半田伸明のブログ -2ページ目

三鷹市 令和6年度予算について

11日から予算審査特別委員会です。

まず、予算書初め一連の資料をリンクを貼っておきます。

 

施政方針1

→冒頭の施政方針という部分は、市長の演説部分です。

この後に総括的なことが書いてあり、その後に新規事業などを重点的に事業紹介しているという冊子です。

予算書そのものは大変分厚いので、いわば要約集みたいな感覚で見てもらえたら結構です。

 

 

予算書(一般会計)
予算書2(特別会計)

これら予算書の更に細かい内容はどうなっているのか?となりますが、これを解析しているのが決算審査参考資料です。かなり分量があるので、(本冊のページで)50ページずつに区切ってみました。

<決算審査参考資料>

 

その1
その6

 

以下、私の考えを書いておきます。

 

「木を見て森を見ず」という言葉があります。

予算を全体的に俯瞰し、このレベルの予算で本当に良いのか、いわば断面図を経年比較することが一番大切なことなのです。

 

後日、代表質疑の模様をエントリーの予定ですが、この場で私は退職手当を支払うのに財政調整基金を取り崩すのはおかしいと指摘しました。

民間では「予実管理」という言葉があります。これだけの予算を投じてどれだけの実績を出せたかという発想です。

予実管理の基本は人件費コストをどう捉えるかにあるかは論を待たないところですが、自治体というところは、なかったら基金取り崩して出すというのを平気でやります。

 

定年延長という制度が響き、退職手当にも影響してくるのは仕方がないことですが、随分前から退職手当に関する基金を別建てで作るべきと主張してきました。

結局それはなされず、足りないから崩すが今回の予算案で如実化されたわけです。

 

代表質疑の場で私は「入るを計りて出ずるを制す」という話をしました。さらにそれを発展させて、「出ずるを計りて出ずるを制す」という造語も出しました。

どういうことかというと、我が部は今回退職者が何人の予定でいくら必要だから、その分新規事業を減らそうと「現場レベルで」もう少し考えられないのか、という問題提起をしたわけです。

 

言葉は悪いですが、「その場しのぎ」感が満載なのです。これはもはや経営とは言いません。なければ貯金崩して対応というのは、できるだけ避ける、そのためにはどうすればいいか、これを考えるのがまさに経営なのです。

 

簡単にまとめるなら、「人件費増と学校給食無償化の負担増を、基金取り崩して対応」という予算案なのです。これが木ならぬ森です。

 

予算の賛成なり反対はすぐに市長与党とか野党とかそんな話になりがちですが、そういう狭い枠の中にいないのが私です。

 

与党でも野党でもない立場の私から見て、今回の予算案は「その場しのぎが始まる初年度」という見方でまとまりました。なお、代表質疑の場で一定の見解を述べましたので、定例会最終日の討論は特に発言するつもりはありません。しつこくなるのは嫌ですもんね。

 

次のエントリーは、特別委員会終了時点で、行政報告資料の紹介となります。

三鷹市議会 令和6年第1回定例会 議案審査参考資料の紹介

【総務委員会】

補正予算案

・令和5年度基金運用計画

・戸籍等への氏名の振り仮名追加に向けたシステム改修について

・ふじみ衛生組合負担金について

・国民健康保険税の減額について

・牟礼老人保健施設運営費等に係る介護サービス費収入の減額について

※基金運用計画です。まちづくり施設整備基金は、当初予算時点で2億積んでいることがよくわかります(当年度元金積立予算額の欄)。4年度末残と当年度末残見込を比較すると、まちづくり施設整備基金のみ扱いがおかしいことがよくわかります。これだけが増です。以前、「やりたい事業に(駅前再開発や羽沢小移転)のみ基金を積み立てるのはおかしい」と一般質問で指摘した側としては、この補正予算案は認められないですね。

また、次年度の退職手当のために大幅に財政調整基金を取り崩す予定であることを考えると、今回の年度末の積立のあり方にはやはり疑問を感じます。このあたりは前回のエントリーに書いた疑問をご参照ください。職員の退職手当支払いに財政調整基金を取り崩す一方で、駅前再開発や天文台のまちづくりの頭金を着々と増やす姿勢はおかしいと思います。

※国保ですが、誤解を与える表現ですね。正確には税収減につき一般会計から繰り出すよという資料です。

 

人権とパートナーシップ

・パブリックコメント反映させた内容

・市民意見への対応

・人権を尊重するまち三鷹審議会規則(案)

・パートナーシップ宣誓手続条例のあらまし

・市民意見への対応

・施行規則(案)

・関係条例整理のあらまし

※条例新旧対照表は割愛

 

職員定数

・職員定数適正管理に向けた対応方針(案)

※条例新旧対照表は割愛

※本件、否定的にみていましたが、6Pに記載されている総務省の通知で、あーなるほどなと思うようになりました。要は定年延長に伴い新規の人数が年度ごとに大幅に変動するのはよろしくないという話です。これには理解を示したいと思いますので、本件は転じて賛成に回りたいと思います。

 

会計年度任用職員への勤勉手当の導入

・あらまし

※条例新旧対照表は割愛

 

