今回はNiveaの2ndアルバム「complicated」の紹介です。

彼女はアトランタ出身の23歳のR&Bシンガーです。


彼女の魅力はその高い歌唱力にあります。

地元の聖歌隊で鍛えたというだけあって、歌は上手くて、また表情も豊か。

高いスキルを持った歌い手さんだと思います。


そんな彼女のアルバムは静かな雨音ととゴスペル風のボーカルを挿入したインタールード

「Rain」から幕を開けます。そしてそのまま、雷鳴のSEからはじまる、2曲目でアルバムの

タイトルチューンでもある「complicated」へと続いていきます。

この曲は「あなたなしではいられない、絶対に離さない」と歌う力強いラブバラード。

夫であるテリアス・ナッシュとの共作になっています。


続く「okay」はリル・ジョンとYungBloodZ(J・ポー+ショーン・ポール)をフィーチャーした

クランク&Bナンバー。この曲は大好きですね。シアラの「Goodies」もリル・ジョンの

クランク&Bで、好きな曲だったけどそれと同じくらいカッコいいナンバー。

ショーン・ポールを起用してることもあってダンスホール・レゲエ風味も加味されてます。


他に好きな曲は「parking lot」、名曲「You are Everything」を大胆にサンプリングした、

しっとりした雰囲気の「I Can't Mess with You」、後半にいくにしたがって、

ファルセットも駆使したハイトーンなボーカルを聴かせる「Breathe(Let it Go)」、

同郷の女性ラッパー、ラシーダをフィーチャーしたかっこいいミドルテンポのナンバー「Quickie」、

アジアンテイストのミステリアスなビートに乗せた「Indian Dance」など。

特に「Indian Dance」は曲調も他の曲とは違って、少し熱を帯びた感じになってて、

印象的ですね。でも激アツというよりは、クールに乗れる大人っぽい雰囲気。

この曲は歌詞の歌いまわしもかわいくて好きですね。


そして面白いのは前のマネージャーとの確執をもとに書いたという「No More」。

信じた人からの裏切りや、人間関係の難しさを正直に歌っています。

前マネージャーとの間には修復しがたいトラブルがあったんでしょーが、

それだけ彼のことを信用していたから裏切られたときの怒りや悲しみは大きかったんでしょう。

感情を吐き出すようなボーカルにすべてが表れてます。


他にはスパニッシュギターのサウンドが印象的な、熱いナンバー「Gangsta Girl」も好きですね。

この曲にはR.ケリーがフィーチャーされてます。

そして日本盤のボートラ「My Fault(Ghetto Apology)も好きでした。これはIsley Brothersの

「For The Love Of You」をサンプリングしたクールなナンバーです。


…という感じで、アルバム全体を通してみると、典型的なアメリカのR&Bで、大きな

個性というものもない気もするんですが、そつなくまとまっていて

聴きやすいアルバムだとは思いました。

ニヴェア, リル・ジョン, ヤング・ブラッズ, ドリーム
コンプリケイテッド(期間限定)

