大川ひろゆきのブログ 「進まなきゃ、変わらない!」 -3ページ目

いよいよ始まります

年明けから議会活動と平行して準備してきた

直接請求がいよいよ始動します。

昨日、請求代表者証明書交付申請を行い、

その後は法律に則って、7/27~8/27まで署名を集めることができます。


詳しくは太誠会HP


朝日新聞

毎日新聞

産経新聞

神戸新聞


ここ数日でも署名集め人登録をいただいておりますので、

現在450名を超えております。

その際、「逆瀬川駅だけでなくほかでも署名所を設けるべき」

とのご意見をいただいておりますが、

署名所を設けるには、それに付随してスタッフも必要となります。

当然、署名を集めるわけですから、署名集め人でないとダメです。


ご提案はごもっともですが、現実、スタッフを確保しなければなりません。

ぜひ提案だけでなく、ご協力もいただけたらと思います。


当然、スタッフの多い日は逆瀬川駅以外でも、署名集めを行うつもりです。


まあ、それだけではなく、様々な方法も考えておりますので、

何らかの形で署名の機会はあるのではないかと思います。


ぜひとも署名・署名集めにご協力を。

総務常任委員会(議員報酬)

3月議会に引き続き、議員報酬の自主カットについて審議が行われました。

出されている議案は次の3議案。


議案第8号 現行より約17.2%カット 浅谷・伊藤・大河内

議案第9号 現行より10%カット   多田・大川・サトウ・藤本

議案第10号 現行より5%カット   たぶち・草野・田中・となき・大島


質疑の内容は、本定例会終了間際に市議会HPにアップされる

委員会報告書か議会報告会にて詳しく見ていただくとして、

まずは「なぜ太誠会が10%カット議案なのか」から・・・。


理由は簡単。

これまで2回、「3割カット議案」を提出してきましたが、

根拠に正当性がないだとか、自主カットする気はあるが、3割は妥当性がないだとか

様々な理由を挙げて反対し、何%が妥当か示さないままでした。

じゃあ、「今の議会で一体何%の削減ならできるねん!」ということで

6月議会では自会派の主張はとりあえず置いておいて、

これまで反対していた5会派が妥当だと考える土俵上で議論できるように、

市当局側の自主カット率である10%、7%、5%の中でもっとも妥当だと考える

10%を提案しただけのことです。


常日頃、議会は「2元代表制」の一角とし、市長とは車の両輪と表現しているのだから、

当然、自主カット率も市長と同じにすべきだし、

ともに選挙で選ばれた「公選職」ということを考えれば、市長以外と同じ率になるのは

整合性が取れないはずです。


自主カットの目安を宝塚市以外に求めるのであれば、国会議員歳費の12.8%削減であろうし、

答申に基づく2.8%削減とあわせれば、その目安にも合ってきます。


そんな理由から、10%が妥当と考えたわけです。


また、今回に限っては自会派の主張をしないで、

過半数を取ることを目指したわけですから、

他会派との折衝も行いました。

特に17.2%カット議案を提出した議員らとは、

連携をしていくべきと判断し、

大河内議員を窓口にし、私が具体的な折衝にも当たりました。



で、採決の結果ですが、


議案第8号 賛成:伊藤  反対:山本、多田、寺本、江原、田中、草野、藤本

議案第9号 賛成:多田、藤本  反対:山本、寺本、江原、田中、草野、伊藤
(事前予想では賛成3人だったんですが・・・) 

