あなたと家族を豊かにする「低燃費」な家づくり

あなたと家族を豊かにする「低燃費」な家づくり

エネルギー高騰! 電気は「買う」から「作る」時代に突入。燃費の悪い家は、家計に大打撃を与え兼ねません。
『低燃費な家づくり』について、ディズニー街・浦安から発信する、建築情報の玉手箱です。

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タイトル変わってますが、前回のつづきです。


「目に見えない価値」で、家を買う。

こう考えるのが、モデルハウスも持たない我々を

あえて選んで頂ける、数少ないお客様の考えです。



「目に見えない価値」って何?


家を「モノ」として見比べるのではなく

「暮らし」を具体的にイメージしたときに

感じることのできる価値です。



そして

より 理想的な暮らし がイメージできる家

という比較で選ぶのはどうでしょうか。



しかし、そうは言っても

「理想的な暮らし」なんてものは、家庭によってそれぞれ異なるもの。



だから、僕らの家は

きっと、万人には受け入れられないだろうと思います。



「最後の判断は、あなたの価値観次第です」という立場のうえで

僕たちが考える、是非とも実現して頂きたい「豊かな暮らし」のビジョンを示しています。



そして

僕らは、その「豊かな暮らし」を定義しています。



家族全員が『健康』で『長く』暮らせること



これが、低燃費住宅の存在価値を支える土台となっています。



それを実現するために

具体的に、どんな家づくりを行っているか?



それは

2つの問題を解決する家づくり です。



問題1 日本の住宅は短命

日本の木造住宅の平均寿命は約28年。だけど、住宅ローンは最長35年。

その主な原因は、結露・カビによる木部の腐食。(冷たい窓や、壁のなかで発生)

それによって、新築時と同じ耐震強度を保つことが難しい。

つまり「老後の建て替え問題」と「震災時の倒壊リスク」に対応できない。



問題2 日本の住宅は不健康

家で健康を失うことは、しばしば起こり得ます。

例えば、高齢化の進む社会で

風呂場や廊下の寒さが原因の『ヒートショック』による死者数が年々増え続け…

昨年、ついに年間18,000人を超えました。

これは

東日本大震災レベルの大災害が、毎年起きている…そんな事態です。

問題はこれに留まらず…むしろ、死に至らずとも身体に障害が残るケースが多いこと。



13年前、私の祖母は、風呂場で倒れました。

それをきっかけに脳の病気を患い

亡くなるまでの2年間は、自力で立ち上がることができませんでした。

祖母の場合、倒れてすぐには亡くならず

闘病の末なので、被害人数に含まれません。



近年、段差バリアフリーが当然のようになっています。

しかし、よく考えてみてください。

そもそも、その原因は何でしょう?

なぜ、段差のない生活を余儀なくされてしまうのか?

車いす生活や、介護生活を考えなければならないのか?


そうなる危険性は、家のなかにあります。


ちなみに、僕らが研修したドイツでは

室温が20℃を下回る家づくりを法律で認められません。

つまり、家が建てられないということです。


それは、寒い家は「人の命を奪う」

法律レベルで認識されているからです。




これら2つの問題を、一挙に解決する手段が『断熱』です。




まず

断熱性能を向上させることで、壁のなかでカビ・結露の発生を防ぎます。



例えば、最近流行のガラスコップで

表面に水滴(結露)がつかないのありますよね?

あれと同じです。

あの不思議なコップは、冷えた飲み物とコップのあいだに

『空気の層』 が入っています。

空気の層は、断熱の役割があり、表面に冷たい熱を伝えないので結露しません。

その証拠に、コップを持っても「ヒヤッ」としないはずです。



同じ原理で、もっと高性能なのが『魔法瓶』です。

魔法瓶は、空気層の代わりに、真空層があります。



断熱でしっかり囲われた魔法瓶のような家は

結露を予防し、カビや木の腐食を防ぎます。



そして、魔法瓶のなかでの生活は家族の健康も守ります。

各部屋の室温を均一にする「温度差バリアフリー」を実現するからです。

すると寒い冬でも、廊下や風呂場まで、リビングと同じ暖かさで過ごすことができます。



つまり、断熱性の高い家を追求することが


① 家の寿命を伸ばし

② 家族の健康が続く暮らし



この2つの実現に、深く深く結びついていると考えています。



これは、モデルハウスを見たって伝わりません。

だって「見えない価値」ですから。



こう書いてきて改めて思うのは

やっぱり、私たちの家づくりは万人受けしないと思います。



そんな分かりにくい価値よりも

「デザイン性や、最新の設備、ネームバリューや、コストで比較して選びたい。」



それは、それでいいんです。

全然、否定しません。



家の選び方なんて

十人十色。様々です。



ただ、僕らがお手伝いする方々の共通点は

たった一つの「理想の暮らし」を共有している。



それだけなんです。




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と言っても、バカ売れしているわけではございません。


「 10棟 」


これが今、私たちが1年間に注文をお受けできる限度です。

(年間の建築ペースによっては、着工時期をお待ち頂くこともございます)



先に種を明かしてしまうと

我々は省エネ建築の先進国とも言えるドイツにて研修を積んだ3名で

広告・営業・設計・監督を一貫して行っています。



そこにリフォーム専門スタッフ7名を含めた、計10名で

お住まい頂いてからもアフターメンテナンスをさせて頂いております。



つまり、お客様に初めてお会いしてから、お引き渡しまで

ほぼ全ての業務を(注:大工工事や電気工事などの『施工』については専門の職人を手配します)

3人だけで一任させて頂いているため、ご注文を頂ける数にも限りがあるのです。



しかし、たったの3人でつくる家がなぜ選ばれるのか?

それも、モデルハウス無しに。



価格だって

70万円/坪と、決して安くありません。

40坪の家を建てれば、消費税も入れて3,000万円近く掛かります。



マイホームは、一生に一度あるかないかの大きな買い物です。

会社の安心感で考えれば、大手ハウスメーカーで建てるのが常識(セオリー)でしょう。

しかも、わが町浦安には、名立たるハウスメーカーのモデルハウスが軒を連ねる

「住宅展示公園」だってあります。



その地で我々は、昨年まで約半年間保有したモデルハウスを手放し

2014年はモデルハウスを持たず、6月までの半年間で4棟のご注文を頂きました。



消費税が8%に増税し、1棟あたり100万円近くも高くなったにも関わらず

本当にありがたい話です。



なぜ、モデルハウスも持たない我々を選ぶのか?



それは、皆さん私たちの建てる家を

「目に見えない価値」によって選んで頂いているからなんですね。



さて、目に見えない価値とは…。つづく



【編集後記】

お盆休みも終わり、本日より出勤しました。

Facebookをご覧頂けた方はご存知かと思いますが、5日間ベトナムへ旅して来ました。



ベトナムは、人口・GDP成長率を照らし合わせ「50年前の日本」とよく言われます。

確かにその通り、街には活気で溢れてました。



「コレトッテモイイヨ!ココカラ、20パセントオフスルネ!」



なんとかモノを売ろうとしてくる店員と話していると、根負けしてついつい買ってしまいます。



僕も皆さんと同じで、押し売りは好きじゃないけど

今の日本では随分減ってしまった光景のようにも感じました。



ところで、皆さんは「クロスカンパニー」という日本の企業をご存知でしょうか?