今回は一青窈の2枚目のアルバム「一青想」の紹介です。

僕は、彼女の大ファン!ってわけでもないんですが、今までに出たアルバムは

3枚とも持ってます。なんかあの変でわかりづらい詞の世界が気になって、

どういう意味なんだろう…とついつい知りたくなってしまうんです。


さて、この2ndアルバムですが、まずタイトルがいいですね。「一青想」(ひとおもい)。

独特で変わった世界観を持つ彼女をうまく表した個性的なタイトルで、

発想も面白いなと思いますね。


アルバムはまず「今日わずらい」からスタート。好きな人とずっと一緒にいたいと思う

気持ちを歌ったと思われる詞のピアノバラードなんだけど、なにせ詞が難解で

いいたいことを100%は測りかねる…というそんな作品です。まぁどの曲もそうなんですけどね。


…で、彼女が初主演した映画「珈琲時光」の一場面を挿入した「INTERLUDE」をはさんで、

続くは「一思案(ひとしあん)」。これは井上陽水作曲のほんわかしたポップスに、

一青さんのこれまた、ほのぼのした詞がのった幻想的な1曲になってます。ラストの詞は

中国語?も入ってます。


アルバム全体を通してみれば「アジア」を感じさせる曲が多く、アメリカやUKの影響を

受けたJ-popとはまったく違う趣があって、また、そういう音楽をやる人って最近のシーンでは

まだ少ないので強烈な個性になってます。


好きな曲をいくつか挙げていくとまず、チェン・ミンが二胡で参加している「いろはもみじ」。

二胡の優しい音色って癒されるから大好きです。

それから井上陽水が再び作曲で登場の「面影モダン」。こちらは「一思案」と違って

ミステリアスなポップスになってます。こちらは「別れ」をドラマティックに描いた作品。


「うやむや」は、その名の通り「好きか、嫌いかについては「うやむや」にしておきたいけど

しばらくは離れたくない」という結構好き勝手な女の子の気持ちを描いた、うやむやでかつ、

もやもやとしたサウンドのけだるい作品。


それから「金魚すくい」。これはサウンドが好きですね。デジタルロックに

乗せて好きな人を思う気持ちを歌った不思議なナンバー。「さらさらいや~」という

意味のない詞が印象的。


そして「江戸ポルカ」は一番好きな1曲です。これはポップス演歌調の、ノリのいい

ナンバーで、なんとなく坂本冬美さんの「夜桜お七」を彷彿とさせます。

恋愛の男と女の駆け引きを上手く描いてます。


他にも、アコーディオンの音色が明るい、アップテンポのナンバー「夢なかば」、

そしてラストに収められた超名曲「ハナミズキ」もいいですね。


ただ、「ハナミズキ」にしても、はっきりいってよくわからない詞ではあるんですよね。

文学的、というよりもわざとわかりづらい言葉を使ったり、言葉のつながりを持たせてなかったり。。。

最後まで聴いてもすべては理解しづらい汗。なんとなくわかる、みたいな世界の詞です。

まぁ僕の読解力が足りないってのもありますけど。ただ、わかりにくい言葉が並ぶからこそ、逆に、

この詞の中で一番わかりやすく、かつ本人も伝えたいんであろう、

「好きな人と100年続くように…」という部分が、

ぱっと目立って耳にも残るんじゃないかなぁ…と思ったりして。

この曲はピアノのメロディーも綺麗だし、ずっと歌い継がれるんじゃないかな。


…ってなわけで、一青さんの世界って一聴しただけではわかりづらい部分も多いんだけど、

だからこそ歌詞カードを見返したり、細部まで耳をこらしてしまったりと、

気づくとのめりこんでしまってる自分がいます。あと、案外スルーされがちですけど

彼女、とても歌が上手い人だと思います。歌によっていろんなボーカルの表情があるし。

そこらへんも楽しめました。ちなみに、昨年出た3rdアルバム「&」も前にレビュって

るのでよければみてくださいね(記事はこちら )。

余談ですが、この2ndの初回盤はシングル5曲のPVの入ったDVDつきで3150円という

お手ごろ価格でした。DVDつきがむちゃ高い某社とはエライ違いです。

彼女のPVはコンセプトがしっかりしてるので見てて楽しいし、映像作品として楽しめました。

一青窈, 富田素弘, 星勝, 武部聡志
一青想 (初回限定盤)

