Happy Dance ☆ Enjoy Dancing ♪
ブラックプールたけなわでありますが
今年は久々にべニーズワルツが復活と言う事で
驚きの様子がアチコチで語られてましたね ^^
通常の試合ではごく普通に種目に入ってますが
ブラックプールでは 約40年ぶりのべニーズですから
みなさん戦々恐々なようです ^^;
さて、
社交ダンス事情 に続いて 競技ダンス事情
お隣事情Part.2でアリマス
語弊の無いように
部分的に読まれる方は これにてお引き取りください
とにかく最近の 競技でのお隣さんの 強さには 降参寸前
前回の 社交ダンス事情 からも分かる通り
中国では日本とは違い 本当の意味で
社交的且つ、パブリックなものとして
社交ダンスが踊られている事
そして 「広場ダンス」という現実! 費用は タダ!
それだけ愛されている庶民の楽しみを大手企業がほおっておく手はありません
現に2016年の チャイナブラックでも分かる通り
巨大ビジネス アリババが後援し実現したもの
これだけ多くの人に愛され知れ渡る社交ダンス
大きな企業としても扱いやすく、十分な広告にもなるのでしょう
と、いうことで
大企業が動けば 政治面、或いは経済面でも多くの会社・組織が参画し
どんどん膨らんでゆくものです
この事が選手へのスポンサードと成り得るのは至極当然
逆に言うと 日本では 表舞台に出る事を良しとせず
隠れて箱の中で踊っている状態
団塊世代で栄えたものの 後進の育成も出来ずに
巡り巡って 悪循環 (><)
これでは バルカーさんのような スポンサーはナカナカついて来ない
バルカーさんの場合は たまたま社交ダンスに 「縁」があってのもの
ありがたい事だが、他はというと、、、、、これといって無い
三笠宮など多くの協賛をいただいて開催されてはいるものの
今一つ、ゴルフやテニスのような大企業の高額賞金は見当たらない
また、そういった支援の無い事により
いくつかあるダンス団体や教室は 競技会にしろ、アマプロにしろ
様々な楽しみを作って提供しているが
結局は 後ろ盾の無い組織・経営者が 一種金儲けのためにやっているにすぎない
上記のように後進育成が出来ないと 限りある資源の奪い合い
各団体は助成金・補助金等あるものの
各教室は単なる個人経営
生きるためには 儲けも必要
現況としては ある種気の毒と言わざるを得ない
生徒に喜んでもらうはずのものが、、
生徒から金を巻き上げるような恰好になってしまっているのだから
その為、「社交ダンスは高額だ」 とか 要らぬ声も出る始末
何もかもが 悪い方向に流れている
下支えとなる 社交ダンス愛好家が 内向的では
いろんな面で 衰退するのも無理はないといったところだ
何も 教室や先生が悪いわけではない
日本の全体の構造がそうなってしまっているのだ
音楽がかかれば 街中だろうが、
知らない人とでも手を取り合って
学校では チャイムが鳴ったら
「昼休みにチャチャ踏もうぜ」
「廊下でウォークしようよ」
走ったらダメだけど(><)
ウォークならイイんじゃないか?
日本は これぐらいにならないと
現実の課題として、とてもじゃないが お隣さんには敵わない
で、調べてみると
中国にも ダンススポーツ連盟なるものが存在し、、当たり前か
1991 年に設立され
2002 年より国際オリンピック委員会により承認され、
国際ダンススポーツ連盟として世界へ参加し始めたとのこと
世界的に中国選手が上位に顔をのぞかせ始めた事と一致します
それまでは 日本は イギリス、ドイツなどと肩を並べ
ダンス三大国と呼ばれた時代でしたから
国交や政治がらみで ゴタゴタする中、
ダンスに於いては日本を崇め
日本のトップダンサーが指導に赴くなど深い親交があったと聞きます
中国のダンス事情としては
様々なジャンルがあって ダンスに特化した専門学校 ですね
日本で言う 学内の部活とは違い、それだけに特化させ
優秀な生徒には優遇措置も見られ
「やる気」を増大させているものとみられます
こちらは中国北京の近く 秦皇島市にある舞蹈専科学校の一幕
プロ団体も充実し
チャイナBDFの試合 が新聞で 取り上げられるなど
世界での活躍は好影響を与えました
遡っては
10年前でしたか、日本が衰退してゆくのを尻目に
ブラックプール 中国選手初ファイナリストが誕生し
競技熱は急激に高まりました
その迫力たるや 私がジャッジだったら1位つけてたかも
バリバリ アピール
もちろん他にも様々な案件、要件がありますが
中でも、指導法や 育成法も かなり違うものとなっていると聞きます
今ようやく、国内でも ジュニア育成に向け動き出した日本
いや、以前からもあったのですが、、、
「とりあえず、みんな楽しく始めて頂戴」
の日本とは違った考え方もあるようです
つづく
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世界で活躍するには Part.3:分かっていながら何もしないのは罪