新型インフル7万人突破 死者は311人
タミフル耐性を初確認 北欧の新型インフル患者で
タミフル投与はワクチンが完成していない現在、
新型インフルエンザの治療で最も有効な手段だが、
タミフルが効かないウイルスの感染が拡大すれば、対策の練り直しを迫られる恐れもある。
WHO当局者によると、耐性ウイルスはデンマークの軽症患者1人から確認された。
患者は既に回復して元気になっている。ウイルスは同じH1N1型が突然変異したものだが、
今のところ耐性ウイルスが拡大する兆しはみられないという。
WHOは加盟国間を結ぶ情報網を通じて耐性ウイルスの確認を伝達。
拡大しないかどうかを注視する方針。
新型インフルエンザへの効果が確認されている抗ウイルス剤にはタミフルのほかにリレンザがあるが、
流通量はタミフルの方が圧倒的に多い。耐性ウイルスが広がれば、
リレンザの増産が必要になる可能性がある。
コメント:
やっぱり出たというところだけれど・・・。
ただ、場所は北欧からというのは、ある意味、想定外でした。
一方、日本では、新型に対する耐性がまだ、「公式」には確認されていない。
しかし、先日の記事にも書いたように、季節インフルでも、かなりの耐性が確認され「効果」も、かなり減弱している。
ややこしい事態になりそうだな。
政治状況も含めて。
解散時期の雑感
連日、解散・総選挙がらみの報道が加速している。
解散は首相が「決める」はずだが、マスコミの報道内容が決めそうだな。
今までにも、国政で、麻生首相が決めたことなんてあったっけ?
優柔不断だし、周囲も、それぞれの思惑を中心に考えて行動している。
おまけに、各有力議員も、自らの意思を持たず、錯綜した情報の中で、右往左往しており、マスコミ情報によって初めて、他人が考えていることがわかるという状況。
だから、結局は「流れにまかせて」ということになるだろう。
なんだかんだいって、年明けだ、春先だ・・・と評論家がいってきたが、結局は、今の状況。
7月2日を過ぎれば、天皇陛下が外遊するし、皇太子が代行するにしても、
麻生首相からすれば「内閣改造」も「解散」も、本意ではないでしょうね。
まあ「内閣改造」にいたっては、暗礁にのりあげた感じもするし、結局、うだうだになって、都議選以降じゃないの?解散は。
薬剤耐性インフル タミフル、子供で効果弱く
インフルエンザの治療薬タミフルの耐性問題で、厚生労働省研究班
(研究代表者、工藤宏一郎・国立国際医療センター国際疾病センター長)は
大規模な分析結果をまとめた。
毎冬流行するAソ連型ウイルスのほぼすべてで、
タミフルが効きにくくなる耐性遺伝子が見つかった。
投与してから熱が下がるまでの時間も従来より平均10時間以上長くなっていた。
子供でとくに効果が下がっていることが判明。
ただ、大人では一定の効果も確認されており、
同研究班は「耐性ウイルスに対するタミフルの効果は低下しているが完全に無効ではない」
と結論づけた。 (共同)
コメント:
これ、季節インフルに対する「タミフル」の効果は、
ほとんど無くなってきたと言っているのと同じです。
効果といっても、使わないときよりも、1日ほど早く、
熱が下がる程度でしたから。
まあ、もはや、そのときの半分程度の「効果」か・・・。
ということは、「効果」のほどは、一般の方々にもわかるでしょう?
