場所は、神戸の神戸時田大学短期大学部。
 あの地震のあった長田にあります。
 十数年経ったのに、まだ、45%は人口が戻らないとのこと。
 来月の、9月14日(土)~16日(祝)にある日本歯科衛生学会では、そんな災害時の口腔ケアをテーマにしたシンポジウムもあります。
 大学は、阪急高速の西代駅から、少し坂道を登った高台にあります。
 海が見えるのが売りだとか。
 さて、全国大学歯科衛生士教育協議会は、歯科衛生士養成のなかでも文部科学省の管轄の、全国の大学と短期大学15校からなります。
 大学と専門学校の違いをどう出していくか。
 歯科衛生士の教育の将来をどうするか。
 そんなテーマで、大学を越えて、歯科衛生士教育の全体として、毎回活発な討論が行われていきます。
山田隆文の歯医者さん日記

 実習室。
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 でもって、ランチ。

 でも、5時過ぎまでの集まりなので、中華街も、異人館街(って、もう2回も続けて行ったのでいいかな……)もおあずけ。
 でも、新神戸駅の後のロープウェイも前に乗ってしまったし……。
 あと行くところが……。
 学会の時には、姫路城でも見に行ってみようか……。
 ってことで、素直に新幹線で帰京しました。
 金曜日の出張。
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 大学は、7年ごとに自己点検評価を行い、外部による第三者評価を受けなくてはなりません。
 来年がその年。
 私がそのとりまとめ役。
 ということで、そのための講習会がありました。
 1回目の点検評価は、どちらかというとお友達感覚でした。
 でも、2回目。
 認定保留校が現れました。
 今度は、ただ単に、点検しました、では済まないんです。
 改善案を作りました。
 それを、どう行動に移しているか。
 そこまで求められます。
 日曜劇場「半沢直樹」http://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/みたいな、厳しいチェックがあります。
 ある大学では、審査までに50回も会議を開いたとか。
 生半可な気持ちでは乗り切れません。
 っていうか、それを、全部の教職員に感じて貰わなければならないんですね。
 って、それを、つぎのFDでどう伝えれば、伝わるんでしょうか?

 さて……。
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 市ヶ谷での会議を終わって、そのまま浜松町から羽田へ。
 次の会議に飛びます。
 場所は、神戸。
 久しぶりの羽田空港。
 アカシヤのロールキャベツを食べて……。
 ANAで神戸空港まで飛びましたが、ざんねんながら、神戸では10時近くなったので、何の店も開いてません……(泣)。
 でも、大浴場付きのホテルにしましたので、ゆっくりと足を伸ばしました。
 ということで、夕方の新幹線で東京に来ている。

 明日は、短期大学基準教会のALOの説明会。
 http://www.jaca.or.jp/
 つまり、大学も、7年ごとに外部評価を受けなくてはならない。
 来年が二回目の第三者評価なので、そのための説明会。
 ALOってのは、第三者評価連絡調整責任者という。
 最近は、横文字が好きなので、Accreditation Liaison Officerだ。
 かっこよく見えるが、簡単に言うと、とりまとめ下働きである。
 なので、明日は、市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷(私学会館)で、会議である。

 さて、そのまま羽田空港から神戸空港に高飛びする。
 といっても、逃げるわけではない。
 今度は、土曜日に、神戸で全国大学歯科衛生士教育協議会なるものがあるのだ。
 全国の歯科衛生士養成の大学・短期大学の集まりだ。
 そこの理事と編集委員長もやっているので、連チャンで参加する。

 ということで、今週も忙しい。
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 今日は、木曜日。
 歯医者さんは、なぜか、木曜日休診が多い。
 月火水と働いたので、木曜日はちょっと休んで、金土をがんばろう、みたいな感じらしい。
 もっとも、商業地区の歯医者さんは土日休み。
 一方、審美とか矯正なんかは日曜日の患者さんも多いので、シフト制もある。

