広島カープ「がんぼう主義」

 広島カープ「がんぼう主義」

  50代のカープファン。カープと野球について書いていきます。
  「がんぼう」は広島弁で「わがまま」とか「きかん坊」といった意味です。
  カープ悲願の日本一への「がんぼう」でもありますね!

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投打が嚙み合って3連勝です!

広島先発・床田でしたが完投完封で4勝目!

すっかり左のエースとしての存在感を確立しましたね。

 

週アタマ火曜日の先発ということで、長いイニングを期待されての登板でしたが、文句なしの完投完封!

この後の九里、アンダーソンへといい流れができそうです。

 

それにしても、表ローテが大瀬良、森下、裏ローテが床田、九里と安定感がある先発陣に加え、復調した遠藤、鮮烈なNPBデビューのアンダーソンが加わると、この先発陣はホントに強力ですね!

 

先発投手陣は計算できるとして、問題なのは打線の得点力…

先のDeNA戦では猛打爆発!でしたが、苦手な阪神先発・西に対してどうか?

でしたが、完全攻略とはいかなくても、打線は十分に圧力をかけていましたね。

 

下位打線からの出塁が多く、なかなか得点にはつながりませんでしたが、しぶとく攻めた効果で5回終了時、西投手の球数がすでに81球

 

6回には先頭の西川が7球粘ってライト前ヒット

続くマクブルームも粘って8球目をレフトスタンドへ先制2ラン!

8回にも復調気配の小園が追加点となるタイムリーを放ち(正直、この回1点止まりだったのは残念…)打線も堅実に機能していましたね。

 

第2戦も広島打線が基本的に苦手な秋山ですが、今季2度の広島戦は2戦2敗、防御率9.35と打ち崩していますから、苦手意識完全払拭といきたいところです。

 

ただ、フォームが崩れた感があった堂林に代わって1番に入った中村健も、今のところあまり効果的とはいえず、下位からのつなぎが少し微妙ですね。

あと、そういう場面が少ないせいか盗塁、走塁での仕掛けが目立たないのも気になります。

 

ひとつ先の塁をめざす走塁…というのは問題なくできているんですが、相手にプレッシャーを与える代走、走塁というのが物足りないですね。

盗塁7はリーグ最少で、盗塁数最多の阪神(24)の1/3以下、広島に次いで少ない中日、DeNAでも13と倍近くありますから、機動力野球が身上の広島としては寂しい限りの数字です。

 

盗塁阻止率がワースト…というか阻止できたことがない状態ですから、大盛とか矢野、ファームで走りまくっている羽月や盗塁成功率の高い安部(打席と守備はいったん置いておいて…)らを活用して、せめて盗塁のプレッシャーは与えたいですね。

バンテリンドームでの3戦目は広島先発がローテ6番手の玉村

対して中日先発がエース格の柳ですから、そもそもの勝ち負けに期待値は薄かったですね。

その玉村ですが、先発の内容としてはピリッとしませんが、ローテの6番手として考えると悪くはないです。

ただ、このところの内容は遠藤の方が良いですから、立ち位置を入れ替えることも考えた方がよいでしょう。

 

なんとなくですが、今週の地元戦から新外国人のアンダーソンが昇格(ターリーも?)して、巨人との3戦目に先発しそうですから、流れを変える節目になるといいですね。

 

それにしても打線は停滞してますね。

この試合でも序盤にチャンスは作りましたが、下位に向かって尻すぼみになる打線では、中軸にも負担が大きく、どうしても「つながり」を欠いてしまっています。

 

問題はやっぱり小園ですね。

守備的にはまずまずなんですが、打率.153ではさすがにしんどい…

OPS(出塁率)も.189ですから2試合に1度しか出塁できない計算です。

バントも不得意で盗塁も苦手ですから、完全に打線を分断してしまっていますね。

 

積極性が「売り」ですが、開幕からどうしてもダボハゼ的にどんな球にも手を出す悪癖が直りません。

打席での意識の問題か、狙いの絞り方なのか…

昨シーズン見せていた打席での粘りも全くありませんから、そうなると当然の数字という感じです。

 

さてもう一つ、変えた方がいいと感じるのは坂倉の起用法です。

會澤のアクシデントで坂倉の捕手起用が続いていますが、ここ5試合20打数4安打で打率2割

貴重な一発はあったものの、明らかに打撃の調子を落としています。

 

守備面では、中日相手に走られ放題!

