とっても暖かい日でよかったなぁ〰️。
合格発表は3月2日。
ドキドキしちゃうよね。
でも、必ず行くべきところに
行くようになってますから。
どこの学校にいくか
よりも
行った学校でどう過ごすか
が大切だと思います。
どんなことがあっても
その場所での学びがあるから。
どんなことがあっても大丈夫。
そう思えるといいな。
「今日もいいことあるな」
そう呟いてみる。
カウンセラーをしながら、
塾講師、家庭教師でたくさんの
子どもたちがと関われることが
幸せです。
もとはしえつこです。
今、発達障害や学習障害、自閉症アスペルガーのお子さんの家庭教師もしています。
家庭教師は100%お子さんに遇わせて進めることができるので、私もとても楽しいです。
今日は、ある中学生の生徒のことをお話ししたいと思います。
の結果は、言語理解指数は平均で、あとは「とても低い」という認定でした。
しかし、毎週接していても、全くそんな風には感じません。
聞いたことには的確に答えてくれるので、
会話も成立します。
日常生活で使われている言葉の意味はわかっていますし、漢字を適切に使うこともできます。
しかし、作文が全く書けません。
語彙力があってもそれを利用して
文章を書くことがとても苦手です。
起こった出来事を時系列で書くことはできるのですが、そこにある自分の感情や感じたこと、考えたこと思ったことなど、心のうちにある自分にしかわからないものを人に伝えることが苦手なのです。
その生徒が今回私の家庭教師をお申し込みくださった理由は、都立の支援学校高等部の就業科の受験を希望されていて、そこは入試があるので、合否判定されるからです。
合格目指して勉強したいけど、どうしても作文と面接の指導が必要とご家族がご希望されました。
お子さんの意見を聞いて、まずは半年頑張ってみる!と言うことで、今回私がうかがうことになりました。
お母様とお話をされていても、
とてもこだわりの強いお子さん
らいしので(私はまだそのこだわりの強さを見たことがありませんが)、ご自分の希望や要望にお子さんを合わせるのではなく、しっかりとお子さんの気持ちや希望をきいて、寄り添いたいと思われているその姿勢がすばらしいと思いました。
なので、お子さんも情緒は安定して過ごせているのだと思います。
第一志望校の過去問もありますが、
そこに合わせて文章を書くよりも、
まずは、
作文の基礎から始めよう
と思いました。
まずは、絵を見て短い文を書いてみる。
これはとてもよくできるんです。
描写することは得意です。
そこから、ひとつステップアップして、
その絵をみて、想像をすること、
イメージする事のトレーニング。
例えば………
女の子が泣いている絵を見て
文章を作るとしたら、もちろん
『女の子が泣いています。』
になりますよね。
その次にくる文章を書くとなると
その子にとってはハードルが1つ
あがります。
「なんで女の子は泣いてるの?」
と一声かけると、しばらく考えて
書き始めます。
『転んでしまって泣いています。』
このような短い文章を書く練習を
したり、ようす言葉をつかって、
ここもイメージを膨らませるような
文章の書き方を練習していきます。
なんで?
どうして?
どう思った?
どう感じた?
これらを踏まえた文章が80~120文字
程度で時間をかけずに書けるように
指導しています。
まだ、1ヶ月程度の指導ですが、
時間はまだかかりますが、60文字程度
の作文が出来るようになってきました。
とてものびしろのある生徒で教えていてもとても楽しいです。
まだ、入試まで時間はあるので、
ゆっくりたけど、しっかり身に付けてもらって、合格目指して一緒に頑張っていきたいと思います❗
もし、お子さんの作文力をもう少し何とかしたい!というお家の方は、ご自宅でもできるワークですので、ぜひ、やってみてください。
支援学級に通われているのであれば、たぶん日課帳が毎日の課題になっていると思います。
一番いいツールですので、まずは、日課帳には必ず目を通し、作文の練習をしてみてください。