 さて、なので、木曜日はいつも卒業生で溢れている。
 今日も、午前中にひとり、午後に三人+子供二人。
 なので、傍若無人に遊んでいきました。

 ついでに、ちょうど学生実習のフッ素塗布にキャンセルも出たので、やって貰いました。
 詳細は、フェイスブックで。

 卒業してからも、遊びに来てくれるって、嬉しいことですね。

 いつも、行列の出来る山田部屋でした。
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 このキャラは何なのだろう?
 リュックしょってる。
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 アフリカの象さんに、中国のパンダさんの競演。
 誰も見向きもしてない。
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 あきらかに、コンセプト不明。
 ドラえもんに、アンパンマン。
 作者も放映テレビ局も違いますが……。
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 そして、極めつけはこれ。
 ワニの唐揚げとダチョウの串揚げ。
 お客さんに愛想を振りまかないと、食べられちゃう?????

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 ここも、行きたいと思っていたのだが、なかなかチャンスがなかった。
 上信越道の富岡インターチェンジを降りて10分ほどで着く。
 周りをいくつかのゴルフ場に囲まれた山の中にある。
 ここの特徴は、歩ける触れ合いゾーンがあること。
 まず、バス(あるいは自家用車)で草食動物ゾーンへ。
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 サイさんに。
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 らくださんに。
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 おさるさん。
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 くまさん、戯れ中。
 可愛いんですが、力は数倍、爪はかぎ爪!
 向こうは戯れたつもりでも……。
 そういえば、先日の山歩きでも、遠見尾根(五竜岳に登る長~い尾根)でも熊さんに襲われた人がいたとか。

 その後、一度バスを降りられるところがある。
 そこには、
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 ロバさん。
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 リャマさん。
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 お休み中の、ぐだぐだのアルパカさん。
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 うさちゃんに。
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 ダチョウさん。
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 あるかぱ。
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 フラミンゴ。
 ドフラミンゴではないので念のため。

 ここには、猛獣さんも居ます。
 餌やりコーナーもあります。
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 ライオンさん。
 口唇の裏側って、けっこう、メラニン溜まって黒かったのね。
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 ホワイトタイガーさんに。
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 ピューマさん。

 そして、再びバスに乗って猛獣ゾーンへ。
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 おくつろぎ中のライオンさん。

 という、サファリでした。
 
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 不二洞。
 群馬県の上野村にある。
 行きたいと思っていたのだが、なかなか行けなかったが、タイミングが良かった。
 上毛電鉄の終点の下仁田駅から1時間はかかる。
 が、直通はない。
 高崎線の新町駅から、バスを乗り継ぐしかないが、1日にほんの数本。
 秘境?
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 入り口はこんな感じ。
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 ここから長~~~いトンネルを行く。
 体が重い!
 なんかいるの?
 じゃなくて、上り坂になっているので(というか、ここまで入り口の売店から長い急な登り道を10分も歩いてきたので、さらに)、足が前に進まないだけ。
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 その先に待つのは、標高差40メートル、138段の狭~い螺旋階段。
 山登りで鍛えた私でも、すでに、息が切れる。
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 中はこんな感じ。
 前に、沖縄の玉泉洞には行ったことがある。
 それから、福島のあぶくま洞。
 福島第一原発からかなり近いのだが、今はやっているようだ。
 確かに、この二つに比べれば鍾乳石のスケールはかなり小さい。
 まだ行ったことがないので、秋芳洞にもいつか訪れてみたい。
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 それでも、こんな鍾乳石が。
 7回触ると願いが叶うのだそうだ。
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 なぜか、鍾乳洞には仏教系の名前を付けたところが多い。
 ここも、えんま様。
 もしかして、地獄への一丁目?
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 賽の河原。
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 パイレーツオブカリビアンの、ディヴィ・ジョーンズのような鍾乳石。
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 あとは、内部の風景を。
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 ようやく、出口が見えた!
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 さて、不二洞に行くには、こんなスカイブリッジを渡る。
 長さな200メートルあまり。
 地表からは90メートル。
 でも、山の上の谷間に建っているので、さらに高度感がある。
 さらに、結構揺れる。
 渡ったあとでも、体が揺れているような感じがある。
 高所恐怖症に方は、自家用車なら、直接、不二洞に行く迂回路もあるのでご安心を。
 渡り賃は100円だそうな。
 橋のこちら側は、川和自然公園。
 まほーばの森といって、キャンプ場や貸しコテージなどもある。
 まほーばって?
 漢字変換出来ない(笑)。
 まほろば?
 魔法婆?
 コンセプトは不明でした。
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 山は楽しい。
 2000カット以上撮影した写真を整理しているだけでも、一つ一つのトレイル、一歩一歩の歩みを思い出す。
 いつも、地上に帰りたくないと思うのだが、残念ながら、そうもいかない。

