今回は2年前にリリースされたMejaの4thアルバムの紹介をします。
メイヤはスウェーデン出身の現在36歳のシンガーです。
メイヤといえば「how crazy are you?」や「all'bout the money」などのキャッチーな楽曲や
「hippies in the 60's」といった60年代ロックの楽曲、そして矢井田瞳の楽曲の
逆カヴァー「I'm here saying nothing」などで、日本でも大人気で、僕もそのクセのない歌声と
瑞々しい感じのポップさが好きな人なんですが、このアルバムには結構驚きました。
その中身は全編シンプルなアコースティックサウンドによるもので、
ボサノヴァやジャズテイストの楽曲が大半になっていて、聴いていてとても落ち着く一枚になってます。
アルバムはけだるいムードのミドルテンポのラテンナンバー「Life Is a River」からスタート。
次に収められている「Aqua de Baber」は邦題「おいしい水」として有名な、アントニオ・カルロス・
ジョビンのボサノヴァを代表する作品のカヴァー。おしゃれでジャズテイストに生まれ変わってます。
一番すきなのは3曲目に収められた「Kiss Me Again」。これはオリジナルナンバーですが、
涼しげなギターと美しいストリングスの音色が印象的なバラードに仕上がってます。
それからオールディーズ調のサウンドにあわせて、子供から大人になっていく過程の心の変化を
歌った「Wake up call」も好きですね。
他にも有名なブラジリアン・ソングに、メイヤが英語詞をつけさせてもらってカヴァーしたという
「O Leaonzinho (Little Lion)」、トランペットのピアノの音色に合わせてセクシーな歌い回しを
聴かせるジャズナンバー「Red Light」など、いつものメイヤとは一味違うテイストの楽曲が
並んでます。ちなみに日本盤のボートラにはヒットシングル「hippies in the 60's」が
Mellow Versionとして収められてます。ボサノヴァとロックをミックスしたような
サウンドに生まれ変わり、インドの楽器、シタールがフィーチャーされたミステリアスな
サウンドになってます。
オリジナルナンバーと往年の名曲のカヴァーが半々になっているのですが、アルバムタイトルどおり
mellow(やわらかい)テイストでまとめられているので、どの曲も浮くことなく、同じ感覚で
聴くことができました。キラキラポップのメイヤもいいけど、こんな落ち着いた大人っぽい
メイヤもいいなぁと思ったアルバムでした。そしてアルバムジャケットも自然な「セクスィィー
」で
イイ感じ。是非聴いてみてください。
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