女優の宮﨑あおいさんをCMのイメージガールに起用し、全国200店舗以上の

「earth music&ecology」というアパレルブランドを展開する会社です。

ここの石川社長も、事業を軌道に載せるために似たような手法を取っていることを雑誌の記事で知りました。



私の妻もこのブランドの愛用者なので、たまに付き添いでお店に入りますが

今でこそ、店員さんはお客の自由に商品を選ばせてくれる印象です。



しかし、最初は社長の月給も1万円で、とにかく会社を潰さない為に必死だったと言います。

「お客さんが何かを買ってくれるまで帰さない」

それが、経営スタイルだったそうです。そのために、店員達は必死に商品を売り込みます。

そのスタイルが奏功し、今の大成功をもたらしたというから…馬鹿にできません。



もちろん、そのやり方を真似しようとは思いませんが…良い意味で「必死」なんだと思います。



ベトナムのときもそうでした。不思議なもんで

真剣に必死だと、なぜか心を打たれます。価格にもよりますが「そこまで言うなら…」という気持ちで買ってしまいます。

あの“必死”さが、国を豊かにしていくんだろうな。

50年後ベトナムを、是非、自分の目でその変化を確かめたいと感じました。



そういう意味では、僕らは違う時代を生きています。

『今の時代に求められる提供の形』を、考えなければ選ばれません。



どんな方法ならば『価値の本質』を『適切なタイミング』でお届けできるか


それを“必死”に考え続けなければならないな。

と言い聞かせる、身の引き締まる5日間でした。



…? あれれ。 本文より長くなっちゃった。

失礼しました。でも、ここまでご覧頂けて嬉しいです。^^





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いよいよ


「利息を払わない方法」です。



前回の投稿からしばらく更新できず、失礼しました。

いつもネチネチ書いてますが…あんまり引っ張ってもしょうがないので

できるだけサラッといこうと思います。そして、今回で終わらせます。


前々回、最後に登場した下の図







この図が示す意味。お解り頂けましたか?



矢印の期間、銀行に毎月コツコツ支払う合計額は、赤と青の面積の合計です。



矢印の期間内に返済する、青い斜線部分の「元金」


それに伴って請求される、赤い斜線部分の「利息」


その関係図です。







上のように、具体的に数字を入れてみました。



2年~5年目までの支払いの期間に

返済される「元金」(=投資、もしくは貯蓄)

支払う「利息」(=浪費)です。



お分かり頂けますか? この関係性。



この関係性を利用して、利息の支払いを大幅に減らします。






↑ この図。もう何度も、登場してますねぇ。

いい加減、しつこいですよぉ。



それでも、何度でも登場させましょう!(大切ですから)



この赤い面積を削り取ることができれば、利息を減らせるわけです




そのために



重要なキーワードは『繰り上げ返済』です。



聞いたことありますよね。

実践している人もいらっしゃると思います。



『繰り上げ返済』と聞くと、負担に思われる方は多いと思いますが



その効果たるや、絶大です。








↑ 再びこの図。



矢印の返済期間がやって来る前に

(…当然ですが、もう支払ってしまった利息を取り返すことは出来ませんからね。)




繰り上げ返済で、青い面積分を消してしまえば

赤い面積の“支払うべき利息”が ゴッソリ消えます。





ちなみに。



重要なことだけど

実は、初めてマイホームを買う人にあまり知られていないのが




繰り上げ返済は

すべて「元金」に充当することができる





ってこと。



だから、青い面積を効率的に消すことができます。



ちなみに、繰り上げ返済の一種だと思われがちな『ボーナス支払い』には利息が含まれます。


つまり別物ってことです。


だから『ボーナス月に50万円ドカンと返す』と言っても、利息が取られているので

残債が50万円丸々減るわけではありません。




更に、繰り上げ返済の効果は利息のカットに留まらず

矢印の期間(=ローン返済期間)が、ズコッと短縮されます。




そして、最も重要なポイントは…




繰り上げ返済は、必ず「早いタイミング」で行うこと




です。



ローンが始まって、まだ間もない時期は、生活にもそれほど余裕がないかもしれません。



それでも、繰り上げ返済してください。








↑ さっきと、同じ元金(青い面積は同じ)を

「余裕ができたらね」と言って、ずっと先延ばしで繰り上げ返済しても



消せる利息(赤い面積)は、かなり少額になってしまいます。





払った利息は戻ってこないのです!






短縮できる期間(矢印の長さ)もかなり短い。




↓ 繰り上げを前倒しにした場合と、先延ばし(後回し)にした場合…

並べてみると、こんなにも違う。









赤い部分(利息)の面積を比較してみて下さい。



繰り上げ返済は、後回しにすればするほど、損します。



繰り上げ返済のメリットは分かった。


タイミングも早い方が良いのも分かった。



「しかし、そうは言っても

繰り上げ返済にお金を回す余裕なんて無いよ。」




そんな声が聞こえてきそうですね。



しかし、前回から何度も言っているように

元金の返済は「貯蓄」です。時には「投資」にもなります。



限られた収入を、繰り上げ返済に回すためには

この考えを定着させなければなりません。




例えばこのグラフの場合

1年目、住宅ローンで支払う10万円の内訳は


(利息)6万5000円

(元金)3万5000円


でしたよね?



元金の3万5000円については

「毎月の貯蓄に回せている」と割り切ることができれば



実質的な支払いは「利息」のみの6万5000円です。



お給料から家賃として10万円を支払う力があるのなら



元金にあたる3万5000円は貯金と考え

実際に銀行貯金に回そうと考えているお金から同じ分を、繰り上げ返済に差し替え

更に「元金」を返済してはどうでしょう?




そうすれば、1円の財産にもならない『利息』を払わなくて済むわけです。




実際、4000万円を借りた場合に

それを最初の10年間だけでもやってみると…



支払う利息 「 2640万円 」 のうち



なんと、816万円を消すことができます。


更に、返済期間は


35年 → 26年 に短縮される。



これが、繰り上げ返済の効果です。



どうでしょう?



(※このシミュレーションは3%を想定していますが、今のフラット35は団信を含めても2%ちょっとです。2014.7 現在
ただし、この金利は歴史的に見ると異常事態の安さです。もちろん史上最低金利です。
この記事は、半永続的にWeb上に残ることを前提で書いておりますので、その点はどうぞあしからず。)



これを10年後からやっても効果は半減です。




それに、よーく考えてみて下さい。



『銀行預金』と『住宅ローン』


どちらの金利が高いですか?



言わずもがなですが


金利の高い方にお金を回すのが、投資の鉄則です。



将来的な総資産を考えたとき



1%未満の銀行預金にお金を回すべきか?

3%近い住宅ローンの返済にお金を回すべきか?



どちらが、将来の貯蓄に繋がるでしょう。



もしくは、それ以上の利回りを得られる投資に

資金を回す方もいらっしゃるでしょう。



それは自由です。



ただ僕が一石を投じたいのは

「何となく不安だから銀行に貯金している」という方々です。



もちろん、子育てや急な出費に備えてある程度の現金が

手元にあることは大切だと思います。



金利を得するために、生活資金をギリギリまで切り詰め過ぎることは

幸せなライフプランを形成するうえで、本末転倒にもなりかねません。



では、どの程度の現金が手元にあれば安心できるのか?

具体的に把握されているでしょうか。



もし、そうでないとしたら

マイホームという大きな買い物をする前に

しっかり、見直してみてはどうでしょう。



是非、一生涯の資金計画・資産形成を成功させて

家族全員が一人も欠けることなく、幸せに暮らして頂きたいと思っています。



もしこのブログをご覧頂けているあなたが

浦安でマンション、戸建、土地を買おうとしているなら

FPコンサルタントのいる不動産屋さんをおすすめします。
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私の勤める工務店の親会社で、私と同じ入社時期の社員も多いですが

一般的な不動産業者に比べると、かなりアットホームな雰囲気なので

良い意味で担当者と仲良くなりたい方にはおすすめです。



さて…長くなり過ぎたので、そろそろ終わりにしましょう。



【編集後記】

全3話に渡って
「住宅ローンの利息」は払わないシリーズをお伝えして来ました。


ここまでお付き合い頂けた皆様、ありがとうございます。

少しでも何か感じて頂けたでしょうか?

