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半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ

フリーカメラマンで大仏写真家の半田カメラが、
「気になったら とりあえず行ってみる」
をモットーに、彷徨いつづける日々の記録です。

通常こちらのブログでは

「〜に行ってきました」

みたいな事後報告ばかりしていて、事前告知をあまりしません。

ただ、より多くの人に大仏さまに足を運んでいただくためには、

事前にイベント情報などするのが親切ですよね。

 

ということで(今後もつづけるかは不明ですが)

この9月に私が行きたい大仏・石仏情報をまとめます。

 

 

まずは、

富山県高岡市にあります愛され大仏、高岡大仏さまの情報から。

毎年恒例『高岡大仏まつり』が今年も開催されます!

2023年9月23日(土・祝)
大仏お身ぬぐい/10:00~

台座解放/11:30~ 

開催場所は高岡市 大仏寺

 

 

上の写真は何年か前に私が行った時の高岡大仏まつり、お身拭いの様子。

ブログ記事はこちら→『高岡大仏まつり』

詳細は高岡市観光協会にお問い合わせください。

 

 

つづいて、石仏情報です。

長野県伊那市にある建福寺石仏ライトアップが行われます!

2023年9月22日(金)、23日(土・祝)

両日/18:00~21:00

開催場所は伊那市高遠町 西高遠 建福寺

 

 

写真は春のライトアップ時の様子です。

通常時は格子がかけられているので、

格子も外されライトアップされているのは大変貴重。

江戸時代を代表する石工、守屋貞治の素晴らしい石仏を堪能することができます。

 

詳細は伊那市観光協会にお問い合わせください。

みほとけちゃんのYouTubeでも建福寺の石仏が解説されています。

(私も少し出ています)

 

 

もうひとつ!

大船観音キャンドルナイトが今月末、開催予定です。

2023年9月23日(土・祝)

昼の部/10:00~16:00まで入場可

夜の部/18:00〜20:00(荒天中止)

開催場所は神奈川県鎌倉市 大船観音寺

 

 

写真は数年前のキャンドルナイトの様子です。

夜は小学生には手持ち花火のプレゼントがあるなど、

お子さんに優しいイベントです。

 

お問い合わせは大船観音寺へ。

おそらく大船観音寺の公式X(Twitter) が一番の最新情報を発信しています。

投稿もとても面白いので、こちらのアカウントをフォローされることをおすすめします。

 

※上記の情報はホームページなどで確認したものですが、

天候などにより変更もありますので、詳細はご自身で確認をお願いいたします。

 

 

ここまでご紹介したイベント全てが22日〜23日の開催なんですよね…

楽しいイベントはカブるの法則でしょうか。

 

カブらない情報を最後にひとつ!

仙台大観音修復工事が行われていること、

こちらのブログで再三言ってきていますが。

とうとう観音さまのお顔部分の作業が数日前から開始されています!

 

 

こちらの写真は作業を行っているクライミング・ワークス様よりお借りしたものです。

スゴい写真ですよね…

これが像高100メートルの観音像のお顔付近

(ですから地上85メートルほどかな?)

の位置でロープを伝い撮られたという事実に、軽く目眩がします。

 

どうか事故なく安全に作業を終えられますよう、東京より念を送っております!

 

お顔部分の作業は作業工程の中でもひとつのハイライトではないかと思います。

お近くにお住まいの方、近く仙台に行く機会のある方、

ぜひ仙台大観音をご参拝ください。

通常参拝に加え、さらに凄い光景を観ることができるかもしれません。

 

 

ということで、

大仏・石仏に関する9月のトピックスをまとめました。

まだまだあると思いますが…

とりあえず現時点で私が思いつくのは、こんな感じでしょうか。

このブログをみて実際に足を運んでくださる方がいらっしゃれば嬉しいです。

それではまた。

少し前に淡路島の観音像が解体されて、かなり話題になりました。

今は加賀大観音が似たような状況になっていて、

報道番組等で取り上げられることが増えています。

 

巨大仏を取り巻く状況にそうした部分があるのは事実。

ですが地元で愛され、管理者の方が存続に尽力されている巨大仏もたくさんあります。

それなのにそうした部分はあまり取り上げられません。

たぶん『負の部分』を取り上げた方が話題になるからでしょう。

悲しくなります。

 

ですから、私は現在修復作業中の仙台大観音のことをできるだけ発信しています。

仙台大観音はテレビ取材もきているようですが、

数年前の東京湾観音の大規模工事はあまり話題にされませんでした。

こうした尽力されている側面をもっと取り上げてもらいたいものです。

 

 

すみません、冒頭から長くなりました。

こんな書き出しをしたのは、

つい最近、某報道番組から冒頭の件に関する写真提供依頼があったこと。

(丁重にお断りしました)

それと、この夏に悲しい状況の大仏さまとお会いしたからです。

 

その大仏さまの情報は今年6月に行った写真展に、

ご来場くださったお客さまからうかがいました。

まったくもってノーマークな大仏さまだったので、

「これは早急にお会いせねば!」

と、この夏に訪問したわけです。

 

 

場所は山形県尾花沢市の大きな国道沿い。

そろそろ、その大仏さまが現れるはず…と目を凝らしていると、

見えました!