【厚生委員会】

介護保険料値上げ

※2Pから。所得段階判定基準があります。第10段階以降は変動がありますので、ご自身の部分をお確かめください。

次に、新たな段階に基づき、ではいくら上がるの?について、6Pをご覧ください。

新たに介護関連の施設を増設することなく、介護保険料が値上がりしていくというのは、市民の介護の真の状態に沿うものとは思えません。税を取り自由に使う市長は、介護の厳しい現実を見ていないと言われたらひとたまりもありません。高まるニーズを的確に発言していくことも大事な仕事です。一部の既得権というのではなく全体の問題ですから。その観点からやはり反対で臨むことにします。

 

介護保険法改正に伴う連動改正

・あらまし

 

国保税値上げ

・あらまし

・三鷹市国民健康保険運営協議会 諮問書及び答申書

・令和6年度国民健康保険税改定(案)

・モデル世帯における所得階層別の影響額

・低所得者世帯に対する均等割額の軽減基準額の引上げによる影響

・国民健康保険加入者、医療費等の推移及び加入世帯所得内訳

・国民健康保険税改定の推移

・令和6年度国民健康保険税(料)率比較

・令和6年度の国保事業費納付金及び区市町村標準保険料率

・各保険者の比較

・国保財政健全化変更計画書(案)

※条例新旧対照表は割愛

 ※一番最後の国保健全化計画、まさに画餅といったところでしょうか。今回の値上げで国保の歳入増はわずか1800万レベルです。一方、この計画書だと令和6年度に一般会計からの赤字繰り出しを2億8000万レベル解消とあるのです。決算ベースでの比較という事で、あくまで予想という事になります。担当のご苦労が手に取るようにわかります。

赤字繰り出し解消どころか全然程遠い状態となっているのは、火を見るより明らかです。財政に確認しましたが、本来だと2億4000万近く歳出増とみていたとのこと、つまり1割弱しか歳入増を図っていないという事になるのです。さすがにこれはダメですね。当初の予定通り反対で臨みます。

次のエントリーは、令和6年度予算に関するものになります。

三鷹市議会 令和6年第1回定例会 市長提出議案に対する半田伸明の考え方

前回のエントリーで議案などのリンク先を紹介しました。

上程理由説明の動画はこちらをどうぞ。

以下、議案概要の番号順に、私がどう受け止めたかを書いておきます。

 

<考え方その1 国や都で変わったものに対する連動>

これは、いわば自動連動みたいに捉えているものです。

今回は、議案概要の番号で書くと、4、7、10、11がこれに該当します。これらは議案概要をご覧くださいで終わりです。もちろん賛成です。

 

<考え方その2 三鷹市の「意思」で制定ないし改正するもの>

1.2.3)人権に関するものがセットで出てきました。

まず1ですが、条例の文言でいくつか引っかかるところがありました。例えば4条です。「不当な」差別的取扱いをするなというわけですが、一見その通りなのですが、何をもって不当なとするのか、ここが曖昧です。あなたは不当な行為をしましたねと「誰が」判断するのか、これを公権力がするとなるとこれはおかしなことになってきます。

一般的に表現の自由をはじめとする精神的自由を制限する法規範は、より具体的で明確性を持ったものでなければならないとされています。文言が曖昧なままではないかが気になりましたが、既に様々な法律でこの文言が使われているとわかり、この点は仕方なく了解するしかなさそうですね。

より制限的に例示列挙とすべきかも気になりますが、これは前文にきちんとあるとのこと、全文が各条文にかかると考えればこれも理解できます。

2はいわゆるパートナーシップ制度を設けるという話です。これを受けて3があります。

これら3点セットで考えると、憲法14条「法の下の平等」をより具現化するものであると捉えると、納得できるものです。

 

5)職員定数を増やすと決断したようです。教育委員会の方は減となっていますが、これは学校給食民間委託で自然減となっていた職員数を反映したもので、これは問題ありません。

一方、市長部局は58人増やすとあります。まずこの58人の算定根拠が気になります。

人件費をはじめとする義務的経費をどう削減していくかが私の中でのポイントであり、人が足らないというのなら、人が足りるように業務を削除するのが先ではないかと思えてきますね。なんとかのつどいとかなんとか祭りとか、どうしてもやらなければならないものでしょうか。

「民の生きるを守る」に直結している事業といえるか、この観点からの各事業の洗い出しが大切なことであり、その意味で

 

「目の前の仕事は市民のためになっているか?役所のための仕事になっていないか?」

 

を常に自問自答することが大事なのです。以上より、本件は否定的にみています。

 

6)新たに支給できるとなったことから支給するもので、これは致し方ないですね。近隣自治体もおそらく同様の対応でしょう。

 

8.9)国保と介護の値上げです。

国保に比べて介護の値上げ幅が凄いことになっています。より複雑化した多段階制となり、例えばいきなり4万円上がるレベルもあります。

一方、国保の値上げ幅はさほどではありません。いつも通りという感じです。

 

この差が気になり色々調べましたが、介護は低所得者層の負担比率を標準より引き下げ、その分を高額所得者に上乗せという見方で構いません。介護保険料というものは、高齢者計画で3年ごとに見直しです。公設の特養や老人保健施設を増やすことなく、ただ介護保険料だけが値上がりしていく、ここはやっぱり納得できませんね。

