こんにちは。朋友教務部を担当する濱本です100点

 

12月1日に投稿された

教務⑭では ~大学志願者のトレンド 国公立大学編~について取り上げました。

過去ブログ➀~⑭は下記にリンク先をつけています。

今回の⑮は前回から続く

大学志願者のトレンド 私立大学編 鉛筆 

と題して取り上げます。

 

 私立大学への入学者は一般選抜組4割に対し、総合型選抜と学校推薦型選抜を合わせた年内入試組が6割となっています。この結果を見ると、一般選抜入試がメインだった大学入試も時代を経て、年内入試にシフトしていると言えます。

 上記の流れもあり、一般入試選抜の私立大学志願者は4年連続の減少となりました。対象大学は主に中堅から下位の大学です。一方で、大学の受け皿が年々高まっているため、倍率は上昇していません。

 まずは難関大学から

上智大学や中央大学、明治大学などの志願者が増えた一方、青山学院大学、慶応義塾大学、東京理科大学、法政大学、立教大学、早稲田大学などでは減少しました(難関大学分析は首都圏に所在する大学が対象)。少子化の加速から、難関大学でも倍率は下がり気味です。また、併願数を絞る傾向が高まりつつあることも、志願者減の後押しになっています。

 準難関大学では首都圏の場合、成蹊大学、成城大学、武蔵大学で志願者が減りましたが、明治学院大学では大きく増えました。日東駒専では日本大学が増え、東洋大学は減少。産近甲龍では近畿大学以外の3大学では志願者が増加しました。

 将来を見据えた資格(医学、歯学、看護学)試験に強い大学、「経済・経営・商」学部といった売り手市場の業界に強い学部が堅調の傾向にあります。上記の傾向がある年度では、各大学の看板学部である「法」学部は減少に転じやすいです。

 「文・人文」学部が減少にある中、「外国語」学部の志願者が増加。コロナ禍で希望通りに海外に行けない時期が続いていましたが、留学の送り出しや受け入れ体制が戻りつつあるため、グローバルな学びに期待する受験生が増えたことが要因です。 

 

 2023年度の私立大学の一般選抜志願者数でみると

10万人以上は

 近畿大(減少したものの、10年連続で志願者ランキング1位)、千葉工業大明治大の3大学です。

 また上位3大学を含めた上位10傑は

法政大、日本大立命館大、早稲田大、東洋大、関西大、中央大なります。

青字大学が昨年と比べて増加。黒字大学が減少。

国公立大学志望に比べると私立大学志望は関東に集中する傾向があります

    

補足

2023年度の私立大学の一般選抜志願者数

11位~20位

龍谷大、立教大、東京理科大、同志社大、専修大、青山学院大、関西学院大、福岡大、東海大、名城大。

10傑までと同じく

青字大学が昨年と比べて増加。黒字大学が減少。

 

過去の2023年度教務記事リンク先↓

【保谷校】教務⑭ ~大学志願者のトレンド 国公立大学編~

【保谷校】教務⑬ ~専門枠で頻出する 時事用語~

【保谷校】教務⑫ ~受験生に必須となる 時事用語~

【保谷校】教務⑪ ~円周率(3.14)の頻出例 算数~

【保谷校】教務⑩ ~線状降水帯 時事問題~

【保谷校】教務⑨ ~台風の仕組み 社会~

【保谷校】教務⑧ ~ユネスコ世界ジオパーク 社会~

【保谷校】教務⑦ ~理科 夏の天体観測~

【保谷校】教務⑥ ~都立中高一貫校 今春の一般入試結果から~

【保谷校】教務⑤ ~都立高校 今春の一般入試結果から~

【保谷校】教務④ ~中学受験 理科~

【保谷校】教務③ ~中学受験 社会~

【保谷校】教務② ~中学受験 国語~

【保谷校】教務① ~中学受験 算数~

 

 

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