毎週のようにCDを買ってる僕ですが、世の中にはいろんなアーティストがいるんだなぁと

思いますね。自分の知らないアーティストに出会って、そのアーティストが素晴らしい音楽を

披露してることを知ったときの喜びってすごい大きいなぁ…って思います。


ちなみに今週は久々に5枚もアルバム買っちゃいました。

・THE STREETS「the hardest way to make an easy living」

UKのエミネム、UKガラージロックのボブ・ディランというありがたい?賞賛の声を獲得している

彼の3rdアルバム。はじめて買ったんですけど、名盤の予感ビックリマークちゃんと聴き次第レビュリます。

ザ・ストリーツ
ザ・ハーディスト・ウェイ・トゥ・メイク・アン・イージー・リヴィング

・TOMMY LEE「TOMMYLAND THE RIDE」

モトリー・クルーのドラマー、トミー・リーのソロ・アルバム第3弾。僕はモトリー・クルー自体

名前だけしか知らなかったんですが、試聴してすごくよかったんで、買いました。

聴きやすいポップ・ロックになってます。ジャケ写も○。

トミー・リー
トミーランド:ザ・ライド

・Corrinne May「SAFE IN A CRAZY WORLD」

シンガポール出身のシンガソングライター、コリン・メイ。落ち着いた声と、ピアノサウンドが印象的。

正統派ピアノポップって感じ。これから日本でも話題になるかも。

コリン・メイ
セイフ・イン・ア・クレージー・ワールド

・delays「You See Colours」

UK出身のバンドの2nd。最近若手バンドさんのアルバムたくさん買ってる気がする。

これまた個性的で変わってて、透明感あるハイトーンなボーカルと、エレクトロサウンドが魅力。

ディレイズ
ユー・シー・カラーズ

矢野顕子「はじめてのやのあきこ」

唯一の邦楽。槇原敬之や小田和正、YUKIなどと矢野さんのコラボレーション企画。

僕にとっても「はじめてのやのあきこ」となったアルバム。試聴した限りよさげだったので。

矢野顕子, 槇原敬之, 糸井重里, 小田和正, MIYA, 岸田繁, YUKI, 井上陽水, 忌野清志郎
はじめてのやのあきこ

☆ところで…

あなたにとって、いちばん衝撃的だったアーティストって誰ですか?

いろんなアーティストがいるけど、このアーティストの存在感にかなうものはないとか、

自分が出会った中の№1アーティストって誰でしょうか?