 

昨年秋に母を亡くしました。いろいろありましたが、在宅で云々は綺麗ごとだというのを身をもって学びました。どうしても施設という場合に他の自治体に空きがあるならそこを紹介というのはよく聞く話ですが、そもそも論として市民に対し出て行けと言っているようなものであり、これはこれでおかしいですね。

 

結局、税を取りつかう権力者にとって、市民の介護の話は他人事でしかないのでしょう。新たな施設整備をするわけではないのに上がりっぱなしというのは、市民に説明できないと判断し、介護の値上げには反対で臨みます。

 

一方、国保ですが、これは逆に値上げ幅が足らないという、全く逆の見方です。

国保は国保税ですべてをまかなうことができず一般会計から繰り出しという形になっていますが、国保以外の保険に加入している勤労世帯からはいわば国保分まで負担させられているという二重の苦しみを強いていることになるわけです。ならば、特別会計である以上はその中で収支の均衡を図るのが筋ですから、もう少し値上げをすべきではないかと考えているのです。

以上より、国保と介護の値上げは、私独特の考え方からすると反対という結論になりますね。これに連動する次年度予算の国保と介護の特別会計も同じ結論となります。

 

12)「引き続き」とあるように、継続しますよというだけの話です。

 

次に補正予算案です。以下、特徴点を箇条書きでまとめます。

 

1)戸籍等への氏名の振り仮名追加に向けた追加対応。292万。全額国から。

→前回の12月定例会後に追加となった部分についてという事です。これも含めてすべて次年度繰り越しとなっています。

 

2)税収の予想を上回る伸び、ふじみ衛生組合の決算確定に伴う持ち出し部分の減、前年度決算の余り、合計で10億4545万、このうち国保に1億2000万繰り出し、介護サービス事業に1000万繰り出し、残るを基金積み立て。

→国保は被保険者数の減による影響をカバーという話です。次年度にどう影響するかが気になりますが、次年度は決算見込みから数字を積み立てているとわかりここは了解です。

介護サービスですが、コロナで介護保険施設→特養の流れが一時中断していたのが再開されたことなどを始めとして、入りが当初より少なくなってしまいそれを補填というものです。これも了解です。

残るを基金積み立てですが、内容は、まちづくり施設整備基金と健康福祉基金に1億ずつ、子ども・子育て基金に2億、残る5億を財政調整基金にとなっています。

総括表を見ると、「令和6年度予算を見据えた積立て」とあります。ここで次の予算がどうなっているかを少し紹介します。

 

基金取り崩しが15億増えることになっているのです。このうち3億は学校給食無償化に伴うもの、では残る12億は?となりますが、これは実は人件費増です。

人件費が足りないから財政調整基金を取り崩すという事態になっているのです。

 

学校給食無償化は、きちんとした特定目的がある一方で、人件費については目的以前の問題です。

 

こうなると、9億をすべて財政調整基金に積み立て、人件費増のための基金取り崩しを少しでも少なくするという姿勢であるべきでは?という考えになってくるのです。

 

なお、次の予算については別エントリーで紹介します。

 

3)頂いた寄付をそれぞれ目的の基金に積立て

 

今日の議会運営委員会で、即決付託につき次のように決まりました。議案概要の番号で書きますね。

4)、7)、11)、12)→即決

1)、2)、3)、5)、6)、各補正予算案→総務

8)、9)、10)→厚生

 

さらに請願・陳情ですが、以下のようになりました。

・国保や介護などの値上げ中止を求める請願→厚生

・能登半島支援に関する陳情→総務

・市内事業者への燃料費助成→まちづくり環境

・人権条例の修正を求める陳情→総務

・自治基本条例ハンドブックの全戸配布を求める陳情→議場配布

 

即決の日付は来週月曜です。この日に次年度当初予算案についての代表質疑もあります。来週火曜から各委員会です。日程ですが、今のところ、

 

3/5 総務

3/6 文教

3/7 厚生

3/8 まちづくり環境

 

となっています。

 

総務委員会は議案が重たいうえに陳情もあることから、そうすんなりとはいかないでしょう。3日間かかるかもしれませんね。

 

次のエントリーは、常任委員会における議案審査終了後に、議案審査参考資料をまとめたものをアップする予定です。

三鷹市議会 令和6年第1回定例会 市長記者会見資料・議案他

2/16に市長の定例記者会見がありました。記者会見資料、議案概要、補正予算案総括表などはこちらのページにあるリンクからどうぞ。

次年度当初予算含む各議案はこちらのページの下部にあるリンクからどうぞ。

次年度当初予算案を簡潔にまとめた施政方針は、こちらのページにあるリンクからどうぞ。

 

初日の机上配布資料についてはいつものように割愛します。

議案の詳細については、市長による上程理由説明の後に、後日別エントリーで紹介します。

 

現時点で把握している限りで、請願だの陳情だのかなりの件数が来ているようで、常任委員会が果たして予定されている日数だけで終わるのか、正直さっぱりわかりません。聞いている範囲では行政報告の数も多いようですし、かなり忙しい定例会になるようですね。

三鷹市議会 令和6年2月 各委員会 行政報告資料

 

