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 広島カープ「がんぼう主義」

  50代のカープファン。カープと野球について書いていきます。
  「がんぼう」は広島弁で「わがまま」とか「きかん坊」といった意味です。
  カープ悲願の日本一への「がんぼう」でもありますね!

勝てたような気もしますが、まぁ負けなかったですね

昨日は広島が7投手、阪神が8投手を投入した総力戦となり結果は引き分け。

勝てるチャンスも多かったように思いますから、ちょっと残念でもありますね。

 

ポイントはいくつかあると思いますが、まずは大瀬良交替のタイミングでしたね

5回でストレートが浮き気味でしたから、6回の続投は危険でした

阪神の打順が下位であることも続投の遠因になったでしょうが、継投を選択していれば、多くの投手をつぎ込むことにはならなかったように思います。

 

打線については9回、1アウト1、2塁での小園

延長12回、1アウト1塁(結果、暴投で2進)で代打の宇草

ともに最低限の仕事ができなかったところが残念ですね。

 

厳しいようですが、打席での考え方をもう一度、見直したほうが良い感じがしました。

 

同じことが4番に入った松山にも言えると思います。

申し訳ない言い方をすれば、松山に甲子園のスタンドに放り込むような打撃は期待していないんです。

うまく逆方向とか、うまく捉えて外野の前とか、そういう打点を稼ぐ打撃、しぶい進塁打といった打撃を期待しての4番です。

 

小園、宇草に松山もですが、つなぐ意識がない打席は相手を楽にします。

結果、チームの得点力は落ちていきます。

この試合、序盤から中盤で、もう1、2点取れていれば決まっていた試合でした。

 

「あと1本が出なかった」のではなく「つなぎの打線が途切れていた」ように思いますね。

あらためて修正して、カード勝ち越しを狙いたいところですね。

初回からどうなることかと思いましたが、逆転でカード勝ち越し!

巨人は初のカード負け越しとなりましたね

玉村が先頭・廣岡から4番・岡本まで4連打を浴びていきなり2失点!

どうなることかと思いましたが、ここで踏ん張れたのが、この試合のポイントでしたし

玉村-坂倉バッテリーの成長でしたね!

 

そのすぐ裏、菊池のヒットから

4番・マクブルームが直球を狙いすまし来日1号同点2ラン!

2回はチョーさんの四球から、末包がつないで、上本併殺の間に勝ち越し!

4回、坂倉の内野安打からチョーさんがレフト戦へのタイムリー2塁打!

トドメの7回には巨人にエラー、野選、ボーンヘッドに危険球退場と、もう拙守のデパート状態で4点!

 

巨人・ビエイラの危険球は来日初本塁打が出たばかりのマクブルームの後頭部に当たりましたから心配ですね

 

と、いろいろあり過ぎた試合でしたが、ヒーローインタビューは玉村一人でした。

ホームゲームだと最低でも2人は出てくるのですが、マクブルームは病院で検査

勝ち越し打は上本の併殺崩れ

となると、てっきり2安打3打点1四球に試合を大きく左右する好捕もあったチョーさんかと思いましたが、例によって辞退したんでしょうかね

 

と思っていたら、こんな記事が出ていました

 

ほんと、いろいろあり過ぎた試合でしたが、いい形で勝って甲子園へ乗り込めますね!

終盤の8回、中崎が巨人・吉川から決勝2ランを被弾…

惜しくも連勝はなりませんでしたね

記事にあるように、采配の「アヤ」が結果に影響したところはあると思うのですが、まだシーズンの序盤

投手力を軸にした戦い方を崩していく必要はないですね。

 

この試合に関しては「ウラ」が出たという感じですし、全試合ビッタビタに采配が当たる訳でもない

 

ただ、追加点を狙って取れなかった7回

先頭の會澤が四球で出塁、末包から堂林に代えて犠打でした。

次打者が「打点」ではなく「つなぎ」に優れた上本でしたから、「送る」という選択肢は消極的だったかもしれませんね。

 

末包に「最低でも進塁打」という内容を求めにくかった…

堂林にも場面がほしかった…

上本と代打に期待した…

 

好投していて球数がそこまででもなかった床田を下げる選択、とのバランスはノムケンさんが言うとおりかもしれません。

 

ま、この試合、巨人にとってワンチャンあるなら床田が降りた8回しかなく、そこをしっかりモノにした巨人が良かったというところですね。

 

ここで、広島にはホームランが少ないからなぁ~、とか感じる方もあると思いますが、そのうち出ますし、根本的に戦い方のコンセプトが違いますから、気にすることはないでしょう。

 

文字通り、切り替えて玉村に今季初勝利をプレゼントしたいところですね!