 

最初に見えたのはこの光景。

 

 

わかりますか?写真の中央部。

建物の背後に胸から上が飛び出している像が見えています。

大仏さまとの初遭遇はいつでも胸が高鳴ります。

 

もう少し進むと、

 

 

おそば屋さんの建物の上から、

胸から上というか、ほぼ腰から上が飛び出す高さ。

10メートル以上ある、お地蔵さまか僧侶の像だとお見受けしました。

 

さっそく近くまで行ってみましょう。

 

 

 

 

左手に宝珠、右手に錫杖を持っているのかな?

ですからお地蔵さまの像ですね。

そして、錫杖とともにのようなものを持っていらっしゃいます!

これは『花笠』ではないでしょうか。

 

東北四大祭りのひとつで山形を代表する夏祭り花笠祭り

地元山形のシンボルを持ったお地蔵さまのようです。

 

周辺は真夏なこともあって緑に覆われています。

入り口(参拝路)がどこなのか解らず、

しばらく周囲をぐるぐるしてしまいました。

…嫌な予感がします。

 

 

やっと入り口らしき場所を見付けましたが…

はたして立ち入っていいのだろうか…

とても嫌な予感がします。

 

すぐ近くで草刈り作業をしている方がいたので、

「大きなお地蔵さまがいると聞いて参拝しにきたのですが…」

と声をかけてみました。

お仕事中で詳細は聞けませんでしたが、

現在は管理が行き届いていない状態になっているようです。

 

時すでに遅しか…(泣)

ただ、その方のお話では

「参拝するのは大丈夫ですよ」

とのことだったので、入らせていただきました。

 

 

『花笠地蔵』と書かれた門があります。

やはり花笠でしたね。

正確には尾花沢花笠地蔵尊という名称のお地蔵さま。

 

この場所はかつてはドライブインだったそうです。

つまりお寺が管理する大仏さまではなく、

観光地に地元にちなんだ大仏さまをつくった系、大仏さまだと思われます。

 

 

あまり手入れされていないようですが、

草木で前に進めないというほどではなく、

お地蔵さまの近くまで行くことができました

が…

 

 

『笠の落下のおそれがあります。ここで参拝してください』

なんと、シンボルの花笠が落下の危機のようで、

ここから先には進めません。

 

この場所からお地蔵さまを見上げると…

 

 

 

像高15メートル花笠地蔵尊

見上げる高さで、とても立派!

緑に隠れて全貌は拝めませんでしたが、

造形の美しさはうかがい知ることができました。

後に調べましたがFRP(繊維強化プラスチック)製のようです。

 

『観光』という部分メインでつくられた大仏さまは、

こうしたケースになることが少なくありません。

現在も維持存続している大仏さまは、

はじめは『観光』、集客のためだったとしても、

後にお寺の管理になっているケースが多いと思います。

 

カッコいいのにな…勿体ないな…

なんとも言えない虚しい気持ちになりました。

 

 

花笠地蔵さまが今後どうなっていくのかわかりませんが、

山形県内のお寺さまに移転などできる未来があればいいなと思います。

地元の方もすでにお考えかもしれません。

 

私はこれからも、

地元の方が存続に尽力されている大仏さまを応援していきたいと思います。

こうした悲しい大仏さまを増やさぬよう、

ぜひ皆さんの近くの大仏さまにご参拝ください。

前回、前々回のブログにて、

見事な石仏が並ぶ『らかん児童公園』

スター狛犬に会える神社『盛岡天満宮』と、

岩手県の盛岡で私が

「ここは行っておきたい!」

と思うスポットをご紹介してきました。

 

ただここまでは私の偏った愛ゆえのオススメスポットで、

どちらかと言うと『隠れた名所』と思われるかもしれません。

 

最後に盛岡観光の定番…とまではいかないかもしれませんが、

歴史、文化を重視するルートなら入ってくるだろうお寺、

報恩寺さんをご紹介します。

 

すごく感動しましたので、超絶オススメです。

 

山門がめちゃめちゃカッコ良い!

