こんにちは。
UMIカウンセラー【訓練中】
まわたり まい です。
嫌われないように。
悪く思われないように。
人に迷惑かけないように。
こういう思いが強くなりすぎると
不自由さを感じるようになり、
気をつけるほどに
周囲へ向けてるアンテナは
性能が上がりすぎて
反応する必要のないものにまで
反応するようになっていくんです。
人の視線や表情から無意識に
敏感に思っていることを読もうとしたり、
相手の機嫌の良し悪しが気になったり、
逆に自分は機嫌が悪くなることや
怒ることを人前で禁じて抑え込んでいたり、
周りに不快を与えるこわさから
思いのままに動けないとか、
相手に良く思われそうな行動を取ろうとするあまり
もう何が正解か分からず動けないなんてことに
なっている人もいるかもしれません。
私の場合は、
そうやって周りのことを気遣うのが
当然のことなんだとも思っていました。
そう、ちゃんと周りのことを
気遣ってるつもりだったんです。
だけど、これは
嫌われることを避けるためという
マイナス意識からの行動です。
純粋な望みからの行動でなく、
何かを避けるための行動ということです。
マイナス意識からの行動は
エネルギーを消耗するので
とても疲れるんです。
だけど、へとへとに疲れているのに
意識は周囲にばかり向いてしまうから、
自分のことや身近なものにほど
なかなか目を向けられなくなって
きっかけがないと
どこまでもやり続けてしまうんだと思います。
人がいないところへ行って
一人になりたいって、よーく思っていました
でも、本当は、自分を後回しにしてまで
人のことばっかり考えなくて良いんです。
それにね、
ちょっと顔上げて見渡してみたら
こんなに周りのことを考えてるの
自分だけかもってくらい
みんな勝手なんです。
どうやら、それでも問題ないんですよ。
嫌われたくないという思いが強い人は、
その先にありそうな孤独や
居場所がなくなってしまうような恐怖を
潜在意識のなかに抱えています。
そこは癒やしてあげるといいんですが、
人は実際に嫌われたって
孤独になると決まっていないし
本当に居場所がなくなって
どこにもいられないなんてことには
なりませんよね。
本当は、
嫌われてもいいし
悪く思われてもいいし
迷惑かけてもいいんです。
だって、生きていれば
誰だってそういうことありますよね。
いくら気を付けていたって
相手がどう感じたかなんてわからないし
相手はどう感じてもいいし、
どんな態度も選ぶ権利があります。
それは、あなたも同じです。
本当は、思ったようにすればいいだけで
とてもシンプルで楽で、それでいいんだよ。
知っておきたい法則があります。
２−６−２の法則。
いろんなことに当てはまるのですが、
人の好き嫌いにも当てはめることができます。
例えば、人が10人いたとして
2人は、いつでもあなたが好きで味方になります。
6人はその時その時でどちらにもなる人。
2人は、どうしたってあなたを好きにならない人です。
人に嫌われたくないと思っていると、
だいたいは後ろの２つ、
どちらにでもなる人や
あなたを好きにならない人に
意識を向けているんです。
相手の反応を気にしてるからね。
あなたを嫌う恐れのある人のほうが気になる。
でも、それって
すごーーーく不毛ですよね。
あなたを好きで大切に思ってくれる人が
１０のうち、２は必ずいるはずなのに
そこには意識を向けないなんて。
残りの８なんて、
嫌われようが何しようが
痛くも痒くもないはずなんだ。
だったら、そのままのあなたでいて
２の人たちを大切にしたいですよね。
嫌われないようにしてきた人は
きっと人の気持ちがわかるし
いろんなことに気がつくことができたり
優しさや思いやりを自然に
人に向けることができると思います。
そういう個性を、
マイナス意識からの行動として
発揮するのではなく、
自分を含む大切な人たちのために
まっすぐ発揮していけたら
きっと幸せですよね。
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