 実際、すれ違って言葉を交わした沢山の登山者がいる。
 山に来ると、みな、友達である。
 すれ違う時には挨拶をする。
 休憩中には、山の話で盛り上がる。

 山に来る人は、みんな、いい人……。

 の、はずなんだけど……。

 こっからが問題。

・すれ違っても、無言……
・山小屋で大騒ぎ
  実際、同室の人に聴いた話では、某山小屋で某国の団体さんが夜中まで大騒ぎだそうな
・ガイドさんに連れられて登山
  いいんですが、基本、自己責任です
  本当のところ、団体さんのおかげで、山小屋は大混雑
  数年前の剱岳では、難所のカニの縦バイで、素人に近い団体さんがひとりひとり
  確保されながら登るもんだから、後に大渋滞!
・狭いところでは、譲り合わないと……
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 こんなところで、すれ違えると思いますか?
 よく、車で狭い道路に突っ込んできて、絶対に引かない人がいますが……。
 それは、山では通用しません。
 どこに、避けるっての?
 谷底?

 多くの問題の根源は、いくつか理由があります。
・中高年登山
  しかも、若い頃山歩きをしたことがない
  だから、マナー自体を知らない
・山ガール
  かっこは良いんですけどね……
  私の前を歩いていたある女性、完全に膝が笑って、まっすぐ歩けない状態でした
  同じ高速バスを降りた女性も、新宿駅の階段が下りられないくらい、筋肉痛のようでした

 なので、富士山にはしばらく近づきたくありません。

 さて、でも、山は良いところです。
 自分の体力と、登山道の選択、そして、季節を選ぶことと、気象条件の変化に敏感であること。
 そして、山は自分一人のものではなくて、自然の中にお邪魔させていただいているんだという気持ちを忘れないこと。
 山には、沢山の植物と、動物や昆虫がいます。
 ウグイスや山ヒバリの声を聴きながら、お散歩するのはものすごく気持ちが良いです。 
 渓流の流れの音と、木々のざわめきと、耳を切る風の音に、ものすごく癒されます。

 さて、9月の連休の山の計画をたてなくちゃ!
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 舞浜のイクスピアリで、終戦のエンペラーを観てきました。

 監督はピーター・ウェーバー。
 主演のボナー・フェラーズ准将役にマシュー・フォックス。
 スピード・レーサーや、今公開中のワールド・ウォーZ(これも観なくちゃ!)にも出ています。
 ダグラス・マッカーサー元帥には、あの、MIBや、BOSSの宣伝で宇宙人役で有名なトミー・リー・ジョーンズ。
 マッカーサーに皇室について調べられるよう命令を受けたフェラーズ准将が、ともに、如何に戦後の日本を再生させるかという目的で話が進んでいきます。
 実際に、企画の奈良橋陽子さんの祖父は、宮内省職員として働いていた関屋貞三郎だそうです。
 なので、日本側にもアメリカ側にも寄らないで、客観的な描き方をしています。
 これはフィクションだそうですが、フェラーズ准将の恋人役の島田あやには、ラビリンス・君が教えてくれたこと・サトラレ・純情きらり・おひさま・医龍などにも出ている初音映莉子。
 次は、ガッチャマン。
 島田あやの叔父の大将役鹿島に西田敏行。
 その他、伊武雅刀、夏八木勲、中村雅俊、火野正平、桃井かおりらがいい演技をしています。
 そして、昭和天皇陛下役には、歌舞伎役者の片岡孝太郎。