巨人の連勝を止め、広島は連敗ストップ!

ほんと、地元に帰ってきて3連戦の緒戦を取れたことは良かったですね。

 

九里の好投、坂倉の先制タイムリー、西川のファインプレー、中崎の軽~いホールド劇場

そして守護神復活の栗林締め!

 

なかなかのナイスゲームでした

 

ただ、巨人の同点は松山の守備機会(2回)だけで取られた失点でしたから、もし同点タイムリーを打ててなかったら、広島弁で言う「おおごと」だったですね(笑)

 

そのタイムリーを打った松山に即、中村健を代走に出しましたが、回はまだ6回…

その後の継投も含め中継ぎ、抑えへの信頼の厚さが見えた場面でした

 

さて試合のMVPを挙げるなら、個人的には會澤でしょう

初回の3四球(計5四球)などもあって、球数のかさんだ九里でしたが、配球パターンを変えつつ攻めのリードで7回116球、1失点と好投を引き出しました。

 

安打は出ませんでしたが、貴重な追加点となる打点もあげましたし、この試合のMVPと言っていいでしょう

 

打線のつながりもよかったですし、この流れを手放さずにいきたいですね。

やはり「鬼門」ですかね~

バンテリンドームは3連敗でした

3試合とも1点差負けで、3戦目は中日先発・柳に133球の完封負け

もともとホームチームの方が有利ですし、ちょっと嚙み合わせが悪かったですかね

 

ただ、3戦目の柳もそうですが、そうそう点は取れない投手陣が相手なのは分かっている訳ですから、打線全体で球数を投げさせるとか、プレッシャーをかけていく…といった雰囲気は見たかったですね

 

その意味では、上本をスタメンから外したのは逆効果だったかもしれませんし、バントなど細かなところもキチンと決められず相手を楽にしてしまう場面があったのは良くなかったところです

 

そうは言っても「打線は水モノ」ですから、

ホームに戻って切り替えてがんばってもらいましょう!

 

一方で、投手陣は先発・遠藤をはじめいい内容でしたね

6回1失点で勝ちにつながらなかった遠藤は運がないのかな~とも思いますが、それはそれとして次回の投球が大事です

立場的には結果を出し続けていくしかないですからね

 

3連敗はしましたが、まだ勝ち越し「3」です

今シーズンが始まって、まだたった9試合

ここから一通りの対戦が終わって、ある程度戦えるという手応えが感じられるといいですね!

勝ちたかったですけどね…

守護神・栗林で負けたなら、これはもうしゃ~ないでしょ。

だいたい4安打で勝とうと思うのも無理がありますし…💦

 

打線にしても開幕から調子よく打ちすぎた面がありますから、ここらで冷静になってコツコツとやっていく意識が大事になってくるんでしょうね。

 

先発・森下は7回2失点でしたし、中継ぎ陣も無失点!

中日・大島にやられた感はありますが、ゲームとしては十分に合格点でしょう。

 

栗林については開幕前から少し不安視する声もありましたが、開幕から3試合の登板で2度失点。
ただ、マツダでの登板ではしっかりと投げられていましたから、基本的に問題はないのかな?とは思います。
 
失点した横浜スタジアムはマウンドが改修されて硬くなっていました。
バンテリンドームのマウンドも確か硬いタイプですから、自身の調整だったり、ちょっとしたバランスだったりの問題があるのかもしれませんね。
 
次回登板ではキッチリ修正してくれると思いますから、そこは期待したいですね。
 
さて、3連敗はいけませんから、明日は打線に奮起してもらってしっかり勝ちましょう!
で、来週は某東京の金満球団を3タテす予定ですからね(なぜか、小さな字で…笑)

中日との緒戦、球団新記録の開幕7連勝が期待されましたが、今シーズン初黒星でした

相手もあることですし、ずっと勝ち続けることも無理な話

負けたとはいえ、先発・大瀬良も8回3失点ですし、打線も一時は逆転して見せましたし、最終回もチャンスは作りましたから、悪くはないですね。

 