ちなみに僕は

①カーペンターズ…自分が洋学に触れたおそらく一番最初のアーティスト。あの美しい声と

普遍的なメロディーはいつまでも聴き続けられて、歌い継がれると思うので。


②シェリル・クロウ…かっこいい女性ロッカーといったらこの人かな。


③森高千里…わかりやすい言葉、かつ独特の感覚で、新しい世界のJ-popを開拓した人だと思う。

この人のドラミングも好き。  


④Maroon5…最近だったらこの人らかな。ロックと、R&Bとソウルをミックスしたようなサウンドに

やみつきになりました。早く新作が聴きたい。


⑤椎名林檎…この人もその独特な存在感が好きですね。自分を演出するのも上手いけど、

それよりも「上手く生きられない人間の弱さ」を巧みに描いた詞が秀逸だと思う。


みなさんの「特別な存在」のアーティストもよければ教えてほしいです。

知らないアーティストだったら是非聴いてみたいです。


☆余談

その1.今日会社でランチを食べに行ったら「焼肉定食」の中に折れた「菜ばし」のかけらが

入っていた。ほとんど食べ終わった後に気づいたのだが店の人に言ったら

返金してくれた。虫とかじゃなくて「おはし」だから、まぁ汚いものではないとは言え

危ないしね。でもほとんど食べ終わったあとだったから、「作り直し」ではなく、お金が返ってきて

ちょっとラッキー汗


その2.関西は昨日から春の嵐と大雨で桜がだいぶ散ってきた…さみしい雨


以上です。
















今日はNatalie Imbrugliaの3rdアルバム「counting down the days」をレビューします。

このアルバムはたくさん聴いた昨年リリースの洋楽アルバムの中でも、自分の中では

5本の指に入る傑作だと思ってます。


彼女はオーストラリア出身の現在31歳。世間的には「Torn」の世界的な大ヒットで

知られているのではないでしょうか?そしてこのアルバムからは「Shiver」という曲が

イギリスを中心にヒットしたことも記憶に新しいんじゃないかな。


さて、このアルバムは全編にわたって瑞々しくポップなアコースティックサウンドで

彩られてます。僕は最近はR&Bやロックサウンドのほうを好んで聴くことが多いですが、

こういう人肌のぬくもりを感じるようなシンプルなサウンドもとても好きです。


まず1曲目は「Starting Today」。アコースティックギターの軽快な音色と落ち着いた

バンドサウンドが心地よいポップスになってます。「今日からはじめる。明日のことは心配しない」という

力強いメッセージがこめられオープニングにふさわしい曲です。


そして2曲目が名曲「Shiver」。この曲はイギリスの英国エアプレイチャートで前週34位から3位という

スーパージャンプアップを果たした(これほどの好アクションはエルトン・ジョンの「Candle in the wind」

だったらしい)ことでも話題になりました。この曲は1曲目と同じくバンドサウンドですが、

マンドリンの音色もフィーチャーされた、より賑やかなサウンドになってます。

詞は愛する人を思って心を震わす、という意味のナンバー。


3曲目「Satisfied」はあたたかいバックコーラスも印象的なラブソング。

続く、タイトル・チューンの「Counting Down The Days」は過ぎ去った恋人のことを忘れずに

日々を過ごしている女性の心を描いたロック・チューン。


こんな感じで、アルバムを通して、恋の歌を中心に、優しくちょっとハスキーな歌声で

聴かせてくれます。


好きな曲は前述の4曲のほかに、「あなたなしでは先に進みたくない」と歌う「I won't be

lost」、ふたりでいることの心の安らぎ、小さな幸せを歌った、「Slow Down」、

エスニックな雰囲気漂うサウンドが、このアルバムの中では強烈な存在感の「Sanctuary」、

なんだか「いい日旅立ち」みたいなイントロから始まる悲しげなピアノバラード「On the run」

(自分の弱さを見つめている内省的な詞がリアルです)など。


全12曲で、洋楽アルバムにしては割と短めの収録時間なんだけど、

シンプルながら、心に残る作品でした。特に前半の流れは最高ですドキドキ

ちなみに彼女はこのひとつ前のアルバム「WHITE LILIES ISLAND」も傑作です。


ナタリー・インブルーリア
カウンティング・ダウン・ザ・デイズ(期間限定)




今回はCELINE DIONが4年前にリリースした、オリジナルアルバムを紹介します。

彼女は、「MY HEART WILL GO  ON」や、「TO LOVE YOU MORE」など数々の大ヒットを飛ばし、

1999年にベスト盤「ALL THE WAY...A Decade Of Song」を出し、そしてしばしの休業期間に入ったのですが、このアルバムはその休業期間明けの復帰第一作となったアルバムです。


セリーヌといえば、先述の「MY HEART WILL GO  ON」など壮大な

バラードを歌うシンガーのイメージが強いのですが、

このアルバムでは、バラードはもちろん、それ以外にR&Bや、ラテン調の曲にも

チャレンジした意欲作になってます。


アルバムは生きることの喜びを歌った明るくポップな「I'M ALIVE」でスタート。この曲の

幸せな雰囲気が、アルバム全体のイメージを表しているといっても過言じゃないナンバー。

このアルバムのジャケットは青い海をバックにする彼女の写真だけど、この写真の爽やかな

雰囲気とも連動したような曲です。


他にも、上品なストリングスの音色を挿入した、愛の素晴らしさをたたえたポップソング

「RIGHT IN FRONT OF YOU」、美メロのピアノバラード「HAVE YOU EVER BEEN IN

LOVE」など冒頭から素晴らしい楽曲が並んでいます。


そんな中一番好きなのが、「RAIN,TAX(IT'S INEVITABLE)」です。

この曲は愛する人への気持ちを「雨や税金と同じように、生きていく上で必要なもの」と例える

詞が変わってて面白いナンバーですが、曲調も彼女には珍しく、ダンサブルなR&Bナンバーに

なってます。


それからアルバムタイトル曲「A NEW DAY HAS COME」も好きですね。

この曲には、荘厳なオリジナルヴァージョンと、ポップなRADIO REMIXとがあるんですが、

どちらもいい。そして詞がイイ。本当に幸せな愛にめぐり合えた喜びを、

「新しい一日」のはじまりにたとえた詞が美しく、壮大なナンバーになってます。


そして、Hip-Hop調の「SUPER LOVE」、ダンス・ナンバーの「SORRY FOR LOVE」など

いつもの彼女とは一味違うナンバーがここにもあります。


他にも、「TEN DAYS」はラテン・ロック調のかっこいいナンバー、

「PRAYER」は、未来の子供たちのために平和を願うバラード。

「I SURRENDER」は痛いほどに好きな人への思いを歌ったクラシカルなバラードと、

豊かな歌唱力を武器に聴く者を圧倒しまくっていますビックリマーク


なお、このアルバムは全17曲も入ってるんですが、後半も、

映画主題歌のようなバラード「THE GRASTEST REWARD」、 

情熱的なR&B風ピアノナンバー「WHEN THE RONG ONE LOVES YOU RIGHT」

シャンソン風のラスト曲「NATURE BOY」まで最後まで全然捨て曲がありません。


そして非常に聴きやすいアルバムで、聴いたあとになんだか豊かな気持ちになるような、

優しさに溢れたアルバムだと思います。


ちなみにセリーヌさんは04年に出した「Miracle」という子守唄などを集めたアルバムも

秀逸なので、いつかレビューしたいと思ってます。

セリーヌ・ディオン, クリスチャン・ランディン, アンドレアス・カールソン, スティーブ・モラレス, シェップ・ソロマン, カーラ・ディオガルディ, デビッド・シーゲル, アンダース・バッゲ, ピア・アストロン, トム・ニコルズ
ア・ニュー・デイ・ハズ・カム





