●高校における特別支援の実際 | 育てにくい子どもとのかかわり方のヒント ~臨床心理士監修*不登校・発達障害子育てに役立つ「4つのミカタ」~

育てにくい子どもとのかかわり方のヒント ~臨床心理士監修*不登校・発達障害子育てに役立つ「4つのミカタ」~

不登校や発達障害に悩む保護者様に向けて、支援経験20年以上の臨床心理士団体”子どものミカタプロジェクト”が考案した「4つのミカタ」で、対応に悩む子どもへのかかわり方を解説。不安や心配は今日で卒業!お子様や自分の素晴らしさに気づき、成長を引き出す子育てへ!


 

特別支援・・・

発達障害・・・

 

そんな風にきくと、

なにか、とっても難しい専門的なことをしなくてはいけないのかな?

と思ってしまいがちですが、

そうではありません。

 

人って、障がいがあるとか、ないとか、にかかわらず、

みな、いろんな得意・苦手がありますが、

その得意・苦手の特徴をとらえ、

”得意なことを活かし、苦手さには、手をさしのべる”

そんな環境をつくるには、

どんなことをしたらいいのかな?

日ごろのかかわりの中で、できることって、なんだろう?

 

生徒の視点にたちながら、

いろんなアイディアを出していくことの積み重ねです^^

 

 

そんなお話を、先日、

高校の初任の先生を中心とした研修会で、

お話させていただきました

 

↓↓

 

 

 

本日のお話は、なんと、生徒と一緒に!

 

いろんな苦手さをもつ生徒さんが、

学校生活の何に困難を感じ、
それがまわりにはどう見えていて、
その中で、本人はどんな辛さを感じているのか、

また、そこに、先生たちから、どんな支援があると、その壁を乗り越えていけるのか、

アップダウン、紆余曲折あったリアルな体験を生徒に話してもらいました。

 

予定調和では終わらない、今よくても、少し先には、うまくいかない、

そんなリアルなところを、どう支えていくとよいのか。

そんなお話しさせていただきました。

 

一緒に発表したHさん

いろんな紆余曲折、アップダウンがあったのですが・・・

それでも、ひとつひとつの壁をクリアして、

今年、卒業できそうというところまで来れたのは、

何がよかったんだろう?

 

そんな問いかけに、Hさんが答えてくれた答えは・・・

 

「先生」

 

でした。

 

 

 

この高校に、スクールカウンセラーとしてつとめて、

7年目になるのですが、

Hさんに限らず、多くの生徒が言うのが

 

「先生がいい!」

 

です。

 

子ども達って、大人のまなざしやありようを、

本当に、鋭く見抜いています。

 

そんな彼らから学んだことこそ・・・

 

↓↓こういうこと。

 

↑ひたすら、ここに立ち戻って、

自分たちに何ができるのかを考える。

 

ここに尽きるな・・と思います。

 

では、どうしたら、そうした支援のアイディアを考えられるのか?

 

ということで・・・

 

最後に、こちらの本をご紹介させてもらいました^^

 

↓↓

 

 

とかく、特別支援というと、心理系、医学系の本が多いですが、

これは、「授業」を軸とした、先生が書いた本です。

 

「特別支援」を中心に、

高校で授業研究を10年続けた新座高校の実践記。

 

「特別支援」を学校運営の中核に据えたところから、

学校がどう変わっていったのか?

10年の蓄積をまとめることって、

かなり大変だったかと思いますが、

その分、どの章も、とても読み応えがありました。

 

わたし個人的には、

理想と現実の違いにショックを受けつつ、

そこから、どんな授業にすると、

生徒たちの学びが保障されるのかと

格闘しながら、成長・変化していく章が、

とても興味深かったです。

 

「教育」「授業」を核にしたこうした本は、

先生たちには、とても参考になることが多いのではないかと思い、

ご紹介させていただきました^^

 

 

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