配球面でも、まだまだ単調で球数も多くなる傾向があるように思います。

改善はされてきているものの捕球面での不安も多いですからね💦

実際のところ配球では磯村に分がありますし、守備面では石原も分があります。

 

仮に小園をスタメンから外す場合、ショートが広輔になりますから、サードが空きます。

そのサードに坂倉を固定し、捕手に磯村、石原を起用すれば今よりは打線のバランスが取れてくるでしょう。

會澤の体調が完治するまでは、こういう布陣で戦う方が良いと思います。

もちろん、将来の正捕手好捕という立ち位置は揺らぎませんが、打線の現状を考えると捕手・坂倉に固執する理由がありません。

 

リーグ最少の本塁打数が示すとおり、一発長打で得点を狙うことが出来ない以上、打線の「つながり」はチームの生命線です。

幸い、1番・堂林がやや物足りないとはいえ、そこそこの数字を残しています。

「一発長打」の怖さとは違う「つながり」の怖さを出来るだけ早く取り戻さないいといけませんね。

ちょっと足踏みしましたが、球団通算4500勝を達成しましたね

ホーム2連戦での非常に良くない連敗を止め、バンテリンドームでの連敗も止めることになりましたから、非常に価値ある1勝になりましたね。

 

先週のDeNA戦では球数もかさんで9回1/3で降板…

それでも 「イメージがこの前の投球で、できた」という通り 、この試合では117球、被安打2、無四球!

当然、次回登板も期待できそうです。

 

さて、心配なのは會澤ですね

6回の第3打席で下半身を痛めたか、1塁ベース前では全力疾走が出来ていませんでした。

アイシング処置をして 「明日の朝の状態を見て、判断する」 (蔦木トレーナー)ということですから 、軽傷であることを願いますね。

 

會澤はここまで14打点(チーム3位)で得点圏打率はチームトップの.450!

打線のつながりが、このところイマイチな感じですから離脱となるとかなり痛いです。

そうはいっても、まだシーズンの序盤ですからね、無理して悪化しては意味がありませんから、まずはしっかり診断してもらうことが大事でしょう。

 

4月はここまで10勝11敗1分け

何とか今日勝って4月勝率5割で終えたいですね!

 

坂倉の今季1号2ランで先制、遠藤のタイムリーで逆転と、いい形で試合を進めながらも逆転負けで4連敗…

まぁ、切り替えていくしかないんですが「負けに不思議の負けなし」で、やっぱり原因はありますね

 

一番は坂倉の配球でしょう

敗戦の責を捕手へ向けるのは好きじゃないんですが、直球が苦手な巨人打線に対して、決まらない変化球を勝負球に選び続け、ひたすら痛打を浴びました。

 

昨日の床田を受けた磯村にも言えますが、カッコよく安易にアウトにしようとし過ぎているように思います。

會澤との「経験の差」なんでしょうが、坂倉のコメントにもあるように「勝たなきゃ意味がない」ので、次回に向けて、考え方のバランス感覚を磨いてほしいところですね。

 

ちなみにダメ押し点となった6回、坂本のタイムリー

申し訳ないですがキクヤスが出た時点でダメだと思いましたね。

出すなら松本竜だったでしょう。

 

打線は前日の超絶本塁打で波に乗るかと思われた西川が今日はブレーキ

3番・小園もやはりブレーキで、こうなると打線にリズムが生まれませんね。

 

ベンチから見させてリセットさせる意味でも、状態の良さそうな広輔をスタメンで使ってみる方が良いかもしれませんね。

 

とにかく、何としても連敗を止めましょう!

