3月にご紹介した能楽公演に行って参りました。
私の小学校からの同級生が主催している、
枠を外した「ひらかれた能」です。
(あ、これは私の勝手な命名です・・・)
会場では、装束や能面と一緒に撮影ができました。
気楽に触っていますが、
この装束ひとつをとっても何百年前のものかしら……。
そう言えば、学生時代、彼女の実家では、
衣装のお手入れをするときの「虫干し」を見学させてもらえることがありました。
当時より、今の方がありがたみがわかる・・・・・
始まる前に、お酒も楽しむこともできました。
これも、初の試み!
和雑貨や帯揚げや帯締めなど、和装小物もありました。
この「こより」がとても可愛らしかったぁ❤
実はこの日、私は会場を間違えてしまって、
バタバタバタバタと開始30分前にようやく到着。
もう少し早く来ていたら、
お弁当をいただいたりしてゆっくりできたはず……涙
でも、肝心の公演は、じっくりと堪能できましたよ
実はとても久しぶりにきちんとした能を鑑賞したのですが、
とてもよかった……。
正直、能楽って、こんなに良かったっけ?と思うほど、
良かったです。
最前列の真ん中で見たせいもあるかもしれません。
動作のひとつひとつ、
「シテ」や「ワキ」だけではなく、
後見の動きまでよく見えて、とても面白かった……。
もうひとつ良かったのは、
スマートフォンにダウンロードして見ることができる演目の解説です。
公演中、今の動作がなにを表しているか、
そのセリフがなにを言っているか、手元の画面が教えてくれるのでとてもわかりやすい。
「羽衣」というとても馴染みのある演目でも、
「へ~、そういう意味だったんだ。。。」というところがたくさんありました。
英語も中国語もあります!
そして演目終了後、フォトサービスまでありました。
もう一度、すべての出演者が登壇して、
写真のためにお囃子が鳴り、舞も舞ってくださるので、
驚きました。
(もちろん、初の試みです)
能楽は、歌舞伎の「大衆の娯楽(芸能)」という位置づけと比べると、
格上の高貴な成り立ちと歴史があるため、
なかなか一般の人にとって接触がないものになりがちですが、
こうして見ると、十分に楽しめる要素があります。
隣にお座りになった年配の老紳士に、
「能楽がご趣味なんですか?」
と言われ、
「はい」
と言えれば素敵なのですが、
「・・・・・いえいえ、こちらの長女と同級生で……笑」
と言ったら、
「……私も、こちらのお父様と同級生で……笑」
ということでした笑
7月にも上演するそうです。
ご興味のある方は、ぜひ。
「ひとつのはな」#3
7月23日(月)
矢来能楽堂(最寄 神楽坂駅)
http://yarai-nohgakudo.com/nohgakudo/summary
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