お灸をしよう! 624回 | はりとお灸の豐春堂のブログ

お灸をしよう! 624回

おはようございます(‐^▽^‐)

 

ほうしゅんどうイメージキャラクター

「ほーちゃん」

 

 

ほうしゅんどうの西山です(。-人-。)イツモカンシャ

 

 

冷え込み厳しいながらも、

 

一面星空広がる夜明け前であります星空星空星空

 

そして本日も検温チェックOKでありますOK

 

 

ほうしゅんどうイメージキャラクター

「どうさん」

 

昨日は晴天の中、

 

春を思わす日差しも届いておりましたが、

 

それを打ち消す厳しい北風吹く一日となりましたDASH!ゲッソリ

 

今朝は放射冷却の冷え込みはありますが、

 

風もなく日中は過ごしやすそうな感じであります照れ

 

あとひと月もすれば

 

桜の開花の話も耳に入ろうかという時期となります桜

 

あと少し寒さに耐えていきましょう筋肉

 

 

ではでは、

 

今日もお灸を据えていきましょうビックリマーク

 

今回据えるツボは

 

「足三里(あしさんり)

 

であります(^-^)/

 

場所は下腿付近となります(°∀°)b

 

こちらのツボは以前、

 

2009年7月30日

 

2013年12月12日

 

に紹介したツボとなっております(°∀°)b

 

足・・・あし。人や動物の脚のひざから下の部分。器物の脚の部分。

山のふもと。脚力。走る能力。やじり。

足で踏みつける。ふむ。たりる。充実しているさま。

十分にそなわっているさま。多い。満足するさま。

たりる。・・・するに値する。可能である。・・・できる。

・・・しうる。・・・する能力がある。加える。たす。

過分に。度をこえて。

 

三・・・数の名。二に一を加えた数。みっつ。みつ。み。みたび。

三回という度数。数や回数の多いことを表す約数。三番めという序数。

事物が三あることを表す語。あることがらの省略表現。天・地・人の三才。

君・父・師。三皇。三星(=心星)。三倍する。再三。何度も。

 

里・・・むらざとにある家屋。住民の集落。むらざと。さと。

戸籍編成の単位。故郷。ふるさと。居所。住居。住む。おる。

憂い悲しむ。うれえる。単位名。長さの単位。

一尺の千八百倍。隋までは三〇〇歩。唐以降は三六〇歩が一里。

 

三里・・・針灸の経穴(=つぼ)の一つ。ひじから三寸ほど先の

「手三里」とひざから三寸ほど先の「足三里」がある。

 

(漢辞海より)

 

こちらのツボの名前は、

 

前回紹介しました膝下外膝眼に位置する

 

「犢鼻」から3寸下というところから来た

 

ものであります上差し下焦

 

また腹部における三焦(上焦・中焦・下焦)

 

の諸症状をまとめて治療できる

 

ツボという意味も込められております上差し

 

上焦・・・膈(横隔膜)から上を上焦と呼び、心と肺が属する。

上焦の機能は心と肺の機能である。生理物質を全身に輸布することにより、

組織・器官を滋養・温煦する。こうした機能を形容して「上焦は霧の如し」

といわれる。

 

中焦・・・膈から臍までを中焦と呼び、脾と胃が属する。

中焦の機能は脾と胃の機能である。飲食物(水穀)を消化・吸収し生理物質を

化生する。こうした機能を形容して「中焦は漚(おう)の如し」といわれる。

 

下焦・・・臍から下を下焦と呼び、肝・腎・小腸・大腸・膀胱が属する。

下焦の機能は肝・腎・小腸・大腸・膀胱の機能である。水穀および水液の

清濁を分別して不要なものは体外へと排泄する。こうした機能を形容して

「下焦は瀆(とく)の如し」といわれる。

 

(参考:新版東洋医学概論)

 

漚(おう)・・・ものを長く水につける。ひたす。水面の泡。あわ。

鳥名。カモメ。

 

瀆(とく)・・・小さな水路。みぞ。大きな川。冒涜する。けがす。

けがれる。軽んずる。あなどる。限りなく求める。むさぼる。

 

(漢辞海より)

 

別名「鬼邪(きじゃ)」

 

鬼・・・人の死後、霊魂が形をなして現われたもの。

亡霊。死者。祖先。万物の精霊。ばけもの。

陰の神(陽の神が神)。

人に危害を与えるとされる怪異。他人に対する蔑称。

星座名。二十八宿の一つ。今のかに座の辺り。

たまほめぼし。

 

邪・・・ねじけて悪い。正しくないさま。曲がったさま。

ななめであるさま。ねじけて不正なこと。よこしま。

よこしまな人。わるもの。迷信。でたらめ。

漢方で、病気を引きおこす要因。

文末に置き、種々の語気を表す。・・・か。か。や。

・・・であるなあ。かな。・・・である。なり。

力を合わせるときのかけ声。

 

(漢辞海より)

 

別名もまた様々な病に効果のあるところ

 

という意味合いでありましょうか節分

 

 

 

更に今回のツボは

 

「四総穴(しそうけつ)」の一つとなっており、

 

「下合穴(しもごうけつ)」の一つでもあり、

 

「脚気八処の穴」の一つとなっております上差し

 

 

四総穴・・・身体を四部分に分けて各部を主治する穴である。

(新版東洋医学概論より)

 

吐腹(腹部)の病・・・足三里

 

腰背(腰部と背部)の病・・・委中

 

