今年も無事、確定申告が終わった。(本日提出)
締め切りの4日前。
毎年、「来年はもう少し早くやろう」と思うのだけど、
結局この時期になる。
でも、焦っているかといえば、そうでもない。
なぜなら、わたしは、
「これぐらいのタイミングでOK」と、
どこかで思っているから。
単なる先延ばしではない理由
確定申告を後回しにしていたのは、
怠けていたからではない。
優先すべきことを優先したかったからです。
たとえば、今月は、
「生き方Reデザインノート」の改定をしよう、
と決めていたし、
人生、やらなくてはならないことは常にあるわけで、
「やらなくてはならないこと」ばかりを
最優先にしていると、
まとまった時間が必要なことに
着手できなくなってしまう
だから、
確定申告は3月に入ってからやる
そうすれば、「締め切り効果」の風が吹く
と決めていたのだ。
(言い訳じゃないよ~(笑))
締め切り効果とは
締め切りが近づくと、
集中力が高まり、作業の効率が上がること
(デッドライン効果とも言う)
☑やるべきことが明確になり、効率が上がる
☑ 余計なことを考えず、決断力が増す
☑ 限られた時間の中で集中力が最大化する
「先にやる派」も「ギリギリ派」もアリ
世の中では「何事も早め早めがいい」とされている。
確かに、早く終わらせれば安心感があるし、
スケジュール管理もスムーズにいくだろう。
ワタクシは、それに何の反論もございません。
でも、ちょっと考えてみてほしい。
「早めにやる=絶対に良いこと」という価値観は、
どんな場合にも当てはまる?
✔ スポーツ選手は本番直前にピークを持ってくる
✔ クリエイティブな仕事は「締め切り間際のひらめき」が大事なこともある
✔ 短時間で集中する「フロー」に入るために、あえて追い込む人もいる
こう考えると、
「ギリギリで動くこと」は、単なる「先延ばし」ではなく、
パフォーマンスを上げるための力
とも言えるんじゃないかしら?
(あれ、ギリギリ派、案外悪くないかも?)
✔ すぐに取りかかるのが向いている人 → 早めに手をつける
✔ 締め切り効果を活用した方が効率がいい人 → ギリギリで集中する
どちらが正解というわけではない。
大事なのは、「どちらが正しいか」ではなく、
自分の持ち味を活かすことだと思っています。
ギリギリ派がより効果的に動くための3つのコツ
とはいえ、
「いつもギリギリでバタバタするのは困る…」
という人も多いのではないでしょうか。
(私もその一人)
そんなときは、
ギリギリ派の特性を活かしながら、
計画的に動ける仕組みを作ることが大切。
1. あえて「仮の締め切り」を設定する
締め切り効果を活かすなら、
本当の締め切りの少し前に「自分ルールの締め切り」を設定しておく。
「本番の2日前までに90%終わらせる」
と決めておけば、最後の仕上げに余裕ができる。
2. 取りかかりを「小さく」しておく
ギリギリ派の一番の壁は、
「最初の一歩が重いこと」。
いきなり全部やるのではなく、
とりあえず5分だけ手をつけるなど、
小さく始める習慣をつけると、
結果的に早く終わることも。
3. 「ギリギリで動くこと」に罪悪感を持たない
「また直前になっちゃった…。」と落ち込むより、
「自分はこの方が力を発揮する」と思いましょ!
「早く終わらせる」ことが目的ではなく、
「ベストなタイミングで、最大のパフォーマンスを出せること」が重要
なのだから。
自分に合っているのはどっち?
そんなわけで、
確定申告を終えて、考えた「自分の作業スタイル」について
今日は書いてみました。
すぐに片付けるほうが安心するのか、
それとも締め切り効果を味方につけるのが向いているのか。
どちらが良い悪いではなく、
自分にとって最適なやり方を知ることが大切。
あなたは「先にやる派」?
それとも「締め切りギリギリ派」?
どんなスタイルで物事に取り組んでいるか、
一度振り返ってみるのも面白いかもしれませんよ
P.S.でちょっと一言
やらなくてはならないことに振り回されて、
人生を味わう豊かな時間を持てなくなるのは、私が一番避けたいこと。
だからこそ、「やるべきこと」と「大切なこと」のバランスを、
見極めていきたいなと思っています。
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