今日はNatalie Imbrugliaの3rdアルバム「counting down the days」をレビューします。
このアルバムはたくさん聴いた昨年リリースの洋楽アルバムの中でも、自分の中では
5本の指に入る傑作だと思ってます。
彼女はオーストラリア出身の現在31歳。世間的には「Torn」の世界的な大ヒットで
知られているのではないでしょうか?そしてこのアルバムからは「Shiver」という曲が
イギリスを中心にヒットしたことも記憶に新しいんじゃないかな。
さて、このアルバムは全編にわたって瑞々しくポップなアコースティックサウンドで
彩られてます。僕は最近はR&Bやロックサウンドのほうを好んで聴くことが多いですが、
こういう人肌のぬくもりを感じるようなシンプルなサウンドもとても好きです。
まず1曲目は「Starting Today」。アコースティックギターの軽快な音色と落ち着いた
バンドサウンドが心地よいポップスになってます。「今日からはじめる。明日のことは心配しない」という
力強いメッセージがこめられオープニングにふさわしい曲です。
そして2曲目が名曲「Shiver」。この曲はイギリスの英国エアプレイチャートで前週34位から3位という
スーパージャンプアップを果たした(これほどの好アクションはエルトン・ジョンの「Candle in the wind」
だったらしい)ことでも話題になりました。この曲は1曲目と同じくバンドサウンドですが、
マンドリンの音色もフィーチャーされた、より賑やかなサウンドになってます。
詞は愛する人を思って心を震わす、という意味のナンバー。
3曲目「Satisfied」はあたたかいバックコーラスも印象的なラブソング。
続く、タイトル・チューンの「Counting Down The Days」は過ぎ去った恋人のことを忘れずに
日々を過ごしている女性の心を描いたロック・チューン。
こんな感じで、アルバムを通して、恋の歌を中心に、優しくちょっとハスキーな歌声で
聴かせてくれます。
好きな曲は前述の4曲のほかに、「あなたなしでは先に進みたくない」と歌う「I won't be
lost」、ふたりでいることの心の安らぎ、小さな幸せを歌った、「Slow Down」、
エスニックな雰囲気漂うサウンドが、このアルバムの中では強烈な存在感の「Sanctuary」、
なんだか「いい日旅立ち」みたいなイントロから始まる悲しげなピアノバラード「On the run」
(自分の弱さを見つめている内省的な詞がリアルです)など。
全12曲で、洋楽アルバムにしては割と短めの収録時間なんだけど、
シンプルながら、心に残る作品でした。特に前半の流れは最高です
。
ちなみに彼女はこのひとつ前のアルバム「WHITE LILIES ISLAND」も傑作です。
- ナタリー・インブルーリア
- カウンティング・ダウン・ザ・デイズ(期間限定)