 

盛岡駅から車で約10分、上盛岡駅からなら徒歩10分ほど、

というアクセスの良い場所にある報恩寺

 

 

超絶技巧な細工に目を奪われつつ山門をくぐると、

中門があってその先に真っすぐ本堂が現れます。

 

今回の私の目的は、本堂左手にある『羅漢堂』の参拝です。

羅漢堂は本堂とつながっていて、

本堂で参拝料をお納めすると参拝させていただけます。

 

 

本堂と羅漢堂とをつなぐ『鋳金原型堂』

(ここもなんだかスゴかったけど、長くなるので割愛)

という通路を進んで行くと…

 

 

見えてきました、仏さまワールド!

 

その全貌がこちら!

 

 

中央の壇上に大仏像を中心とした仏像が並び、

四方の壁には羅漢さんがビッシリひしめき合う魅惑の仏教空間!!

 

圧巻の光景に思わず

「わーー!!」

って声が出てしまって、

いけない、大きな声を出しては…と、

手で口を覆いました。

 

 

羅漢堂の内部は華厳殿(けごんでん)といって、

お釈迦様の悟りの世界を表しているそうです。

 

↑これはかなり意訳です。正確には、

『華厳殿とは華厳法界を象徴するもので、

華厳法界とは華厳経に書かれた大宇宙、

華厳経とはお釈迦様のおさとりの世界』

と説明されていました。…難しい。

 

正面中央に大仏像、左右に童子像

立っている立像はお釈迦様の十大弟子像

座っている坐像が十六羅漢像

 

 

そして四方を覆い尽くす五百羅漢像!

これがまさに圧巻といった感じです。

 

 

京都の9人の仏師により、1731(享保16)年から4年を費やして作られた、

全て寄せ木造り、漆塗りの五百羅漢。

 

やはりこの膨大な数の力の前に圧倒されるというのと、

羅漢さんというとよく言われることですが、

我々に近い存在であるがゆえ、表情や仕草が様々で楽しく、親近感がわきます。

 

 

私にとって何より素晴らしかったのは、

この羅漢堂を参拝していた時、

私たちの他に参拝者がいなかったことです。

この仏さまワールドを独り占め!!

この上なく贅沢な時間を堪能させていただきました。

 

たまたま誰もいなかったんだと思いますが、

それにしたって穴場スポット過ぎます。

もっとこの素晴らしさを皆さん知るべきではないでしょうか。

 

 

ということで、

報恩寺の羅漢堂にグッと心を持って行かれたまま、

この日、盛岡を後にしたのでした。

 

盛岡の旅ブログはここまで。

この夏の東北の旅は他にもありますが、次にどこを書くかはまだ未定です。

ただ旅に出るばかりでアウトプットをほとんどしないまま何年も経過していて、

書くべきことは山ほど溜まっています。

どうしようかな…

気長にお待ちください。

 

前回書いた『らかん児童公園』

から車で5分、歩くと20分ほどの距離にある、

盛岡天満宮

この神社の狛犬がとても有名なんですよ、狛犬好き界隈で。

狛犬を甘かじりしているぐらいの私でも知っている、

超人気狛犬、つまりスター狛犬なんです。

 

この狛犬さんは、私も読んでる狛犬探訪する人必見の書、

『狛犬さんぽ』(ミノシマタカコ著)

にもトップで紹介されています。

(まぁトップなのは、北だからっていうのもあると思うけど)

 

そんなことで前々から一目お会いしたい!

と思ってまして、この機会に参拝してきました。

 

 

盛岡天満宮は見晴らしのいい高台にあります。

初見では

「嘘でしょ、あの階段のぼるの?!」

ってなったんですが(猛暑日でした)、

山の裏側に回れば、車で近くまでのぼれる道があり、

参拝前にしての汗ドロドロをなんとか免れました。

 

こんな眺めの良い高台にあります。

 

眺めも素晴らしいのですが、ともかく狛犬さんだ!

と境内を見渡すと、探すまでもなく

スター狛犬さんはすぐに見付かりました。

 

 

社殿を背景に、向かい合って座る狛犬さん発見!!

 

座るっていうよりも、四つん這いに近いシルエット。

遠目ですでに可愛いが発動されてます。

 

近づいてみると…

 

 

か、かわいいーー!!

もちろん写真でみてたけど、

実物はもっとかわいいじゃないか!

 

そもそも私が狛犬を含む

『石の神仏』を好きな最大の理由は、

その自由度

ルールに縛られない自由な表現、

幅の広さに惹かれるところが大きいわけです。

 

そうした見方でいったらこちらの狛犬さん、

とても自由!フリーダム!

『みんな違ってみんないい』

そんな言葉を実感させてくれます。

 

阿、

 

吽。

 

前述のミノシマさんの本によれば、

『病気平癒のお礼に近所に住んでいた高畑源次郎さんが

手掘りでこの狛犬をつくり、奉納した』

と書かれています。

 

高畑源次郎さんとはいったいいかなる人物なのでしょう。

プロの石工さんなのかな?