もしそうなら、書いてみてよかったです。


ぼくは「気持ちや思考を言葉で表現することが苦手」という悩みから

震災をきっかけにブログを書き始めました。

最初は、日記のつもりでした。


しかし、あるときブログを見た方から



「あなたの記事は、我田引水では?」

「行間が読みづらいよね」

などのご指摘を頂くようになり…



えっ。こんなブログでも読んでくれてる人いるんだ、と初めて知りました。



人が見てくれていると分かると

急に自分の書く文章が恥ずかしくなり、書くたびに反省することを覚えました。


そしてそれをきっかけに、伝わる言葉とそうでない言葉の違いが、分かるようになっていきます。

自分の視点でしか物事を考えられていないとき

話や文章が分かりにくくなっていることに気付きました。


だから3年経って、振り返って記事を見ると

昔の自分の記事に嫌悪感を抱くことがしょっちゅうです。


そういう意味では、少しは成長したのかもしれません。


もちろん、今日書いた記事だって完璧ではなく

数年…いや数ヶ月後には吐き気を感じているかもしれません。


読んで頂く皆さんにも、まだまだ考えの浅い若造だと思って

是非、応援頂く気持ちでご覧頂ければ幸いです。


いずれにしても、3年間書き続けて来れたのは

皆さんにいつも見て頂けているからです。


「今回の記事は絵が入っていて良かったねー!」

「面白いけど、ちょっと、ここの所は一般人には分かりにくかったかな」


など、真剣に読んで頂けていることがわかるお言葉を頂けるだけで


また書こう!もっと良い記事を書こう!

という気持ちが沸き上がってきます。





【 完成内覧会開催中! 】

浦安市今川に建築中の「低燃費住宅」が完成しました!

お施主様のご好意によって、8月の残り2日間

一般開放させて頂ける運びとなりました。


約25坪の土地に、81㎡ 3LDK「吹き抜けのある」こだわり設計をしています。


場所:浦安市今川3-7-2

(駐車場3台分を近隣で確保しています。お車でもご来場頂けます。)



日程:2014年 8月 2・3日
時間:13:00~17:00


この2日間を予定しております


どうぞ、お楽しみに。
当日は、私も現地にいます。質問などあれば何でも聞きに来てください。



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前回 の続きです


4,000万円の住宅ローン…



その利息は、なんと 2,640万円 です。



「こんなに払いたくない!」絶対に。



その為には







↑『 赤い面積(=利息の合計)を、どれだけ削り取れるか 』



という、お話しでした。



この赤い部分、何を表してるかと言うと


毎月の支払いをきっちり「10万円」と決め

それを35年間、地道に払い続けた結果が…この利息請求です。




多くの人は、マイホームを購入する際

毎月の支払い額を決めて

その支払いの範囲内から、物件を絞り込むと思います。



家に掛けられるお金は、各家庭で決まっています。



決まったお給料から、定額を銀行に貯金し

毎月の光熱費や、食費、学費、小遣いなどの『支出』を差し引いて

残るお金で家賃を決めているという感じではないでしょうか。



住宅ローンは「家賃」と置き換えて考えられがちで

『毎月固定の支出』として、家計はやりくりされます。



しかし、実際は違います。

住宅ローンは「家賃」ではありません。

そして『毎月固定の支出』でもありません。




家賃は、言うなれば「掛け捨て」です。

つまり、払ったお金は1銭も戻ってはきません。



一方、住宅ローンは「利息」と「元金」に分けられます。



元金は戻って来ます。



更に、35年間 毎月ずっと同じ10万円の支払いでも

返済の経過年数によって

「元金」と「利息」の割合は変化します。



結論から言うと

前半よりも、後半の方が「元金」を多く返せる仕組みになっています。



それは、裏を返すと



返済が始まっても、しばらく「元金」はなかなか返済されず

「利息」ばかりを絞り取られてしまう…




というワケです。



例えば、ローンが始まったばかりの

1年目の支払いを見てみましょう。※金利3%の場合


(元金)  35,000円

(利息)  65,000円

(合計) 10万円 の支払い



この元利の割合が逆転するのは…ずっと先の21年目です。


(元金)  65,600円

(利息)  34,400円

(合計) 10万円 の支払い




昔、お金の使い方は

3通りと教わりました。




「浪費」  

「投資」  

「貯蓄」





さっきも言いましたが

賃貸の「家賃」は、何年、何十年、支払い続けても

1円だって戻ってくることはありません。



つまり、これは「投資」でも「貯蓄」でもなく…「浪費」です。



光熱費など(=これも「浪費」)と同じ、毎月の支出として考えられます。



しかし住宅ローンは違います。



家賃10万円と、住宅ローン10万円は同じ支出ではありません。




僕自身、自宅のローンを返済しながら、こう考えています。


住宅ローンの場合…


利息は「浪費」になり

元金は「投資」もしくは「貯蓄」になる。




私は以前、不動産を購入し、それをやむなく売却したことがあります。



田舎から出て来たばかりの僕は

悪徳営業マンから家賃8万円もするワンルームマンションを「これが都会の相場だ」と言い切られ、ブチ込まれ…

たった6畳の狭い部屋に、大男が一人。

(シングルベッドでなんて、ろくに寝れやしねぇ。)

ある日、突然支払いがバカバカしく思えてしまい

(しばらく住めば相場も分かりますしね。)

だったら…って、思い切って同じ支払いで買える2LDKのマンションにしました。



その頃は、住宅ローンに対する考えは「家賃」と同じ感覚でいました。



だから

「同じ8万出すなら、もっと広い方がいい」

と、いたって単純な気持ちで買ったマンションなわけです…が



1500万円で購入したそのマンションは

売るときには、1450万円に値下がってしまいました。

3年で、50万円も…。



たったの50万だろ?

と思われるかもしれませんが

貯金も全くなかった、その頃の僕には大損したように感じました。



何も考えずに買ったことが招いた悲劇でした



しかし!!



なんと、売却後には誰かが魔法が掛けてくれたかのように



手元には100万円近くの現金が残っていました。



貯金もなく、無一文に近い僕が、突如大金を手にすることになりました。

恥ずかしながら、億万長者になったかのような気分でした。



その現金のお陰で、その翌年

人並みに結婚式も挙げることができました。



きっと、あのままワンルームマンションで暮らしていたら

同じような結果にはならなかったんじゃないかと思います。



何が言いたいか?