大瀬良続投をどうこう言うアンチ佐々岡派?もおられるようですが、連戦中であること、使える中継ぎ陣と大瀬良の力関係をを考えると、続投は当然で、結果論的に「抑えてほしかった」というところでしょう。

 

ただ、7回から球が浮き始め、球威も落ちてきた中で、8回の同点打となる鵜飼への配球は少し期待値が先行しすぎたかな…とは思います。

具体的には4球目の内角ストレートに鵜飼が反応できたことで、少し配球が苦しくなった

そこへ5球目のストレートが高めに浮きました。

 

相手を見ての「力勝負」が裏目に出た感じですが、もったいなかった場面でした。

 

打線で言えば野間が選択ミスでしたね。

中日先発・大野との相性もあったのでしょうが、それ以前に状態そのものが良くない感じでした。

 

守備面でも深めに守り過ぎ(バンテリンドームだからか…)、2度ファールを捕球できませんでした。

走力がある選手ですから、もう少し良い守備を見たかった気もしましたね。

 

とはいえ連敗しないことが大事なので、切り替えてまた今日から!

ですね。

昨日の試合も凄かったですね~!

これで93年以来の開幕6連勝!

(聞きたくないでしょうが93年は投手の二けた勝利なし

勝負の夏場に12連敗、ワーストタイ記録のサヨナラ負け14回

53勝77敗と最下位で山本浩二監督辞任…と散々)

4戦連続の逆転勝ち!

しかも広島にとっての超~難敵・西-伊藤将-秋山の3本柱と対戦して

3連勝!

マクブルームさんのヒーローインタビューじゃないですけど

これはビールが止まらん!(笑)

 

この3連戦、MVPはそのマクブルームさんですね

緒戦の9回はケラーから逆転の口火となる来日初安打

第2戦はタイムリーを含む2安打

そして昨日の第3戦は同点のきっかけになるチーム初ヒットに、勝ち越しのフェン直2塁打!

(強烈な逆風がなければスタンドインでしたね)

 

けっして長距離砲ではないですが、選球眼がよくスイングもコンパクト

そして、バットに当てる能力が高い印象ですね。

守備範囲はそこまで広くはないですが、キチンと走りますし、今季の広島打線にピッタリな感じがします!

 

ちょっと心配だったのが守護神・栗林…

DeNA戦ではセーブを挙げたものの、球も浮き気味でコントロールもばらつき1失点

僅差のゲームでどうか?というところでしたが、球威、コントロールとも問題なかったですね!

 

これで22試合連続セーブとなり、なんとプロ野球記録に並びました!

(最多記録は98年・横浜の大魔神・佐々木で22試合、シーズンをまたぐ記録では栗林が最長記録だそうです)

 

今日からは「鬼門」ともいえるバンテリンドームでの中日戦ですが、チーム状態も良いですし、新記録の達成のチャンスもありそうですね!

 

少しだけ気になるのは小園、あと堂林でしょうか

チーム状態がいいだけに、乗り遅れないようにと気持ちの部分で結果を欲しがっている感じがします。

出来ることをしっかりやることが結果への最短ルートだと思いますから、しっかり足元を見ながら試合に臨んでほしいところですね。

いや~、見事な開幕3連勝でしたね

ビジターでの開幕3連勝は05年の巨人戦以来だそうですが、その時の勝ち投手が黒田、小山田、ロマノ!

なんとも懐かしい名前です(笑)

 

ちなみに、この年は58勝84敗4分で6位…(汗)

ですが今年は違う感じがしますね。

 

まだ3試合ですし、感覚的なものですが

確かに違います(笑)

 

まず、走塁意識が違いますね。

減量の効果が出ている松山は当然ですが、西川の走塁意識が格段に違うように見えます。

3塁コーチに配置された河田コーチの効果もあるのでしょうね。

まだ3試合ですが、3連覇した時と同じような感じがします。

主力の走塁意識が高いと、チーム全体が締まりますし間違いなく良い効果が出ていますね。

 

あと、得点への意識が違うように見えます

ここ数年は「キレイに打って得点する」という攻撃にしか見えませんでしたが、この3試合は泥臭くても進塁打!