特に、子供で効果減少っていうのは、新型インフルの「第2波」を考えれば、
あまり悠長には構えていられないですね。
まあ、この場合、当面は、リレンザでなんとか凌ぐことになるでしょうが・・・。
最悪なら、新規の治療法を、少々無理して、
前倒ししなきゃならない状況になるかもしれないけれど・・・。
とりあえずビール:ビールでホッ、脳活性化の仕組み解明
グループは、細胞増殖や神経機能を活性化させる働きがあり、
脳で増加すると不安をやわらげたり気分を静める効果があるタンパク質「IGF-1」に着目した。
マウスに1日1回0・2ミリリットルのビールを1カ月間飲ませた結果、
IGF-1が脳を含む全身で2倍に増加。一方で、胃や腸の知覚神経を調べると、
神経が刺激され、神経伝達物質が放出されていたことが分かった。
アルコールに加えて、ビールに含まれるホップの香り成分や
炭酸も知覚神経を刺激することから、
これらの成分による胃や腸での刺激が脳の内部にある海馬(かいば)や、
リラックスさせる副交感神経を刺激し、脳を含む全身のIGF-1が増加したと考えられるという。
岡嶋教授は「ビールを毎日飲むことで、ストレス解消につながる。
その心地よさが『とりあえずビール』となる理由でしょう。
とはいえ飲みすぎは良くない」と話している。(共同)
コメント
なるほど。興味深い研究ですね。
ただ、ホッとしたいからというだけで
毎日、ビールを飲んだほうがいいのかどうかは、
「ちょっと考えさせてくれ。」(笑)
なお、今年は、コクのあるビールが流行りそうだとか
広告代理店の知人が言ってましたが、どうなんでしょうね。
そういえば、新しい発泡酒(キリン)が、「コクの時間」だったな。
ところで、このごろの居酒屋さんの「ジョッキ生」って、みんな「発泡酒」だな。
聞けば、そういう商法は、居酒屋経営のイロハのイらしいけど。
「偽装」やんけ。最初から「発泡酒」って書いとけよ。
同じ店の瓶ビールと比べてみな。味が違うのが、よくわかる(笑)。
米国で推計100万人感染 新型インフルで保健当局
季節外れにもかかわらず感染者数は増え続けており、病原性が強まるなどの
ウイルスの変異は今のところないものの、
流行期の冬に向けて楽観は決してできないことを示した。
CDCによると、米国の感染者はこの1週間で、
これまでで最多の6千人以上増え、2万7717人になり、入院患者は3千人を超えた。
ウイルスがまん延している地域では住民の6%が感染したとの評価で、
特にニューヨーク市だけで全住民の約7%、約50万人が感染したとみている。
発症して検査した人のうち、5月には季節性のインフルエンザが半数程度あったが、
現在はほぼ全部が新型だという。
CDCによると、米国では毎年、人口の5~20%
(約1500万~6千万人)が季節性インフルエンザに感染、死者は約3万6千人に及ぶ。
コメント:
実際の「感染確認者」における米国での今回の死亡率は0.46%。
米国の一流科学誌 サイエンス誌での予測的中だな。
さすが、米国の研究能力。
ただし、日本での「感染確認者」における死亡者は、今のところゼロ。
重症例すら、いまだにいない・・・との報告。
世界に誇るべき「日本の公衆衛生」能力の高さの証左と・・・
そろそろ政府が言いそうだな(笑)。
では、米国推計の方法に基づく、
日本での「実際の感染者」は、本当はいくらくらいなのか?
たぶん、今のところ推計 5、6万人でしょうね。
黄金比・・・1対(1+√5)÷2の顔、理想体形・・・etc
いわゆる「黄金比」とは・・・
1対(1+√5)÷2(1対1.618・・・)のこと。
これで、最も美しく見える形の比喩。
「黄金比の顔」をもつ女性は、森永乳業のアンケートによれば、
女優の香椎由宇さん。
彼女は、100万人に1人といわれるシンメトリー(左右対称)顔の持ち主。
「体形の黄金比」は、あの「藤原紀香」さんだそうだ。
黄金比の男女比の組織は、繁栄するのか?
たとえば、この条件をみたす会社は、J・J(ジョンソン・アンド・ジョンソン)。
まあ、確かにそうだわ。
じゃ、今度の選挙で、国会もそうしてくれ(笑)。
順調に成果をあげたい大学・研究所の男女比も、そうすれば?
うちは、どうか・・・ちょっと、計算してみるわ(笑)。
カップルの割り勘も、女性が1なら、男が1.618ならば、ちょうどいいのか?
末永く、うまくいくのか?
さきほど、全国紙(新聞)取材の予定(第1弾)が、終わったので、上記のような、
ことを、ふと考えました・・・。
さて、解散・総選挙の日程は?