総務委員会行政報告資料

・みたか太陽系ウォークの実績報告について

・市民参加でまちづくり協議会について

・三鷹市国民保護計画の変更について

※基本構想はまだ結論が出ていないようです。

 

 

文教委員会行政報告資料
・令和5年度東京都児童・生徒体力・運動能力、生活・運動習慣等調査結果について

 

 

厚生委員会行政報告資料
・「第三期三鷹市障がい者(児)計画」(案)について

・「三鷹市高齢者計画・第九期介護保険事業計画」(案)について

・「第三期三鷹市国民健康保険保健事業計画(データヘルス計画)」「第四期三鷹市特定健康診査等実施計画」(案)について

・三鷹市コミュニティ創生基本方針(仮称)素案に係る市民意見への対応について

※各計画(案)ですが、パブリックコメントの反映があるかどうかの報告です。

 

まちづくり環境委員会行政報告資料

・コミュニティ交通実証運行について

その1

その2

※その1は概要です。その2が本体です。なお、その2の最後の方は、「井の頭地区AIデマンド交通の実証運行について」があります。

三鷹市議会 令和6年第1回臨時会

1/25臨時会、補正予算案1件の審議でした。

 

 

補正予算案総括表(事業概要)

議案

 

大きな柱として3点あります。

 

<一般財源から先出ししたものに国の交付金を充て、一般財源からの負担がなかった形にする>

当初予算で一般財源から出していたが、国の交付金が見込まれたので、後付けで先出部分を補填というものです。

新型コロナ対応ということで、国から地方創生臨時交付金というものが下りてきました。昨年3/29に内定、2億8678万です。当初予算審査が終わった後に国の交付金が下りてくるのが決定したというわけです。

9月補正だったと記憶していますが、そのうち1億5387万使っています。余りの1億3081万をどうするかが問われていましたが、このような穴埋めにするということになりました。

なるだけ一般財源からの持ち出しをすべきではないという考えから、この点は賛成ですね。

 

<国からおりてくる低所得者対策の資金を配る>

これは文字通りです。市の負担はないです。これも賛成ですね。

 

<昨年12月に交付が決まった国の物価高騰対応の交付金に、前年度決算の余りを加えて商品券事業をする>

物価高騰対策として国から2億636万、事業概要3Pにあるように、プレミアム分が2億となっていますので、要は国のお金はプレミアム分になるということですね。ここまではわかります。

支出は3億1521万、この差額を前年度決算の余りを使うよという形です。

 

ではこの差額はなぜ発生するのかとなりますが、再度事業概要3Pをご覧ください。この商品券事業は、「みたか地域ポイントアプリ」を利用しないと恩恵を受けられないようになっているのです。このアプリ関連で多額の事務費が発生し、これが約1億という構造になっているのです。

 

もともと、地域ポイントアプリ事業は河村市長の肝いりで始まったようなものです。アプリを使えば使うほどポイントがたまっていく、貯めるためにはボランティア活動などをする必要があるということです。

アプリ登録者数は3千人ほどという話を聞きました。憶測ですが、まぁ市の職員や家族がほとんどではないのかなとすら思えてきます。それを考えると、ほとんどの市民に相手にされていないというのが実情です。

 

つまり、肝いり事業がスベりにスベり、何とかしてこのアプリ利用者を増やしたい、そこに国の物価高騰対策の交付金が来た、セットで合わせて商品券事業の恩恵を受けたければアプリ登録しろと、いわば半強制されるという補正予算なのです。

 

一言でまとめると、「恩恵を受けたければ踏み絵を踏め」と言われているのと全く同じなのです。

 

これはいくら何でも行き過ぎだと思います。以下、いくつか問題点を書いておきます。

 

・クレジットカードで購入ができること

→利用残高に応じてその人の信用力が増えるのがクレジットカードの基本的な仕組みですが、個人の信用につながるものに税を介在させるのはおかしいと思います。また、ポイントの恩恵も付きます。おかしいですね。

 

・前回3割、今回2割のプレミアム

→要するに、国からくるお金はいくらか、余ったお金はいくらかから逆算しているように思えてならないのです。前回となぜ違うの?と言われたらどう答えればよいのでしょうか。

 

・紙ベースの商品券発行はない

→全部デジタルの良し悪しは人それぞれの価値観ですが、物価高騰に困っている世代でデジタルを使用してない層は当然ながらあります。広く薄くやらなければならないのに、デジタルが前提となると、人の能力によって物価高騰対策の恩恵を受けられる受けられないとなっていきます。消費補助の側面を持つものは入り口で差別があるのはおかしいですね。

 

国の交付金は広く国民にというのが当然だと思うのですが、自分の肝いり事業がスベッたからなんとかカバーしたい、それと紐づけるという姿勢はいかがなものかと思います。

 

そもそも、前年度決算で生じた余りのお金は、市民のものです。私はそれを借金返済に充てるべきと主張してきました。借金返済は当然ながら市民「全体」の負担が減ることになりますしね。

 

余った大切なお金を使いたいように使う市長という構造を、皆さんどのようにお考えになりますか。

 

私はこの国に真の民主主義はないという考えの持ち主です。

税を取り好きに使う権力者がいる

取られ損の税を我慢して支払う納税者がいる

この二極構造は残念ながらあるのです。

 