とにかく、つなげて点を取るという姿勢が強く見えます。

誠也が抜けたこともあるでしょうが、東出野手総合コーチの考えが色濃く出ている感じですね。

 

そして、もうひとつ

投手交代が早いように思います。

これは監督采配なのか高橋健投手コーチのアドバイスなのかは、わかりませんが緒戦の大瀬良の交代(7回途中)、今日の遠藤(4回2失点)と、昨年までなら危ない感じがしても続投が基本でした。

ところが、今季は適切に見切って継投を選択しているように感じます。

 

繰り返しですが、まだ3試合(笑)

地元マツダスタジアムでの戦いぶりがどうなるか、ほんとに楽しみです。

 

ちなみにですが、この3連戦のMVPを挙げるなら

 

ダラララララ、ジャン!

 

上本選手!です。

 

難題だったセンターのスタメンに応え攻守で躍動!

緒戦の8回にはセカンドで菊池ばりのファインプレー!

第3戦ではサードでスタメンし、3安打1打点2得点!

 

守備の面でも、打線のつなぎ役としても

これ以上ない働きでした。

 

こういう一見地味な選手の活躍って嬉しいんですよね~

今シーズン、もっともっと活躍がみたいですね(笑)

いよいよ明日、プロ野球開幕です。

今シーズンからは、2年ぶりに入場制限が撤廃。

そして延長も12回まで実施されることになり、本来の形に近いものになりそうですね。

 

早速ですが、今季の順位予想です!

一応の順位予想は上げますが、今季は大混戦になるように思います。

どのチームも戦力的な差は少なく、力が抜けたところはないと感じます。

その分、効率的な戦い方と選手の体調管理がうまくできたチームが最終的に上位へ残っていくのでは?と思っています。

 

では順位予想です。

 

6位・中日

投手力・守備力は計算できるものの、課題だった得点力の底上げにはまだ時間がかかりそう。

立浪新監督への期待値は高いが、順位を一変させるほどの戦力UPは望めないですかね。

 

5位・阪神

数字上の総合力では十分にAクラス以上とは思うものの、どうしても守備力が足を引っ張る。

藤浪の調子もだが、矢野監督の今季限りという話題も、正直どちらに転ぶかわからない。

守護神が抜けたこともダメージが大きいと思いますね。

 

4位・巨人

巨人自体の戦力は厚いと思うのだが、使い潰してきたツケが昨年から出始めていると思います。

投手力はまだ持ちこたえられるかもしれないが、得点力は昨年より下がる分、成績も下降すると考えるのが妥当でしょう。

 

3位・DeNA

毎年「台風の目」と言われながら、なんとなく逸れていってしまうDeNA。

ただ、今年はタクローさんをはじめ新しく加入したコーチ陣が雰囲気を変えそうですね。

最大のポイントは選手の体調管理でしょう。

オースティン、ソトが開幕1軍を外れましたが、主力の状態を見極めながらシーズンを戦えれば優勝の可能性も高まると思います。

 

2位・ヤクルト

戦力的な上積みは少ないかもしれないが、チームとしてのまとまりや安定感は十分優勝争いが出来ると思いますね。

ただ、昨年が上手く行き過ぎた感もありますし、「ヤ戦病院」の心配はついて廻ります。

それでも予想するとなると、この位置かな?と思います。

 

1位・広島

現在の広島はいろいろな意味で「可能性のチーム」ですね。

そういう意味では、どのチームにも可能性はある訳ですが、それが一番濃い(鯉?)のが広島でしょう。

 

まず先発4本(大瀬良、森下、九里、床田)がしっかりしていることで安定して試合を作れる点は有利です。

鈴木誠也が抜けた分、得点力の低下を心配されますが、それは大きな影響はないでしょう。

広島本来のスモールベースボールに特化していけば良いですし、そのための東出野手総合コーチです。

 

ただ、坂倉のサード、松山のファースト、西川のレフトと守備力ではトーンダウンせざるを得ないですね。

そうなるとセンターラインの守備力が大事になりますが、セカンドの菊池は大丈夫として、小園の守備力向上もまぁ大丈夫でしょう。

ただ、現状センターが薄いですね、

個人的には大盛が打席で機能するようなら彼でいいと思いますが、変に打撃を期待して宇草、新キャプテンの野間などコロコロするのは避けたいところ。

 

しかし、広島にとって最大の補強は

「入場制限の撤廃」です。

正直、この影響で順位が落ちた…と言ってもいいくらいですね(笑)

欲を言えば、トランペットと応援歌も完全復活してほしいのですが、さすがにそこまではまだ無理ですからね…

 

さてさて順位がどうなるか(笑)、楽しみなシーズンがやってきますね!