こんにちは。

 

昨日の記事で書き残したスイートピーステークスと香港国際競走について少しだけ。結局香港の出馬表はチェアマンズスプリントプライズを作るのが精いっぱい。残っている2つのGⅠの出馬表は出せそうにない(追加するにしてもレース後になりそう)ので、ご了承ください。なんとか勝負服と馬主を割愛した出馬表は作成できました。ご査収ください。

 

L スイートピーステークス

1着馬にオークスの優先出走権が付与されます。カレンブーケドールの勝鞍が結局ずっとこのレースだったのも趣深い。青葉賞でシュガークンがダービーへの切符をつかんだように、1頭でも多くのドゥラっ子をクラシックの舞台で見られることを期待せずにはいられない。

 

出走するドゥラっ子は2頭。

 

不調と言われた現3歳ドゥラっ子において、11月に貴重な1勝を挙げてくれて重賞にも早々と挑戦したニシノティアモ(田辺裕信騎手)、「マイルの巨匠」シュネルマイスターの半妹としての素質は間違いないながらもデビューが遅れに遅れてようやくクラシックの舞台へと手をかけたシュネルラウフェン(津村明秀騎手)。

 

 

GⅠチェアマンズスプリントプライズ(1200)

唯一香港開催で間に合いそうな出馬表はこれだけです。本当にごめんなさい。
 
香港短距離シリーズ第3戦。第1戦センテナリースプリント覇者「征服王」ヴィクターザウィナー【維港智能】(カーチュン・リョン騎手)、第2戦クイーンズシルバージュビリーカップ覇者「太陽の輝き」カリフォルニアスパングル【加州星球】(ブレントン・アブドゥラ騎手)、そして高松宮記念覇者「熱狂のさなか」マッドクール【消暑樂祭】(坂井瑠星騎手)。日本競馬と香港競馬における短距離界の頂点がきまるレースです。異国でも強さを見せた香港馬2頭はホームに戻って改めての激突。そこに日本の短距離王が割って入れるか。
 
欲を言えばラッキースワイネスもいてほしかったなあ。阪急杯3着のサンライズロナウド【旭日朗途】(ダミアン・レーン騎手)は一気の相手強化にどこまでやれるか。

GⅠチャンピオンズマイル(1600)

(勝負服・馬主は割愛)
 
GⅠ10勝、世界の賞金王、「現在進行形の伝説」ゴールデンシックスティ【金鎗六十】(チャクイウ・ホー騎手)は同レース4連覇をかけた引退レースとなります。スチュワーズカップは残念ながら回避となってしまったので、23-24シーズンを3戦して終えるという当初のプランに立ち返るのであれば、安田記念で引退してもいいのでは?と何回でも言っておきます。
 
絶対王者に唯一食らいつけるであろう実力馬は、「逆さ船の航海士」ヴォイッジバブル【遨遊氣泡】(ジェームズ・マクドナルド騎手)。二強が不在の香港三冠第1戦、香港スチュワーズカップを勝利してGⅠ初制覇を達成。そして二強の一角が舞い戻った第2戦、香港ゴールドカップでは「浪漫の闘士」ロマンチックウォリアー相手にクビ差の大健闘。二強が不在だから勝利できたという言われなき汚名を自ら払拭する素晴らしい走りを見せています。そして今回はあの時不在だった二強のもう1頭と雌雄を決します。ここで勝たなければリベンジの機会はおそらく一生訪れません。
 
日本馬の出走はシャンパンカラー【鑽彩】(坂井瑠星騎手)、オオバンブルマイ【大宴重酬】(ダミアン・レーン騎手)、エルトンバローズ【傲蹄巴魯】(西村淳也騎手)の3頭。相手はとてつもなく強力ですが、健闘を期待します。シャンパンカラーの単勝には勿論100円をいれてますよ。

GⅠクイーンエリザベス2世カップ(2000)

シャティン10ハロンの絶対王者、GⅠ6勝「浪漫の闘士」ロマンチックウォリアー【浪漫勇士】(ジェームズ・マクドナルド騎手)を倒す馬が表れるのか、というレースになります。10ハロンでもこの馬に負けることがなかったゴールデンシックスティって本当になんなん。
 
対抗馬の筆頭は前年2着の雪辱を期す「大成の予知」プログノーシス【先見】(川田将雅騎手)。去年は若干追い出しが遅れた感じもあり、100点の競馬ではないような印象です。あの時から馬体の充実も著しく、前走金鯱賞はドゥラファンの期待を粉々に打ち砕く完璧な騎乗での圧勝劇。香港の魔王を打ち倒す準備はこれ以上ないほどに整っています。
 
香港カップにて「不屈の愛国王」ルクセンブルクとともに魔王に肉薄した「悠久の瀑布」ヒシイグアス【滂薄無比(ダミアン・レーン騎手)、遠征好きな「橋上の月見」ノースブリッジ【北橋】(岩田康誠騎手)にももちろん注目です。馬場があまり良くならないようなら、重馬場の鬼である香港馬ストレートアロン【直線力山】(チャクイウ・ホー騎手)にも魅力を感じます。
 
未作成の出馬表は出来上がり次第貼りますが、レース後になることが濃厚です。最早何のために作っているのか分かりません。レースの振り返りはしっかり描きたいな。ゴールデンウィーク中にでも。
 
それではまた。