巨人は今、走っていても選手の強度が低いので、後半かならず落ちてきます。

広島は渋~く試合を拾っていく意識を再確認していけるといいですね。

あの~ノムケンが解説の試合だと、なぜだかイヤ~な負け方になるのは気のせいでしょうか?

さて、東京ドームの緒戦は巨人側に「年イチあるかないか」の好プレーが複数出たこともあって戸郷を攻略できなかったですね

 

昨日の2戦目は床田の交代期を間違えたことが直接の敗因になったように思います

もっとも前回、床田が登板した6日の巨人戦では早めの降板がウラ目に出て逆転負け。

今回はそれもあって球威、精度が落ちてきていた中でも続投を選択しましたが、2失点となって「流れ」を巨人に渡してしまいました。

 

ただ、それ以上に打線が点を取れないことが「流れ」を悪くしていますね。

昨日の試合も、定期的な休養もあって會澤ではなく、磯村がスタメンだったこと

(磯村の配球にも、ちょっと言いたいことはあるんだけど…)

走者を進められない小園の打撃(というか、そういうのに向いてない…)

マクブルームさんも、もう少し時間がかかりそう

 

開幕から「打線のつながり」と言われましたが、まぁそう簡単にはいかないですからね

そんな中でも、昨日は西川に待望の今季第1号!

なんというか、西川にしか打てないだろうというホームランでしたね

ここまでも調子は悪くなかったですが、さらに上昇しそうですね

下位打線からつないで得点を挙げていくのが、今現在、最良の形なので連敗阻止のためにも、西川の活躍に大きく期待したいところですね!

正直、2日も試合がないと夕方に向けて気持ちが入りませんね…💦

さて開幕当初、今年は「逆転のカープ」復活!と言われましたが実際どうなんでしょうね?

 

ここまで開幕から17試合を終え、11勝5敗1分で首位と0.5ゲーム差の2位!

計算できる先発陣が揃っていたとはいえ、ここまでは快進撃!といえるでしょう。

 

そこで、先の「逆転のカープ」復活論(?)を大雑把に検証してみました。

実際のところ試合の勝ち負けにかかわらず、広島が逆転した試合は17試合中8試合(47%)

特に最初の3カード(DeNA、阪神、中日)9試合で6度、逆転のシーンがありましたから、ここだけ見ると確かに「逆転のカープ」復活!という感じもしますね。

 

試合数全体で47%という逆転の場面があったことはやはり昨季とチーム状態が違う印象ですが、それ以上に違うところは「先制する試合」が多いところ。

 

17試合で先制した試合が「10」、率にして58.8%と約6割に達する先制率(高っ)!

これにはリーグ屈指の先発陣が大きく貢献していますね

 

チーム防御率も2.32でリーグ断トツのトップ(2位が中日の2.89)ですが、それ以上に先発陣の数字が凄い!

広島の先発防御率、なんと驚異の2.03!(2位の中日でも2.78)

QS率に至っては88.24%と、ほぼ9割!(データで楽しむプロ野球サイトさまより)

 

これだけ先発陣が安定していると、相手投手陣へのプレッシャーも相当でしょうね…
それでいて、今季の打線は「つながり」がありますから、ここまでの好調も当然という感じです。
 
今季は「逆転のカープ」というより「先制のカープ」ですね
土曜日からは今季5勝1敗の地元マツダスタジアムで中日戦!
しっかり先制!ガッチリ連勝!といきたいですね(笑)

ヤクルトとの今季初対戦は1勝1敗でした

広島先発が今や左のエース・床田、ヤクルト先発が好投手でもあり、広島打線が苦手な高梨…

この試合も投手戦かなぁ~と思っていましたが、序盤の2回2塁ランナー會澤の場面で、復調してきたのかよくわからない堂林がライトへ先制タイムリーツーベース!

 

この試合、右投手に対して堂林の先発起用が機能するかどうか?が勝負の分かれ目かと考えていましたが、起用が当たりましたね!

 

このあと、2アウト2、3塁から菊池が技アリのレフト前ヒットを放ち、さらに2点を追加!