住宅ローンの支払いが「貯蓄」になっていたということです。(※知らない間に)


マンションは値下がったので「投資」には失敗しましたが(※知らない間に)


結果的には、元金の返済分が「貯蓄」として手元に残ったのです。知らない間にね…。



もし反対に、あのときマンションが50万円値上がっていたとすれば

更に100万円が手元に残り、そうなればローンの返済は「投資」となります。



実際…僕が売却する1年前には、50万円どころか100万以上

買ったときに比べて、値上がってましたから。





だから、マイホームの購入準備で

毎月のローン支払い額を決めるとき

元金分は「貯蓄」か「投資」だと考えてみて欲しいのです。



こういう話をすると


「やっぱり、買った方が良いんだね!」


って、賃貸住宅に住んでいる友人が、突然マンションを買ったりします。



だけど、忘れないでください。



ローンの利息は莫大です。



ここまで分かって頂ければ


いよいよ次回は核心へと迫りたいとます。


「利息を払わない方法」です。




【編集後記】

今日も長文にお付き合いありがとうございます。

ここまでご覧頂いていかがでしょうか。

もし何か感じて頂けたなら、書いてよかったです。

…僕は眠いです。

いつも書き終わる頃には睡魔に襲われ、文章がめちゃくちゃになってないかなぁ?むにゃむにゃ…

心配しながらも「ま、いいか。エイっ」て『投稿』ボタンを押します。

誤字脱字、文脈バラバラ…など

何でも気付きがありましたら、遠慮なく指摘して下さい。

皆さんのお助け、待ってます。





【 御礼 & 次回完成内覧会のお知らせ 】

先週まで2週間開催しておりました

浦安市当代島、完成オープンハウスにたくさんのご来場ありがとうございました!






次は、浦安市今川に建築中の「低燃費住宅」が完成します!

こちらもお施主様のご好意によって、7月・8月に4日間

一般開放させて頂ける運びとなりました。


約25坪の土地に、81㎡ 3LDK「吹き抜けのある」こだわり設計をしています。


場所:浦安市今川3-7-2

(駐車場3台分を近隣で確保しています。お車でもご来場頂けます。)



日程:2014年 7月26・27日、8月2・3日
時間:13:00~17:00


この4日間を予定しております


どうぞ、お楽しみに。
当日は、私も現地にいます。質問などあれば何でも聞きに来てください。



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住宅ローンに少し詳しくなると、聞こえてくる声があります。



「エッ!? “利息”ってこんなに払うもんなの!?」

「ヤダ嫌だ。払いたくないよっ!」




実際のところ、住宅ローンの利息って

全部でいくらくらいなんでしょう?



当然、知っている人も多いと思います。



ただ、大きなローンの場合

どうしても 「毎月の支払い額(目先のお金のこと)」 にフォーカスしてしまいがちで

全体を見過ごしてしまうこともあります。



しかし、それをやってしまうと

30年後(…つまり老後)の貯蓄に、大打撃を与えてしまいます。




例えば、じゃあ



4,000万円 借りたとしましょう。(※金利は3%で計算してます。2014年7月現在、フラット35の金利は保険も入れて2.5%程度で借りられますが、筆者は金利の歴史から非常に限定的と考えます。)



35年ローンです。



4,000万円のマンションと言ったら、結構良いところ選べますよ。



↓ わが町、浦安ではこんな間取りのマンションなんかも選べます。







うーん。カッコいいですねぇ~。今風!



ディズニーランドまで、10分も自転車に乗れば行ける

ファンにとっては夢のようなマンションです。




毎月の支払いは…15万4000円

と、賃貸で借りても20万円近く掛かるマンションなので、安くは感じます



…が、35年間の支払い「総額」は



6,460万円



・・・!? およよ!?




覚えていますか?借りたのは…

4,000万円です。



それなのに、返す金額は

なんと…

6,460万円です。



と、言うことは



2,460万円 = 利息



率直に聞きましょう。



こんなに、払いたいですか?



定年退職が60歳の場合

年金を受け取れる65歳まで、空白(無収入)の5年間



夫婦で生活するには、最低でも

2,000万円の貯蓄が必要だと言われています。



借りた4000万円をきっちり返し、更に

2460万円 の利息を払いながら

2000万円 の貯蓄をする。

60歳までに。




果たして、そんなことが可能でしょうか…。気が遠くなるわ。



もう一度、聞きます



「こんなに、払いたいですか? 利息。」




きっと、答えは「No!」でしょう。



では…本題です



「こんな利息を払わずに済む方法がある」



と言ったらどうでしょう?

聞きたいですか?




お伝えしましょう。

もちろんです。ここまで読んで頂けたのですから。



しかし、それには相応の苦労が伴います。



覚悟できますか?



もちろん、ここで読み終えてもらっても結構です。




では、話します。



…と、その前に

住宅ローンの簡単な仕組みを確認しましょう。


まず、住宅ローンには大きく分けて


「元利均等返済」「元金均等返済」


の2種類があります。



覚えなくていいです。



これは感覚なのですが

住宅ローンを組む“8~9割”の方が「元利均等返済」を選ばれます。



以降、話をシンプルにする為に「元利均等返済」の場合のみでお話ししようと思います。





↑ 35年ローンを簡単な図で表してみました。


この図は


10万円のローンが、35年間つづくことを表現しています。



ローンの支払い総額は



↓ 青線で囲われた部分です。







これが、4,000万円借りた場合は

「6,460万円」でしたね。



↓ そして、利息です。





返済期間は

左から右に時間が流れています。



図を見て分かるのは、返済が進めば進むほど


支払いの割合が変化しています



35年間、ずっと同じ「10万円」の支払いでも

その「元金」と「利息」の割合が変化します。



時間が経過すればするほど

「利息」の割合は少なくなります。



それは、裏を返せば

最初のうちは「利息」の割合が多いということです…



払っても払っても、元金はなかなか減りません。



これが「住宅ローンの仕組み」です。



銀行が

“多くの利息” を “早いタイミング” で

『確実に回収する仕組み』と言えます。







僕らは、この赤い面積の「利息」を払うわけです。



「こんなに利息を払いたくない」



そうです。

僕らは、利息を払いたくないのです。



そんなとき、考えるべきは…

この赤い面積を、どれだけ削りとって小さくできるか?


を考えれば良いわけです。




さて、その方法ですが



…ちょっと、長くなり過ぎたので

続きは次回にしようかなと思います。



ヒントの図↓を入れておきますので、是非、皆さんも考えてみて下さい。








【 御礼 & 次回完成内覧会のお知らせ 】

先週まで2週間開催しておりました

浦安市当代島、完成オープンハウスにたくさんのご来場ありがとうございました!






次は、浦安市今川に建築中の「低燃費住宅」が完成します!

こちらもお施主様のご好意によって、7月・8月に4日間

一般開放させて頂ける運びとなりました。


約25坪の土地に、81㎡ 3LDK「吹き抜けのある」こだわり設計をしています。


場所:浦安市今川3-7-2

(駐車場3台分を近隣で確保しています。お車でもご来場頂けます。)



日程:2014年 7月26・27日、8月2・3日
時間:13:00~17:00


この4日間を予定しております


どうぞ、お楽しみに。
当日は、私も現地にいます。質問などあれば何でも聞きに来てください。



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本日、「低燃費住宅」完成内覧会にお越し頂けた皆様ありがとうございました!



めちゃめちゃ驚いた出来事がありました



なんと、このブログを見て

現場から離れた場所にお住まいのご家族が、わざわざ足を運んで来てくれたんです…(T^T)ウルウル



別の担当者がご案内しているとき


「小野さんのブログ見て来ました」


と、チラッと聞こえ


「エッ!?」(心の声)


何故か急に緊張してきてしまい( ドキドキドキ… )

どう接してよいのか分からなくなってしまったのですが

それよりも嬉しさが勝る余り、横から勝手に話に割って入ってしまいました。笑



貴重なご家族の休日にも関わらず、ご来場頂きましたが

こども達も実験して楽しんでくれたみたいで安心しました^^



もう、嬉しくって

つかみ取りのお菓子、特別いっぱいあげちゃう!!



って、押し付けちゃったけど、喜んでくれたかなぁ…。



僕のチョイスは、あまりウケが良くないので

これからはもっと知識を増やして

今どきの、こども達にも喜んで貰ってもらえるようなお菓子を選ぼう!!



