特別支援・・・
発達障害・・・
そんな風にきくと、
なにか、とっても難しい専門的なことをしなくてはいけないのかな?
と思ってしまいがちですが、
そうではありません。
人って、障がいがあるとか、ないとか、にかかわらず、
みな、いろんな得意・苦手がありますが、
その得意・苦手の特徴をとらえ、
”得意なことを活かし、苦手さには、手をさしのべる”
そんな環境をつくるには、
どんなことをしたらいいのかな?
日ごろのかかわりの中で、できることって、なんだろう?
生徒の視点にたちながら、
いろんなアイディアを出していくことの積み重ねです^^
そんなお話を、先日、
高校の初任の先生を中心とした研修会で、
お話させていただきました
↓↓
本日のお話は、なんと、生徒と一緒に!
いろんな苦手さをもつ生徒さんが、
学校生活の何に困難を感じ、
それがまわりにはどう見えていて、
その中で、本人はどんな辛さを感じているのか、
また、そこに、先生たちから、どんな支援があると、その壁を乗り越えていけるのか、
アップダウン、紆余曲折あったリアルな体験を生徒に話してもらいました。
予定調和では終わらない、今よくても、少し先には、うまくいかない、
そんなリアルなところを、どう支えていくとよいのか。
そんなお話しさせていただきました。
一緒に発表したHさん
いろんな紆余曲折、アップダウンがあったのですが・・・
それでも、ひとつひとつの壁をクリアして、
今年、卒業できそうというところまで来れたのは、
何がよかったんだろう?
そんな問いかけに、Hさんが答えてくれた答えは・・・
「先生」
でした。
この高校に、スクールカウンセラーとしてつとめて、
7年目になるのですが、
Hさんに限らず、多くの生徒が言うのが
「先生がいい!」
です。
子ども達って、大人のまなざしやありようを、
本当に、鋭く見抜いています。
そんな彼らから学んだことこそ・・・
↓↓こういうこと。
↑ひたすら、ここに立ち戻って、
自分たちに何ができるのかを考える。
ここに尽きるな・・と思います。
では、どうしたら、そうした支援のアイディアを考えられるのか?
ということで・・・
最後に、こちらの本をご紹介させてもらいました^^
↓↓
「協働の学び」が変えた学校 : 新座高校 学校改革の10年
2,160円
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とかく、特別支援というと、心理系、医学系の本が多いですが、
これは、「授業」を軸とした、先生が書いた本です。
「特別支援」を中心に、
高校で授業研究を10年続けた新座高校の実践記。
「特別支援」を学校運営の中核に据えたところから、
学校がどう変わっていったのか?
10年の蓄積をまとめることって、
かなり大変だったかと思いますが、
その分、どの章も、とても読み応えがありました。
わたし個人的には、
理想と現実の違いにショックを受けつつ、
そこから、どんな授業にすると、
生徒たちの学びが保障されるのかと
格闘しながら、成長・変化していく章が、
とても興味深かったです。
「教育」「授業」を核にしたこうした本は、
先生たちには、とても参考になることが多いのではないかと思い、
ご紹介させていただきました^^
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