米国で推計100万人感染 新型インフルで保健当局 | 医学ニュースの深層

米国で推計100万人感染 新型インフルで保健当局

 【ワシントン26日共同】米疾病対策センター(CDC)は26日、
米国のこれまでの新型インフルエンザ感染者は推計100万人を超えると明らかにした。
死者は100人を突破し、127人となった。

 季節外れにもかかわらず感染者数は増え続けており、病原性が強まるなどの

ウイルスの変異は今のところないものの、

流行期の冬に向けて楽観は決してできないことを示した。


 CDCによると、米国の感染者はこの1週間で、

これまでで最多の6千人以上増え、2万7717人になり、入院患者は3千人を超えた。


 ウイルスがまん延している地域では住民の6%が感染したとの評価で、

特にニューヨーク市だけで全住民の約7%、約50万人が感染したとみている。

発症して検査した人のうち、5月には季節性のインフルエンザが半数程度あったが、

現在はほぼ全部が新型だという。


 CDCによると、米国では毎年、人口の5~20%

(約1500万~6千万人)が季節性インフルエンザに感染、死者は約3万6千人に及ぶ。



コメント:


実際の「感染確認者」における米国での今回の死亡率は0.46%。

米国の一流科学誌 サイエンス誌での予測的中だな。

さすが、米国の研究能力。


ただし、日本での「感染確認者」における死亡者は、今のところゼロ。

重症例すら、いまだにいない・・・との報告。


世界に誇るべき「日本の公衆衛生」能力の高さの証左と・・・

そろそろ政府が言いそうだな(笑)。


では、米国推計の方法に基づく、

日本での「実際の感染者」は、本当はいくらくらいなのか?

たぶん、今のところ推計 5、6万人でしょうね。