議案第10号 賛成:草野、田中、山本、多田、藤本  反対:江原、寺本、伊藤


となり、5%カット議案が賛成多数で可決しました。


正直、5%程度でお茶を濁すような議案に賛成するかどうか迷いましたが、

今議会を逃すと、しばらく議員報酬についての議論ができなくなると

自主カット提案議員の大方が認識しており、5%議案に反対すれば、

自主カット自体に反対している勢力に加担したことになります。

実際、5%に反対していれば、否決されていましたし、

賛成のメンバーを見れば、本会議での可決も視野に入ってきます。


例えて言うなら9回2アウトの場面で、ホームランを狙って大振りし、

三振してゲームセットにするのではなく、まずは転がして内野安打であっても

出塁して次につなぐ野球を実践したということでしょうか。



まあ、今回は過半数を目指したわけですが、5%だけになりそうです。

30%という数字はもちろんあきらめたわけではないので、

残りの3年弱で更なる削減に挑むつもりです。






そろそろ6月議会その3

今日は議会運営委員会。

議員提出議案等、委員会に付託される議案が出てくる日です。


結論から言うと、議員報酬自主カット議案が3本提出されました。


内容は以下のとおり。


自主カット率約17.2% (提出者)浅谷・伊藤・大河内

自主カット率10%   (提出者)太誠会・藤本

自主カット率5%    (提出者)共産党・大島


自主カットの期間はそれぞれ「当分の間」。

それぞれ12月ボーナスで4,5,6月分の差額を調整。



自主カット率を提案していない会派は、

宝結会・ユニットF宝塚・公明党の3会派。


先日の代表者会での公明党からの報告である

「5会派での共同提案決裂」という情報を加えて整理してみます。



■ 提案していない会派は自主カット率についてどう考えているのか?

まず、5会派での共同提案ができなかったのは、

率についてまとまらなかったからです。

であるならば、5会派の一つである共産党が提出した5%という率ではまとまらなかった

ということがここから推測できます。

つまり、3会派の考える自主カット率は5%でないことがわかります。

5%でなければ、いったい何%かと考えると、

議案提出していないので、具体的な数字を挙げることはできません。


ではなぜ具体的な数字を挙げないのかを考えると、

一つは会派でまとまらなかったという理由。

それは会派のメンバーそれぞれが自主カット率を主張して、

妥協案すらも会派内で出すことができなかった状況でありますが、

メンバーそれぞれの主張する自主カット率の中に少なくとも5%という数字は

無かったということは言えそうです。

もし、そう主張する人がいれば、大島議員のように共産党と共同で提案すればいいですから。


もう一つ考えられるのは、「具体的な数字を挙げられないから提案しなかった」のではなく、

「提案しないことが具体的な数字を挙げている」ことになる場合です。

それは「自主カット率0%」です。

自主カットしないのだから、議案提案する必要もないし、

そもそもしようと思ってもできません。


■ 「まとまらなかった」のか「0%」なのか?

考えてみると5%という数字は切りもよく、

一桁の数字としてはまとまりやすいものであることは自明です。

その他の選択肢といっても、3%か7%ぐらいのもので、

数%程度の違いでまとまらないというのは正直考えにくい状況です。

つまり、それぞれ数字を主張していて、それが一桁であるのならば、

5%程度に収束するはずで、「まとまらなかった」というのは考えにくいです。

万が一あるとすれば、一桁の率を提案している人と

2割、3割など二桁の率を主張している人との間でです。

そういう状況はすでに解消されているはずですから、

こういう理由でまとまらないということは可能性として極めて低いです。


と考えると、提案しなかった会派の現時点での主張は「自主カット必要なし」

と推測するのが妥当だと言えるのではないでしょうか?


自主カットは必要だというのは3月議会の委員会質疑でも確認されたことだと

思うのですが、さてさて私の推測は当たっているのかどうか?