私は取られる側の「好き勝手に使われて悔しい」という気持ちをどう議会で出していくべきか、これを考えながら過去20年議員活動をしてきました。

 

税を取り好きに使う権力者たる市長は、毎年入ってくるお金を自分のことのようにして使うのでしょう。表面的には福祉だのなんだの言っても、結局「好きに使う」という構図は何ら変わらないのです。そういえば、数日前の第5次基本計画に関する全員協議会でも、特養などの高齢者の介護施設整備を新規で考えていないとはっきり答弁がありました。

 

本当に求められていることがある。

一方、税を取り好きに使う側は自分のやりたいように事業を考える。

しかもそれがスベッた。

にもかかわらず国の交付金を使い何とか浸透させようとあがく。

 

まさに、やりたい放題が一気に噴き出たのが、この補正予算案という判断を私はしたのです。

 

大切な決算の余りのお金を使わないために、国からおりてきた交付金を使わないという選択肢すらありうるわけです。

もっと書くと、実はこの交付金自体を、一般財源から先出ししている事業に充てることもできるのです。

 

納税させられている三鷹市民の皆さん。

 

私は「取られる側」の論理で考え、本事業はどう見ても納得できないのです。

これって、あのマイナポイント事業と全く似た構造ではないかと書いたら書きすぎでしょうか。

 

というわけで、本補正予算案には反対しました。

 

タイミング悪いときは重なるもので、昨日、似たようなアプリ事業を都が展開するというニュースが流れました。

QR決済での買い物にポイント還元、東京都が今夏にもアプリ提供…新年度予算案に開発費計上

まあ、数年後に三鷹市は二重行政を推し進めたという総括がなされても仕方がないかなと思えてきます。

 

たまにしか反対がないので、え?と思った職員がここを見に来たというケースもあるでしょうから、職員の皆さんにも一言。

自分たちが取り組んでいる仕事が、取られ損の税を我慢して支払っている納税者にどう映っているか、彼らの潜在的不満を和らげていることができているか、常にこの視点を持ち合わせていただきたいと思います。

 

市長にも言い分があるのでしょうが、

「物価高騰対策の恩恵を受けたければ踏み絵を踏めということか?」

と反論されたらひとたまりもないでしょう。

事前にそこに思いを馳せることができていないなら、それは真に納税者が何を不満に思っているかを考え抜くことができていないという事と、全く同じなのです。

三鷹市議会 令和5年第4回定例会 本会議5日目

13時から議案の採決でした。審査報告書はじめ各種資料はこちらをどうぞ。

本会議の結果(令和5年第4回定例会)

なお、本会議の結果にすべてが反映されるのは数日かかります。載ってない場合は数日待ってから再度クリックしてみてください。

※基本構想は継続扱いになりました。

 

議案の考え方については、こちらをどうぞ。

 

その後追加議案上程。その後追加議案上程。補正予算案1件です。

 

議案

事業概要

 

住民税非課税世帯等を対象とする1世帯あたり7万円の給付金について、国の補正予算案が可決されたことに伴うものです。決まったことをやるというだけの話です。

 

そして、意見書案・決議案です。これも先に紹介した本会議の結果にあります。

いつものように退席です。退席討論はこちらです。

 

<意見書案退席討論>

平成29年第3回定例会における意見書(案)第12号で述べたことと同様のことを指摘して、全ての意見書(案)につき退席とします。

 

退席討論のベースとなっている文章はいつも同じです。

 

平成29年第3回定例会における意見書(案)第12号で述べたことを引用しておきます。

地方自治法99条から内容の判断以前に形式面で話にならないものが今定例会でも多数出てきています。議会運営委員会で最低限形式面につききちんと議論すべきであるとの抗議の意味から、内容に賛成できるもの反対であるもの関わりなく全ての意見書案につき退席で応じることにします。

 

以上です。なお、決議の方ですが、全会派一致の案件があり、これには応じました。

 

現時点で判明している、次の本会議や各委員会他の日程です。

全員協議会(第5次基本計画第1次案について)→1/22 9時半~

臨時会 1/25 9時半~

総務  2/6 9時半~

文教 2/7 13時半~

厚生 2/7 9時半~

まちづくり環境 2/7 13時半~

 

以上になります。各計画改定や臨時会など、例年にない慌ただしい年明けとなりそうですね。こんなに慌ただしい年明けって今まであったかなぁ?と振り返りましたが、ちょっと思い当たらないですね。各委員会終了後すぐに次の定例会の一般質問通告締め切りが待っていますし、そのままあっという間に3月の定例会になだれ込むのでしょう。

 

今定例会も本ブログをお読みいただき、ありがとうございました。

三鷹市議会 令和5年第4回定例会 半田伸明の一般質問 今後の財政運営のあり方についてpart3

今回は、当初予算編成時点で、基金の積み方に一定のルールを作るべきではないかという質問でした。

基金は残高目標があることにはあるのですが、当初の時点で財政調整基金には積まずにまちづくり施設整備基金に積むというのがどうもしっくりこなかったからです。

 

動画はこちらになります。

以下、流れを紹介します。

 

(冒頭の主張部分)

当初予算編成時点で各基金積み立ての在りようにつき、一定のルールを設けるべきである。

 

(質問)

各基金の在り方について

 

