こんにちは。

 

 

昨年の香港ヴァーズ覇者、「匠の名槍」ジアヴェロットの大目標は香港ヴァーズ連覇です。凱旋門賞の混戦気配を見て良馬場だったらと色気を出していましたが、雨が降り続いているためおそらく回避するはずです。

 

昨年タタソールズ金杯にてオーギュストロダンに雪辱を果たした「堅忍不抜の芦毛」ホワイトバーチは5歳に入り状態が悪いままなのが気になるところ。ホームのアイルランドでも振るわないのに、フランス遠征でどこまで結果を残せるのかはかなり疑問です。

 

今年に入って12ハロンのフランス重賞を2勝した「矢の如き飛鷲」アローイーグルは何を隠そう、2年前の凱旋門賞馬エースインパクトの半弟です。兄とコンビを組んでいたクリスチャンを同厩のルファールに奪われ、メンバーレベルが跳ね上がった前哨戦のフォワ賞で完敗を喫したのが気になるところではあります。

 

前年4着馬にして今年はGⅠ2勝を挙げている「遠くの海の青い星」ソジーは、地元の名門ファーブル厩舎のエースとして参戦です。ホームグラウンドのパリロンシャンでは群を抜いた安定感を誇りますが、前哨戦のフォワ賞では日本からの刺客に競り負け、圧倒的とまでは評価されていません。

 

昨年の愛ダービー馬にして今年はタタソールズ金杯を制したアイルランド総大将、「大洋の陽光」ロスアンゼルスはまだまだ良化途上と名伯楽オブライエンはジャッジしています。昨年3着馬ですが、状態面での不安は拭えません。

 

グラファール厩舎3頭出しの1頭、「豪快な寛治」キジサナは前走ジャンロマネ賞を快勝し、4連勝でGⅠまで駆け上がった上がり馬です。牡馬混合・多頭数での経験が薄いことが不安要素でしょうか。

 

昨年の英チャンピオンズフィリーアンドメアズS覇者にして、今年はキングジョージ2着と躍進止まらぬジュドモントの現エース、「宙の記憶」カルパナはステップレースのセプテンバーステークスにて強豪ジアヴェロットに敗戦を喫しました。現状3戦連続2着となっていますが、前走はあくまで一叩きであるとボールディング調教師の自信は全く削がれていません。ジュドモントは昨年のブルーストッキングと合わせて連覇がかかっています。

 

日本馬最大の強敵として立ちはだかるのは地元フランス代表、昨年の2着馬「冒険のバラッド」アヴァンチュールは昨年以上に充実期を謳歌しています。11戦中10連対という圧倒的安定感は変わりなく、前走ヴェルメイユ賞では悲願のGⅠ初制覇を遂げました。昨年のヴェルメイユ賞のワンツーがそのまま本番のワンツーになったことを踏まえると、今年も牝馬には要注意です。特にオルフェの血が入っている日本馬にとっては

 

グラファール三羽烏の一頭、「碧玉の星海」ダリズは前走プランスドランジュ賞にてクロワデュノールに惜敗の2着。3歳馬と言うこともあってまだまだ成長途上の感はあります。この大舞台を経てつかむ経験値は相当のものがあるでしょうが、正味今回は挑戦者の精神で今の自分の立ち位置を確かめるレースとなりそうです。ちなみに中間の調整ではカランダガンと併せるというパワーレベリングを行っています。

 

今年のパリ大賞馬、「黒瀬の港」ルファールはクリスチャン×ルジェ厩舎の鉄板コンビで参戦です。厩舎の先輩ソットサス、エースインパクトに続きたいところですが、前走ニエル賞は少し負けすぎです。前走より状態はいいとのことですが、果たして。

 

青の王国ゴドルフィンが送り込むのは、「輝く資格」クアリフィカーです。フレンチゴドルフィンの専属ファーブル調教師とUKゴドルフィンの名手ビュイックのコンビはこういう大舞台だと少々珍しい感じがしなくもない。フランスダービー2着、ギヨームドルナノ賞3着、ニエル賞1着という臨戦過程は順調と言えます。ニエル賞の再現なるか。ギヨームドルナノの雪辱なるか。そして、無念の引退となった同期の仏ダービー馬カミーユピサロの分まで頑張ってもらいたいところ。

 

アイルランドのジェシカ・ハリントン女史が送り込むのは「灼熱の血」ホタツェルです。同期の天才「民を導く浪漫」ドラクロワにはかなり差をつけられてしまいましたが、一気の距離延長に活路を見出そうとしています。重い馬場は歓迎であるため、今回の舞台が適正である可能性も十分にありそうな一頭です。

 

3歳牝馬の欧州最強格といえるのが「オークス三冠の若鷹」ミニーホークです。史上8頭目の欧州オークス三冠(英オークス、愛オークス、ヨークシャーオークス)を達成し、6戦5勝、GⅠ3連勝中です。ただ、古馬牡馬一線級との対戦が初めてである点や、多頭数での経験が薄いこと、そして主戦のムーア騎手が落馬負傷で不在であること(まあ2番手がスミヨン騎手なのでオブライエン厩舎の層の厚さたるや、という話ではあるのですが)などなど、不安要素は意外に多い。

 

欧州勢最後の紹介はフランスオークス馬、「南海の怪獣」ゲゾラとなります。初のフランスリーディングトレーナー獲得に向け快走するグラファール厩舎が、初の凱旋門賞制覇に向けて送り込む3頭のうちの1頭となります。前哨戦ヴェルメイユ賞ではアヴァンチュールの後塵を拝しましたが、本番で逆転を狙います。

 

悲願に挑む日本勢は3頭。3頭とも前哨戦を勝って参戦という、期待値ウナギノボリの状況です。

 

総大将は今年のダービー馬、「追憶の北十字」クロワデュノール。北村友一騎手が凱旋門賞に斉藤厩舎の馬で騎乗する光景がこんなに早くみられるとは、なんとも感慨深い。海外遠征待望論もあったキタサンブラック産駒にして、母は欧州で覇を競った一流の牝馬ライジングクロス。前哨戦プランスドランジュ賞は辛勝でこそあったものの、状態が整い切れていないなか根性でダリズを振り切りました。状態の良化はマストですが、どんな逆境にあっても最後まで気持ちを切らさないその走りは、陣営が背負うドラマも相まって見る者の心を熱くさせます。おそらく日本からの声援がどの馬よりも大きいといえるでしょう。

 

3頭の中で前哨戦が最も充実していたのは「永久の君府」ビザンチンドリーム。実はシュタルケ騎手乗ってくれないかなと期待していたのですが、まあ無難にマーフィー騎手に収まりました。国内で大味な競馬を繰り返していたころからはなかなか想像できない成長曲線を描き、ついに世界最高峰の舞台にかなりの人気を背負って参戦となります。クロノジェネシスらと同牝系、エピファネイア産駒の彼は高いスタミナ能力とすべてを飲み込む豪脚で、ついに欧州の強豪たちすらフォワ賞で退ける充実ぶりを見せています。

 

私の本命はもちろん「輝く王」アロヒアリイ。父はドゥラメンテ、母父はオルフェーヴル。名牝バレークイーンの一族です。血統で言えば一番日本の要素が強く、この馬が凱旋門賞を制することは、それイコール日本の競走馬生産が欧州を制圧することに他ならない。国内での実績は確かに薄いですが、もともと欧州遠征を目論んでいた田中博康調教師は欧州でこその馬だと断言していました。実際、ギヨームドルナノ賞を勝利した時でさえ、淡々としていて予想通りの勝利というニュアンスだったことを踏まえると、まさにこれこそが凱旋門賞を勝てる馬の作り方といえるのではないでしょうか。

 

いずれにせよ、日本馬制覇の公算は十分に高いといえます。大きな大きな期待をもって、最大級の声援を日本から送りたいと思います。あと、雨ということなので足元には気を付けてください。帰るまでが遠征です。

 

それではまた。

こんにちは。お久しぶりです。

 

今回は夏から秋にかけての大舞台に向け、海外競馬をざっくりと振り返ります。シリーズ化できるかは知りません。どうせまた尻切れトンボかも。

 

香港短距離戦線

 

香港最強短距離馬、「高く高く上る超新星」カーインライジングの香港スピードシリーズ完全制覇で終幕しました。負ける要素が何も見いだせない、圧巻で盤石の三冠達成でした。これで昨年2月から無傷の12連勝、GⅠ4勝とその勢いはとどまるところを知りません。スプリンターズステークスに来てくれたりしませんか?