自公党首、解散巡り会談 早期説強まる
都議選「非常に大事」 公明・太田氏、首相に強調
麻生太郎首相は26日昼、首相官邸で公明党の太田昭宏代表と会談した。
衆院解散・総選挙の時期を巡って意見交換したとみられる。
首相は7月1日に2010年度予算の概算要求基準(シーリング)を終え、
ただちに自民党役員と一部閣僚の人事を断行。そのうえで、
早期の衆院解散・総選挙に打って出ることも選択肢に入れている。
与党内では「7月2日解散―8月2日投開票」などの日程が取りざたされている。
(日経ネット)
・・・と報道されましたが・・・。
麻生太郎首相と公明党の太田昭宏代表は26日昼、官邸で昼食を共にしながら会談した。
太田氏は7月12日の東京都議選に関し「非常に大事だ。
厳しい選挙戦を何とか勝ち抜かないといけない」と述べ、
都議選前の解散は避けるべきだとの認識を示唆した。
衆院解散・総選挙の時期や、首相が検討している
自民党役員人事をめぐっても意見交換したとみられるが、
太田氏は会談後、記者団に「話していない。役員人事は自民党の話だ」と述べた。
太田氏によると、首相とは終盤国会の情勢について協議。
西川善文日本郵政社長の続投問題や、
7月にイタリアで開かれる主要国首脳会議(G8サミット)などが話題に上ったという。(共同)
・・・という報道もあり・・・。
このように皆さん、自分のご都合を述べられております(笑)。
まあ、都議選での自民「惜敗」(笑)で、首相が、また、うだうだとして、
結局、ここでの予想通りの日程になるのではないか?
と考えていますが・・・結果は、いかに?
<こういう大臣は次の選挙で落とすべき>国交相、国内旅行に“安全宣言” 新型インフルで
いいお天気で、暑いですねえ。
相変わらず新型インフルは元気ですが・・・。
先にコメントから。
さて、「国内感染確認者」が1000人を超え、まだ増加中であるわけです。
いったい、何をもって「安全」なのか、私にも、よくわかりません。
危険だからくるなという状況でもありません。
罹る人は、かかりますから。何やってても。
だから、いちいち、わざわざ、軽々しく「安全」を宣言などしないほうがいい。
罹った外国人が、この大臣の言葉を信じてきたんだが・・・とでも言い出したら、「面白い」ことになりますよ。
諸外国(特に、米国やカナダなどの先進国)の大臣クラスは、こんなことまで言って無いでしょう。政治責任問題になるからね。下手すれば。
以下、ネタ元のNews(共同)です。
金子一義国土交通相は26日、
「新型インフルエンザを理由に旅行を控える必要はない」として、
国内観光の安全を宣言するメッセージを発表した。
感染を心配して日本を訪れる外国人観光客が減っていることから、海外向けに各国語でも発信した。
メッセージは、新型インフルエンザ感染者の多くが既に治癒しており、
感染が目立った関西地方も平常を取り戻しつつあると指摘。
宿泊施設への消毒液設置などの取り組みや、手洗い、
うがいなどの励行で旅行先で感染する可能性は極めて低くなるとしている。
感染者増えれば死亡者も 新型インフルで東北大教授
押谷教授は(1)流行する時季でないのに(日本で)感染が拡大している
(2)多くの人が免疫を持っていない
(3)ぜんそくなど基礎疾患を持つ人では重症化の恐れが高い-などと問題点を列挙した。
感染拡大した際の対策としては「適切なタイミングでの学校閉鎖が有効」と述べた。
押谷教授は、日本で集中治療室(ICU)や人工呼吸器などの医療機器が
慢性的に不足しているのに加え、地域によっては医師不足も深刻化していると指摘し、
重症患者が多数出た際の対応に懸念を示した。
コメント
今日の全国紙からの取材も4時間かけて、お話ししました。
各社・・・こうして振り返ると、それぞれ「色」が違いますねえ。
さすがに、疲れたので、息抜きに先ほどまで、ちょっと外出してました。
明日も、取材がありますから。
で、大学の部屋に帰ってきたら、上記の記事・・・。
う・・・ん。間違いじゃないんですけれど・・・。
言い方なんでしょうかね?
若干、煽りすぎなところがある。
でも、最終段落は実にいいことをいっておられますが。