お次のレビューは、恥ずかしながら「あやや」でございます。

いい年して、あややかよーって感じですが、結構好きです。というわけで、2年前リリースの3rd

アルバムを紹介します。

さて…まぁ、いくら好きだといっても、さすがにライブは行きたいとは思わないんですけどあせる、音楽的には結構才能ある人だと信じて疑わない存在です。いまは、なんだかCMタレントとしての価値が急騰して、逆に

歌手としての価値は急降下中のような気もしますが、もっと歌で注目されて欲しい人です。

このアルバムにしても、前作「T・W・O」でセールス的なピークを迎えて、早くもこのアルバムでは

下降線を辿り始めてたんですが、内容的にはこっちのほうが成長が見られて好きかなと。


アルバムは「GOOD BYE 夏男」からスタート。ただ、この曲は詞がアホっぽいんであんまり好きじゃないですあせる。ただ、巻き舌ボーカルと無意味に高速なビートが、聴く者をグイグイひきつけるヘンなパワーを持った曲ではありますね。


で、続くは「GET UP! ラッパー」。えっと、これは数年前のハロプロシャッフル企画「SALT5」で

やった曲の、松浦ヴァージョンですね。もうハロプロユニット自体にパワーもなく、この曲も

知らなかったわけですが、こういう曲が入ってると、なんか「曲数稼ぎ」のような気がして、

少し寂しい感じもしますね。ただ、曲自体は面白くて、パーカッションやらハンドクラップが

いっぱい入ったにぎやかなサウンドに、表情豊かなあややのボーカルが乗っかってて、表現力の

高さを感じさせる曲です。


次の「可能性の道」はいい曲で一番好きですね。これは、「自分の可能性を信じよう」という

ありきたりっちゃー、ありきたりの詞ではありますが、この頃ヘンなクセの付いていた松浦さんの

ボーカルが、この曲では矯正されて素直な感じになってます。だから詞が伝わりやすい。

もともと歌はうまい人ですからね。サウンドもシンプルなバンドサウンドだし。


で、次のシングル「ね~え?」はかわいいですね。この曲は曲間に挟まれる「ドーンぶーぶー」っていう

太鼓の音がユニーク。以上。

そして、次の「オリジナル人生」はジャズです。これまた上手い。自分らしく生きようという

前向きメッセージソングなんだけど、フェイクも自由度が高くて面白いナンバー。


そして、「恋してごめんね」も好きなナンバー。これは「彼氏以外の人を好きになってしまった。

ごめんね」という詞なんだけど、「ごめんね、で済ますなよあせる」という感じのロック・ナンバー。

これまた楽しく歌ってるんだなぁというのがわかる、ノリのいいボーカルになってます。


他には「私と私と私」あたりも好きですね。落ち着いたミディアムテンポのポップナンバーで、

自分はいろんな面をもってるけど、どれもほんとの私だ、という詞です。

あと、「涙のわけ」でモーニング娘。のことを詞に盛り込むあたりもつんくの詞の冴えを感じるところかな。

そして「LOVE TRAIN」は珍しくウィスパーボイスのボーカルがキュートな1曲です。


全体的には、彼女のボーカルの個性を活かし、少し大人になった詞世界が楽しめるアルバムだけど

何故か、前作で収録された「Yeah!めっちゃホリディ」の意味のわからないRemixが

入ってたりと、「GET UP!~」と同じような曲数稼ぎがあるのは残念かなぁ。

まぁ、楽しいサウンドではあるんだけど、それなら別の曲作ってあげればいいのに…と思いました。

余談ですが、初回盤のジャケットは振袖姿でした。かわいーです。


そして、最近の松浦さんは大人路線を突き進んでるんですが、次のアルバムは

どうなるんでしょーか。歌うまいのはよくわかるんですが、落ち着くにはまだ早い気も

します。ルックスも時によってむちゃ老けて見えるので…。そこも気になるポイントです。

絶頂期は「ハロプロの中で歌手として大成するのはあややしかいない」、と思ったのに

残念な結果になってしまいそうな現状ですが、もう一度個性を生かしたポップな曲で

飛躍して欲しい感じです。

松浦亜弥
×3




今回はデスチャです。DESTINY'S CHILDのベスト盤「♯1’s」を聴きながらレビューしてます。


デスチャといえば、昨年9月のコンサートでその8年間の活動にピリオドを打った、ガールズグループの

頂点を極めたグループですが、僕は実はデスチャのアルバムを買ったこともなく、メンバーに

関してもビヨンセしか知らない(ケリー・ローランドも「ジレンマ」で名前は知ってたけど、その人が

デスチャの人ってことを知ったのは結構あとだった)し…って感じだった。


けれども、解散するってことを聴いて、「どんな曲を歌ってたのか」知りたくて、買ったのが去年の秋に出たこのベストアルバム。「LOSE MY BREATH」や、「SURVIVOR」など、知ってる曲もちょっとはあったので、

