お灸をしよう! 206回目
おはようございます(‐^▽^‐)
ほいうしゅんどうの西山です(。-人-。)イツモカンシャ
朝の7時前ぐらいでありますと、
まだまだ空は暗い感じでありまして、
朝の始動も自然と遅くなってくるせいでしょうか、
朝のウォーキングですれ違う人も
随分と減ってきたものであります
冬至を過ぎますと、
少しずつ朝の人も増えて
賑やかになってくるでしょうから
それまではマイペースで
続けていくとしますかね(^-^)/
ではでは、
今日もお灸を据えていきましょう
今回据えるツボは
結構名の知れたツボの一つであります
「足三里(あしさんり)」
であります(^-^)/
場所としましては、
膝付近となります(・ω・)/
こちらは前回からの順番通りではありませんが、
2009年7月31日の
「お灸をしよう! 9回目 」
の時に紹介したツボであります(°∀°)b
足・・・あし。人や動物の脚のひざから下の部分。
くるぶしから下の部分。
三・・・数の名。みっつ。みつ。み。みたび。
数や回数の多いことを表す約数。何度。
里・・・村里にある家屋。住民の集落。むらざと。さと。
単位名。長さの単位。一尺の1800倍。隋までは
300歩、唐以降は360歩が一里。
三里・・・針灸の経穴(=ツボ)=。ひじから三寸ほど
先の「手三里」と、膝から三寸ほど先の「足三里」が
ある。
(漢辞海より)
今回のツボの場所が、膝下から三寸下辺りに
あるということと、
「三」という数字は多いということを指し、
「里」は集まるということから
多くのものが集まる重要な場所である
というところでもあります(・ω・)/
また、お腹の三部
上焦(横隔膜から上部)
中焦(横隔膜から臍)
下焦(臍から下部)
に良いとされているツボでもありますφ(.. )
四総穴の一つで、
「吐腹は三里に止め」
とありまして、
胃腸関係に良いとされております(・ω・)/
更に「下合穴」の一つでもあります(・ω・)/
下合穴・・・六腑の病の際に反応が現れやすく
治療に応用される穴で、すべて下肢にある。
(新版経絡経穴概論より)
胆の合・・・陽陵泉
小腸の合・・・下巨虚
胃の合・・・足三里
大腸の合・・・上巨虚
膀胱の合・・・委中
三焦の合・・・委陽
効能としましては、
胃が冷える、腹部膨満感、胃弱、腹痛、便秘、
みぞおちの不快感、慢性の下痢、消化不良、
よくゲップする、口臭、しゃっくり、尿が出づらい、
尿漏れ、食欲不振、膝の疲れだるさ、神経衰弱、
ヒステリー、神経症、鼻炎、蓄膿症、目のかすみ
などに良いとされております(°∀°)b
また昔から無病長寿のツボとされており、
日本ではよくここに灸を据えるというのが
盛んでありましたφ(.. )
松尾芭蕉『奥の細道』序文より
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
舟の上に生涯をうかべ、
馬の口とらえて老をむかふる物は、
日々旅にして旅を栖とす。
古人も多く旅に死せるあり。
予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、
漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、
去年の秋江上の破屋に蜘の古巣をはらひて、
やゝ年も暮、春立る霞の空に白川の関こえんと、
そゞろ神の物につきて心をくるはせ、
道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず。
もゝ引の破をつゞり、笠の緒付かえて、
三里に灸すゆるより、
松島の月先心にかゝりて、住る方は人に譲り、
杉風が別墅に移るに、
草の戸も住替る代ぞひなの家
面八句を庵の柱に懸置。
というように三里の灸は健脚のツボでもあり、
ここに灸を据えながら芭蕉も旅を続けて
いたのでありましょう
では場所の説明に入ります(^-^)/
位置関係としましては、
こんな感じであります(°∀°)b
モデル:トヨハル君
まずは膝のお皿の下にあります
外側のくぼみを基準とします(・ω・)/
そこから指4本分下に下がり、
膝下外側にあります骨の出っ張りの
下側からと、
膝のお皿の下にある骨を
横に結んだ線の中間辺りの交わった
ところが今回のツボとなります(σ・∀・)σ
ちょうど
足を地面につけて踵をつけたまま足指側を
あげると筋肉が盛り上がるところです
また、
簡単な取り方としましては、
膝のお皿の上を親指と人差し指で囲むように
した形で、すねの外側に中指の先を
当てますと、
丁度今回のツボの付近に当たります(σ・∀・)σ
では場所が決まりましたら
いつものように
お灸を据えてみましょう
レッツお灸
寒さも厳しくなり、
空気も乾燥してきますと
やはり流行り出すのが
風邪であります:゙;`;:゙;`;・o(ロ≦〃)
外出時や年末掃除などでホコリ多いところに
いた後などにうがい手洗いをキチンと行い、
十分な室内の加湿、バランスの良い食事、
不規則な生活習慣を見直し、
よく睡眠をとっておくなど。。。
予防に努めて、
もしも、
おやっ?と体の変化があったならば、
体の訴えに素直に耳を傾けて
「未病治」
で済むように用心して、
師走の後半へ向けて
万全の状態で行きましょう(^-^)/
お灸をしよう!シリーズ207回目
http://ameblo.jp/housyundo/entry-11730412160.html
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