 

第1戦GⅠセンテナリースプリントカップ・第2戦GⅠクイーンズシルバージュビリーカップで2着に入ったのは昨年の香港4歳二冠馬「天空貫く光速特急」ヘリオスエクスプレス。GⅠ香港スプリントと合わせてGⅠの舞台でカーインライジングの2着に敗れること実に3回。メイショウドトウ的な立ち位置を確立しつつあります。

 

鉄板の地元馬ワンツーを第3戦GⅠチェアマンズスプリントプライズにて突き崩し、ヘリオスエクスプレスを3着に退けて2着を確保したのが日本代表、「竜と桜の夢境」サトノレーヴでした。高松宮記念はもとより、イギリス遠征でのパフォーマンスも素晴らしく、モレイラ騎手との相性もばっちりです。(マジックマンと相性が悪い馬を見つける方が難しいでしょうけども)現時点での日本最強短距離馬と言ってもよいでしょう。

 

地元馬で3番手の立ち位置にいたのは「愛はきらめきの中に」ハウディープイズユアラブ。第1戦センテナリースプリントカップ・第2戦クイーンズシルバージュビリーカップでいずれも3着に入り、短距離王国の代表としてドバイワールドカップデーのGⅠアルクオーツスプリントでは1番人気を背負いました。しかしながら待っていたのは悲劇的な結末で、彼は中東の地で星となってしまいました。どうか安らかに。

 

25-26シーズンで絶対王者を脅かす存在となれそうな馬を1頭ご紹介して、この戦線の振り返りを〆ましょう。その名はヴンダバー。ドイツ語で「ワンダフル」という馬名を持つこの子は12戦7勝の4歳騙馬です。カーインライジングが生涯に喫した敗戦はハナ差と短アタマ差の2着が2回。その2戦の勝者こそが、何を隠そうこの馬なのです。2024年1月にカーインライジングに2連勝した後、骨片の摘出手術を受け8か月の休養を挟み、現在はハンデキャップ競走にて復調をアピールしています。

 

6月14日のHKUビジネススクール&工学部ハンデキャップ(シャティン6F)ではクラス2競走2勝目を挙げ、ジョン・サイズ調教師のシーズン最多勝利調教師タイトル(チャンピオントレーナー)を確定させました。2週間後のシーズン最終戦ピアースメモリアルチャレンジカップ(シャティン5F)では初のクラス1ながら60.8キロのトップハンデを背負わされてしまい、斤量差2.7キロのビューティーウェイヴズに半馬身差の敗戦を喫しました。しかしながら、ビューティーウェイヴズはすでにGⅠ戦線に乗っている馬であるため、上澄みも上澄み。しかるに堂々たる復調っぷりで夏休みに入りました。秋はぜひともカーインライジングとの熱い再戦を。というか、カーインライジングの方から見てのリベンジマッチなんですけどね。

 

香港マイル・中距離路線

今年の香港競馬は面白いことに、スピードシリーズ完全制覇どころか、トリプルクラウン完全制覇まで飛び出してしまいました。1994年のリヴァーヴァードン以来、史上2頭目の香港三冠馬の栄誉に浴したのは「逆さ船の航海王」ヴォイッジバブル。8ハロン、10ハロン、12ハロンのGⅠ3レースを見事に制しました。

 

そもそも香港トリプルクラウン制覇は達成が非常に困難です。それぞれの距離に特化した馬が出現しやすい香港競馬ではよほど特出していないとどこかで取りこぼすのが通例です。近年のわかりやすい例でいえば、「至上の黄金」ゴールデンシックスティが統べる8ハロン戦線、「浪漫の闘士」ロマンチックウォリアーが統べる10ハロン戦線、「凍原の皇帝」ロシアンエンペラーが幅を利かせ、「叛徒の純愛」レベルスロマンスなど強力な外国馬が襲来する12ハロン戦線を全て突破するのはあまりに難しいミッションでした。

 

そう考えると、ゴールデンシックスティおよびロマンチックウォリアーに肉薄した経験のあるヴォイッジバブルが三冠達成に成功したのはある程度うなずけます。もちろん、ロマンチックウォリアーの中東遠征、12ハロン戦線での強敵の不在など恵まれた面も多くあるのは確かですが、それでも快挙なことに疑いはありません。

 

しかしながら、その道のりはカーインライジングほど平坦な道のりではありませんでした。第2戦GⅠ香港ゴールドカップと第3戦GⅠチャンピオンズ&チャターカップの間で参戦したGⅠチャンピオンズマイルでは伏兵レッドライオンに短アタマ差でよもやの敗戦を喫しています。しかしながら、トリプルクラウン各レースでは2馬身差、3馬身3/4差、3馬身半差の快勝で、そんな躓きを微塵も感じさせませんでした。

 

 

 

NEXT→欧州3歳戦線

 

それではまた。

 

こんにちは。

 

休日が休日でなくなるであろうコンテンツ目白押しな今週末。普段であれば家で優雅に楽しむものですが、今回はバカ旅で体をいじめぬくことが決まっております。

 

というのも、今回の首都圏遠征の目的は2つ。CLライブビューイングと日本ダービーの観戦です。遠方住まいのため、土曜の夜に弾丸で飛んでいき、ライブビューイングはなんと午前3時半から。競馬場に行って日曜の夜にはまた弾丸で帰るという……あれ、いつ寝るんだ私?

 

午前2時過ぎに夜の都内を彷徨わなければいけないため、今からすでにビビり散らかしております。果たして無事に帰ってこられるのでしょうか。

 

さて、土曜は寝貯めしておこうかと思っているのでとりあえずあっさりここ最近の国内競馬の話題を振り返り。

 

オークスはカムニャックとシュタルケ騎手、お見事でした。オークスはよほど抜けた馬がいなければ血統に注目してみるのが無難だと思い知らされたオークスでした。毎年学んで毎年忘れる。

 

キタサンが投下したブラックタイド×バクシンオー理論はいろんな解釈があって面白いですが、私個人の見解を言えば、ブラックタイドのステイヤー気質が強すぎるのだと思っています。バクシンの血統は議論の余地がありますが、産駒は軒並み短距離馬ですし。

 

カムニャックのオリジナル二つ名は「祝福されし者」にしようかと。そのまんまですが。

 

さて、ダービーについて少し。相変わらずオリジナル二つ名はちまちま考えました。(というか有力な3歳馬にはほぼつけてますが)

 

「藤の紋章」リラエンブレム

シンザン記念の勝者。武幸四郎きゅう舎が送り出す、ダービージョッキー浜中俊との鉄板コンビ。妹が超高額で落札された後に重賞を制したことで欧州の名牝血統の優位性を証明した。

 

「SHO - TIME」ショウヘイ

京都新聞杯の勝者。サートゥル初年度2本槍の1頭。友道きゅう舎とルメールは意外や意外、タッグでのG1制覇はまだなし。ミッキークイーンの甥で、スローペースの前残りだとめっぽう強い。

 

「サイバーの王」エリキング

京都2歳ステークスの勝者。中内田川田のゴールデンコンビを擁する。牝祖ユーザーフレンドリーで母ヤングスターは豪州G1馬。皐月賞は怪我明け初戦であったことも勘案するべき。

 

「昇り竜」ドラゴンブースト

デイリー杯と京成杯で2着。丹内騎手は2戦前から騎乗。藤野健太調教師は重賞未勝利。スクリーンヒーロー産駒で立ち回りはうまいが能力が不足している印象。

 

「主役たる覚悟」レディネス

プリンシパルステークスの勝者。昆貢調教師はディープスカイでダービーを制している。ノリと合わせて何をしでかすかわからない。牝祖は欧州の名牝ゴールデンオピニオン。スワーヴの仕上がりの早さは納得。プリンシパルは1頭群を抜いた末脚で一閃したが、相手に恵まれた感と距離延長に疑問符も付く。