と、新たな目標もみつけられて、こども達に勉強させて頂きました。



明日は、ブログから会いに来てくれて

今、実際に設計中の大切なお客様(というより、もうパートナーです^^)

が、来場される予定なのでそれもとっても楽しみです!



【明日ラスト最終日!完成内覧会のお知らせ】


浦安市当代島に建築中の「低燃費住宅」が完成しました。

お施主様のご好意によって、土日の2日間

一般開放させて頂ける運びとなりました。


車の通れない、細い道路の奥にある、約20坪の限られた土地にて

ゆったりとした空間を演出するために考えた、注文住宅を建てています。



(※↓3週間前の様子)






(※↓2週前の様子です)





漆喰が塗られました。





↑ゆったり8畳を超えるロフトの全貌がついに・・・・





(↓今週の完成した様子です)














場所:浦安市当代島2-3-14

(駐車場2台分を近隣に確保しています。お車でご来場頂けます。)






日程:2014年 7月5日・6日
時間:13:00~17:00


この2日間を予定しております(注意:明日で最後です!)


どうぞ、お楽しみに。
当日は、私も現地にいます。質問などあれば何でも聞きに来てください。



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先日、関西の友人から

「オレ、競売物件を買ったねん」

と自慢されました。



彼はお金のプロです。

相場の半値くらいで、高級マンションを買うことに成功したらしいのです。



以前、そのマンションに住んでいた家族は…

ある日、突然ご主人が仕事を失い

ローンの返済が追いつかず、多方面からの借金に追われ、一家離散したんだそうです。



この業界にいると


「そんなのドラマの中だけの話じゃないの?」


と思うようなことが、実際には山ほどあるから驚きです。

他にも、畳に腐食した死体の後(影)が残ったような部屋もありました。



そんな訳ありマンションを躊躇なく買ってしまう、友人の彼もなかなかすごいと思います。



マイホームを競売に掛けられてしまう人には

家選びに失敗する共通点があります。



その一つが『家探しの始め方』の失敗です。



今、マイホーム探しをしている方に聞きますが



「皆さんは、いくらまでの住宅を購入できますか?」



この質問に

はっきりと理由も添えて答えられますか。



答えられるあなたは、きっと大丈夫!

あとは、良い家に巡り会うだけですね^^



しかし。



もし答えられなかったあなたは…


今すぐ、その家探しを一旦中断して頂きたい!!(…そのくらいの思いです。)



あなたは、高額なマイホームを


一瞬にして激安の『競売物件』に変えてしまうリスク



を抱えています。



そして、私の友人…のような輩に

食い散らかされてしまいます。笑



(※過剰な表現をお許しください)



せっかくのマイホームが、裁判所と言う

法を司る大きな力によって

超格安で売りさばかれてしまう…無念です。



『競売』は、けっして他人事ではなく

「住宅ローン」を利用しようとしている人には、全員、可能性があります。



※ 現金で買う人には、関係ありません。



どんな事情があろうと、ローンの支払いが滞ってしまうと

容赦なくマイホームは激安で売却されてしまいます。

それこそ、0円スタートのヤフオクみたいな扱いです。



とにかく、金を返さないのなら

1円でもいいからサッサと回収しようという、銀行の最後の権利です。



これを「抵当権」と言い、質権の一つです。



だから質屋と同じです。

50万円で買った高級腕時計『 ロ◯ックス 』を、質に入れて10万円を借りたとき

期限までに返済されなければ、『 ロレッ◯ス 』はあっさり売り裁かれてしまいます。



では、何故それまで

順調だった住宅ローンの返済能力を失ってしまうのでしょう?

事情は様々です。



あ。ちなみに、債務者(名義人)が亡くなってしまった場合については

残された奥様が専業主婦で収入がなくても、ローンの支払いについてはご安心ください。



銀行でローンを借り入れる際

「団体信用生命保険」への加入が義務づけられています。



債務者が亡くなった時点で、ローン残高は0になります。



高額保険が付いてくることを、マイホーム購入の大きなメリットとして考えている人はとても多いです。



(注:悪いことは考えないで下さい。)



これについては

また別の記事:「マイホームを買わないという選択」

にまとめておりますので興味があればご覧下さい。



さて、返済能力を失う理由ですが



「ギャンブルから足を洗えず、複数の消費者金融に手を出してしまい…」



このように、ザ・ブラックな事情も考えられますが

僕のブログをご覧頂けているような、健全な方々にとっては(…あ、ここ笑う所ですからね。)

非現実的に思われる人の方が多いと思います。



現実的に考えられる、とても大きなリスクと言えば…



・ 突然、会社が倒産した

・ 突然、リストラされた

・ 突然、給料をカットされた




などが挙げられます。



ただし、上記のような理由を恐れ、最初からビクビクしていては

選べるマイホームなんて1つも無くなってしまいます。



もし、これらのリスクに備えるとすれば

ピンチになったとき、すぐに売れる好条件な物件を選んでおくことくらいです。



例えば、駅前直結のマンションとか…都内の夜景を一望できる高層マンションのように

万人受けするような物件です。



支払いが厳しくなったとき、ギリギリまでなんとか頑張って

競売になるまでの時間を稼ぎ、その間にさっさと売り抜けてしまいましょう。




これらのリスクは、現実的に考え得ることですが

自分にとっては、まだちょっと身近ではない。そう考える方もいるかもしれません。

比較的、恵まれた労働環境の方だと思います。



そんな皆さんに知って頂きたいのは

…もっともっと身近なリスクにも備える方法です。



マイホームを買う前に



「想定できるリスク」

「可能性が高いと分かっているリスク」



に、目を向けて欲しいのです。



例えば、収入は今のまま安定し続けても

支出が増えれば家計は不安定になりますよね?



収入が増減するタイミングは予測しにくいけれど

確実に支出が増えるタイミングは予測できます。



① 成長する子供の養育費に、いつ、いくら必要なのか考えていますか?


② 景気が良くなれば、金利が上昇して、支払いがグーンと増える事実に目を向けていますか?


③ 奥様は、いつまで共働きを続けられますか?



現状の懐具合に安心して

理想を追い求めて過ぎてしまう家選びに

実は大きな落とし穴があるのです。



例えば、手取り年収380万円(額面約500万円)のサラリーマンが銀行に行って



「私、いくら借りられますか?」



って聞くと



約 4,000万円です


という返事が返ってきます。



「よしっ。じゃあ、マンションでも探そうか!」



…これは、大変危険ですからね。




よく言われる

「給料の3分の1が、家賃の平均にふさわしい」

が、正しいとすると



このサラリーマンの場合…



月々の返済にあてられるのは「10万円」です。



じゃあ、月10万円の返済でいくら借りられるのか?

逆算してみると…



3,000万円です。(※金利2%、35年ローン)



・・・!?



聞いてた金額より

1,000万円も少ないじゃねぇか。



そうです。



銀行って…無理なく支払える金額より

1,000万円も多く貸してくれてしまうんです。




そんな人が、間違っても4000万円の物件を選んではいけません。



正直

4000万と、3000万では

選べる物件のグレードに、随分な差が出てしまいます。



都内の同じマンションでも



『 2LDK 』で我慢するか

『3LDK+ウォークインクローゼット』に優雅に暮らすか




それくらい違います。



だから、ちょっと背伸びのつもりで

4,000万円の物件を選んでしまう気持ちも分かります…。



ただ、一生独身でいるなら

それも良いのかもしれません。



でも結婚して、子供が産まれて…となると

どちらを選ぶかで、経済的な余裕がかなり違ってくるはずです。



また、ご家族でマイホームを探す場合も

今はまだ小さな子供たちは年々、成長します。


それぞれ、中学や高校は公立に行くのか?

