おはようございます
昨日の朝は、庭一面真っ白で、ビックリしました。「雨じゃなくて雪?」って感じでしたけどね。それも、ほんのちょっぴりだったから、お昼までにはすっかり溶けてしまいました~。
さて、昨日お届けしたのは「鼻水・鼻づまりを緩和する精油」 で、アロマバスソルト やアロマローション 、芳香浴、吸入などに…って書いてますが、日中持ち歩いて鼻へぬるには軟膏のほうが使いやすいですね。
そこで、アロマ軟膏のつくり方をご紹介します。基本の軟膏は、みつろう(ビーズワックス)をキャリアオイルでのばすだけなので、ちょっと硬めです。これに精製水やシアバターを加えれば、軟らかめのクリームになります。
ところで軟膏とクリームの違いって何でしょうね? 軟膏はベタベタしてて、クリームはサラッとしてる。そんな印象でしょうか。実際、その印象通りで、油だけでできているのが軟膏、油に水を混ぜ込んだものがクリームなんです。
クリームは、水が混ざっている分、サラッとしていて、皮膚へ浸透しやすいという特徴があります。軟膏はベタつきますが、その分皮膚に長くとどまって保護する作用が強いんです。用途とつけ心地のお好みで、選んでくださいね。
↓下記の精油濃度はおとな用にしてあります。お子さん用につくるときは、精油量は半分以下にしてください。楽しく安全に使うための注意事項 や精油の禁忌 情報、精油を活かす希釈濃度 をご参考に。
用意するもの
軟膏
① お好みの精油 6~12滴
② みつろう 5g
③ キャリアオイル(酸化しにくいホホバオイルがおススメ) 25ml
④ クリーム容器(30g)
⑤ ラベルシール
⑥ なべ、耐熱性ガラスボウル、竹べら
※ みつろうとキャリアオイルとの割合は、冬場は↑のように1:5で、夏場は1:4(6gと24ml)にします。
クリーム
① お好みの精油 6~12滴
② みつろう 5g
③ キャリアオイル(酸化しにくいホホバオイルがおススメ) 25ml
④ 精製水 4ml
⑤ クリーム容器(40g)
⑥ ラベルシール
⑦ なべ、耐熱性ガラスボウル、竹べら
つくり方
① なべに湯を沸かし、耐熱性ガラスボウルにみつろうとキャリアオイルを入れ、湯煎で溶かす。
② ①をクリーム容器に移す。
③ 軟膏は、②に精油を加えてよく混ぜる。
クリームは、②に精製水を加えて、クリーム状に白っぽくなるまでよく練り、精油を加えてよく混ぜる。
④ 容器の底をテーブルにトントンと打ちつけて、中の空気を抜く。
⑤ ラベルに日付とレシピを記入して、容器に貼りつける。
⑥ 軟膏あるいはクリームが完全に冷めたら、ふたを閉める。
※ みつろうは60℃くらいで溶け始めます。沸騰させないように、なべの火を調節してくださいね。
※ 湯煎したみつろうを容器に移してから、中心部分がまだ液状のうちに精油を混ぜ込みましょう。
※ 湯煎が面倒という方は、市販のエッセンシャルウォーマーを使ってください。
用途別おススメの精油
① 花粉症 … カモミール・ローマン、ペパーミント、マートル、ユーカリ・ラディアータなど
② カゼの鼻水・咳などに … ティートリー、ペパーミント、ユーカリ・ラディアータ、ラベンサラなど
③ 肩・ひざ・腰の痛みに … オレンジ、カモミール・ローマン、パイン、パチュリー、ラベンダーなど
④ ニキビ・吹き出物に … ゼラニウム、ティートリー、プチグレン、ミルラ、ラベンダー、ローズウッドなど
⑤ 切り傷・擦り傷に … サイプレス、ゼラニウム、ティートリー、ラベンダー、レモンなど
⑥ やけど・日焼けに … ラベンダー
⑦ 虫刺されに … ゼラニウム、ティートリー、ラベンダー、ユーカリ・シトリオドラなど
⑧ 打撲・ねんざに … ラベンダー、ヘリクリサム、ユーカリ・ラディアータ、ペパーミントなど
一天一笑、今日もいい1日にしましょう。
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