 

「熱狂同体」ファンダム

毎日杯の勝者で3戦3勝。45歳のホープ:辻哲英厩舎が送り出す、北村宏司との鉄板コンビ。サートゥル二本槍の1頭でキンカメサンデーを少し縁遠くした最新血統といった感じ。毎日杯の末脚は素晴らしかった。シャフリヤール程の時計は出ていないにしろ、要注意の素質馬であることは間違いない。

 

「博物の富豪」ミュージアムマイル

皐月賞馬。48歳の高柳大輔調教師はすでにG13勝と兄に続いて名伯楽の片りんを見せる。テン乗りのジンクスを粉々に破壊したレーンが鞍上なら不安要素は何もない。リオンディーズとハーツクライで距離持たないはずないとおもうけど、名前が名前だけになぜか距離不安説が出たりする。皐月賞はマジックマンの本領発揮がすぎたため、レーンがいかに能力を引き出すかにかかっている。

 

「複合型享楽」エムズ

大寒桜賞勝者で京都新聞杯の2着馬。池江泰寿に戸崎圭太とメインストリームのコンビだが、戸崎騎手は3度の2着と悲願のレースでもある。ドゥラとアルゼンチンをかけ合わせた血統で、京都新聞杯は緩い馬場に苦戦した印象も。着差ほど負けてはいない。

 

「白波の洗礼者」ジョバンニ

若葉ステークス勝者で皐月賞4着。杉山晴調教師と松山騎手はデアリングタクトのコンビで両者ともにダービー未勝利。セキトバイーストの半弟で、母は英G1馬。勝つときはギリギリ、負けるときは脚余しての惜敗と何か魅力は感じる。世代上位であることは違いないが、多頭数でもまれる競馬にまだまだ慣れていない。

 

「勝者は突然に」トッピボーン

京都新聞杯4着で、抽選2/3をくぐりぬけた。笹田調教師も岩田望騎手も牝馬G11勝で、牡馬混合G1は獲得していない。リアステ・ハービン・エルコンと距離補填は十分か。乗り難しさはあり、最後の爆発力がどこまであるのかは未知数。

 

「勝利の諜報員」ニシノエージェント

京成杯の勝者。38歳の千葉直人調教師は本馬が重賞初制覇。津村騎手とは3戦前からのコンビ。牝祖マルバイユで母父ノヴェリストなので父イスラボニータでも中距離をこなせる下地はある。馬群の外に出しての差仕切りを狙うが、持続力に富むためある程度早仕掛けでも。

 

「文明のステップ」カラマティアノス

こうやまき賞勝者で共同通信杯の2着馬。千葉調教師はG1未勝利。G1男池添騎手はテン乗り。レイデオロとハーツに祖母パラダセール、フラッグレイナス兄妹の甥。しぶとく足を延ばすタイプで中山より舞台は合う。

 

「追憶の北十字」クロワデュノール

2歳王者にして皐月賞2着。斉藤崇調教師と北村友一騎手のコンビはそのストーリー性含めて応援したくなる。この二人で初ダービーなんてどんなに素敵な物語だろうか。正攻法の競馬で押し切る実力は十二分にある。

 

「輪廻する真我」ホウオウアートマン

青葉賞6着ながら5月17日の1勝クラスで勝利して2/3の抽選枠を制したまさしく最終切符の獲得馬。世界の矢作にのらりくらりの田辺騎手。ディアスティマの半弟なので距離不安なし、母はスウィートリーズンはエイコーンステークスの勝ち馬。とにかく前に行って持久力勝負。

 

「芝の魔術師」ファウストラーゼン

弥生賞の勝者。西村調教師はファストフォースでGI1勝。皐月賞でついに杉原騎手が乗り替わりで、ミルコが3度目のダービー取りに挑む。距離は問題ないと思うが、まくり一辺倒だとパフォーマンスはペースにどうしても左右される。行ってしまうのか行かせてよいのか。ミルコスペシャルの炸裂を期待しよう。

 

「祝福の花環」ファイアンクランツ

青葉賞2着。盤石の堀厩舎に若武者佐々木大輔のコンビ。血統的にも決め手に欠けるため惜敗が続く。父ドゥラメンテを管理したトレーナーのと栄冠を。エネルジコの分まで。

 

「舞踏の仮面」マスカレードボール

共同通信杯の勝者にして皐月賞3着。ソールオリエンスで取り逃した手塚厩舎、ダービー制覇カウントダウンの坂井騎手。マスクトディーヴァと7/8同血。超ストライドタイプでコーナリングに難がある。裏を返せば府中はベスト舞台。ダービー馬の負け方をした皐月賞であったと回顧することになるだろう。

 

「光輝燦然」サトノシャイニング

きさらぎ賞の勝者にして皐月賞5着。杉山晴厩舎に武豊と何も言うことはない。母スウィーティーガールはアルゼンチンG1馬。皐月賞は前半力んだ面も。というかピンク帽子引きすぎ。大外はなんと3回目。

 

みたいな感じで寸評してみてます。といっても、楽しむために各馬の個性、陣営についての情報を書き出しただけなので、予想の参考にはならないでしょうが。

 

「王の呼び声降り注ぐ」キングスコールが出走権を獲得できなかったこと、「血のダイナミズム」エネルジコが回避してしまったことは本当に残念ですが、それでもサイアー中最多4頭を送り出すのは最終世代でもさすがとしか言いようがない。さすがドゥラメンテです。

 

もちろんまともな予想なんかしないし、まともな買い方なんかしません。ドゥラ産駒4頭が本命です。父と同じタイトルを子が獲るチャンスはもうこのレースしかないのだから。

 

初のダービー観戦は、最後のドゥラっ子が勝利する姿が見たい。

 

楽しんできます。

 

それではまた。

こんにちは。

 

心身が疲弊する時期をなんとか乗り切った気がします。ブログの継続更新もぼちぼち再開できそうです。

 

シンデレラグレイを心の支えに生き抜けました。いやあ、面白いですね。元来の期待値が青天井であるにもかかわらず、その期待を軽々と上回るほど見事に完成された映像作品を毎週摂取できるとは、なんとも贅沢な話です。

 

シンデレラグレイについて少しヲタ語りを。

 

カサマツの場面ではどこかくすんだカラーテイストなのに対し、中央の場面では鮮やかな色彩で統一されているのが、非常に印象的です。劇中で語られている中央と地方の圧倒的な格差をひしひしと感じます。

 

それと同時に、くすんだカラーテイスト、ゴシック体のキャラクターネーム挿入、シン・ゴジラを彷彿とさせる場面切り替え時の明朝体解説などなど、意図的に古臭くしているように見えます。ウマ娘の映像化作品の中では、史実の年代が最も昔であること、そしてオグリキャップ号の人気は時代性とマッチしたものであることをふまえると、非常に効果的だとおもいます。プリティーを冠する他作品との差別化も図れますし。

 

ドロスとウマ娘の親和性パーフェクトなOPも毎回飛ばさずに聞けてしまいます。閃光のMADがあれほど合うのですから、さもありなんといったところではあるのですが。中央編入編は映像切り替わるのでしょうか。

 

私あれなんですよね、OPに出てくるまだ見ぬ敵ラッシュとかラスボス感満載のキャラ登場パートとかが好きなんですよね。現行だとルドルフとタマみたいな。2期OPだと92・93世代のラッシュとか。

 

EDも1話の内容補填もさることながら、毎回ぐちゃぐちゃに搔き乱される心を浄化するにはぴったりの曲だなあ、とか思っていたら差分で泣かせにきました。5話で座り込んでいた北原が、6話ではオグリと並んで走り、そして最後にオグリが一人で前に行く。暗示というにはあまりにも露骨ですが、そのくらいの演出でちょうどいい。これからどう変化していくのでしょうか。土手を走るパートはかなり長く、ということはその分空間があるということ。土手下を歩くキャラクターはこれからどんどん増えてくるのか。それとも……

 

