仕事でなら、ズバッと選別出来るのに
今日は、心のつぶやきです。----------------------------このブログの主は、美大卒のインテリアデザイナーです。世の中には、無から作品を生み出す素敵なデザイナーが沢山いらっしゃるので、私の仕事はコーディネートとか、プランニング、とかそちらのほうが仕事内容的にはしっくりくるのですが・・・学校や仕事でインテリアにまつわる色々なメソッドや経験をしてきているのに、なぜ、部屋がこんなに雑然としてしまうのでしょうか。仕事でのリニューアル案件なんかあれば「使う、使わない」の取捨選択はとっても簡単です。なぜなら、「そこにハマるか、違和感ないか、コスト削減に見合うか、用途は間違っていないか」これくらいです。今は便利なことに塩ビの粘着シートで柄を替えたりしてしまえば塗装がボロボロの古い什器でも綺麗に使えたりします。では、なぜ、自分の家は片付かないのか。「思い入れ」が詰まっているからです。このブログを始めた当初、自分の仕事にいまいち自信が無いのは冒頭の「デザイナーか、プランナーか」という悩みもありますが「家汚いやつがデザイナーを名乗れるのか」「取捨選択出来ないやつがデザインしていていいのか」このモヤモヤが、ずーっと付き纏って来たからです。もう一度書きます。なぜ、自分の家は片付かないのか。「思い入れ」が詰まっているからです。仕事のリニューアル案件と決定的に違うのは「思い入れ」。こんまりさんのときめき片付けの「ときめくかどうか」とは長年積み重ねた、自分のモノに対した思い入れと向き合うことでしょうか。その思い入れ、勘違いしていないだろうか?と、一つ一つを問いかけていく作業です。今回の片付け祭りが終われば、このモヤモヤも晴れるでしょう