息子の就学準備⑭ 主治医の見立て | * poco a poco * 少しずつ、一歩ずつ

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2人の子どもたち(娘と息子)、私のありふれた日々をつづっています。
息子は2歳でインフルエンザから痙攣重積型(二相性)急性脳症を患いました。治療やリハビリについても記録しています。



痙攣重積型(ニ相性)急性脳症により高次脳機能障害を負った息子。

現在5歳、年長さんです。

ニコニコ現在就活中(就学相談活動中)ニコニコ


息子の就学準備① 教育支援説明会

息子の就学準備② 特別支援学校の説明会


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今週いっぱいで決めなければいけない息子の就学先。

支援学校へと気持ちが傾いたり、

健常児とのコミュニケーションが息子には必要なんだ!と思ったり

私の心はあっちにいったりこっちにいったりで定まりません。



そんな中、リハビリ病院の主治医の診察がありました。

息子が脳症ほ急性期治療を終えた後、2ヶ月間にも及んだリハビリ入院からのお付き合いの主治医です。


何度か就学についての相談していて

これだけ話せてコミュニケーションが取れれば

じゅうぶん支援級でやれる

とアドバイスをもらっていました。


前回の診察は判定結果をもらう直前だったので、支援学校の判定が出たことを報告。

改めてアドバイスを求めると、前回と同じ内容でした。

つまり主治医は支援級推し







私が田中ビネーの結果を蒸し返すまでは…


療育手帳を取得する際に受けた田中ビネー(今年2月)

口頭で聞いた数値は 52くらい でした。


病院でやっている新型K式の結果以外にも田中ビネーの結果も見ての判定だったのかもしれない

新型K式も田中ビネーも50ちょっとでしたから…


そう私が言うと主治医の顔色がサッと変わりました。


田中ビネーで50ちょっとだったんだっけ…

うーん…

それなら支援学校かもしれない


と主治医、いきなりの方向転換。

田中ビネーの結果は伝えていたはずなのですが…



支援学校の見学に行って

・コミュニケーションのほとんどが大人相手であること

・子どもとのやりとりが少しでも成長につながるのではないか

そう思ったことを話すと


そうだね

◯◯くんには子ども同士のコミュニケーションは大切だね

だとしても小学校は2年生までが限界かな


そう言われました。

3年生からは支援学校でしっかり学んだ方がいいだろうとのことでした。

ずっと息子を見てくれている主治医の言葉だからこそ、とても重みがありました。


息子はというと、就学の話をすると「自分の悪口を言われている」と感じるのか、

少しイライラした様子で抱っこをせがんできたり、椅子に八つ当たりしたりしていました。

20キロ超えの息子に全力でのしかかられると本当にしんどいチーン


実は今回からインチュニブという注意欠陥や多動に効く薬を試す予定でした。

まだ少し抵抗があるのと漢方は何でも飲める息子なので、できれば漢方から試したいと相談すると「抑肝散加陳皮半夏」を出してもらえました。


私も飲んだ方がいいかってくらい最近イライラしてます…


昔飲んでいた抑肝散と甘麦大棗湯の効能を合わせた感じなんだとか。

これで少し息子が楽になれるといいな。




頑張ったからジュース買ってもいい?キラキラ

という息子に大好きなブドウのジュースを買ってあげました。


きちんと手を洗い消毒をして、

入り口で検温チェックをしている看護師さんたちに「バイバーイ!」と愛想を振りまき、

車に乗ったら飲もうねという約束をきちんと守り、走り出した車でブドウジュースを飲んでいました。

バックミラーで美味しそうにブドウジュースを飲む息子を見たら、胸が込み上げてきてしまいました。



あぁ、息子には小学校は無理なのか〜

主治医に言われちゃったら何も言えねぇ〜



青空がやけに眩しく見えた今日でした。