これからの私的注目キャラはディクタストライカ。もしかしたらサッカーボーイの真名解放もあるかと期待したのですが、さすがに漫画どおりでした。まあ、ディクタストライカという名前があまりにしっくり来すぎているのもあるでしょうが。名付けた人は天才に違いない。CVは花守ゆみりさん。納得のビッグネームが栗毛の弾丸をどう演じるのか。そもそもカサマツ編も伊瀬さんにしろ浪川さんにしろ大概豪華キャストでしたしね。

 

史実ネタ、繊細な心情描写、考察がはかどるイメージカット、書き込まれた背景、ギャグとシリアスの緩急、魅力的なキャラクター、それぞれの立場、それぞれの視点、大河ドラマのような群像劇。魅力を語ればキリがない。このアニメがあるだけで私は毎週を生きていくことが出来ます。ありがとうございます。

 

さて、皐月賞までは欠かさず続けてきたGⅠ展望と出馬表作成ですが、ついに天皇賞とNHKマイルカップをスキップしてしまいました。いや、出馬表は個人的に作成してはいます。ただ、さすがに展望まで書けるような状態ではなかった。というか、毎回GⅠ展望書くのも、それだけで週末更新のリソースを消費してしまうのでどうなんだろう、と思ってしまったり。本当はこういうの、継続すればするほどいいんでしょうけど。

 

というか、「名実況」を冠しているブログなのに名実況列伝をいつまでも塩漬けにしているのはどうなんでしょう。いやまあ、何かに縛られているようなブログではないので、ただただ好きな事書けばいいんですけど。こういうのを鬱々と考えている時点でいかに心の余裕がないかが知れますが。

 

とりあえずヴィクトリアマイルの出馬表も作成してはいるのですが、完成したらここにでも放り投げておきます。

 

ほいっと。

 

そもそも、出馬表を作成しようと思ったきっかけなのですが、実況アナウンサーが勝負服の塗り絵をすると聞いたからです。ラジオNIKKEIのアナウンサーさんがXに投稿したりしてます。元々手書きしてたのですが、さすがに時間が有り余ってないと継続が難しく、電子に切り替えて今に至ります。出馬表作成の利点は、アナウンサーの塗り絵にも通じますが、一目で出走馬の確認ができること。サイトで見ていたりするとスクロールする必要があったりして、なかなか一画面で全ての出走馬の枠順と勝負服を把握できるよう作られているものがありませんからね。

 

何より楽しいし。楽しくなけりゃ続けてないですし。

 

さて、ヴィクトリアマイルについて長々と語れるほど、自分の中で情報がまとまっていないですが、本命馬だけは8ヶ月くらい前から決まっています。

 

不器用すぎて泣きたくなる子、ミアネーロ一択です。なんでこんなに不器用な子がここ4戦中山と京都内回りでしか走ってないんでしょう。ここ最近は走るたびにはやく東京か京都外回りを走らせてあげてbotと化している私であります。毎回スタートで「しまったあああああ」4角で「どこにも行き場がないよ!」をやってる姿をみると最早安心感すら覚えます。府中で同じようならもうどうしようもないですけどね。

 

えーっと、あとあと、セガサミーフェニックス、初優勝おめでとうございます!今年は醍醐さんが主人公の年でしたね。レギュラーラストにしろ、セミファイナルラストにしろ、そしてファイナルラストにしろ。そして最後まで鍵を握るのはやはり七萬。「園田は立てない!」と近藤監督と抱き合い涙を流す醍醐さん。書こうと思っても書けない物語です。来季誠一さんどうするんだろ。どのチームに行くのかなあ?

 

久々に書き散らしましたが、できれば明日名実況列伝を更新します。それか、海外競馬について書くでもいいのですが……まあ、最近は以前ほど追えてないしなあ。

 

それではまた。

お嬢さんへ。

 

お疲れさま。そして、ありがとう。

 

あなたが背負ってくれた夢、あなたが応えてくれた期待、あなたの見せてくれた景色を、私は生涯忘れません。

 

最高の相棒である川田将雅騎手は皆に素晴らしいプレゼントをくれました。ジョッキーカメラという素晴らしいプレゼントを。

 

桜の舞台を大外一気する爽快な光景を、皆が初めて味わうことができたあの時、日本競馬の魅力は今まで以上に皆に届いたことでしょう。

 

レース後にやさしく語り合う、素敵な人馬の関係と共に。

 

実況が父を重ねた樫の舞台。そして父の忘れ物をつかみ取った三冠の舞台。最強のお嬢さんと共に歩めた、あの夢のような三冠ロードは、何物にも代えがたい宝物です。

 

勝利から遠ざかった時期も、応援し続けることを迷ったことはありません。最強の壁に跳ね返され続ける姿は、挑み続けることの大切さを教えてくれました。休み明けでスイッチが入っていない姿は、秋の空にも似た乙女心を感じました。

 

勝つ姿が再び見たかったことは間違いないですが、たとえ敗れようとも、お嬢さんの一挙手一頭足が愛らしくてたまらない。こんなに推せる馬、推しがいのある馬はなかなかいません。

 

欲を言えばきりがない。IFを語ってもしょうがない。分かっていますが一つだけ言うならば。

 

元気な姿がもう一度見たかった。

 

今はまだ、彼女の名を聞くと悲しみが襲ってきます。心に大きな穴が開いてしまったような、そんな苦しさを感じてしまいます。

 

でも、時が経てば、やがて彼女の名を語るときに、悲しみより先に、誇りが来るでしょう。

 

愛らしくて、健気で、気まぐれで、最強のお嬢さんと、私たちは格別の景色を共に見られたのだ、と。

 

リバティアイランドという無二の馬と、そこに関わった人々との、比類なき物語を語り継げるのだ、と。

 

絶望から生まれる苦しさも、無念から生まれる虚しさも、私はよく知っています。私が最初に惚れた馬のせいで。一番似なくてよいところが父に似てしまうとは。

 

それも含めて競馬だと、ある程度までは割り切らないと前には進めません。全てを覆い隠して忘れるのではなく、ある程度の落としどころを自分の中で作らないと、いつしか苦しくなって競馬から離れざるをえなくなる。そんなことはあまりに勿体ない。

 

私はこれからも競馬を見続けます。

 

今はただ、安らかに。どこまでも自由に。

 

またいつか。

 

こんにちは。

 

桜花賞はまたもやマジックマンの本領発揮。なんとモレイラ騎手が連覇を達成してしまいました。二歳女王との叩き合いは見ごたえ十分でした。二冠目も楽しみです。

 

さて、ずっとずっと楽しみにしていた皐月賞。ドゥラメンテ産駒が走るクラシックレースはこれで見納めになります。とてもたくさん語りたいことはあるんですけど、日が変わるまでの残業などおよそ人間とは思えないような生活をしてしまった一週間でしたので、もはや気力が底をついています。

 

そんな日々なのになぜか、出馬表は作成してしまうし、

 

 

疲労した身体で記念馬券を買いに行ってしまうし、

 

結局やりたい放題じゃないか、と。

 

まあ、ドゥラメンテ産駒が出走する最後の皐月賞なんで、このくらい脳破壊されてもいいですよね。

 

一応1週間かけて書き溜めた簡単な血統背景と簡易的な要約、それから二つ名を公開しておきます。普段であればブログを書く前の整理用資料なんですけど、資料を活用できるバイタリティは最早残されていなかった……

 

「勝利の諜報員」ニシノエージェント
(津村、E千葉)
曾祖母マルバイユは産駒にマルセリーナ、グランデッツァなど活躍馬多数。父イスラのスピード能力に母父ノヴェリスト、母母父ダンス、そして牝系でスタミナを補填。補填しすぎて純スピード決着のレースは経験なし。タフな展開で中山なら一興。

「サイバーの王」エリキング
(川田、W中内田)
キズナ産駒で母はサドラー系豪州馬。曾祖母に英オークス馬ユーザーフレンドリー。1番人気で3戦3勝、鋭い切れ味も持続力も完備。骨折明けが大ネックだが…

「王の呼び声降り注ぐ」キングスコール
(藤岡佑、W矢作)
ドゥラ産駒、母父フランケル、祖母はアメリカ馬、半叔父にベラミーロード。血統構成は完璧で、能力の底は見えない。新馬戦は衝撃の時計。前走は不利な条件が積み重なったうえで3着。大一番での爆発はある。

