潜在意識をコンピューターのプログラムのように書き換えよう~、という試みで記事を書いています。保守系の人間がなんでこんな記事を書いているの?という方はこちらをお読みくださいませ ☞ 日本が自虐史洗脳から解け潜在意識でつながる年
さて、ひとつ前の記事で自己肯定感を取り戻そう~と書きましたが、その最大の障害となるのが自己批判、自己否定、自己叱責です。
何かちょっとうまくいかなかったり、思い通りに事が進まなかっただけで、「なんで自分はこうなんだ!あの時ああしておけばよかった!!なんて気が利かないんだ!!!見通しが甘い!!!ダメ人間だーーーー」と盛大に自分を責めることです。
健全な自己反省は良いのですが、謙遜という美徳の名のもと、日本人が自分を責めに攻めまくっているように思います。これはオーストラリアに住むようになって気が付いたことですが、オージーの自己肯定力はすごいのです、、、そこまで自分の都合の良いように考えていいのか!と驚いたものです。だからと言ってオーストラリアが自己愛溢れる自己中さんばかりかというとそうではなく、むしろ健全に自己肯定をしている人たちは、他人も肯定できるので、皆さん褒め上手。ですので、安心して自己肯定力を高めていきましょう。
そしてその自己肯定感を蝕む自己批判をどうやって止めるか、、、、ですが、これもやはり、自分で自分を責めている、という事に気が付くことが大事なのです。あれ自己批判してる?これって必要?と考えてみる。そして、自分から切り離す。。
どうやって食い止めるかですが、、、ちょっとした下準備が必要です。
自分が自己批判しまくった時のことを思い出します。いやな気持になるかもしれませんが、今後の予防のために仕方がない、頑張ってください。
そしてその批判の内容を、「なんて私はいつもこうなんだ」 を 「なんで貴方はいつもこうなんだ」 。しっくりこなければ「私は」と自分を責めるところを自分の名前に言い換えてみてください。 「なんて○○はダメなんだ。」
それで「なんであなたはいつもこうなんだ」「どうして〇〇は前もって準備をしなかったのだ」「なんであなたは」「どうしてあなたは、、、」と全部言い換えてみてください。
次は、自己批判の元となった人物のことを思い出すよう努力してみてください。その人物、大体は親や身内、先生等ですが、が判明したら、ビジュアライズして批判の言葉を、その人たちの声や口調で繰り返してみてください。
もしも、自己批判の元となった人物が思い浮かばない場合でも大丈夫です、口の悪いおっさん、または口やかましそうなおばさんを思い浮かべて、「お前ってやつはなんてダメなんだ」とか「あなたはどうしていつも失敗ばかりで」などなど、擬人化してください。
これで準備完了です。それで、今度自分を責めそうになった時には、彼らを思い出そう~と心の片隅に覚えておいてください。
これをやっておくとですね、いつもの通り自分を責めそうになった時に、「あ、必要以上に自分を責めてる」という事に気が付きます。そして大事なのは、自分を責めたところで何も変わらないという事です。
もう大人ですから、何か失敗をしでかしたら、自分で何とかしようと思いますよね。物事の善悪が分からない子供ではないのですから、叱られる必要はないわけです。ですので、自己批判おじさん、おばさんにはお引き取り頂く、という事を習慣づけていると、いつの間にやら自己批判の声がなくなるわけです。
これは頭の中でちょっと思い出すだけでいいのですから、ものの5分もかかりません。試しにやってみてください。これで自己批判がなくなれば、心が軽くなって儲けものです。
私はこれ、日本語を教えているときに実感しました。
以前は授業中に、約30秒に一回くらいでしょうか、「しまった、なんで動詞の活用を用意しておかなかったんだ」「あそこの生徒が退屈そうにしている、私の授業が面白くないからだ」「テキストのスペルが間違っている、なんて私はいつもケアレスミスが多いんだ」「先生向いてない」「生徒可哀そうに」とさんざん自己否定しまくりでした。
しかし、自己否定の習慣をやめるようになってからは「動詞の活用用意してなかったから、ネットの辞書の使い方を教えよう」とか、「あそこの生徒が退屈そうにしているから、彼女の好きそうな話題を振ろう」「テキストのスペルが間違ってた!印をつけておいて、家で修正しようっと」などと建設的に考えることが出来るようになりました。
どちらの心理状態で教えるのが生徒にとって良いのか? 後者であるのは歴然です。余計な自己批判に身をすり減らさずに、生徒や授業そのものに集中できていますから。
私はこの方法で自己批判が激減したのですが、今までどれほど不必要に自分を責め立てていたのか、という事に気が付いて愕然としましたよ。ということで、お試しあれ~。
この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。
≪脳と潜在意識の関係をコンピューターとプログラムに例えて自分で操ることが出来るようになろう~シリーズ≫
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