それとも私立に行くのか?(行ける余裕はあるのか?)


大学には行かせるのか?

私立なのか?公立なのか?


独り暮らしはさせてやれるのか?

仕送りはしてやれるのか?


車を買う余裕はあるのか?

老後、夫婦で暮らすのに年金だけで足りるのか?
(60~65歳のあいだ年金は受け取れません…無収入の可能性)

足りないなら、引退までにいくらくらい貯蓄が必要なのか?

老後の貯金をしながら、子供を大学まで育てられるのか?



これら、すべてのお金の不安に

35年続く「住宅ローン」が影響してきます。


一度選んだマイホームは、簡単には手放せません。

近所の交友関係、子供たちの学区、住み慣れた環境…

これらは、なかなか変えることが難しいからです。



だから、「家探しの始め方」を間違えると

競売とまでならなくても、住み続けるどこかのタイミングで

必ず苦しむことになります。



「想定される不安を先に解消する」



それが

家選びを成功させる人の共通点です。



でも、家選びが成功したかどうかなんて

何年、何十年…何事もなく、平穏に住み続けられて初めて分かるものです。



「住み始めて、後悔だけは絶対にしたくない!」


「家族にだけは、ツラい思いをさせてくない!」




…もし浦安で、家を探す前に「お金に関する不安」を解消したいとお考えでしたら


FP(ファイナンシャルプラン)のできる不動産屋


に相談して家を探すことをおすすめします。






【今週末限定!完成内覧会のお知らせ】


浦安市当代島に建築中の「低燃費住宅」が完成しました。

お施主様のご好意によって、今週の土日の2日間

一般開放させて頂ける運びとなりました。


車の通れない、細い道路の奥にある、約20坪の限られた土地にて

ゆったりとした空間を演出するために考えた、注文住宅を建てています。



(※↓3週間前の様子)






(※↓2週前の様子です)





漆喰が塗られました。





↑ゆったり8畳を超えるロフトの全貌がついに・・・・





(↓今週の完成した様子です)














場所:浦安市当代島2-3-14

(駐車場2台分を近隣に確保しています。お車でご来場頂けます。)






日程:2014年 7月5日・6日
時間:13:00~17:00


この2日間を予定しております


どうぞ、お楽しみに。
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今日は悲しみがほとんど癒えないなか、ブログを更新しております。



ザックジャパン…日本代表が負けてしまうことで


心にこんなに大きな穴が空いてしまうのか…と、自分でも驚くほどの虚無感です。


スケールはかなり小さくなるけど

高3のとき最後のバスケの試合

3年間、毎日吐くほど厳しい練習してきたのに

2回戦で負けて、あっさり引退が決まってしまう。


そして、その翌日からいつもの練習の毎日は無くなってしまう…あの感じに近い。



とても…とても残念だったけど

W杯の興奮を与えてくれてありがとう。


選手の頑張りのお陰で、大きな声を出し過ぎたあまり

今日は喉ガラガラのオカマちゃんです。



ただ敗戦直後から、セルジオ越後氏を筆頭に

選手や監督、メディアに対する非難が相次いでいますね。



「期待を裏切られた」



もちろん僕もその一人。

だから、非難したくなる気持ちも分からなくない。

だけど、批判の言葉を聞くたびに、こっちの気持ちまでどんどん沈み込んでいくよ…。

(自分に向けられたものではないのに。)



人の頭のなかって、物事を本当の意味で理解するとき、主語を認識できないらしく

例えば、他人の悪口や、陰口を言ってスッキリしたつもりでいても

結局、自分のことに置き換えて捉えてしまうんだとか。



…で、落ち込む。



もう、やめよう。



よく言われるが、日本のサッカーの歴史は浅い。

Jリーグが出来てまだ20年ほど。

海外の強豪国じゃ

100年、200年の歴史があるわけ。国民的スポーツです。

当然、日本もそこを目指している。



「エースが何度も優勝宣言しながら、1勝もできずGL敗退」



これから歴史を作っていくなら

このくらい屈辱的な過去がある方が、間違いなく強くなるんじゃないか。



皆、かなり期待したでしょ? 優勝を疑わないエースの言葉に。



選手が結果を恐れて何も語らなきゃ、応援する側もそこそこの期待を寄せるだけ。

期待が薄い分、負けたときのダメージも少ない。


あっさり、やり過ごされてしまうくらいなら

全国民の恨みを買ったほうが、よっぽと歴史に刻む1ページとして、重みが出ると思う。


うーん…。言ってることがめちゃくちゃになってきた。


非難をやめて欲しいのか、恨んで欲しいのか分からなくなってきた。笑



僕だってもちろん

勝ち上がって欲しかったと思っています。



だけど、もっと長い目でも見て欲しい。



20年前、W杯初出場を賭けた最後の試合

日本は絶対に勝たなければならなかった。

2ー1のリードで迎えた後半ロスタイム、悲劇が起きる

イラクにまさかの同点弾を叩き込まれ、夢破れた…

平均視聴率、約50%

全国民の期待を裏切り、大きな悲壮感を与えた『ドーハの悲劇』


日本のサッカー史に、大きなマイナスを刻んでいる。


だけど、その悔しさ無しに

今大会までの5連続出場は成し得ただろうか?


あのあと、日本が強くなったことは疑う余地がないだろう。



だから、今一度

今回の敗退を長い目で見てもらいたい。


次に期待と言っても、わずか4年後です。

もしかすると「W杯に出場できない」なんて、最悪の歴史を刻むかもしれない。



それでもその次がある。次の次もある。

日本人に生まれた以上、ずっと日本代表を応援し続けるしかないんです。


ああ!生きてる間に、一度でも優勝シーンが見れたらなぁー!




「ザックジャパンはブラジルで解散」




ザッケローニ監督、4年間ご苦労様でした。

4年…僕らにとっては、あっという間でしたが、監督はどう感じていたでしょうか。

しばらく、ゆっくりお休みを取ってください。



最後に。


W杯前、NHKで放送された

内田篤人選手の特集を見ました。


サッカー選手として…というか、一人の男として

生きる覚悟を感じる言葉がありました。



「 努力すれば全部夢がかなうと思ったら、大間違いだよ。

ただ…夢をかなえてるヤツらは、みんな努力してる。 」



四年前、子供の頃から夢みたW杯メンバーに選ばれながら

一度の出場機会も与えられず、悔しくて涙した。



その悔しさをバネに、Jリーグからドイツ名門シャルケへの移籍を決断。

あれから四年間、W杯のために努力し続けてきた


けれど


開幕直前、あと三ヶ月に本番が迫ったとき

右太もも肉離れによる全治三ヶ月の大怪我…。


W杯直前の三ヶ月というのは

選手にとっては、監督に対する最後のアピールの場です。

選手たちは必死です。

ゲームのなかで、ものすごい力を発揮して活躍して見せます。


「俺を選べー!」って。


内田選手は、それを全てリハビリに費やした。


代表メンバー発表のときまで、一度も試合には出られなかった。


夢を追いかけた、W杯。


活躍どころか、出場も絶体絶命のなか

自然体でインタビューを受ける彼の口から出たのが、この言葉です。



夢が敗れることに

腹を括り、なお努力し続ける男の姿。



それを

さらっと言ってしまう凄さ。



こういう人を応援したくなるし

絶対に夢を叶えてもらいたいなって思います。



是非、内田選手には四年後も目指して欲しい。


頑張れ日本!