「風の聖地」ジュタ
(酒井、W矢作)
ドゥラと米ストリートセンス、そして母方はアルゼンチン。矢作と坂井の黄金コンビでクラシック参戦。奥は深そうだが、いまだ完成途上感はある。

「白波の洗礼者」ジョバンニ
(松山、W杉山晴)
セキトバイーストの半弟。母系は欧州で、母父はストームキャット系英2000ギニー馬。姉はデクラ産駒で、この子はエピファ産駒。兄弟はみんな逃げ馬。距離はちょうどいい。

「仮面舞踏」マスカレードボール
(横山武、E手塚久)
マスクトディーヴァと7/8以上の同血。ドゥラディープに欧州のホワイトマズルで幅を出す。ストライド走法でいかにも大箱向きだが……

「青池に佇む福の神」フクノブルーレイク
(松岡、E竹内)
ブライト産駒で中山の鬼。曾祖母エリモエクセル、母父カナロア、母母父ムーンと母系で軽さを作っている。まくりに行けるのが中山では強い。

「確たるアクセル」ジーティーアダマン
(岩田望、W上村)
ルーラーマンカフェはソウルラッシュと同配合。牝系はアメリカ。重さの補填はダイナカールだが、若干心もとない。気性クリアなら距離は大分持つ。

「夢は大きく」ピコチャンブラック
(石橋脩、E上原)
祖母バレークイーンは活躍馬多数輩出の名牝で、サドラー系の重厚さを作り出す。そこにキタサンとネオユニなのでなかなかに死角はない。父に似たタフさと馬主の初購買馬というストーリー、そして可愛い名前とスター性に富む。

「追憶の北十字」クロワデュノール
(北村友、W斎藤崇)
母は欧州で活躍。母父ケープクロスで母母あたりはマイナーすぎて謎。鞍上のドラマもその身に背負い、クラシック堂々の大本命として一冠目奪取に挑む。

「豪邸通」ミュージアムマイル
(モレイラ、W高柳大)
リオン、ハーツ、フレンチに堅実な日本の牝系。サンデー4*3とジェネリックな日本馬という印象。弥生賞負けでマイラー認定されそうだが、リオンが長いところOKなのでまだまだ早計。モレイラが怖い。

「昇り竜」ドラゴンブースト
(丹内、W藤野)
バランス型のヒーローに、単調なスピードのエンパイア、牝系は純スピード型。重さが足りない印象はあるが、機動力はある。株ストップ安のデイリー杯組の逆襲あるかだが、まずは課題のスタートを決めてから。

「光耀の君」アロヒアリイ
(横山和、E田中博)
バレークイーン→グレースアドマイヤの牝系にドゥラオルフェボリクリトニーと純たる日本馬。距離の補填はバチバチに聞いている。乱ペースの弥生賞で繰り出した末脚はメンバーの中でも頭一つ抜けている。

「文明のステップ」カラマティアノス
(戸崎圭、E奥村武)
レイデオロハーツで、祖母パラダセール。早熟と晩成のバランスが良い。距離延ばしてからの血統な気もする。スタートに課題有。ここまでは切れ味のみの競馬。

「以尺報尺」ヴィンセンシオ
(ルメール、E森一)
二代目にディープラヴズキンカメシーザリオが並ぶ超良血。全てにおいて優秀で、先行押し切りを淡々と狙う。

「光輝燦然」サトノシャイニング
(西村淳、W杉山晴)
キズナ産駒で母父スターダブラーはアメリカ。母はアルゼンチン1000ギニー馬。北米のパワー牝系でより短距離的な能力補填という気も。きさらぎ賞のレベルが高く、打倒クロワの一番手。

「芝の魔術師」ファウストラーゼン
(杉原、W西村)
母ペイシャフェリスはアネモネS勝ち馬。アスコット・スぺ・ケープクロスと全体的に重さ有。アスコットが初年度なだけに未知数ではある。必殺のまくり戦法で全て搔き乱す。

「神秘の砂浜」マジックサンズ
(佐々木、W須貝)
コナコーストの半弟。高祖母バレークイーン。キズナキンカメフレンチサンデーと軽さが目立つが走りはパワー系とキズナが色濃い。ホープフルは外まわってのことで割引でもいいが、大外はあまりにハンデ。

ああ、色々書きたいことはあるけど今週はこれで限界です。明日余裕あれば細々と加筆するかもです。

 

とりあえず、ずっと楽しみにしてきたレースを楽しみ尽くせるようなコンディションに整えなければ。

 

それではまた。

こんにちは。

 

ドバイワールドカップデーを楽しみ尽くし、その代償として全く休めなかった先週末。繰り上がり出走の馬が全てを出し抜いたゴールデンシャヒーン、世界最強馬の必勝パターンをハナ差で上回った日本のマイル王、王道の競馬で世界を制圧した日本のダービー馬、そして圧倒的大本命のまさかの敗北……30分ごとに叩きつけられる世界戦に息つく暇もない。豪華が過ぎる。

 

ドゥラ狂の私として見れば、リバティの大敗とドゥレッツァの健闘(と旅行できなかったエレーデの無念?)でもんどりうった形ではありました。リバティは秋天然り、休養明けだと少し難しくなってきたのかもわかりません。次走のクイーンエリザベス2世カップは叩き良化に期待しましょう。浪漫勇士さんいなそうだし、どうにかなるさ!

 

大阪杯はベラジオオペラのレコード勝利、お見事でした。ドゥラっ子不在のためある程度まともに考えて本命に指名していた私は、まさに思い描いた通りの勝利を掴んでくれた仁川の歌劇王に大拍手。よりによってロードデルレイが相手からすっぽ抜け、渾身の馬単馬券は実に芸術的な外れ方をしてしまいましたが。

 

さて、先週のトピックを深掘りするだけでも1本いけそうです。今日の阪神牝馬ステークスもニュージーランドトロフィーもおもしろかったですが、今年の3歳クラシック戦は特にじっくり語りたいので、ここらで桜花賞の話をば。

 

GⅠ桜花賞(阪神1600)

ドゥラメンテ最終世代となる’25クラシック世代。牡馬のドゥラメンテ産駒には大物が犇めいています。

 

ただ、牝馬の方は2勝馬が生まれていない状況で、桜花賞出走馬は0頭。まあ、去年も結局牝馬三冠レース出走馬はミアネーロだけだったのでそんなに悲観することもないでしょうが。

 

ドゥラっ子不在とはいえ、ここまで粒ぞろいの世代を見られるのはおもしろい。

 

 

まずは出走馬以外の賞金上位馬の動向をさらっと振り返り。

 

フラワーカップ1着「不可視の名演」レーゼドラマと同2着「楽園の女王」パラディレーヌはオークス直行を選択。阪神JF3着の「太陽の歌姫」テリオスララは骨折、函館2歳S2着の「紫だちたる西の海」ニシノラヴァンダは喉鳴りの手術で春全休です。フェアリーS2着の「調和の狙撃手」ティラトーレはフローラステークスからオークスを狙います。最終局面でデイリー杯覇者「誓いの走り」ランフォーヴァウが回避したため、収得賞金1000万で出走可能になりました。その結果、チャーチルダウンズカップに出走していたスリールミニョンが「回避するんなら言うといてや」状態になってしまい、サウジ帰りのミストレスが抽選すら回避して出走可能になるというピタゴラスイッチ。

 

ララは出走して来たら絶対応援してたんですけど、しっかり治して秋に元気な姿を見たいものです。

 

さて、出走表をざっと見通しての雑感ですが、2歳女王とフェアリーSレコード勝ちとクイーンCレコード勝ちの3強。1~2月の重賞で好成績を残した別路線組が強烈で、阪神JFで力比べが完了していません。そもそも阪神JFも京都開催だったため額面通りに今回の予想に組み込むこともできない。その他トライアル出走組は少々存在感が劣ります。

 

今回はさらに道悪もプラスされそうで、もう何が何やら分かりません。

 

「剣の狂言師」アルマヴェローチェ(岩田望来騎手)は荒れた淀のマイルを外差しで攻略した2歳女王。岩田望来騎手とのコンビも板についており、GⅠ2勝目を狙います。ハービンジャー産駒からして道悪もこなせる印象です。

