会

23年10月21日(土)

23年12月9日(土)

 

出願期間 入学試験日
2023年10月30日(月)~2023年11月6日(月) 2023年11月19日(日)
2023年12月18日(月)~2023年12月25日(金) 2024年1月14日(日)

  千葉商科大学大学院 (平日夜間・土日/2年制)

■説明会

23年11月25日(土)

23年12月13日(水)

23年12月23日(土)
2024年1月20日(土)
 
出願期間 入学試験日
2023年12月20日(水)~2024年1月9日(火) 2024年1月27日(土)
 
■学費:257万7080円
■特徴:修士学位も同時取得が可能
 

  一般社団法人中部産業連盟  (平日夜間・土日/1年制)

■説明会

2023年12月17日(日)13:30~14:30

出願期間 入学試験日
2023年12月18日(月)~2024年1月5日(金) ①2024年1月27日(土) 
②2024年1月28日(日) 
③2024年2月3日(土) 
いずれかの1日にて実施
■学費:242万円

https://www.chusanren.or.jp/consultraining/

 

  大阪経済大学  (平日夜間・土日/1年制)

■説明会
11/11(土)10:30~11:30
 
出願期間 入学試験日
2023年11月1日(水)~ 11月20日(月) ①Web にて適性検査受検(2023 年 11 月 21 日(火)~11 月 29 日(水)
②グループディスカッション(2023 年 12 月 2 日(土)
③1 次選考通過者を Web サイトで発表(2023 年 12 月 7 日(木))
④ 筆記試験、面接審査(2023 年 12 月 16 日(土))

■学費:200万円

 

 

 

  関西学院大学大学院(平日夜/土日 2年制)

■説明会

23年12月 3日 (日)

23年12月16日 (土)

24年 1月 7日 (日)

 

出願期間 入学試験日
2023年11月1日(水) 0:00〜2023年11月8日(水) 筆記試験:2023年11月26日(日)
面 接:2023年12月10日(日)
2024年1月17日(水) 0:00〜2024年1月24日(水) 15:00まで 筆記試験:2024年2月10日(土)
面  接:2024年2月18日(日)

■学費:279万円

■特徴:MBA(経営修士)も同時取得が可能

https://iba.kwansei.ac.jp/chusho/

 

  兵庫県立大学 (平日夜間・土日/2年制)

■説明会

2023年11月15日(水)18:00~
2023年12月20日(水)18:00~
2024年2月4日(日)13:00~

出願期間 入学試験日
2023年12月22日(金) ~2024年1月5日(金) 2024年1月20日(土)

 

■学費:183万4600円(2年間)

 

 

一般社団法人福岡県中小企業診断士協会(平日夜間・土日 /1年制) 

 

2023年11月開講は募集終了、今後の予定はホームページを確認

 

 

 

  札幌商工会議所 (全日制・6ヶ月)

■説明会

札幌(対面):2023/11/25(土)、2023/12/16(土)
大阪(対面):2023/11/25(土)
名古屋(対面):2023/12/9(土)
東京(対面):2023/12/9(土)
オンライン:2023/11/15(水)、2023/11/25(土)、2023/12/6(水)、2023/12/16(土)、2024/1/12(金)

 
出願期間 入学試験日
2024年1月19日(金)必着 (面接日)2024年2月18日(日)
※書類審査後面接決定通知送付は2024年1月25日

■学費:203万5000円 

https://shindanshi-yousei.jp/

 

 

  最後に

私自身は、法政大学大学院に入学できて大変に満足しています。中小企業診断士の資格を取ることが目的なのか、

それともこの資格を足がかりに、自分の可能性にチャレンジしていくのか?

2次試験はあくまでも筆記試験であり、地頭の良さを問うものだと思います。

 

一方で、養成課程は、とにかく、実践実務の重きを置かれています。

これまで、試験で学んできたフレームワークを使って、経営者の方にプレゼンし、

「YESをもらう」という機会もたくさんあります。

 

理論だけで、人が動かせないことも痛感し、プレゼン力や、コミュニケーション能力を

上げなくてはいけないと感じることもあるでしょう。

 

たくさんの文章やレポートで頭がパンクしかかることもあります。

ですから、かなり負荷の高いトレーニングを養成課程では積めると思います。

逆に自分の武器も見えてくるということです。

 

診断士という資格というパスポートを手に入れたとしても、

自分の武器を手に入れなければ市場で戦うことはできませんよね。

 

 

また、仲間がいなければ、心細いものです。

診断士として活動を始めれば、同僚は助けてくれないし、仲間がいなければ、

助言してくれる人はいません。1人で戦うことになるでしょう。

 

その意味で、30数名の同期ができて、教授や講師陣との関係ができて、

今後も、恒久的に支援を受けられるとしたら、心強いと思いませんか。

 

養成課程の良いところは、資格を取り切るところだけでなく

人脈や、視野を広げて、自分の可能性が広がる場じゃないかなと思っています。

 

法政大学のある授業で養成課程の先輩がきて言ったことが印象的でした。

「僕は2次試験落ちて本当に良かったと思っています。養成課程に来られたからです。」

というのは、僕もいま、実感するところです。

 

合格発表日までそわそわする日が続きます。

 

まだ、諦めず、いろいろな選択肢を探していただくのもよいのではないでしょうか。