1)今年度当初予算時点で、財政調整基金の積み立ては全くない一方で、まちづくり施設整備基金の積み立ては2億あった。リーマンショックを振り返ればむしろ財政調整基金を増やすべきだったと考えているが、改めて今年度当初予算においてそのような予算編成とした背景を聞く。

 

2) 財政調整基金の残高はどうあるべきか、実はルールはあるようでない。よく聞こえてくるのは、標準財政規模の1割から2割は必要という話だ。過去を振り返ると、税収は伸び続けてはいるものの、見方を変えればその分支出も増えることになるのであり、その意味でリスクも税収に比例して増えていると考える。ここを考えると、標準財政規模の2割を目標として、できれば100億くらいの残高を目標にすべきではないかと考える。所見を伺う。

 

3)庁舎等建設基金はずっといわば塩漬け状態である。もちろん長期的な視野はよくわかるのだが、このまま塩漬け状態とするのは理解を得られないのではないか。時機を見て全額財政調整基金に移すなど考えるべきではないか。所見を伺う。

 

4)健康福祉基金の残高について、民生費の拡大に合わせて比例的に増やしていくべきではないかと考える。所見を伺う。

 

5)子ども・子育て基金の残高について、例えば児童数に比例させるなど一定のルールを設けることはできないか。所見を伺う。

 

(答弁要旨)

(質問1部分)

三鷹市都市経営アクションプラン2022では、財政調整基金の残高の目標額は50億円としているが、まちづくり施設整備基金は計画的な積立てとしている。

令和5年度当初予算編成時、財政調整基金の残高見込みは約52億円だった。一方、まちづくり施設整備基金は、今後、駅前再開発や国立天文台周辺地域のまちづくりへの取組などの多額の経費が見込まれることから、当初予算の段階から計画的に財源を確保するため、積み立てることとした。

 

(質問2部分)

財政調整基金は、将来の負担リスクや災害などの突発的な事態への対応に備えるため、一定の資金を確保しておく必要がある。

平成22年度予算で、リーマンショックの影響もあり市税収入が前年度比約20億円の減収となった。その時の財政調整基金取崩しが16億円だった。3年間程度の財源不足に対応できるよう、目標額を50億円と設定した。この額は標準財政規模の約1割程度となっている。突発的な事態に適切に対応していくためには、財政規模も踏まえた残高が必要である。今後の第5次基本計画期間における残高については、財政フレームを試算する中で、適切な目標額を検討する。

 

(質問3部分)

庁舎の長寿命化や、ゼロ円庁舎の検討を踏まえながら、慎重に検討を進める。

 

(質問4.5部分)

健康福祉基金及び子ども・子育て基金の目標額は、リーマンショック後の平成22年度予算での健康福祉基金取崩額11億円の3年分を基礎としている。

民生費の一般財源が平成22年度当初予算比で18%の増となっていることなどを踏まえて、各基金20億円と設定しているものである。

 

(再質問)

市長に端的に言う。自分のやりたいことに基金を優先して積み立て、市民生活をどう守るかの観点が後回しだったのではないか。

 

(市長答弁)

全体のバランスを取っている。私の勝手で、私のやりたいことだけ基金を積み立てているということはない。

 

(再質問)

財政調整基金に全く積まない、まちづくり施設整備基金だけ積み上げていくというのは、根本的にいかがなものかという問題提起である。

リーマンショックのときに発行した臨時財政対策債という借金がある。確か3年続いた。その3年分の臨時財政対策債の発行の総合計は幾らか。

 

(部長答弁)

平成22年度予算の臨時財政対策債の発行額21億である。なおその後、臨時財政対策債の発行はできなくなっている。

 

(再質問)

となると、21億の部分はなぜリスクに見てないのかとなっていくのである。

先に答弁があった16億の3年分という理屈はわかるが、財政調整基金取崩しの他に、臨時財政対策債というお財布があったわけである。それが、もうないのである。そのリスクを上乗せした財政調整基金の残高を新たに設定するべきではないか。臨時財政対策債の当時の発行分を上乗せするのが筋だろう。そのことを考えていないまま財政調整基金の目標額が50億というのは、リスクをきちんと想定し切れてないと言いたくもなる。

 

(部長答弁)

財政調整基金の取崩しと臨時財政対策債を合わせると37億円の取崩しが必要だとなるが、22年度以降、事務事業総点検運動とかで臨時財政対策債に依存しないような形での財政構造の転換を図ってきたこともある。臨時財政対策債の発行借り入れ可能という部分を見込まない中でも一定程度のリスクに耐え得るだろうという考えで50億という設定にしている。

 

(再質問)

子ども・子育て基金について。令和2年に策定した都市経営アクションプラン2022の後に、1人1台タブレットが発生した。あの時、一般財源から相当出させられた。億単位のお金がいきなりだったことを覚えている。あれがまた来るのである。つまり、新たなリスクが発生しているのである。そのようなリスクを上乗せした金額にすべきだ。

 

(市長答弁)

1人1台タブレットをあのとき実現していなかったら、子どもたちの教育を含めて非常に後手に回っていただろう。

 

(再質問)

私は1人1台タブレットの是非言っているのではない。今後の子ども・子育て基金の残高の在り方をどうすべきかという問題提起をしているのである。

 