 

ヤクルトの守備のミスから広がったチャンスを逃がさなかったところ

打線がしぶとくつないで得点を挙げたところは非常に良かったですね。

 

先発・床田は6回107球1失点

 

失点はソロ本塁打によるものですが、被安打7打たれた割には、失点する気配がなかったですね。

ホントに安心して見ていられた投球でした。

 

そして、このところ打線のブレーキになっていた小園が逆方向へ2安打!

不振脱却へいいキッカケになるといいんですが

 

さて、広島の次戦は2日空いて16日(土)からマツダスタジアムでの中日戦

バンテリンでは3タテされましたから、お礼に2タテくらいは返しておきたいですね!

試合終盤で中崎が痛恨の押し出し四球…

悪い球じゃなかったんですが、少しだけズレました

1アウト満塁から村上を三振に斬ったまでは良かったんですが、ほんと残念でしたね。

 

先発・九里も7回1失点と好投したんですが、四球から何度かピンチを作ってしまい、なんだかリズムというかヤクルト打線になんとかなる…という雰囲気を与えてしまっていたのもマイナスに働いた感じがします。

 

一方、打線は小園の崩れ方が深刻ですね。

けっこうなブレーキになっているので、どうにか修正してほしいところです。

 

打線全体ではこの前のバンテリンドームでもそうでしたが、球場が広いと遠くに飛ばそうとするのか、なんだか力んでしまう傾向があるように感じます。

飛ばす前にしっかり捉えることで、リズムも上がってくるのではないですかね。

 

松山での2試合目も投手戦になりそうですから、今度はこちらが渋~く勝ちを拾いたいものです

7回2/3、103球、被安打5、6奪三振、無四球で今季初勝利!

長かった…というのは正しくないかもしれませんが、20年に5勝を挙げ、飛躍を期待されたものの、昨年は1軍登板が2試合で未勝利…

ここ2試合、内容は良かったものの勝ち星には届かず、焦りもあったでしょうが、僅差のゲームを投げ切っての今季初勝利!

坂倉とのコンビも良く、キレのよい直球に緩急もうまく使えていましたから、この先のシーズンでもガンガン活躍してくれそうですね!

 

今日の得点はマクブルームさんのソロ本塁打の1点だけ!

解説の方も「コンパクトですね~」というくらい、ほんとスイングはコンパクト!

でも、狙いすましたときは、しっかり強振(でもやっぱりコンパクトw)して打球を飛ばしていきます

これは当たり…、いや大当たり助っ人じゃないですかね

もう期待しかないですね(笑)

 

さて今日、プロ野球の話題はコレに尽きるでしょう

いや、もう凄すぎですよ(笑)

パ・リーグで良かった…ハハハ

こういう「華」がある投手は交流戦で、ぜひ「華」のある某在京球団と対戦してくださいね!

間違っても地方球団に当たらないようお願いします!(汗)

 

ま、これはまだ少し先の話ですが、とりあえずコソッと首位に返り咲きました

当然このままという訳にはいかないでしょうが、この調子をできるだけ維持していきたいものですね!

昨日が総力戦でしたから、今日は先発が長く投げてほしいところでしたが、先発・森下がやってくれました!

もっとも、同じことを阪神先発・秋山も、森下以上に思っていたでしょうから、今日はそれが裏目に出たのかもしれませんね。

 

ちなみに森下は今日4打点、ここまでの2試合で合計7打点は坂倉と並んでチーム3位タイです(笑)

 

野手では復帰したマクブルームが危険球の影響を感じさせず2安打1打点

この試合でも、いい球の捉え方をしていましたね

 

また昨日は痛恨のバント失敗があった堂林ですが、こちらも2安打1打点と気を吐きました。

このところ打席でシンプルにボールを捉えられているように思いますから、ここからどんどん調子を上げていってほしいですね

 

明日は前回好投しながら勝ちが付かなかった遠藤が先発

この先のシーズンのためにも、まずは今季初勝利を期待したいですね!