 

「クラシック始発特急」エリカエクスプレス(戸崎圭太騎手)はフェアリーステークスのレースレコードを0.9秒塗り替えた圧巻のスピード能力が魅力の一頭。仕上がりも早い。ただ、レースで見せるテンションの高さからして、内枠でもまれての精神性には一抹の不安がよぎります。戸崎騎手×三木正浩オーナーは昨年の皐月賞馬ジャスティンミラノと同じセット。

 

「物語を縫う少女」エンブロイダリー(ジョアン・モレイラ騎手)はクイーンカップのレースレコードを0.3秒更新。アドマイヤマーズは初年度で桜花賞出走馬を2頭出しました。魅惑のビワハイジ牝系で、操縦性も切れ味も完備。マジックマンがどう操るのか要注目です。

 

この3強に続くのがきさらぎ賞2着の「戯れる山猫」リンクスティップ(ミルコ・デムーロ騎手)。前走は「光輝燦然」サトノシャイニングにこそ着差をつけられたものの、のちのチャーチルダウンズカップ勝利馬「混沌の槍使い」ランスオブカオスを抑えて2着を確保。距離短縮で道悪となるなら人気が出るのも頷けます。走りはあまり道悪向きには見えないですけれども。

 

トライアル出走組での最上位はチューリップ賞3着の「時知らずの少女」ビップデイジー(幸英明騎手)でしょう。阪神JF2着から1番人気に推された前哨戦は絶好位をクリノメイに奪われるも最低限の結果を残しました。サトノダイヤモンド産駒悲願の初GⅠを獲れる器ではあるはずです。牝系もタンザナイトを基とする宝石牝系。ピーキーな条件でも十分こなせる下地はありそうです。

 

この3強+2が基本構図となりそうです。

 

チューリップ賞1着「安心立命」クリノメイ(酒井学騎手)はオルフェ×フォーティナイナー系でラッキーライラックやエポカドーロを想起させる血統構成。ということは完成度は初期から高いのも頷けます。チューリップ賞は開幕週を内の前目で立ち回る最高の競馬で、裏を返せば厳しい競馬でハナ差の2着にねじ込んだ「希望の宿根草」ウォーターガーベラ(武豊騎手)の方が能力高いのではと思ってみたり。河内調教師の最後を武豊騎手の勝利で〆るところ、見たかったなあ……

 

池添騎手が「クラシックを狙える」とぞっこんのフィリーズレビュー1着「私と貴方の桃源郷」ショウナンザナドゥ(池添謙一騎手)はハマった時の爆発力がトライアル組随一です。ミアネーロの妹なので、去年の悲しい思いを妹が晴らしてくれるといいな。

 

同2着「しかのこのこのこ虎視眈々」チェルビアット(北村友一騎手)はショウナンパンドラの半妹で祖母ゴールデンサッシュ、同3着ボンヌソワレ(川田将雅騎手)も1勝馬の身ながら戦ってきた相手は一線級に劣りません。

 

阪神JF1番人気を背負うも輸送大失敗で大敗を喫した「幻の永久機関」ブラウンラチェット(横山武史騎手)は栗東前乗りで仕切り直しの一戦です。当日の馬体重には要注目。フォーエバーヤングの半妹であり、伝説の名馬リアルスティールがキズナへと変わったということは、血統背景が兄と7/8は同じ。ダート血統が重馬場巧者たりえることの証明となるか。

 

「無冠のスプリント女王」ナムラクレアの半妹「輝く聖女」ナムラクララ(藤岡佑介騎手)は語れる要素がたくさんあって応援したい1頭。故藤岡康太騎手の命日の翌日に兄がピンク帽の馬に代打騎乗。なにか感じるものはあります。アドマイヤマーズ初年度産駒の1頭で、姉が3着だった舞台で一つでも上の着順を目指します。

 

泥だらけのファンタジーS勝ち馬「泥中から飛翔」ダンツエラン(団野大成騎手)は重馬場適性を証明済みで雨降りには小躍りして喜んでいることでしょう。見たことも聞いたこともないYAHAGIローテで滑り込み参戦の「伝承語る女主人」ミストレス(坂井瑠星騎手)は逃げの一手に賭けるかどうか。

 

とりあえずこんな感じでしょうか。その他、アネモネ1着「黄昏の街」トワイライトシティ(松山弘平騎手)、同2着「無二の素養」プリムツァール(津村明秀騎手)、クイーンC2着「旅慕情」マピュース(田辺裕信騎手)、エルフィンS1着「勝利の魔法」ヴーレヴー(浜中俊騎手)は「静寂破る打鍵」タスティエーラと3/4同血です。

 

私的推しはリンクスティップ。ミルコ頑張れ。ただ、こんなに人気すると思わなかったので複勝が買いにくい。

 

凄く不真面目に考えて、ハイジ→アーデルハイト→ロッテンマイヤー→刺繍と綺麗に牝系がつながっているエンブロイダリーと同じレースにナムラクララがいるのは「アルプスの少女ハイジ」馬券以外の何物でもない。馬連買います。

 

あとあと、シングレ1話すごく良かったです。今日の2話も期待。毎週末の楽しみが一つ増えました。

 

それではまた。

こんにちは。

 

多忙につき更新なかなか追いつかない今日この頃。

 

今週末は競馬にF1にシングレと趣味に没頭して精神的回復を図ります。

 

鈴鹿にてRB21のモンスター度に慄いた土曜日でしたが、すでに中東へと気持ちは切り替わっています。極上の8レースを楽しむ気は満々です。もちろん明日の大阪杯も。

 

ただ、隙あらば惰眠をむさぼっていたので今回はあまり下調べできていません。後半4レースと大阪杯のごく簡単な展望にとどめておきます。ダラダラ書く体力もないし。出馬表の勝負服はドバイレーシングクラブの表からとってきました。

 

それでは参りましょう。

 

絶対的存在の「追うものなし」ストレートノーチェイサーを倒せる存在がいるか。異例ローテで参戦の3歳馬アメリカンステージはスーパーチャウと兄弟対決になります。「温故知新」リメイクに破産したデットーリが乗るのも楽しみ。タズもメイダンで5連勝中。去年の制覇から負けなしで連覇に挑みます。

世界最強馬である「浪漫の闘士」ロマンチックウォリアーに挑むレイド戦。欧州馬の有力は昨年王者の「勝利の郵便」ファクトゥールシュヴァル、「外務大臣」ネーションズプライドなどでしょうか。
 
マイルCS覇者「一走入魂」ソウルラッシュ、復活を手探りするかつての女王「ミスミュージカル」ブレイディヴェーグ、レースのペースを破壊する浪漫急行「激戦の豪傑」メイショウタバル。個人的に石橋守厩舎×武豊騎手×松本オーナーは激熱です。
 
私の推しはもちろん「自由の令嬢」リバティアイランド。まさかの昨季未勝利で悲嘆に暮れたあの悔しさを今年で全て晴らしてほしい。GⅠ5戦5勝でアーモンドアイに並び立つ存在になってほしい。そのくらい妄想を広げています。広げるだけなら損はない。まずは香港で追いすがったGⅠ10勝の最強馬を中立地で打破するという最難関ミッションからスタートです。

「叛徒の純愛」レベルスロマンスはゴドルフィンのロマンを体現する夢の馬。馬名に浪漫って入ってる外国馬は強い理論とか適当なことを述べておきます。欧州中距離戦の有力馬にして騙馬に凱旋門賞への道を開く議論(結局開かなかったにしろ)の一端を担った「赤き翡翠」カランダガン、香港ヴァーズの覇者「匠の名槍」ジアヴェロットと欧州勢も骨があります。
 
ダービー馬にして今季初戦を快勝した「緻密なタクティシャン」ダノンデサイル、二冠牝馬にして今季初戦は奮わなかった「来光招福」チェルヴィニア、ジャパンカップ2着同着にネオムターフカップ逃切り勝ちと成長著しい凱旋門賞馬の弟「新たなる皇帝」シンエンペラー。日本馬のメンツは豪華すぎる。
 
