こもれびの部屋
かわのみどりです。
毎週土曜日は連載で
わたしが今の仕事の形に
たどりつくまでのことをお話しています。
その１ ～自宅サロンをはじめる
その２ ～バイトはクビ、電気は止められる
その３ ～イベントでご縁が広がる
その４ ～結婚。仕事の方向性に迷う
その５ ～はじめてのオリジナル講座
その６ ～出会いで、世界が広がる
その７ ～そして、母になる（この記事）
【連載 第1章】
生きづらかった幼少期より、うつ病になるまではこちらからどうぞ）
前回は、いろいろな人との
出会いの中で、
「好きなことを仕事にする」
イメージがわいてきたことをお話しました。
今日は、その後、
息子が生まれた頃の
話をしようと思います。
＊
妊娠中は入院も二度して
なかなかきつかったですが、
出産は比較的スムーズでした。
その頃、住んでいた地域で
集中豪雨が何度かあり
夫は災害ボランティアで
とても忙しかったのですが
1日だけ
「この日なら… 」という日があって、
お腹の息子に
「この日に出てきてね」と
頼んでいたら、
本当にその日に出てきてくれて
生まれた日は
家族で一緒に過ごせて、
「親孝行だったね」と今もよく話しています。
退院後は、
里帰りなどはせず
アパートで夫と二人で育てました。
とにかくよく泣く子で
起きている間、ずーっと
だっこして、とんとん
していた記憶があります(笑)
それまで赤ちゃんと、
ろくに接したこともない
新米父母は、
この子を生かすことに必死でした。
発達がゆっくりで
「ミルクにしたら」と
病院の先生から言われましたが、
母乳でできるだけ育てたくて、
食べ物に気をつけたり
母乳マッサージやらに通いました。
そういうこと以外は、
家事も最低限で
できるだけ自分ものんびりする
ことを心がけていました。
（りょうまも、よくみててくれました）
それは、
「育児を、楽しんでみよう」
という前向きな気持ちだけでなく
産後うつを
心配する気持ちが
あったのも否めません。
産後うつ病は、
決して珍しい病気ではありません。
さまざまな要因が重なって
起きますが、
特に、女性ホルモンの急激や
様々なストレスの影響は大きく
心に活力を与える神経伝達物質が
減少するからではと考えられています。
そのため、
うつ病にかかったことがある人は
なりやすいとも言われています。
でも、今だけは
うつになりたくない。
うつになったら、
この子におっぱいが
あげられなくなっちゃう。
寂しい思いをさせちゃう。
かけがえのない今を
味わえなくなっちゃう。
注）そのときのわたしがそう思いこんでいただけで、
産後うつになっても、周りの方と共に
豊かに子育てをされている方もたくさんいます。
神様、
できるだけ、こまめに寝ます。
無理もしません。
だから、
あと3か月は。
半年までは。
1歳までは…。
そんな風に、祈っていたことを
思い出します。
願いが届いたのか、
夫や母や周りの人に
頼られたのも
よかったのか
産後うつにはなりませんでした。
けれど、その後も、
「うつになったら…」という怖さは
どこかにあった気がします。
それ位、うつの状態と
いうのはきついものでした。
それが
「もうだいじょうぶ！」と
思えるようになったのは、
それから何年もたってからです。
＊
そうそう、
「自分だからこその仕事を育てる」ためには
気質や体質に合った
働き方を考えていくのも
大切なポイントだと感じています。
仕事に人を合わせるのではなく、
自分にぴったりの仕事や暮らしを
それぞれがつくっていける。
これからは
そういう時代だと思います。
だから、
苦手があっても、
人と違うことがあっても、
だいじょうぶ！
むしろ、それが
チカラになるのではないかな＾＾
うつ体質とうまく
つきあえるようになるまでに
わたしがしてきたことを、
まとめてみたので、
興味があれば、読んでみてくださいね。
↓
話がちょっと
それました。
そんな風に
うつへの不安は
まだ残ってはいましたし
自分の時間とペースが
大切なわたしにとって
ひとりの時間が
とれないのは辛かったものの
日々の中では、
それでも、
「しあわせだなぁ」
「ありがたいなぁ」
と感じることは多くて
以前と比べると、ぐっと
生きやすくなっているのを感じていました。
環境や心もちで
こんなにも楽になるものかと
驚くほどでした。
息子が誕生する前
出会っていたお客様の中には、
とてもやさしく
素敵な方なのに、
「自分に自信がない」
「人の言動に振り回されて、へとへと」
「些細なことで落ち込んで苦しい」
そんな方がいらっしゃいました。
そんな方に、
わたしの経験や学びは
お役に立てるのでは。
それなら、
何ヶ月かかけて、
少人数でじっくり学び、
思いを大切に分かち合える講座がいいな。
それには、
こんな知識があるといいのでは。
こんなワークはどうかな‥？
そうやって、
あれこれ妄想するのは
幸せなじかんでした。
しばらく
子育てをとおもいつつ
頭やこころは
どうしてもそちらの方に
動いてしまうのですよね。
好きなんだよな～って思います＾＾
（その頃みつけた素敵な場所）
つづきは、こちらになります▼
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