今回はCELINE DIONが4年前にリリースした、オリジナルアルバムを紹介します。
彼女は、「MY HEART WILL GO ON」や、「TO LOVE YOU MORE」など数々の大ヒットを飛ばし、
1999年にベスト盤「ALL THE WAY...A Decade Of Song」を出し、そしてしばしの休業期間に入ったのですが、このアルバムはその休業期間明けの復帰第一作となったアルバムです。
セリーヌといえば、先述の「MY HEART WILL GO ON」など壮大な
バラードを歌うシンガーのイメージが強いのですが、
このアルバムでは、バラードはもちろん、それ以外にR&Bや、ラテン調の曲にも
チャレンジした意欲作になってます。
アルバムは生きることの喜びを歌った明るくポップな「I'M ALIVE」でスタート。この曲の
幸せな雰囲気が、アルバム全体のイメージを表しているといっても過言じゃないナンバー。
このアルバムのジャケットは青い海をバックにする彼女の写真だけど、この写真の爽やかな
雰囲気とも連動したような曲です。
他にも、上品なストリングスの音色を挿入した、愛の素晴らしさをたたえたポップソング
「RIGHT IN FRONT OF YOU」、美メロのピアノバラード「HAVE YOU EVER BEEN IN
LOVE」など冒頭から素晴らしい楽曲が並んでいます。
そんな中一番好きなのが、「RAIN,TAX(IT'S INEVITABLE)」です。
この曲は愛する人への気持ちを「雨や税金と同じように、生きていく上で必要なもの」と例える
詞が変わってて面白いナンバーですが、曲調も彼女には珍しく、ダンサブルなR&Bナンバーに
なってます。
それからアルバムタイトル曲「A NEW DAY HAS COME」も好きですね。
この曲には、荘厳なオリジナルヴァージョンと、ポップなRADIO REMIXとがあるんですが、
どちらもいい。そして詞がイイ。本当に幸せな愛にめぐり合えた喜びを、
「新しい一日」のはじまりにたとえた詞が美しく、壮大なナンバーになってます。
そして、Hip-Hop調の「SUPER LOVE」、ダンス・ナンバーの「SORRY FOR LOVE」など
いつもの彼女とは一味違うナンバーがここにもあります。
他にも、「TEN DAYS」はラテン・ロック調のかっこいいナンバー、
「PRAYER」は、未来の子供たちのために平和を願うバラード。
「I SURRENDER」は痛いほどに好きな人への思いを歌ったクラシカルなバラードと、
豊かな歌唱力を武器に聴く者を圧倒しまくっています
。
なお、このアルバムは全17曲も入ってるんですが、後半も、
映画主題歌のようなバラード「THE GRASTEST REWARD」、
情熱的なR&B風ピアノナンバー「WHEN THE RONG ONE LOVES YOU RIGHT」
シャンソン風のラスト曲「NATURE BOY」まで最後まで全然捨て曲がありません。
そして非常に聴きやすいアルバムで、聴いたあとになんだか豊かな気持ちになるような、
優しさに溢れたアルバムだと思います。
ちなみにセリーヌさんは04年に出した「Miracle」という子守唄などを集めたアルバムも
秀逸なので、いつかレビューしたいと思ってます。
- セリーヌ・ディオン, クリスチャン・ランディン, アンドレアス・カールソン, スティーブ・モラレス, シェップ・ソロマン, カーラ・ディオガルディ, デビッド・シーゲル, アンダース・バッゲ, ピア・アストロン, トム・ニコルズ
- ア・ニュー・デイ・ハズ・カム