勿論私は「青武蔵」ドゥレッツァ推しです。ビュイックもルメールも乗れないならだれが乗るねんと思ったらスミヨンでひっくり返りました。鞍上に関しての感情は何とも形容しがたいですが、勝利を掴めるなら何でもいいです。お父さんの忘れ物を回収し、ドバイのライティングに照らされる青いシャドーロールを夢想しておきます。
 

日本馬制覇の公算が最も強いレースがこのレースになるとは、すごい時代になったものです。有力なアメリカ馬もあまり参戦してこなかったため、サウジカップからロマンチックウォリアーを抜いて焼き直したレースになるかも分かりません。圧倒的1番人気「はじまりの日」フォーエバーヤングを打破するために全頭が結託してハイペースで包囲し、引退間際になってようやく調教にやる気がでてきた「金鉱眠る鋭鋒」ウシュバテソーロ、自在性でいかなる条件にも適応する「金帰火来」ウィルソンテソーロが最後方強襲からごっつあんを狙う。そんな構図ですこしでも接戦になってくれれば盛り上がるのですが。
 

ドバイで有力馬が出払っているとはいえ、実力馬がずらりと揃っています。

 

前年覇者ベラジオオペラが絶好枠に入り、調教も抜群で期待感が膨らみます。桜花賞馬にして複勝率10割のステレンボッシュは昨年と同じ舞台、昨年と同じ魔法使いを鞍上に再びの戴冠を狙います。実力馬のシックスペンスも中山記念レコード勝ちを引っ提げて充実のGⅠ勝利を期します。

 

ホウオウビスケッツに岩田パパを取られ続けるデシエルトは乗り替わり◎の池添騎手を鞍上に据え、どのようなペースを刻むのか。激流の菊花賞2・3着馬の再会となるジャスティンパレスとボルドグフーシュ。日経新春杯を勝ち、いよいよ覚醒の時をむかえるロードデルレイ、京都記念を勝ち、まだまだ元気なヨーホーレイク。復活の手がかりを探し続ける皐月賞馬ソールオリエンス、中東の三冠牝馬にまた挑む日を夢見るラヴェル、かわいいアルナシーム。

 

得意舞台のベラジオオペラが3番手からすっと抜け出し凌ぎ切り、その後ろから抜け出しを図ったシックスペンスが僅差の2着、阪神内回りで絶妙に届かないステレンボッシュが3着に飛び込む構図が見えたので、この三連単は買おうと思います。ドゥラ産駒でないから気楽に考えられますね。

 

来週のクラシック戦開幕に向けて、3歳世代の面白さを力説したい気持ちはあれど、現状身体も精神も追いつかない状態です。1日が36時間くらいにならないものか。

 

シンデレラグレイも楽しみだなあ。そういえば漫画シンデレラグレイの感想とか書いてたな……(遠い目)

 

アニメきっかけにまた書くかもしれません。それかアニメ感想を書いても良いかも。その気力があればですが。

 

それではまた。

こんにちは。

 

ボーダー整理したので見せるだけの回です。別路線組は抜いてあります。

 

牡馬クラシック

弥生賞1着馬:ファウストラーゼン(杉原誠人)→皐月賞

弥生賞2着馬:ヴィンセンシオ(ルメール)→未定

弥生賞3着馬:アロヒアリイ(横山和生)→皐月賞

スプリングS1着馬:

スプリングS2着馬:

スプリングS3着馬:

若葉S1着馬:

若葉S2着馬:

ーーーーー

5800:クロワデュノール(北村友一)→皐月賞

3250:マスカレードボール(坂井瑠星)→皐月賞

3200:サトノシャイニング(西村淳也)→皐月賞

2600:エリキング(川田将雅)→皐月賞

2450:ニシノエージェント(津村明秀)→皐月賞

2450:リラエンブレム(浜中俊)→毎日杯

2400:ジョバンニ(松山弘平)→若葉ステークス

2300:ミュージアムマイル(幸英明)→皐月賞

2000:サトノカルナバル(?)→未定

2000:マジックサンズ(佐々木大輔)→皐月賞

ーーーーー

1950:ドラゴンブースト(?)→皐月賞

1700:カラマティアノス(?)→皐月賞

1600:ジーティーアダマン松山弘平)→皐月賞

1600:ジュタ坂井瑠星)→皐月賞

1000:アスクシュタイン(横山武史)→皐月賞

1000:ジェットマグナム(丹内祐次)→スプリングS

900:ウィクトルウェルス(ルメール)→未定

900:エーオーキング(田辺裕信)→毎日杯or青葉賞

900:エネルジコ(池添謙一)→未定

900:ショウナンマクベス(?)→未定

900:タイセイリコルド(?)→若葉S

900:ディアナザール(?)→未定

900:デンクマールルメール)→スプリングS回避

900:ナグルファル川田将雅)→未定

900:マテンロウバローズ(横山典弘)→スプリングS

900:ミッキーゴールド(?)→若葉S

900:リトルジャイアンツ横山典弘)→青葉賞

400:キングスコール(藤岡佑介)→スプリングS

400:クラウディアイ(鮫島克駿)→京都新聞杯

400:ジュンアサヒソラ横山和生)→若葉S

400:ダイシンラー(岩田康誠)→未定

400:ダノンセンチュリー(戸崎圭太)→スプリングS

400:デルアヴァー(三浦皇成)→若葉S

400:ニホンピロデヴィン(小沢大仁)→スプリングS

400:ネブラディスク(武豊)→若葉S

400:ピコチャンブラック(石橋脩)→スプリングS

400:レディネス横山典弘)→京都新聞杯

 

大本命馬がいながら、並び立つライバルたちも多士済々。弥生賞が面白い展開になったことで期待値は青天井です。低評価を覆し必殺のまくり戦法で全てを搔き乱す「芝の魔術師」ファウストラーゼン、捲りで乱されてもそつなく2着を確保した超良血の優等生「尺には尺を」ヴィンセンシオ、乱ペースものかわ鋭い差し脚を残していた「輝く太陽王」アロヒアリイ。3頭ともに本番のパフォーマンスが楽しみです。

 

今週のスプリングSにてデンクマールが回避したことは至極残念です。去年のジャンタルマンタルみたく、距離の壁への挑戦をスプリングS→皐月賞と見たかった。ひいらぎ賞のパフォーマンスからしても、強い逃げ馬誕生への期待感はこれからも衰えません。

 

しかしまあ、強敵がいなくなったというのはキングスコールにとって追い風と言えなくはない。何とかかんとか間に合ったのは朗報です。その才能に疑いの余地はないですが、骨折明け、長期休養明け、1戦のみのキャリアと不安要素はてんこ盛り。正味優先出走権をとってくれれば御の字なのですが、クロワデュノールと双璧をなさんとするくらいに大勝するのを期待してしまう気持ちもあり、難しいところ。

 

牝馬クラシック

チューリップ賞1着馬:クリノメイ(酒井学)→桜花賞

チューリップ賞2着馬:ウォーターガーベラ(武豊)→桜花賞

チューリップ賞3着馬:ビップデイジー(幸英明)→桜花賞

フィリーズR1着馬:ショウナンザナドゥ(池添謙一)→桜花賞

フィリーズR2着馬:チェルビアット(北村友一)→桜花賞

フィリーズR3着馬:ボンヌソワレ(川田将雅)→桜花賞

アネモネS1着馬:トワイライトシティ横山武史)→桜花賞?

アネモネS2着馬:プリムツァール(津村明秀)→桜花賞?