面口・面目(顔面部)の病・・・合谷

 

頭項(頭部と後頚部)の病・・・列欠

 

下合穴・・・六腑の病の際に反応が現れやすく

治療に応用される穴で、すべて下肢にある。

(新版経絡経穴概論より)

 

胆の合・・・陽陵泉

 

小腸の合・・・下巨虚

 

胃の合・・・足三里

 

大腸の合・・・上巨虚

 

膀胱の合・・・委中

 

三焦の合・・・委陽

 

 

脚気八処の穴

 

風市

 

伏兎

 

 

犢鼻(膝蓋骨下縁と脛骨上端との中間で膝蓋靭帯中)

外膝眼(現在の犢鼻)

 

 

足三里

 

上巨虚

 

下巨虚

 

懸鍾(別名:絶骨)

 

 

効能としましては、

 

諸種の慢性病、無病長寿、消化器病一般、下肢の諸疾患、

 

胃が冷える、腹部膨満感、お腹が鳴る、胃腸機能が弱っている、

 

胃炎、胃けいれん、胃痛、腹痛、食欲不振、消化不良、

 

全身の倦怠感、消喝、みぞおちの不快感、急にみぞおちが痛む、

 

胸のつかえ、下腿が怠い、腰が前後に曲げられない、

 

瘀血、浮腫み、下腹部が固い、嘔吐、熱が出て汗が出ない、

 

首うなじのこり、頭痛、めまい、下痢、便秘、ゲップが出る、

 

口臭がひどい、しゃっくり、遺尿、尿が出にくい、脚気、

 

ヒステリー、神経症、鼻炎、蓄膿症、副鼻腔炎、嗅覚異常、

 

中風、坐骨神経痛、膝関節痛、下肢の筋肉痛

 

などに良いとされます

 

 

また昔から無病長寿のツボとされており、

 

日本では養生灸として、

 

よくこのツボに灸を据えるというのが

 

盛んでありましたφ(.. )

 

 

 

松尾芭蕉『奥の細道』序文より

 

 

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。

 

舟の上に生涯をうかべ、

 

馬の口とらえて老をむかふる物は、

 

日々旅にして旅を栖とす。

 

古人も多く旅に死せるあり。

 

予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、

 

漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、

 

去年の秋江上の破屋に蜘の古巣をはらひて、

 

やゝ年も暮、春立る霞の空に白川の関こえんと、

 

そゞろ神の物につきて心をくるはせ、

 

道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず。

 

もゝ引の破をつゞり、笠の緒付かえて、

 

三里に灸すゆるより

 

松島の月先心にかゝりて、住る方は人に譲り、

 

杉風が別墅に移るに、

 

草の戸も住替る代ぞひなの家

 

面八句を庵の柱に懸置。

 

 

というように三里の灸は健脚のツボでもあり、

 

当時ここに灸の跡がない者と

 

旅をするなかれとも言われるほどであり、

 

足の三里に灸を据えながら芭蕉も旅を続けて

 

いたのでありましょう走る人

 

 

では場所の説明に入ります(^-^)/

 

位置関係としましては、

 

こんな感じであります(°∀°)b

 

モデル:トヨハル君

 

 

まず膝を軽く曲げますと、
 

犢鼻②

 

膝下の内と外にポコッとした凹みができますφ(.. ) 
 

犢鼻③

 

その外側の凹みは

 

前回紹介しました「犢鼻」という

 

ツボになります上差し
 

犢鼻④

 

「犢鼻」から脛の外側を走る

 

前脛骨筋上に指4本分下方にあるのが

 

足三里⑪

 

今回のツボとなります(σ・∀・)σ

 

前脛骨筋は

 

足を地面につけて踵をつけたまま足首を

 

背屈(足指側を上げる動作)すると

 

盛り上がる筋肉です上差し

 

また、

 

別の目安としましては、

 

膝のお皿(膝蓋骨)の上を

 

親指と人差し指囲むようにした形で、

 

脛の外側に中指を当てますと、

 

その指先付近が

 

ちょうど今回のツボ付近となります(σ・∀・)σ

 

足三里⑥


 

では場所が決まりましたら

 

 

いつものように



 

お灸を据えてみましょうビックリマーク


 

レッツお灸グッド!

 

ほうしゅんどうイメージキャラクター

「どうさん」

 

 

 

ところでパー

 

立春に近づいてきますと、

 

毎年忘れずにやって来るのが「スギ花粉ビックリマーク霧霧霧

 

今年の予測では過去10年で最大の飛散量と

 

なっておりますえーん

 

ということで今年も

 

「花粉症対策のツボ」

 

をアップしましたグッ

 

 

また昨今の現代社会では、

 

偏頭痛・緊張性頭痛・群発頭痛といった

 

一次性頭痛いわゆる「頭痛持ち」の方が増えてきておりますぼけー

 

そうした頭痛持ちの方には

 

「頭痛持ち対策のツボ」

 

その他にも

 

新型コロナウイルス感染症対策として

 

「免疫力を上げるツボ」

 

関連としまして

 

「マスク疲れ対策のツボ」

 

更に加齢や心身の疲れ、

 

生活習慣の乱れなどに伴う、


主に顔のシワたるみでお悩みの方に

 

「お顔ケア対策のツボ」

 

もアップしております照れ

 

少しでもお役に立てれば何よりですお願い

 

 

ほうしゅんどうイメージキャラクター

「しゅん君」

 

 

 

 
 
 

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