まず最初は、
私の妊活と切っても切れない関係の
多嚢胞卵巣について書こうと思います。
聞き慣れない方もいるかもしれませんが、
昨今はかなりメジャーな不妊の要因です。
悩んでる方も多い症例なので、
私の体験談をそのまま書いていきます💓
(少々マニアックな内容になることをご了承ください🙏)
私が多嚢胞卵巣と診断されたのは
7年前の2013年、22歳のときです。
当時は大学院生だったので、
妊娠は全く望んでおらず、
3ヶ月ほど生理が来なかったので
病院へ行きました。
診断結果を聞いた時は
それはもう絶望を感じましたね😔
当時と今とでは
かなり医療が進歩していますが、
今も当時も多嚢胞卵巣は原因不明で
明確な治療法も確立されていません。
ただ、
ひとつ言われている原因は
「インスリンとの関係性」です。
(先に言っておきますが、私は医師でも看護師でも、医療従事者でもありません。あくまで、多嚢胞卵巣に苦しんだ一人の人間の徹底リサーチと対処法であることはご了承ください。)
インスリンについては
ググって頂けると良いかと思いますが、
簡単に言うと
糖と関係のあるホルモンです。
糖尿病の方が注射するのがインスリンです。
このインスリンが
上手く効かなくなったりすると、
いわゆる糖尿病になったりしますが、
インスリンが上手く効かなくなると
男性ホルモンの値が上昇するようです。
男性ホルモンが増えると、
女性ホルモンのバランスは乱れます。
(女性でも男性ホルモンは多少出ます)
男性ホルモンが増えると、
背中にニキビができたり、
肌が油っぽくなったりするので、
目安として体を観察してみてください✨
けれど、
私の場合は
この男性ホルモンの増加が原因というのは
なんかふに落ちない感じでした😔
他の原因があるんじゃないかな…?
と感じていました🤔
そこで、別のホルモンに目をつけました💓
私が目をつけたのは、
レプチン・インスリン・LH・FSHです。
(詳細割愛するのでググってください❣️)
体の仕組みというものはとても複雑で、
特にホルモンのバランスというものは
とても繊細で複雑です。
様々なホルモンが複雑に連携し合って
私たちの体は調整されているので、
これらのホルモンのバランスが
狂ってるのだろうな〜と感じました。
これが一番ふに落ちたんですね✨
具体的な治療のない多嚢胞卵巣で
医師から勧められるのは、
①規則正しい生活習慣
②妊娠希望時の排卵誘発剤の使用
です。
私も7年前に初めて
多嚢胞卵巣と言われたとき、
規則正しい生活習慣を勧められました。
(なので北大時代は毎日19時に帰ってお弁当持参だったし、キャラにない公務員になって周りを驚かせたのです。笑)
結局その生活習慣こそが、
ホルモンバランスを正す
一番の道なのだな〜と思います💓
では、
これらのホルモンの
バランスを乱すのはなんでしょう?
それが、糖質です。
多嚢胞卵巣の克服において、
私が最重要としたのは、
糖質との付き合い方でした。
(インスリン抵抗性で男性ホルモン過多の場合も、糖質管理が必要になります)
私が徹底したことは、
①血糖値の乱高下を防ぐ食生活
・ベジファースト
・バランスの良い食事
・単品食を避ける
・おやつは必ず低GI
・外食時はサプリでコントロール
・砂糖を使わない料理
②運動習慣
・食後の散歩
・筋肉をつけて糖を分解してもらう
③脳を使うこと
(脳の栄養も糖です。昔から私の脳みそは糖の使用量がやたら多いようなので、雨の日なんかは意識的に頭を使って糖を使いました)
です!!!!!
とにかく徹底的に
血糖値をコントロールすることを
意識していました💓
これを意識し続けた結果、
私は生理周期が安定しましたよ😍😍
22歳で発覚した多嚢胞卵巣は、
25歳になる頃には
ほぼ症状がなくなりました🕊
ですが!!!!!
良かった良かった〜と思っていたのですが、
いざ妊活!となったときに
思いもよらぬ敵が現れて、
生活習慣でコントロールできていたはずの
生理周期がまた乱れることになりました。
その敵というのが、
メンタル・心の問題です。
心から望んでいたはずの赤ちゃんですが、
実は心の奥底では
妊娠や子育てに対する不安を抱えていて、
その不安ゆえに
抑え込んでいたはずの多嚢胞卵巣の症状が
悪化してしまったのです。
タイミングを取り始めてから
どんどんと生理周期が乱れていき、
安定期していた生理周期は、
30〜70日というカオスな状況に😨
ホルモンバランスというものは
ストレスやメンタルの影響を
ものすごくダイレクトに受けるんですね😔
こここら私は、
妊娠・出産・子育てに対する不安や恐怖
という感情と
徹底的に向き合っていくことになりました。
ちなみに、
多嚢胞卵巣症候群と
診断されたことがあると伝え、
排卵周期が乱れていることを確認すると、
医師からは
排卵誘発剤の使用を勧められます。
メジャーな排卵誘発剤である
クロミッドは副作用も少ないらしく
比較的安全なお薬だそうですし、
それで効果が出て
妊娠している人がたくさんいるのも事実です。
ですが、
お薬を使用する前に
このメンタル・心の問題を解決しないと、
どんなにお薬を使ったところで
体だけ消耗して結果が出ない…
なんてことになる予感がしたので、
(クロミッドも連続使用は良くないようで、途中お休みも挟まなければならないようですし)
メンタル問題が解決するまで
お薬の使用はしないと決めました💓
ここからのメンタル・心の問題は、
あらゆる不妊の方や
婦人科系の悩みの方々と同じです。
私は婦人科系の悩みを抱える方の
カウンセリングをすることがよくあり、
類友なのか周りの友人にも
婦人科系の悩みを抱えている方が
多く存在しています。
そんな多くの方を見てきた経験と、
私自身の体験から思うのは、
婦人科系のトラブルは
必ず自身の女性性との関係がある
ということです。
そして、
病気や不調になるということは、
必ずそれを引き起こしている
「考え方のクセ」があります。
その考え方のクセのほとんどが
「無意識」です。
思いもよらないクセと
思いもよらない症状や現実が
不思議と結びつくんですよ🕊
…という続きのメンタル・心の問題は、
またタイトルを変えて
次回以降お伝えしますね💌
多嚢胞卵巣でお悩みの方は、
公式LINE(LINE@)よりご相談ください💓
【レッスン詳細情報などはこちらから♡】
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◇プロフィール◇
岡部 ひろこ(愛妻料理研究家)
最凶の失恋を経て、2017年結婚。
愛妻家の夫と幸せな2人暮らしを満喫中♡
2019年から夫の転勤に伴って長野県へ転居。
祖母が糖尿病、父がガン、自身は生理不順・生理痛に悩んだことから、「栄養」「薬膳」「農学」を学ぶ。
*北海道大学農学院卒(修士課程)
*元神奈川県庁職員