(副市長答弁)

子ども・子育て基金が幾らあればいいかは、次のステップで考えるべきことだと思っている。

これからやろうとしている歳出側の全体像と、それに見合う形での基金の枠を検討していくことになる。

 

(再質問)

まちづくり施設整備基金について。計画的な積み立てとあるが、そもそも計画がないようなものだ。毎年何億という計画がそもそもないではないか。

 

(部長答弁)

今回は、一定程度公債費の減額分というの財源確保で図れたといったところがあったので、今回はまち基金に積んだ。

 

(再質問)

公債費の枠空きの分を積んだということを言いたいのだろうが、それは単年度ごとの事情であり、そのことをもって計画的な積立てとは言わないだろう。

 

(副市長答弁)

指摘もっともだが、今の段階では最終的な総事業費全体が示せない。

 

(再質問)

全体事業費が分からないのに計画的な積立てというのは、そもそもおかしいではないか。

 

(副市長答弁)

いい加減なことをやっているのではない。しっかりと対応する。

 

以上になります。

 

リーマンショック時に基金をいくら使ったというだけでなく、臨時財政対策債という借金をしてまでやって、何とか乗り切った、その借金部分がもう今後できないからそれをどう考えているの?という問題提起でもありました。

答えは簡単で、当時取り崩した財政調整基金の額と、発行した臨時財政対策債の総合計を、財政調整基金の目標にすべきということなのです。その数字に、税収の伸び率を掛け合わせると、もう少し大きめの目標となりますが、私はこれでよいと考えているのです。

 

前回の定例会で急激な景気悪化の場合どうすべきかについて質問しましたが、今回はその延長線上にある問題なのです。行政というものは、いざショックが迫ってきて、その場になって初めてなんとか行革だのなんだので乗り切っていくのですが、確かに単年度予算主義を考えると仕方がないのですが、事の本質は、次にリーマン級が来たらはたしてわが市はやっていけるのかを、今のうちに想定しておくことが大事だということです。

 

こう考えると、財政調整基金の更なる上の目標を設定するのが先であり、それすらせずにまちづくり施設整備基金に「のみ」基金を積み立てるというのは、やりたいことを優先しているといわれても仕方がないことだと思いますね。

 

何をやりたいか?これを考えるのは簡単で楽しいです。

何を絶対に守りやらなければならないか?これを考えるのはつらいことです。

 

私たちは、後者を常に考え続けなければならないのです。それが私たちの唯一の職責なのです。

三鷹市議会 令和5年第4回定例会 行政報告資料

今回各計画の改定素案をはじめ多くのものがありました。

これらは後にパブリックコメントが実施されますので、興味がある方はそちらをご覧ください。計画によってパブコメのスケジュールは様々なようです。順に明らかになっていくものと思われます。

素案そのものはパブコメ参照として、今回はあらましや概要などとしました。

 

 

総務委員会行政報告資料

・第5次三鷹市基本計画策定スケジュール

・人権を尊重するまち三鷹条例(仮称)に関する骨子(案)及びパブリックコメントの実施について

・三鷹市パートナーシップ宣誓手続条例(仮称)に関する骨子(案)及びパブリックコメントの実施について

・みたか地域ポイント事業について

・市町村総合交付金の見直しについて

・三鷹市地域防災計画(震災編)改定素案 主な改定内容について

 

文教委員会行政報告資料

 

・三鷹市吉村昭書斎について
 
厚生委員会行政報告資料

・「第三期三鷹市障がい者(児)計画」(素案)について

・「三鷹市高齢者計画・第九期介護保険事業計画」(素案)について

・「第三期三鷹市国民健康保険保健事業計画(データヘルス計画)」「第四期三鷹市特定健康診査等実施計画」(素案)について

 

まちづくり環境委員会行政報告資料

 

・井口特設グラウンドの土地利用について
・牟礼の里の整備について

 

・第4期三鷹市地球温暖化対策実行計画(第1次改定)素案について

 

・「三鷹市災害廃物処理計画(仮称)」(素案)について

※牟礼の里ですが、またずいぶんと高い買い物をするのだなぁというのが第一感想でした。しかし、諸事情から市が買うしかないというのもわかるような気がします。

個人的には、かつて公園用地をどんどん買うのは財政的にいかがなものかと問題提起した立場ですから、本件もあまりいい感じはしないのですが、経緯を見ていくしかなさそうですね。

どんどん宅地化されるのは学校はじめ様々なコストが発生します。一方、市が公有地を増やすのもこれはこれで問題です。難しいですね。

 

特別委員会はそれぞれリンクを貼っておきます。内容はリンク先をご確認ください。

 

東京外郭環状道路調査対策特別委員会行政報告資料

 

調布飛行場安全利用及び国立天文台周辺地域まちづくり特別委員会行政報告資料

 

三鷹駅前再開発及び市庁舎等調査検討特別委員会行政報告資料

三鷹市議会 令和5年第4回定例会 議案審査参考資料の紹介

※多くの改正がありますが、いつものように条例新旧対照表は割愛します。

 