今回、太誠会は10%を提案。

その真意や提案までの過程は、しかるべきタイミングで。

そろそろ6月議会その2

今日は代表者会。常任委員会等のメンバーが内定しました。

特別委員会も3つ設置することになりました。


代表者会終了間際に公明党から報告が・・・。


3月議会以降、断続的に5会派で報酬の自主カットについて協議して来たが、

5会派合同で自主カット率をまとめられなかった。という内容でした。


6月議会も報酬の議論が行われることは間違いなさそうです。

現在、太誠会では各会派の動きを想定しながら、様々なシミュレーションを行い、

対応策を検討しているところです。


ゲーム理論勉強しようかな・・・。

そろそろ6月議会

そろそろ動きが出てきました。

どんな6月議会になるのか・・・。

会派移動もあり、常任委員会はメンバーが変わる予定。

また、時期がきたらまとめて顛末を書こうと思います。


一般質問の準備もしないといけないし、

そのために分厚い本も読まないといけないし、

ついついブログをサボるのですが、

また、職員さんに「最近書いてませんね・・・」と指摘されてしまいます。


色々活動や準備もしてますが、書けないことのほうが多いんですよ。

と言い訳もしながら、これまでどおり適当にサボりますが・・・。



そうそう、前回のブログで書いた「東京都の尖閣諸島取得のための寄付」をしました。

お小遣い程度ですが、気持ちですから。

寄付

東京都が尖閣諸島買取のための寄付専用口座を開設したらしい。

都が尖閣諸島買取って、普通考えれば無茶なんですが、

そこは石原知事が言うとなぜか実現できそうで無茶でなくなります。


私は個人的には大賛成。良くぞ言ってくれたという感じです。

国民の生命と財産を守るのが国の第一の務め。

国土を守るために政府が所有すべきものです。

国がやらないなら都がやろうって言うのは、

私が都庁にいたときから合言葉のようになっていましたが、

簡単に言うと東京のことだけ考えていれば良いという発想ではなく、

日本の首都として東京はどうあるべきかを考えるということなんだと理解していました。

一部分を全体として捉えるのではなく、全体の一部分として捉える視点が必要ということです。


僕らが目指す“これからの政治”はまさしくこれで、

地方議員として、一部分だけ見るのではなく、

阪神間における宝塚市、日本の中における宝塚市を常に意識しながら、

全体最適を考え、実行していこうというもの。


議員報酬や議員定数の議論も、「議会のあり方」論が出てきますが、

それはそれで議員報酬等を議論する切り口としては成立します。

でも、今のこの日本の情勢や宝塚市の置かれている状況を考えたときに、

その切り口で議論するのが正しいのかどうかを考えてほしいです。


僕らは人口減少・少子高齢化社会の到来、それに伴う市税の減少や

社会保障費の増大、インフラや公共施設の更新費用を考えたときに、

市民負担をより小さくするためには公務員給与の削減しかないだろうと考え、

そのためには議員報酬削減等、身を切る改革を訴えています。

つまりは未来の想定からの逆算でたどり着いた結論なんです。


僕らが想定した未来よりも「議会のあり方」で議員報酬等を議論することのほうが

優先度が高いことを理由を挙げて、論理的に説明していただきたいです。

未来の想定は「あくまで『想定』だ」という理由ではなく、

未来を想定することより、議会のあり方を考えるほうが有益である理由を教えてほしい。


もう少し言えば、考えている「あるべき議会の姿」を示し、

その上で、あるべき議会の姿が達成された後、

未来の課題である、人口減少・少子高齢化社会や更新費用に対し、

それがどのように作用し、これらの課題がどのように解決に近づくのかを

私が頭の中でイメージできるように説明してほしいと思います。

その上で反対してほしい。

もう一つ大きな視点があるなら教えてほしい。


「市民のための改革」と言い、

たぶん皆、そのつもりでやっていることも、

突然、議会の論理(特に拒否権発動)が、

「市民のための改革」より優先されてしまうことや、

「これまでもそうだったから」という前例主義的な発想に対し、

「なんやねん!」という違和感は常に持っている。


今までにやったことのない手法でも、

本質的なところで「(現在と未来の)市民のため」

となることは数多くあるだろうと思っている。

そういう行動なら支持していきたいとも思っている。



さて、いくら寄付しようか・・・。




広報広聴委員会 ~ネット中継~

今日は、16時半から広報広聴委員会がありました。

今日の重要テーマのひとつが「ネット中継の仕様」です。


これまでの議論を元に仕様案を事務局に作ってもらい、
それに対して各会派が意見を出し合うというのが今日の作業。

意見は3つ。

まずは共産党。

定例会の本会議だけでなく、
議員研修会やコンサートなども中継しては?という意見。

公明党も同様の意見でした。


ともに生きる市民の会からは、

委員会もネット中継をとの意見。


市民の方からの意見らしい。
至極当然の意見でしょう。
でも、それは一度決めたことなので今回の議題の範疇ではありません。


もう一つは宝結会から。

ネット中継の録画版の公開は、
(サーバーの容量を見ながら)原則4年というのが、
今回の事務局案でしたが、

宝結会からは、「議事録アップ後すぐ削除」との提案が・・・。
理由は「議事録が正式な記録だから」。

まあ正式でないと断れば、削除する理由はないですし、
市民へのサービス、議会に関心を持ってもらうための施策ですから、
反対理由に合理性があるとはどう考えても無理があります。

