と言っても、バカ売れしているわけではございません。
「 10棟 」
これが今、私たちが1年間に注文をお受けできる限度です。
(年間の建築ペースによっては、着工時期をお待ち頂くこともございます)
先に種を明かしてしまうと
我々は省エネ建築の先進国とも言えるドイツにて研修を積んだ3名で
広告・営業・設計・監督を一貫して行っています。
そこにリフォーム専門スタッフ7名を含めた、計10名で
お住まい頂いてからもアフターメンテナンスをさせて頂いております。
つまり、お客様に初めてお会いしてから、お引き渡しまで
ほぼ全ての業務を(注:大工工事や電気工事などの『施工』については専門の職人を手配します)
3人だけで一任させて頂いているため、ご注文を頂ける数にも限りがあるのです。
しかし、たったの3人でつくる家がなぜ選ばれるのか?
それも、モデルハウス無しに。
価格だって
70万円/坪と、決して安くありません。
40坪の家を建てれば、消費税も入れて3,000万円近く掛かります。
マイホームは、一生に一度あるかないかの大きな買い物です。
会社の安心感で考えれば、大手ハウスメーカーで建てるのが常識(セオリー)でしょう。
しかも、わが町浦安には、名立たるハウスメーカーのモデルハウスが軒を連ねる
「住宅展示公園」だってあります。
その地で我々は、昨年まで約半年間保有したモデルハウスを手放し
2014年はモデルハウスを持たず、6月までの半年間で4棟のご注文を頂きました。
消費税が8%に増税し、1棟あたり100万円近くも高くなったにも関わらず
本当にありがたい話です。
なぜ、モデルハウスも持たない我々を選ぶのか?
それは、皆さん私たちの建てる家を
「目に見えない価値」によって選んで頂いているからなんですね。
さて、目に見えない価値とは…。つづく
【編集後記】
お盆休みも終わり、本日より出勤しました。
Facebookをご覧頂けた方はご存知かと思いますが、5日間ベトナムへ旅して来ました。
ベトナムは、人口・GDP成長率を照らし合わせ「50年前の日本」とよく言われます。
確かにその通り、街には活気で溢れてました。
「コレトッテモイイヨ!ココカラ、20パセントオフスルネ!」
なんとかモノを売ろうとしてくる店員と話していると、根負けしてついつい買ってしまいます。
僕も皆さんと同じで、押し売りは好きじゃないけど
今の日本では随分減ってしまった光景のようにも感じました。
ところで、皆さんは「クロスカンパニー」という日本の企業をご存知でしょうか?
女優の宮﨑あおいさんをCMのイメージガールに起用し、全国200店舗以上の
「earth music&ecology」というアパレルブランドを展開する会社です。
ここの石川社長も、事業を軌道に載せるために似たような手法を取っていることを雑誌の記事で知りました。
私の妻もこのブランドの愛用者なので、たまに付き添いでお店に入りますが
今でこそ、店員さんはお客の自由に商品を選ばせてくれる印象です。
しかし、最初は社長の月給も1万円で、とにかく会社を潰さない為に必死だったと言います。
「お客さんが何かを買ってくれるまで帰さない」
それが、経営スタイルだったそうです。そのために、店員達は必死に商品を売り込みます。
そのスタイルが奏功し、今の大成功をもたらしたというから…馬鹿にできません。
もちろん、そのやり方を真似しようとは思いませんが…良い意味で「必死」なんだと思います。
ベトナムのときもそうでした。不思議なもんで
真剣に必死だと、なぜか心を打たれます。価格にもよりますが「そこまで言うなら…」という気持ちで買ってしまいます。
あの“必死”さが、国を豊かにしていくんだろうな。
50年後ベトナムを、是非、自分の目でその変化を確かめたいと感じました。
そういう意味では、僕らは違う時代を生きています。
『今の時代に求められる提供の形』を、考えなければ選ばれません。
どんな方法ならば『価値の本質』を『適切なタイミング』でお届けできるか
それを“必死”に考え続けなければならないな。
と言い聞かせる、身の引き締まる5日間でした。
…? あれれ。 本文より長くなっちゃった。
失礼しました。でも、ここまでご覧頂けて嬉しいです。^^
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