今回はデスチャです。DESTINY'S CHILDのベスト盤「♯1’s」を聴きながらレビューしてます。


デスチャといえば、昨年9月のコンサートでその8年間の活動にピリオドを打った、ガールズグループの

頂点を極めたグループですが、僕は実はデスチャのアルバムを買ったこともなく、メンバーに

関してもビヨンセしか知らない(ケリー・ローランドも「ジレンマ」で名前は知ってたけど、その人が

デスチャの人ってことを知ったのは結構あとだった)し…って感じだった。


けれども、解散するってことを聴いて、「どんな曲を歌ってたのか」知りたくて、買ったのが去年の秋に出たこのベストアルバム。「LOSE MY BREATH」や、「SURVIVOR」など、知ってる曲もちょっとはあったので、

楽しみにしてたのですが、意外とさっさと飽きてぶーぶー、ラックにしまいっぱなしだったんですけど、久々に

聴いたらようやく、良さがわかってきて今頃ハマッてます。そのときの気分によって聴こえ方が違うんですよね、音楽はあせる


アルバムはデスチャにとってのラストソングとなった「STAND UP FOR LOVE」から静かに幕を開けます。この曲は「世界子どもの日」のテーマソングということで、未来を担う子供たちへの愛を歌った

大きな美しいバラード。デヴィッド・フォスターのプロデュースです。この曲がまずいいですね。

僕みたいにデスチャを知らない人にとっては、ダンス、R&Bのイメージで彼女らを捉えていたんですが、

美しく壮大なコーラスワークで歌われるこの曲を聴いて、心が安らかになれる感じ。いきなりクライマックスのような展開でスタートです。


このほかアルバムは全米や全英のチャートをはじめ、各国のエアプレイなどで、いろんな「1位」を

とった曲が収められています。

好きな曲をあげていくと、UKで1位をとった「SURVIVOR」。これはメンバーチェンジに絡んで、

辞めていったメンバーに対して「あなたが消えてくれてせいせいした」などと歌うガーンこわーい、キツーイ

一撃ソングですね。これ聴くとなんだかスカッとします。それから「SOLDIER」も強い女の子の

イメージのナンバーで、男の子の好みを歌う奔放な詞が○。


続く、「CHECK ON IT」はビヨンセのソロですが、これは一番好きかも。SLIM THUGのRapを

フィーチャーしたナンバーですが、彼のクールなラップと、ビヨンセのハイトーンなフェイクと

バタバタしたドラムの音色がクセになって何度も聴いてます。


他には、サビ意外は音の動きがあんまりない不思議なビートの「JUMPIN' JUMPIN'」、

アゲアゲでエロエロな恋の矢「LOSE MY BREATH」、浮気してるらしい男に電話口で「今ここで私の名前を

呼んでよ」と迫る汗「SAY MY NAME」、一転してアコースティックなサウンドと、悲しげな

ボーカルが胸に響く失恋ソング「EMOTION」、しつこい男に愛想を尽かした上、気味悪がっているという詞の「BUG A BOO」、そして途中のゴスペルっぽいパートが印象的な「INDEPENDENT WOMAN PART1」あたりがすきかなぁ。


デスチャ結成当時(90年)はまだ8歳だったというビヨンセを中心に、強い女の子の気持ちを

歌い続けてきたデスチャ。デスチャというと、ビヨンセありきで語られることが多かったですけど、

特に後期の作品は、ケリー、ミッシェルもいい味を出してるなと思いました。また、ビヨンセも

彼女らをうまく引き立てる曲作りをしてると感じました。

これだけ長く活動しても、まだ彼女らは20代半ばですし、活動の中で見つけた、それぞれに

あった自分の道を極めていくんでしょうね。

今後のそれぞれの活動が楽しみになったベストでした。

Destiny's Child
#1's