とはいうものの、中継したくないと思っている人と議論するだけ無駄なので、
とりあえず「次の定例会の動画がアップされ次第、公開をしないようにする」ことになりました。

今回あっさり引いたのは、動画自体を削除するのではなく、
動画を見るためのリンクを公開しないというだけだからです。

逆に言えば方針が代われば、再度公開することも可能です。


市民のニーズが高いネット中継ですから、
市民の皆様の声を聞きながら改善する必要があります。
委員会中継も公開期間の延長も当たり前のことですから、
抵抗するだけ無駄だとそのうちわかるでしょう。

とにかく早く導入して、市民の皆様の声を聞く(聞かせる?)ことが、
実現へのなによりの近道だとおもっています。


最後にことわざで。

能ある鷹は爪を隠す。

今考えていること

久々の更新。

新年度を迎え、皆さんあわただしい時期ですが、

私は、この4,5月を「じっくり考える時期」としています。


何を考えているかというと、

これまで取り組んできた「更新問題」に対する市の対応を受けて、

また、都市計画マスタープランの策定を受けて、

これからのまちのあり方についてです。


今回の都市計画マスタープランでは、

3つの都市の将来像に加えて、

コンパクトシティという概念を初めて示しました。

当然これは、この先の人口減少社会を見据えてのことです。


このコンパクトシティという考え方と更新問題の対応策のひとつである

「施設の再配置」は相関性が高く、両方を睨みながら長期にまちを作っていかねばなりません。


ただ、コンパクトシティというのは概念を示しただけであり、

具体的な施策や計画があるわけではありません。

宝塚市のコンパクトシティ化がどのようなものなのか、

議論も整理もされていないのが現状です。


裏を返すと、これから議論が行われる分野と言えますから、

論点になるであろうポイントや議論の手順を前もって整理しておくことが、

議員としてのチェック機能を果たすために必要なことだと思っています。


私も元公務員ですから、どういう視点が抜けやすいかも多少は心得ていますし、

時間軸を持ちながら視点を上げて考えることが政治家の役割だとも思っています。



コンパクトシティの概念が日本で広がりつつあるのは、

基本的には行政の効率化、コスト面での部分が大きいです。

その行政の論理と実際の生活をおくる住民との間のギャップになりそうなのは何か。

コンパクト化によって失われるものは何か。

そもそもコンパクトってどういうことを指すのかなど、

いろんな視点で考えています。

私の中ではまだ、思いついたこと考えたことを整理する時期ではなく、

同じことでも何度も違う視点で考えてみる時期と考えていますので、

ある一定の結論が出るのは、まだ先だと思っています。


そんなことをやっている4月です・・・。

問責決議を受けての緊急声明

報酬削減(自主カット)議案の審議結果

さて、前回ブログで委員会傍聴を呼びかけて以降、

更新をしておりませんでした。

委員会の審議内容を知りたいという市民の皆様の声があることを知っていながら、

意図的に更新をしませんでした。


まずはその理由から・・・。


3月9日の総務常任委員会に臨むにあたって、

太誠会では、想定問答と委員会の進行ストーリーの予測を準備していました。

どのタイミングで、誰がどういう質問をするか。

どういうロジックで正当性を主張するか。

それぞれの委員の過去の発言、性格等から予想を立てました。

事前に修正案が2本出てくることも想定していましたし、

ある程度争点を明確にしながら、質疑応答をしないと、

議論が混乱してしまいますので。


さて、それらの準備をして臨んだわけですが、

自主カットなしを提案した主要5会派の連合(めんどくさいので以後「なし連」)

メンバーは、議案書1枚をだけを持って委員会室に入ってきました。

提案者5人全員がです。

通常、当局などは答弁のために資料や想定問答集を持ち込みますが、

なし連はA4用紙1枚のみ。


これは、答弁は「答申は尊重。自主カットは今後検討。」のみを繰り返し、

なし連に所属する委員は、質問もほとんどせず、すぐに採決。

という展開で行こうという意図だろうと考えました。


もちろん、「議論しない」作戦に出ることも想定内です。

前回、9月議会のときは、自分の意見や対案を出さないで、

手続き論などで否決されましたので、今回は意見を言ってもらわないといけません。


今回、市民の皆様に傍聴に来ていただいたのは、

彼らの意見を生で聞いて、議事録の「文字」ではわからない

「本音」を嗅ぎ取っていただきたかったからです。

「自主カットは必要」と言っているが、本当にする気があるのか?