楽しみにしてたのですが、意外とさっさと飽きてぶーぶー、ラックにしまいっぱなしだったんですけど、久々に

聴いたらようやく、良さがわかってきて今頃ハマッてます。そのときの気分によって聴こえ方が違うんですよね、音楽はあせる


アルバムはデスチャにとってのラストソングとなった「STAND UP FOR LOVE」から静かに幕を開けます。この曲は「世界子どもの日」のテーマソングということで、未来を担う子供たちへの愛を歌った

大きな美しいバラード。デヴィッド・フォスターのプロデュースです。この曲がまずいいですね。

僕みたいにデスチャを知らない人にとっては、ダンス、R&Bのイメージで彼女らを捉えていたんですが、

美しく壮大なコーラスワークで歌われるこの曲を聴いて、心が安らかになれる感じ。いきなりクライマックスのような展開でスタートです。


このほかアルバムは全米や全英のチャートをはじめ、各国のエアプレイなどで、いろんな「1位」を

とった曲が収められています。

好きな曲をあげていくと、UKで1位をとった「SURVIVOR」。これはメンバーチェンジに絡んで、

辞めていったメンバーに対して「あなたが消えてくれてせいせいした」などと歌うガーンこわーい、キツーイ

一撃ソングですね。これ聴くとなんだかスカッとします。それから「SOLDIER」も強い女の子の

イメージのナンバーで、男の子の好みを歌う奔放な詞が○。


続く、「CHECK ON IT」はビヨンセのソロですが、これは一番好きかも。SLIM THUGのRapを

フィーチャーしたナンバーですが、彼のクールなラップと、ビヨンセのハイトーンなフェイクと

バタバタしたドラムの音色がクセになって何度も聴いてます。


他には、サビ意外は音の動きがあんまりない不思議なビートの「JUMPIN' JUMPIN'」、

アゲアゲでエロエロな恋の矢「LOSE MY BREATH」、浮気してるらしい男に電話口で「今ここで私の名前を

呼んでよ」と迫る汗「SAY MY NAME」、一転してアコースティックなサウンドと、悲しげな

ボーカルが胸に響く失恋ソング「EMOTION」、しつこい男に愛想を尽かした上、気味悪がっているという詞の「BUG A BOO」、そして途中のゴスペルっぽいパートが印象的な「INDEPENDENT WOMAN PART1」あたりがすきかなぁ。


デスチャ結成当時(90年)はまだ8歳だったというビヨンセを中心に、強い女の子の気持ちを

歌い続けてきたデスチャ。デスチャというと、ビヨンセありきで語られることが多かったですけど、

特に後期の作品は、ケリー、ミッシェルもいい味を出してるなと思いました。また、ビヨンセも

彼女らをうまく引き立てる曲作りをしてると感じました。

これだけ長く活動しても、まだ彼女らは20代半ばですし、活動の中で見つけた、それぞれに

あった自分の道を極めていくんでしょうね。

今後のそれぞれの活動が楽しみになったベストでした。

Destiny's Child
#1's





☆「桜」

今日はとても天気がよかったので、電車に乗ってお花見がてら、散歩に行ってきました。

行ったのは京都の八幡市にある淀川河川公園・背割堤地区。ここは川沿い1kmくらい?にわたって

ソメイヨシノ・モモなどが植林されている公園。日曜日ということもあり、家族連れや

カップルなど人がうじゃうじゃいましたよー。

携帯で撮ったんですけど、なかなか綺麗な桜でしょ。京都の桜ではここが一番好きです。

実は去年はじめてきたんですけど、去年はもうちょっと、桜が咲いてて、言葉が違うけど

「たわわ」って感じだったんです!綿菓子みたいな感じ…。けれども、今年もこれくらい

咲いてれば十分だったけどね。しかも、関西地区は明日は天気が悪いようなので、

今日が見ごろだったかも。やはり桜見ると、「日本っていいなぁ」と思う僕でした。


☆「どんなもんかねぇ」かお

ブログにこんなメールが来ました。


>今回は、あなたさまのブログにぜひサンプルブロガーに
参加していただきたくコメントさせていただきました。
サンプルブロガーとは、新発売の商品をモニターとして
無料で試していただき、使用された感想をブログに掲載
していただくことで、売れ行きに関係なく定額の報酬を
お支払いするPRシステムです。


よくある新商品のモニターで、ブログにそれを掲載すると、いくらか

お小遣いがもらえるというシステムらしいんですが、どうなんでしょ?