 さて、戦争なんてない方が良いのに決まっていますが……。

 この映画を観て感じたこと。
 マッカーサー元帥もフェラーズ准将も、こう考えてくれたことが今の日本に繋がりました。
 「日本をどう再生させるか」
 焦土と化した日本の姿も描かれていました。
 それを観て思います。
 最近、戦争で独裁者から解放されたアフガニスタンやイラクはどうなったでしょうか?
 まだ、まったく再生していません。
 むしろ悪化をしています。
 革命政権の出来たエジプトとはどうなったでしょうか?
 結局、人々の暮らしはさらに悪化をして、また、新たな火ぶたが切られてしまいました。
 もし、うまくいかなければ、日本の東西分断統治なんて話しもあったと聴いています。
 もしかすると、関西に行くのにパスポートが必要だったかも知れません。
 もちろん、それは、後生の歴史家が考察することです。
 どの選択が良かったなのかなんてことは、その選択の現場でわかるはずもありません。
 ただ、新聞やテレビでも終戦特集として報道しています。
 今は、戦後なのかそうでないのか?
 一つだけ言えることは、私は戦争は知りません。
 だから、日本で公開される限られた情報からしか、戦争を擬似的に感じることしかできません。
 私が中学校の頃(やばい年がばれる(笑))、戦争を知らない子供たちなんて歌も流行りました。
 私の母は、疎開先で本当に偵察機から機銃照射を受けて、畑に逃げ込んだそうです。
 できれば、平和な世界が良いですね。
 なので、戦後ではなく、新時代の幕開け。
 そんな表現ではいけないのでしょうか?
 何事も、ポジティブシンキングです。
 過去ではなくて、未来を観ることは出来ないのでしょうか?
 そろそろ、なになに人種とか、なになに国人ではなくて(まあ、もっと小さい世界に住んでいる人も多いんですが(困))、地球人になっても良いんじゃないですかね?
 と、思う今日この頃です。
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 唐松山荘の前のテラスは見晴らしが良いです。
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 これが唐松岳。
 この向こうが不帰(かえらずとよみます)のキレット。
 健脚向きです。
 行きたいのは山々ですが、さすがにお疲れと、今日のバスも予約してもしてあるので、次の山行の宿題にします。
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 これが、不帰の峰々。
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 正面には、立山剱がしっかりと見えています。
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 八歩尾根を少し下ると、不帰の峰々が良く見えてきます。
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 八方尾根には、1カ所だけこんなところがあります。
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 不帰のキレットから天狗の頭へ。
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 そして、白馬三山。
 残念ながら白馬岳はガスの中……。
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 尾根筋は、この時期特有の霧ですが、まだ、こんな大きな雪渓がいくつも残っていました。
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 丸山を過ぎて、しばらく下ると、八方池です。
 ここまでは一般の観光客も来ますので、むしろ、登山者は肩身が狭いです。
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 八方池山荘の前に来ました。
 リフトに乗る前に、ちょっと一息。
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 2本のリフトとゴンドラのチケット。
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 リフトを2本乗り継ぎます。
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 降りたところはウサギ平。
 むかし、何度もスキーに来ましたが、最近はご無沙汰です。
 でもって、二つ目のソフトクリーム。
 すりおろしリンゴだそうです。
 美味でした。
 
 さて、ここはパラグライダースクールもあります。
 大きな荷物を背負って、何人もゴンドラから下りてきました。
 いいなあ!
 また、復活しなくちゃ!
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 最後にゴンドラアダムを降りて、下界に戻ってきました。

 そのあと、八方温泉で汗を流し、夕方の新宿直通バスで帰りました。
 という2泊3日の山旅でした。