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「あなたの、車の燃費ってどのくらい?」

と聞かれたら

「うちの車は “リッター” 10キロくらいかな。
…燃費、悪いんだよなぁ。
やっぱり、そろそろ買い替え時かなぁ。」


なんて、話になることもあるかもしれません。


車に乗らなければ
分からない人もいると思うので、簡単に解説すると



この『 リッター〇〇キロ 』という表現は

『ガソリン1ℓにつき、〇〇㎞の距離を走行する能力がある』

と言い換えることができます。



「リッター20キロ走るクルマ」は「リッター10キロ走るクルマ」に比べて

単純に、2倍(2分の1?)低燃費だと言えます。



そして、前回も言いましたけど

ガソリンは今…1ℓ=160円

を超えました。



リッター20キロの車は『2000円分のガソリン』でどこまで行けるのか?



東京を出発して


富士山を通り越し…


浜名湖を渡って…


愛知県は名古屋市まで辿り行けます。




これが、リッター10キロの車だと

富士山を前にして、ガス欠です…。残念。



ちなみに余談ですが

先日、長距離バスを利用して、名古屋に住む友人を訪ねました。



新幹線を利用すると

片道1万円以上掛かるところ、バスではなんと…



2,700円!!



しかも、各座席にモニターが着いていて

映画やTVも見れちゃいました。



正直、かなり安くて快適なので

超おすすめです。…が、その代わり6時間以上掛かりますので、ご注意を。



今後、低燃費性能が更に向上すれば

バスの運賃は、もっと下がるかもしれないな…と期待しちゃう。



少し話しが逸れましたが

『燃費のいい車』と『そうでない車』の違い

お分かり頂けましたか。



要はこの2つのどちらが、消費者に選ばれやすいかって話です。



ところで

皆さんの「家の燃費」って、どれくらいですか?



同じ燃費に関する質問でも

ほとんどの人は、その“答え方”に戸惑ってしまうんじゃないかと思います。



ある人は

“毎月の光熱費”を答えるかもしれません。



だけど、車の燃費を聞かれたときに

毎月のガソリン代を答える人って、少ないと思うんですね。



例えば、二人に同じ質問をして

どちらも「ガソリン代が毎月1万円だよ」って答えたとして

月に1000㎞乗る人と、500㎞乗る人では

同じ燃費ではないですよね。



家も同じです

それぞれの家庭によって、使用する電気の量は違います。



つまり『燃費』というのは、車で言う

“1ℓあたり” 何キロ走る



と言うように



同じモノサシで、比較できることが重要になるんですね。



そして、家にも同じモノサシで比較できる

『家の燃費』という考え方があることを知って頂きたいと思っています。



実は既に

ヨーロッパでは、「家の燃費」も日常的に使われています。

車の燃費と同じようにです。



↓こんなイメージ


$あなたと家族を豊かにする「低燃費」な家づくり




しかも、一軒一軒にこうやって「燃費証明書」がしっかり発行されます。




$あなたと家族を豊かにする「低燃費」な家づくり



この証明書を、車に置き換えて読み取ってみると…



日本の省エネ最高等級で建てる家が「リッター20キロ」とすると


「リッター50キロ」走ります。


それほどの低燃費性能が、これによって証明されています。(ISO規格)



そして

この『燃費表示』が、社会的に義務になったとき



「家選びの基準」が、ガラリと変わります。



そうなれば、当然ですが

あなたの保有する「不動産の価値」に、大きな影響を与えると予想できます。



ズバリ言ってしまうと

燃費の悪い家が選ばれにくくなり(資産価値が下がり)

燃費の良い家は高値が付き(資産価値は下がりにくくなり)ます。



日本の自動車業界では

まさにそういったことが起こりました。



2004年に販売時の「燃費表示」が義務化されて以来

車を購入するときに、燃費を比較せずに選ぶ人は少なくなったんじゃないかと思います。



その証拠に、去年ダントツで売れた車は

「プリウス」と「アクア」

どちらもハイブリッド車です。



しかも、プリウスは2009年から4年連続でトップでした。

2013年、更に燃費性能を向上させた新車種「アクア」がトップになりました。



ちなみに…その前は、どんな車が売れていたかと言うと

ずっと軽自動車が一番売れてたんですね。



軽なら、高くても100万円くらいだし、保険や税金等の維持費も安い。

だから、これまで一番多く選ばれていましたが

突如として、価格が3倍近くもするプリウスがドーンと売れ始めたんですね。



なぜ?こうなったのか。

それを僕はこう考えます。



「燃費」が分かればと、商品を比較できますよね?

比較できれば、「元を取れるか」分かります。

「元を取れる」ことが、数字でハッキリ分かれば



他より価格が高くても、先行投資で選ばれるんです。



つまり「費用対効果」が見えるわけです。


投資に対する見返り、の見える化です。



「燃費」が商品の「価値」を決めてしまう。



そんな、重要な役目を果たしているってことです。



プリウスやアクアが、爆発的に売れる理由は

まさにそこだと思うんです。



もちろん「価値」が認められれば

中古市場でも十分な高値で取引されると思います。



そして、僕が声を大にして言っておきたいのは

「たぶん、住宅にも同じことが起こりますよ」ってことです。



今は、大企業が経営破綻する変化の時代です。

働きたい会社No.1は

「トヨタ」ではなく「Google」になった時代です。



今から30年以上住み続けるためのマイホームです。


家が燃費で選ばれる時代を想定して家づくりをしませんか?



つづく



【次回、完成内覧会のお知らせ】


浦安市当代島に建築中の「低燃費住宅」が、もうすぐ完成します!


車の通れない、細い道路の奥にある、約20坪の限られた土地にて

ゆったりとした空間を演出するために考えた、注文住宅を建てています。



(※↓1週間前の様子)






(※↓今週の様子です)





漆喰が塗られました。





↑ゆったり8畳を超えるロフトの全貌がついに・・・・







場所:浦安市当代島2-3-14

(駐車場2台分を近隣に確保しています。お車でご来場頂けます。)






日程:2014年6月29日、7月5日、6日
時間:13:00~17:00


この3日間を予定しております


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これまで、このブログでは

“性能の良い家”

の代表としてヨーロッパの住宅が、世界で認められている例を挙げてきました。



そもそも、日本とヨーロッパでは
「家選びのポイント」が、決定的に違います。


だから、建てられる家の特徴も全然違います。


それは、スウェーデンハウスなど「輸入住宅」が
日本で売れていることにも、大きく関係すると思います。





輸入住宅は聞き覚えがあるけれど


逆に、日本の「輸出住宅」…なんて、あまり聞いたことありませんね。


先日TVのガイアか何かで見ましたが


すぐお隣の韓国で、「木造住宅」ということだけを“売り”に販売を始めた会社が
モノ珍しく取り上げられてしまうほどです。


世界中の人が、高性能な日本製品を欲しがっている時代もありましたが
「住宅」というのは聞いたことがありません。


ちなみに今、世界で最も選ばれている日本の製品って何でしょうか?


こう聞けば、きっと皆さん同じものを思い浮かべるのではないでしょうか。







そう「自動車」ですよね。きっと。





日本車は、世界各国で
堂々と走る、その姿を見せてくれます。



突然ですが、マイカーを所有の方に質問です。

あなたが車を選ぶとき、特に重視したポイントって何ですか?






↑これは、車を選びの意識調査結果です。


みんな、何を基準に車を選んでいるんだろう…???
ということで調べてみました。



1位 価格

2位 燃費



どちらも「出費」への意識ですね。

(ちなみに、3位は外観デザイン)


やはり、車を持つ際には
自分の懐具合との釣り合いを一番気にするようです。


このデータ、2010年の少し古いものです。


ただ、近年のガソリン価格の高騰と
(今日なんて、レギュラー160円でしたよ…。水より安かった時代はどこへ行った?)