【総務委員会】

補正予算案

・令和5年度基金運用計画

・私立保育園整備事業費過払金返還金(歳入)について

・戸籍等への氏名の振り仮名追加に向けたシステム改修について

・「新しい窓口サービス」の実現に向けた市民課総合窓口業務の一部委託化について

・公会堂外階段改修工事の実施について

・高齢者施設等の感染症対策設備の整備支援について

・子どもの医療費助成の増額について

・待機児童ゼロの継続に向けた学童保育所の受入拡充について

・バースデーサポート事業の充実について

・帯状疱疹任意予防接種委託料の増額について

・宮下橋架替事業の減額補正及び繰越明許費の設定について

・国立天文台周辺地域のまちづくりの進捗に伴う予算の変更について

 

基本構想

・市民意見への対応(抜粋版)

※市民意見への対応(全体版)はこちらを。

 

組織条例改正

・概要

 

印鑑条例改正

・あらまし

 

手数料条例改正

・あらまし

・認可地縁団体とは

 

都市計画道路3・4・7号(連雀通り)工事契約の金額変更

・概要

 

国際交流センター及び女性交流室の指定管理者再指定

・三鷹国際交流協会の概要

・指定管理期間における指定管理者評価シート兼指定管理者候補者選定方法審議結果

・指定管理者候補者審議結果(一覧)

・指定管理者候補者審議結果(施設別)

・事業実施計画書(再指定時)

・収支計画書

※国際交流協会の事業報告書はこちらを。

 

※今回、基本構想の議案と一緒に第5次基本計画についてもやりとりがあったようです。これについてはパブリックコメントが後日ある予定ですので、そこをご覧いただくとして割愛します。

 

【文教委員会】

芸術文化施設一連の指定管理者再指定

・概要

・指定管理期間における指定管理者評価シート兼指定管理者候補者選定方法審議結果

・指定管理者候補者審議結果(一覧)

・指定管理者候補者審議結果(施設別)

・事業実施計画書

・収支計画書

・スポーツと文化財団の概要

※スポーツと文化財団の令和4年度の事業報告書などはこちらを。

 

【厚生委員会】

国保条例改正

・あらまし

 

けやき苑の指定管理者再指定

・概要

・指定期間における指定管理者評価シート兼指定管理者候補者選定方法審議結果

・指定管理者候補者審議結果(一覧)

・指定管理者候補者審議結果(施設別)

・事業報告書(抜粋)

・収支計画書

 

牟礼老人保健施設の指定管理者再指定

・概要

・指定期間における指定管理者評価シート兼指定管理者候補者選定方法審議結果

・指定管理者候補者審議結果(一覧)

・指定管理者候補者審議結果(施設別)

・事業報告書(抜粋)

・収支計画書

 

母子生活支援施設三鷹寮の指定管理者再指定

・概要

・指定期間における指定管理者評価シート兼指定管理者候補者選定方法審議結果

・指定管理者候補者審議結果(一覧・抜粋)

・指定管理者候補者審議結果(施設別)

・事業計画書

・収支計画書

・事業報告書(抜粋)

 

一小学童A等の指定管理者の指定

・概要

・指定管理者候補者審議結果(一覧・抜粋)

・指定管理者候補者審議結果(施設別)

・事業計画書

・収支計画書

・団体の概要

・審査要領

・参考資料(議案第90号)

 

二小学童A等の指定管理者再指定

・概要

・指定期間における指定管理者評価シート兼指定管理者候補者選定方法審議結果

・指定管理者候補者審議結果(一覧・抜粋)

・指定管理者候補者審議結果(施設別)

・事業計画書

・収支計画書

・事業報告書(抜粋)

 

【まちづくり環境委員会】

農業公園の指定管理者再指定

・概要

・指定期間における指定管理者評価シート兼指定管理者候補者選定方法審議結果

・指定管理者候補者審議結果(一覧)

・指定管理者候補者審議結果(施設別)

・事業計画書(再指定時)

・収支計画書

・事業報告書

※過去10年で指定管理料が伸び続け、しかも今後10年も伸び続けていくことを想定した指定管理者指定の在り方はいかがなものかと質問しました。よっぽど反対しようかと直前まで迷いましたが、コスト増に対するあり方、収支計画書の簡略性についての見直しなど一定の答弁がありましたので、ぐっと我慢して賛成しました。

 

下連雀市民住宅の指定管理者再指定

・概要

・指定期間における指定管理者評価シート兼指定管理者候補者選定方法審議結果

・指定管理者候補者審議結果(一覧)

・指定管理者候補者審議結果(施設別)

・事業計画書(再指定時)

・まちづくり三鷹組織図

・事業報告書

・収支計画書

・貸借対照表

・損益計算書

・まちづくり三鷹定款

 

ひよどり児童遊園廃止

・あらまし

※これは地権者の意向で仕方がないと判断しました。

 

以上のように盛りだくさんの内容で、正直白状すると資料を読み込むだけで疲れてしまう、そのくらい分量がある資料群でした。

指定管理者再指定の議案の場合、今までどうだったか、今後どういう予定なのかを、資金面でどう考えているのか一番重視しています。この観点から、農業公園についてはもう何と言いましょうか、言葉がなかったです。このまま伸び続けていくので本当に良いのでしょうか。

 

次のエントリーは、特別委員会終了後に各委員会の行政報告資料をまとめたものになります。