山は楽しい。
2000カット以上撮影した写真を整理しているだけでも、一つ一つのトレイル、一歩一歩の歩みを思い出す。
いつも、地上に帰りたくないと思うのだが、残念ながら、そうもいかない。
実際、すれ違って言葉を交わした沢山の登山者がいる。
山に来ると、みな、友達である。
すれ違う時には挨拶をする。
休憩中には、山の話で盛り上がる。
山に来る人は、みんな、いい人……。
の、はずなんだけど……。
こっからが問題。
・すれ違っても、無言……
・山小屋で大騒ぎ
実際、同室の人に聴いた話では、某山小屋で某国の団体さんが夜中まで大騒ぎだそうな
・ガイドさんに連れられて登山
いいんですが、基本、自己責任です
本当のところ、団体さんのおかげで、山小屋は大混雑
数年前の剱岳では、難所のカニの縦バイで、素人に近い団体さんがひとりひとり
確保されながら登るもんだから、後に大渋滞!
・狭いところでは、譲り合わないと……
こんなところで、すれ違えると思いますか?
よく、車で狭い道路に突っ込んできて、絶対に引かない人がいますが……。
それは、山では通用しません。
どこに、避けるっての?
谷底?
多くの問題の根源は、いくつか理由があります。
・中高年登山
しかも、若い頃山歩きをしたことがない
だから、マナー自体を知らない
・山ガール
かっこは良いんですけどね……
私の前を歩いていたある女性、完全に膝が笑って、まっすぐ歩けない状態でした
同じ高速バスを降りた女性も、新宿駅の階段が下りられないくらい、筋肉痛のようでした
なので、富士山にはしばらく近づきたくありません。
さて、でも、山は良いところです。
自分の体力と、登山道の選択、そして、季節を選ぶことと、気象条件の変化に敏感であること。
そして、山は自分一人のものではなくて、自然の中にお邪魔させていただいているんだという気持ちを忘れないこと。
山には、沢山の植物と、動物や昆虫がいます。
ウグイスや山ヒバリの声を聴きながら、お散歩するのはものすごく気持ちが良いです。
渓流の流れの音と、木々のざわめきと、耳を切る風の音に、ものすごく癒されます。
さて、9月の連休の山の計画をたてなくちゃ!