ーーーーー

4250:アルマヴェローチェ(岩田望来)→桜花賞

2800:エンブロイダリー(ルメール)→桜花賞

2300:エリカエクスプレス(戸崎圭太)→桜花賞

2300:ランフォーヴァウ(坂井瑠星)→桜花賞

2100:ヴーレヴー(浜中俊)→桜花賞

2000:ダンツエラン(団野大成)→桜花賞

2000:ブラウンラチェット(横山武史)→桜花賞

1650:マピュース(田辺裕信)→桜花賞

1650:ナムラクララ(西村淳也)→桜花賞

1200:テリオスララデムーロ骨折で春全休

1200:リンクスティップ(デムーロ)→桜花賞

ーーー

1150:ティラトーレ(木幡巧也)→未定

1000:コートアリシアン(?)→未定

1000:スリールミニョン(永島まなみ)桜花賞orNZT

1000:ニシノラヴァンダ(?)→喉なり手術

1000:ミストレス坂井瑠星)→桜花賞

900:ヴァルキリーバース横山武史)→未定

900:ゴーソーファー(津村明秀)→フラワーC

900:ジャルディニエ(斎藤新)→フラワーC

900:パラディレーヌ岩田望来)→フラワーC

900:ベイビーキッス(菊沢一樹)→桜花賞orNZT

900:ライラ()→剥離骨折

 

トライアル最終戦アネモネステークスが終わり、桜花賞の出走馬と想定騎手はほとんど固まりました。「太陽の歌姫」テリオスララの春全休は悲しいことこの上ないですが、ミルコが分裂せずに済んだととらえることもできる。スリールミニョンミストレスは上位馬2頭の回避+1/2の抽選、ベイビーキッスは上位馬の回避が最低3頭は必要と桜花賞出走はあまり現実的ではないでしょう。

 

それではまた。

こんにちは。

 

ミアネーロの競馬があまりに悲しい。速く京都の外回りか東京で走っている姿が見たいと思ってはいるのですが、今日の中山牝馬ステークスは中山だからどうのと言える段階にもなかった。ゲート難含めて個性なんですけどね。でも何もできずに負けちゃうと悲しい。

 

まあ、ミルコが笑顔だったからいいか!

 

そんな多重人格な気分を切り替えつつ、明日はいよいよ皐月賞トライアル開幕戦の弥生賞です。

 

いきなり脱線しますが、ディープインパクト記念をいちいちつける気にはとてもならないので、弥生賞表記で通します。競馬新聞の馬柱とかも苦心して「弥生賞デプ記」とかになるんですけど、どことなく聖書感が……

 

そんなことは置いておいて、まずは今季の変更点から。

 

例年、

3月2週の日曜に弥生賞、

3月4週の土曜に若葉ステークス、

3月4週の日曜にスプリングステークス、

3月5週の土曜に毎日杯

 

という日程だったのですが、今年からは

3月2週の日曜に弥生賞、

3月3週の日曜にスプリングステークス、

3月4週の土曜に若葉ステークス、

3月5週の土曜に毎日杯

 

と変更されました。要するにスプリングステークスの開催が1週早まったんですね。弥生賞はそもそも開催早いので変更なしでした。なんで例年は弥生賞とスプリングステークスの間に1週挟まってたんでしょうね?

 

日程を早めることでより現代競馬に合わせたローテが組めるようになったとはいえ、それはリステッド競走には無縁の話。若葉ステークスおよび、牝馬クラシックのアネモネSは特に日程変更されていません。重賞は優遇されててええですね。

 

さて、トライアル戦前の皐月賞賞金ボーダーを見てみましょう。次走がファルコンとかニュージーランドとかチャーチルダウンズとかになりそうな馬は抜いてあります。(字面だけ見ると短距離馬たちは海外遠征してしまいそうになっているような……)

 

鞍上や次走はnetkeibaさんを参考にしたりしたあくまで個人的な想定です。

 

弥生賞1着馬:

弥生賞2着馬:

弥生賞3着馬:

スプリングS1着馬:

スプリングS2着馬:

スプリングS3着馬:

若葉S1着馬:

若葉S2着馬:

ーーーーー

5800:クロワデュノール(北村友一)→皐月賞

3250:マスカレードボール(坂井瑠星)→皐月賞

3200:サトノシャイニング(西村淳也)→皐月賞

2600:エリキング(川田将雅)→皐月賞

2450:ニシノエージェント(津村明秀)→皐月賞

2450:リラエンブレム(浜中俊)→毎日杯

2400:ジョバンニ(松山弘平)→若葉ステークス

2300:ミュージアムマイル(幸英明)→弥生賞

2000:サトノカルナバル(?)→未定

2000:マジックサンズ(佐々木大輔)→皐月賞

ーーーーー

1950:ドラゴンブースト(?)→皐月賞

1700:カラマティアノス(?)→皐月賞

1600:ジーティーアダマン松山弘平)→皐月賞

1600:ジュタ坂井瑠星)→弥生賞

1000:アスクシュタイン(横山武史)→弥生賞

1000:ジェットマグナム(丹内祐次)→スプリングS

900:ウィクトルウェルスルメール)→未定

900:ヴィンセンシオ(ルメール)→弥生賞

900:エーオーキング(田辺裕信)→毎日杯or青葉賞

900:エネルジコ(池添謙一)→未定

900:ショウナンマクベス(?)→未定

900:タイセイリコルド(?)→若葉S

900:ディアナザール(?)→未定

900:デンクマールルメール)→スプリングS

900:ナグルファル川田将雅)→弥生賞

900:マテンロウバローズ(横山典弘)→スプリングS

900:ミッキーゴールド(?)→若葉S

900:リトルジャイアンツ横山典弘)→青葉賞

400:アロヒアリイ(横山和生)→弥生賞

400:キングスコール(藤岡佑介)→スプリングS

400:クラウディアイ(鮫島克駿)→弥生賞

400:ジュンアサヒソラ横山和生)→若葉S

400:ダノンセンチュリー(戸崎圭太)→スプリングS

400:デルアヴァー(三浦皇成)→若葉S

400:ニホンピロデヴィン(小沢大仁)→スプリングS

400:ネブラディスク(武豊)→若葉S

400:ピコチャンブラック(石橋脩)→スプリングS

400:ファウストラーゼン(杉原誠人)→弥生賞

400:ブラックジェダイト佐々木大輔)→弥生賞

400:レディネス横山典弘)→弥生賞

 

2歳王者の「追憶の北十字」クロワデュノールを誰が止めるのか。

 

共同通信杯1着の「仮面舞踏」マスカレードボールか、

きさらぎ賞1着の「光輝燦然」サトノシャイニングか、

京都2歳S1着の「サイバーの王」エリキングか、

京成杯1着の「勝利の諜報員」ニシノエージェント

札幌2歳S1着の「神秘の砂浜」マジックサンズか。

 

シンザン記念1着の「藤色の紋章」リラエンブレムはまさかの毎日杯参戦で、皐月賞に出走するかどうかは五分五分といったところ。賞金的には足りているホープフルS2着の「白波の洗礼者」ジョバンニ、朝日杯FS2着の「豪邸通」ミュージアムマイルがトライアル参戦、「感謝の祭司」サトノカルナバルが動向不明なため、現状のボーダーラインは3頭分下がる余地があります。

 

他馬の動向に委ねて除外覚悟の皐月直行を決断しているのが京成杯2着の「昇り竜」ドラゴンブースト、共同通信杯2着の「文明のステップ」カラマティアノス、すみれS1着の「確たるアクセル」ジーティーアダマンとなり、それ以外はトライアルでの一発回答か毎日杯での大逆転を狙うしか手はありません。唯一アダマンと賞金で並ぶジュタだけは弥生賞で出走権を取り逃しても皐月賞出走の可能性はあります。薄い薄い可能性ですが。

 

坂井瑠星騎手が怪我で乗り代わりとなったため、ジュタが皐月賞出走権を勝ち取った場合に発生する可能性のあるマスカレードボールorジュタの二択は迷宮に入り込んでいます。マスカレードボールは戸崎騎手、ジュタは丹内騎手と坂井騎手ではない場合の代打が確保できている状況ですので、坂井騎手からしてみれば選び放題。それなら矢作厩舎のジュタを選ぶかな?まあこれもすべてジュタが弥生賞で3着以内に入らないと全て水の泡なんですけど。

 

個人的に、スプリングステークスはキングスコールデンクマールに頑張ってほしい。この2頭はGⅠ級の能力があると信じているので、皐月賞出走権をもぎ取ってクロワデュノールとの決戦が見たい。

 

ドゥラ最終産駒の牡馬が好調なのも相まって、この世代は非常に楽しく見ることが出来ています。

 

ボーダーラインはまたいつか更新したものを見てやいのやいの言います。牝馬クラシックボーダーと短距離ボーダーも整理しおわっているので、それについて話す回を作ってもいいかもしれない。

 

それではまた。