こういうのやったことある人います?

まぁ、HPみたら意外とちゃんとした会社みたいだし、いつもの

エロトラックバックとも違うので、一応おいときますが、

情報知ってる人いたら教えてください。


☆「お買い物」

今日は仕事用のかばんを買ってきました。

今持ってるのはアニエスのトートバックで、まぁ黒だからビジネスにも使えたんですが、

ちょっとカジュアル度が高めだったこともあり、別のものを買いたいと思ってたんです。

今回のはショルダーも付いてて、形もカチッとした感じ。

でも、ビジカジ風なんで、ビジネスだけじゃなくいろいろと使えそう。

明日から早速使います。楽しみ~。

こんなやつです。最近は結構こういうの多いんですよね。


今回は椎名林檎が約4年前にリリースしたカヴァーアルバム「唄ひ手冥利~其ノ壱」の紹介です。

このアルバムは椎名林檎が「歌い手」に徹して古今東西の名曲を歌うという、カヴァーアルバムなん

ですが、椎名林檎の音楽的背景を垣間見られるすごくいいアルバムだと思います。彼女のキャリアの

中でも結構好きなアルバムのひとつです。アルバムは2枚組になっていて、一枚はデビュー以来彼女の楽曲には欠かせない存在で、東京事変でもおなじみの、亀田誠治アレンジの「亀パクトディスク」、もう一枚は

森俊之アレンジの「森パクトディスク」と銘打ってます。「亀」はギターアレンジ中心、「森」はキーボードアレンジ中心、とそれぞれサウンドの感覚、バンドメンバーも違う、個性いっぱいの2枚組になってます。

