息子の就学準備③ 特別支援学級の見学 | * poco a poco * 少しずつ、一歩ずつ

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2人の子どもたち(娘と息子)、私のありふれた日々をつづっています。
息子は2歳でインフルエンザから痙攣重積型(二相性)急性脳症を患いました。治療やリハビリについても記録しています。



痙攣重積型(ニ相性)急性脳症により高次脳機能障害を負った息子。

現在5歳、年長さんです。

ニコニコ現在就活中(就業相談活動中)ニコニコ







今回は8月にあった教育委員会の就学相談について書こうと思ったのですが…

その前にあった、学区の小学校の特別支援学級の見学に行った記事が下書きのままであることに気づきゲッソリ

2ヶ月前のことですが更新しますあせる



7月半ば、一学期ももう終わりという頃に学区の小学校の見学に行ってきました。

娘が通っている小学校なので変なドキドキ感はありませんでした。

不安要素は 息子同伴 ということ笑い泣き


本当はじっくり見学したかったので1人で行くつもりだったのですが、学校から指定されたのが1時間目の授業だったので時間的に保育園に預けられず…

保育園に相談してみたものの「一緒に見てきた方がいいですよ!」と言われてしまい、、、

息子の反応も見られるから…とポジティブシンキングウインク(強がり)


事前に 先生にあいさつをする、名前を聞かれたら答える の2点を練習しました。



ちなみに市内の小学校には必ず知的級・情緒級が設置されているそうです。

知的級・情緒級が混合クラスになることはなく(一緒に活動することはある)、1クラス最大8名。

基本的に算数・国語は支援級での抜き出し授業、その他の科目・給食や学級活動は通常クラスで行うそうです。

(↑教育委員会主催の就学説明会より)



対応してくれたのは主任の先生。

「◯◯くん、おはよう!よろしくね」と息子に声をかけてくれましたが、モジモジとわたしの後ろに隠れました。


最初に個室に通され、見学に至る経緯など雑談。

不慮の病気で後遺症があること

現在は保育園のほか、通院・リハビリ・療育に通っていること

就学相談に申し込んでいること

特別支援学校の見学に行ってきたこと

などを話しました。

息子はその間、少しだけ椅子に座ってきましたが抱っこを要求してきたり、部屋をチョロチョロ移動し始めたりしましたチーン


授業が始まったタイミングで普通クラスから見学スタート。

同じ登校班の男の子が私たちに気づき、手を振ってくれました。


みんなすごすぎる滝汗

席を立つ子がいるどころか指定された漢字ドリルのページを開いて、先生の指示をピシっと待っている滝汗

一学期の終わりから漢字を学ぶんだっけ…?

娘が一年前にやっていたはずのことなのに全然記憶がないクマムシくん


今ひらがなの読み書きできないのに、何なら運筆を練習している段階なのに、あと一年で漢字書けるわけなくない…ゲロー

その前に椅子に座り続けていられるのか…と次元の違う不安が漂ってきましたバイキンくん


よく見ると30人くらいのクラスに空席がチラホラ。

質問すると「支援級に移動している子もいますから」と教えてくれました。

支援級への移動は支援員が付き添うこともあるし、ひとりで移動できる子もいるとのこと。



次は支援級①を見学。

大きな部屋に机がふたつ、部屋の後ろには絵本などが並び、子どもたちが描いた絵が掲示してあってどれも本当に上手〜お願い

チラリとロッカーを見ると10名ほどの名前がありました。


見学した時間は2人の一年生がテストを受けていました。

え、こんなに静かにしかもテストとか受けられるの〜えらすぎる!

ひっくり返って泣く息子が目に浮かび、不安増バイキンくんバイキンくん



支援級②へ移動。

高学年の男の子ばかり5〜6名が授業をしていました。

…この子たちが支援級なの?というくらい、いたって普通の少人数の授業にしか見えませんでした。

こちらのクラスは外から軽く見学して終了。



最後の支援級③(今度は3人)

これまた どこらへんが支援級なの? という雰囲気で、先生が黒板使って しょうゆ こしょう などの小さい文字が出てくる言葉を勉強していました。

どうやら一年生のよう。

みんなひらがな読めるんだね、すご滝汗

ひらがな読めない数字も分からない息子がここにいたらどうなるんだろう…とまたまた不安増バイキンくんバイキンくんバイキンくん



放心状態のまま見学を終えて、また説明・質問タイム。

支援級には教員の他に “支援員” と呼ばれる先生が数名がいて、通常クラスでの授業のサポートや支援級への移動の付き添いなどをしてくれるそうです。

ただマンツーマンでつけるほどの人数はいないため、あくまで補助という位置付けだそうです。


マンツーマンにしてほしい!

クラスにひとりはつけて欲しい!

…とは言わないけど、学年にひとりは常駐してくれるといいのになぁ。


ちなみに見学したのは、順に①知的級(一年生)→②情緒級(高学年混合)→③情緒級(一年生)だったそうです。

正直、一人ひとりの課題や問題行動にどのように取り組み、対処しているのかが全く分かりませんでした。

一学期の終わりという時期が悪かったような感じもあるので、秋以降にきちんと授業をしているところを見学させてもらいたいと思います。


先生から質問を受けたのは、

●ひとりでトイレに行けるか
→行けます

●着替えはできるか
→裏表、前後ろを間違えるかもしれないがほぼできる

●登下校はできそうか
→登校はお姉ちゃんがいれば大丈夫そう。
下校はする機会が少ないと思うが難しいと感じる。
登下校とも安全を確保できるまで付き添うつもりでいる。

そう答えると、親のフォローが確保できそうと感じた先生も安心してくれた様子でした。



帰り際、校長先生が玄関で見送ってくださいました。

「楽しかったかい?またおいでね。待ってるよ」

と声をかけてくださいました。


なんだか不安が増大しまくった見学でしたが、小学校自体の雰囲気はとてもいいし、先生たちもいい人ばかり。

息子を任せるには不安は少ない環境のはず。


なのに私の心は不安くんで支配されたのでした。


バイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくんバイキンくん

↑不安くん