彼らの意見が、本当に市民目線=民意を汲み取ったものなのか?

この議員らに宝塚の未来を託した市民として見て頂こうと思ったからです。


結果から言うと、大成功でした。

なし連の委員は意見の合間に本音を見せ、

傍聴に来られた市民の方(約20名)は、

「誰が本気で、誰が口だけなのかすぐに分かった」

と口々におっしゃっておられました。


想定外だったのは、自主カットについて

再度検討すべしと「継続」になったことでした。


3月9日の委員会終了早々に経過をブログにアップしても良かったのですが、

彼らの本音を知るためには静観するほうがいいだろうと判断しました。


北山委員から5%の自主カットを行う修正案が出されましたが、

過去の自主カットと同率であること、他の特別職の自主カットと均衡していることなどから、

北山修正案に賛成する可能性もあるだろうと考えていました。


いずれにせよ、太誠会が議員報酬について問題提起しなかったら、

なし連はどういう行動に出るのかを見極めたかったので、静観しました。


まあ、結果は「『なし連』は『なし連』のまま」でしたが・・・。



さて、委員会の審議内容ですが、簡単に。

詳しくはサトウ議員の傍聴手記



■ 太誠会の主張

報酬審の答申でも「自主カット」を求めている。

また、速やかな対応も求められている。

答申を尊重するなら、速やかに「自主カット率」を示すべき。

率については、更新問題等、今後の財政状況などを勘案して、

全国市議報酬平均と均衡させるべきとして30%を提示(6号議案)。


■ 伊藤委員の主張

自主カットについては太誠会と同様、速やかに率を示すべき。

全国市議平均ではなく、人口20~25万人規模の中核市の

市議報酬平均と均衡させるべきとして、約17.2%削減の修正案を提示。


■ 北山委員の主張

答申を尊重し、自主カットについては、速やかに率を示すべき。

過去の自主カット率を踏襲し、5%削減の修正案を提示。

3/21の総務常任委員会で、修正案を撤回。

理由は、全員の合意」が宝塚市議会の伝統であるため、4/1にその効果を遡及させるなら、

それを尊重し、自主カットについて話し合う場を設け、そこで率を決めるという5号議案に賛成。


■ なし連の主張

答申は無視していない。自主カットしないとも言っていない。

ただ、さまざまな意見があり、調整できないので、しかるべき場で

自主カットについては検討するべき。

よって合意できた答申額(約2.8%の削減)のみ提案(5号議案)



とまあこんな感じです。

なし連は確かにさまざまな意見があるようで、

「しかるべき場」で自主カット率を検討するのか、

その有無について検討するのかも、発言した人によってニュアンスが違いました。


また「しかるべき場」については、ある人は「議会改革検討委員会」をイメージしていたり、

ある人は「新たな第3者機関」を、ある人は「報酬審」であったり・・・。


誰がリーダーシップを取って、この意見を調整するんでしょうかね。

他人(議員以外)に丸投げしたら、自主カットとは言わないし、どう考えているんでしょうかね。


いずれにせよ、選挙が近づいたので、お茶を濁した数%のカットを提示するというのは

格好悪いので僕としては絶対に避けたい行為ですね。

報酬削減を掲げて当選した人がそれをやったら、さすがに市民を馬鹿にしていますから。



さて、本日のブログの最後は、傍聴に来ていただいた方のご意見で・・・。

「議員のレベルはこんなものか。知的レベルが低すぎる。」

「自分の老後を心配するなんて・・・。そんな議員を選んだ市民も反省すべき。」

「傍聴席が少なくて、別室で放送を聴いた。
 誰が話しているかわからないし、聞き取りにくい。
 インターネット中継は必要。」

「しっかりと仕事してくれるなら、報酬上げてもいい。
 でも、今はそんな時代じゃないから、今より報酬が低くても、
 しっかり仕事しますという人を選びたいと思っている。
 要は改革に対する覚悟と志を議員に求めているだけ。
 それを『安易な削減』という議員は危機感の欠如でしかない。」

とまあ、議会に対し、かなり厳しいご意見をいただきました。

と同時に激励のお言葉もいただきました。


傍聴に来ていただいた皆様、ありがとうございました。