まず「亀パクトディスク」からオススメの曲をあげていきますね。

1曲目は「灰色の瞳」。74年の加藤登紀子と長谷川きよしのデュエットソングのカヴァーだそうです。

知らないあせる。フォルクローレ調の歌謡曲調になってて、詞は遠くに去った恋人を思う悲しいものです。

この曲ではスピッツの草野マサムネとデュエットしてます。林檎嬢とマサムネって意外な取り合わせ

だけど結構あってる。

3曲目「小さな木の実」。これは大好きですね。71年にNHK「みんなのうた」で発表されてから幾度となく

放送されているそうなんですが、これも知りませんでした。父親と死に別れた小さな子供の思い出と

強く生きていく姿を描いた、泣かせるナンバーなんですが、林檎の、悲しみをにじませるような歌い方が

この詞にとってもあってて、何度も聴いてしまう。

4曲目「i wanna be loved you」はマリリン・モンローが映画「お熱いのがお好き」の中で歌ったナンバー。

「ぷぷぷっぴどぅー」です。

5曲目は朱里エイコの74年のヒット「白い小鳩」。これも原曲は知らないんですが、アレンジは

林檎の「歌舞伎町の女王」を思わせるロックテイストに仕上がってます。「強いようで、弱い」林檎の

世界にもあってる楽曲だと思います。

続く「love is blind」はジャニス・イアンの楽曲。僕はジャニス・イアンの楽曲はこのカヴァーで

知ったんですけど、いい曲ですね。林檎のボーカルも切なさと鬼気迫る感じをうまく表現してます。

で、次が、逆にものごっつポップな「木綿のハンカチーフ」。太田裕美の75年のヒット。いまでも

懐メロでもよく流れてますね。これは詞がすごく好きです。都会に出て行った男と、田舎に残った

女の微妙な心のすれ違いを、季節のうつろいに合わせて書いた展開がすごくうまいと思う。

なお、松崎ナオとデュエットしてて、椎名林檎が男側、松崎ナオが女側の部分の詞を歌う構成も

おもしろいです。

そして、「亀パクト~」のラストはゲーテ、シューベルトの「野薔薇」をカヴァー。

ギターとシンセサイザーだけでつくったチープなサウンドに林檎の巻き舌ボーカルfが乗っかった

小曲になってます。


そして「森パクトディスク」。

好きなのは2曲目、フランス・ギャルの「jazz a go go」。「夢見るシャンソン人形」でおなじみの

60年代のフランスのアイドルですね。林檎はここでは珍しくちょっと高めの声も駆使して

けだるい感じでジャズナンバーを歌ってます。

それから、次の「枯葉」もいいですね。これはシャンソンの名曲です。最初は暗くマイナーなワルツ調で、

途中からメランコリックな展開にテンポアップするアレンジが秀逸。


次の「I Won't last a day without you」はカーペンターズのカヴァーで、宇多田ヒカルとのデュエット。

アルバムの中では一番の目玉企画なんでしょうが、自分としては先述の「木綿~」とか「灰色の瞳」の

方がインパクトあったかなぁ。これは無難な仕上がりってところ。


そして、次の「玉葱のハッピーソング」は原題「the onion song」として、マーヴィン・ゲイと

タミー・テレルとのデュエットで知られるナンバー。これは実のお兄ちゃん椎名純平と

デュエットしてます。ソウルフルな純平兄ちゃんの歌いまわしに、いい影響を受けて林檎ちゃんも

ボーカルに切れがあって、すごく楽しそう。さすが兄妹って感じ。好きです。


こんな感じで、僕にとっては原曲を知らない曲のカヴァーの方が多く、

実に個性的な選曲だと思いました。けれども、「椎名林檎」という圧倒的な存在感で

林檎色に染められてて、彼女のオリジナルと同じくらいおもしろい魅力的なアルバムになってました。


そして、オリジナルとは違うということで、力が抜けてて楽しそう!これを一番感じましたね。

また、気が向いたときでいいのでぜひ、このアルバムの「其ノ弐」を作って欲しいものです。

椎名林檎, 草野マサムネ
唄ひ手冥利~其の壱~

今回は2年前にリリースされたMejaの4thアルバムの紹介をします。

メイヤはスウェーデン出身の現在36歳のシンガーです。


メイヤといえば「how crazy are you?」や「all'bout the money」などのキャッチーな楽曲や

「hippies in the 60's」といった60年代ロックの楽曲、そして矢井田瞳の楽曲の

逆カヴァー「I'm here saying nothing」などで、日本でも大人気で、僕もそのクセのない歌声と

瑞々しい感じのポップさが好きな人なんですが、このアルバムには結構驚きました。


その中身は全編シンプルなアコースティックサウンドによるもので、

ボサノヴァやジャズテイストの楽曲が大半になっていて、聴いていてとても落ち着く一枚になってます。


アルバムはけだるいムードのミドルテンポのラテンナンバー「Life Is a River」からスタート。

次に収められている「Aqua de Baber」は邦題「おいしい水」として有名な、アントニオ・カルロス・

ジョビンのボサノヴァを代表する作品のカヴァー。おしゃれでジャズテイストに生まれ変わってます。


一番すきなのは3曲目に収められた「Kiss Me Again」。これはオリジナルナンバーですが、

涼しげなギターと美しいストリングスの音色が印象的なバラードに仕上がってます。

それからオールディーズ調のサウンドにあわせて、子供から大人になっていく過程の心の変化を

歌った「Wake up call」も好きですね。


他にも有名なブラジリアン・ソングに、メイヤが英語詞をつけさせてもらってカヴァーしたという

「O Leaonzinho (Little Lion)」、トランペットのピアノの音色に合わせてセクシーな歌い回しを

聴かせるジャズナンバー「Red Light」など、いつものメイヤとは一味違うテイストの楽曲が

並んでます。ちなみに日本盤のボートラにはヒットシングル「hippies in the 60's」が

Mellow Versionとして収められてます。ボサノヴァとロックをミックスしたような

サウンドに生まれ変わり、インドの楽器、シタールがフィーチャーされたミステリアスな

サウンドになってます。


オリジナルナンバーと往年の名曲のカヴァーが半々になっているのですが、アルバムタイトルどおり

mellow(やわらかい)テイストでまとめられているので、どの曲も浮くことなく、同じ感覚で

聴くことができました。キラキラポップのメイヤもいいけど、こんな落ち着いた大人っぽい

メイヤもいいなぁと思ったアルバムでした。そしてアルバムジャケットも自然な「セクスィィードキドキ」で

イイ感じ。是非聴いてみてください。

メイヤ
メロウ