若者の車離れが進む時代背景から考えても


この上位2つは、2014年になった今も
きっと不変だろうなと思えますが、どうでしょう。








実際、私自身もそうでした。



あれは、社会人4年目の春のこと


「よしっ。そろそろ、俺も車を検討してみるか」


そんな大それた気持ちを抱いたのは

最寄り駅に向かう途中、

自転車で中古車販売センターの前を通り掛かったときでした。



いつもは気にならないのに

(今思うと)イヤラシいくらいに
ピッカピカに磨き上げられた車のフロントガラスに貼られた

「ドーン!超特価30万円!!!」


の値札に、そのときは目を奪われたんですね。













(…ほぅ。この金額なら払えなくもないな。)
(ついに、俺も車に手が届くようになったか。)


なぜかそんなことを考えてしまい、慢心した。


広告から出ている、何かの心理的効果か?


急ぎの用でもなかったので、自転車を降りて
試しに運転席に乗り込んでみた。


…悪くない。





むしろ心地良い。



家以外の自分の居場所を、運転席に見つけた気がした。


すると、どこからともなくスッと店員が現れ
即座に真横に付けられる。


無人経営かと思うほど、さっきまで人の気配なんてなかったのに
客の気配をキャッチする彼らの嗅覚は侮れない。


まるで木の陰に隠れ、エサに近付いたキツネを狩るハンターのようだ。


店員「あの~ぅ…お客様ぁ、お車のご購入をお考えですかぁ?」








僕「ま、まあ。…今、考えているところです。」



店員「この車、お客様の雰囲気にぴったりだと思いますよ~」



僕「そんなことないと思います。(そ、そうかなぁ。)
それより、これって本当に30万円なんですか?」



店員「もちろんです!ただ、他にも税金など多少の費用が掛かりますので
とりあえず、見積ってみましょう。どうぞこちらへ。」


と、あっさり事務所へと誘導される。


我ながら、実に素直な客だ。


掛け忘れた自転車のキーを確認して
大人しく着いて行くことにした。


店員「(カタカタカタカタ…)うん。合計、ざっと45万円ですね。」



僕「え!?30万ちゃいますやん。…うーん、結構するのね。」



そのあと、内訳について聞いて渋々納得。



僕「でも普段、車を使う機会がないんですよね。必要性を感じないと言うかー。」



店員「皆さん最初はそう言います。でも一度、車を持った方は手放せないくらい必需品になりますよ。」


( 一度乗ったら、手放せない…かぁ。 )


僕「 ちなみに、この辺だとみんな車でどこ行くんですか?」


店員「お台場とかですよ。ドライブデートなんて、もう最高ですよ」


僕「お台場ですか」


店員「お台場ですっ。」



首都高に乗って、マブしいネオンが光輝くレインボーブリッヂを渡り、お台場までドライブ。
これが、大人の男のスマートなデートだと教えてくれた。


このとき、僕は26歳。
学生気分はすっかり抜けたものの、仕事もプライベートの遊びも
まだまだ先輩達の背中を追いかける立場。


「大人の男」というフレーズに最も憧れる年齢だと言って良い。


僕「確かに、マイカーでお台場デートなんて素敵ですね。
…ただ、お台場なんて行こうもんなら、随分お金掛かりません?」



車さえ買わなければ、行く必要もなかったお台場に行くことになれば
使う必要のないお金を、使う必要が出てきてしまうわけだ。



ここで以前、投資で成功している先輩が








「車は大きな負債を抱えることにから気をつけろよ。」




と言っていたことを、ふと思い出した。






確かに、よく考えみれば
車を持つことで浪費に繋がっても、節約にはなるようなことは無さそうだな…。



お台場に行くにしても
高速道路に乗るだけでも、料金取られるよな…。


ガソリンはどれくらい減るんだろう?


パーキングだって、時間割りでいくらくらい取られるんだ?


・・・色々考えると、どんどん不安が押し寄せて来た。


なーんか、とても出費が増えそうな予感。








それまで、勢いで買ってしまおうかと検討していたけれど

冷静になって、必要なランニングコストをしっかり考えてみることにしました。


…すると

ガソリン代・駐車場代・自賠責保険・任意保険・車検・重量税・・・

これらを積み上げてみると


月5万円だと!?


全く乗らなくても、ガソリン代を差し引いて4万以上掛かるなんて…。


年…60万円か…



…おいっ!!あと2台買えるやんけっ!!



それに加えて、外出先での計り知れない浪費…。


もう考えただけで、息が詰まる。


先輩の言ってた「車は負債」とはこの事か。



しかも目の前の店員は
「一度、車を手にしたら最後…手放せない」と言うのだ。



これに気付かず、店員の話術に踊らされ、勢いのまま買っていたら…








なんて馬鹿なことを考えようとしていたんだ。
俺にそんな余裕はねぇだろうが!



車は、余裕のある者だけに許された高級品だ。
あれから更に3年が経った今でも、そう思っている。

というわけで


僕「やっぱり、お台場行きません。」


店員「えっ…!?」




こうして、車を持つことをあきらめました。



その直後の話、それでも足が欲しかった僕は


維持費の安く済む、中国製の原付に手を出したが
購入して1年も経たず、オイル漏れと両輪パンクで廃車…。(新車だったのに)


もうしばらくバイクも買わないと決めたが
つい先日、自転車を立て続けに2台盗まれる。

…どこまでも、車という乗り物に縁のない男です。



話が反れましたが


とにかく、マイカーを購入した人の多くは
この“金銭的葛藤”を乗り越えた、強者たちだと言うこと。


金銭的葛藤を大きく分けると
「初期コスト」と「ランニングコスト」


近年、このランニングコストに目が向けられています。


ランニングコストのなかには、ガソリン代が含まれます。


そのガソリン代を左右するのが
「運転距離」「石油価格」「車の燃費」の3つです。


石油価格が急騰し、低燃費車のニーズが一気に高まりました。


その需要の高さは、運転距離が長い人ほど顕著だと思います。


そういう意味では、今じゃ

2010年の1位(価格)と2位(燃費)の順位は逆転しているかもしれません。


いずれにしても、この「価格」と「燃費」

この2つは表裏一体だと思います。


要は「費用対効果」の話だと思います。


家も、そうやって
車と同じように選ばれる時代がやってきます。


家が「価格」と「燃費」で選ばれる時代です。


ヨーロッパでは、あたり前のように

家は「燃費」で選ばれています。



この先、日本の電気料金は、上がるのか?

それとも、下がるのか? 今のままか?

それによって、住宅の未来は大きく変わります。




皆さんは、日本の電気料金について
今後どうなると思いますか?



さて、ここで疑問が。


家の『燃費』


って、そもそも何?





【次回】家が「燃費」選ばれる世界を具体的に見て行きましょう。




【次回、完成内覧会のお知らせ】


浦安市当代島に建築中の「低燃費住宅」が、もうすぐ完成します!


車の通れない、細い道路の奥にある、約20坪の限られた土地にて

ゆったりとした空間を演出するために考えた、注文住宅を建てています。



(※↓1週間前の様子)






(※↓今週の様子です)





漆喰が塗られました。





↑ゆったり8畳を超えるロフトの全貌がついに・・・・







場所:浦安市当代島2-3-14

(駐車場2台分を近隣に確保しています。お車でご来場頂けます。)






日程:2014年6月29日、7月5日、6日
時間:13:00~17:00


この3日間を予定しております


どうぞ、お楽しみに。
当日は、私も現地にいます。質問などあれば何でも聞きに来てください。



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