想像するに

「狛犬ってこんな感じかな〜」

ってつくったみたいな。

でも素人にしてはクオリティは素晴らしい。

お顔はシンプルでややモアイっぽいけど、

絶妙なバランスでとても可愛い。

 

やっぱりシンプルって強い。

思わず抱きしめたくなっちゃう愛おしさです。

 

 

この神社でもうひとつ重要なキーワードが、

岩手県出身である明治時代の歌人、石川啄木です。

 

上の写真にも狛犬の台座部分に

「夏木立中の社の石馬も 汗する日なり 君をゆめみむ」

という石川啄木の詩が刻まれています。

 

盛岡天満宮は啄木が散策に訪れた場所だそうで、

この狛犬さんも啄木の小説に登場するのだそうです。

その中で

「俺は生まれてから未だ世の中といふものが

西にあるか東にあるか知らないのだ、と云った様な顔だ。」

と言っているとか。

なんだか急に文学的な狛犬に見えてくるけど、

要は『のほほんとした顔』って言ってるようにも聞こえますね。

なんでしょう…

つまり『想像をかき立てられる狛犬』ってことでどうでしょうか。

 

 

最後にもうひとつ!

スター狛犬であるという証明とでも言いましょうか。

狛犬さんモチーフのグッズが販売されてるんです!

 

本当は『南部鉄器のオーナメント狛犬』が欲しかったんですが、

残念ながら品切れということで、

『狛犬帳』『狛犬ひとこと帳』『狛犬ストラップ』

を購入いたしました。

グッズ販売とか、完全にスターですね。

 

 

他にも『石割梅』だとか『撫で牛』だとか見所の多い神社なのですが、

狛犬のことだけで、だいぶ長くなってしまったので割愛させていただきます。

すみません。

狛犬さんの可愛さとともにその他の見所は、

ぜひ実際にご自分の目でお確かめください。

巨大仏の話がつづいたので、

このへんで石仏の話をしようと思います。

ここ最近出会った中で、最も私好みだった石仏群の話です。

 

少し前に岩手県の盛岡市に行きました。

暑いので北へ北へと逃げるように移動していましたが、

今年は東北だろうと関係なく暑かったですね。

もはや夏は国外脱出するしかないのか…

来年の夏はもう少し涼しいと良いのですが。

 

さて、

盛岡には前々から会ってみたいと思っていた石仏や、

狛犬、羅漢さんがありました。

その行ってみたかった場所のひとつが、

『らかん児童公園』です。

 

 

『らかん』とは阿羅漢の略で、煩悩を断って仏道を修行した人々のこと

『らかん』と言えば『十六羅漢』『五百羅漢』といった言葉が思い浮かびます。

ところがここで『らかん』につづく言葉は『児童公園』

前の言葉後の言葉不釣り合い感がスゴいです。

 

いったいどんな公園なんでしょう。

子供ウケしそうな、コンクリのかわいい羅漢さんでもいるのかな?

名称を聞くとそんなイメージですが、実際は違いました。

想像以上に本格派だったんです。

 

 

盛岡駅から車で10分ほどの市街地にある『らかん児童公園』は、

一見すると子供が遊べる遊具がある、

街中のふつう公園といった感じなのですが、

遊具の先に見える光景をみて驚きました。

 

上の写真をクローズアップします。

 

 

遠目でも石仏がずらりと並んでいるのがわかりますね。

 

しかも

小さな可愛いらしい石仏という当初のイメージを覆す、

かなり立派で大きな石仏が、

公園をぐるっと取り囲むように並んいるのです。

 

 

 

公園内に設置されていた看板より、

石仏の配置図部分を抜粋させていただきました。

 

薄くなっていて見えづらいところもありますが、

並んでいる石仏は21体

 

配置図の左側にあたる縦の位置に並ぶのが

五智如来(ですから5体)。

そしてコの字型に16体羅漢さん(つまり十六羅漢)が並びます。

合わせて21体の石仏は全て同じくらいの大きさ。

 

 

台座部分も含めると、おそらく2メートルを越えるサイズ感。

見上げるほどの大きさで迫力があります。

 

十六羅漢の方は少し小さいかな?

と感じたので、羅漢さんは2メートルぐらいかもしれません。

台座部分を低くつくって、如来と差をつけているのかも。

(如来は仏さまピラミッドの頂点におわしますので)

 

ともかく、全て大きい。

その大きさに加え、なんというか…

像容が私好みなんですよ。

特に五智如来!

 

 

こちら、大日如来像

なんともふくよかで優しいお顔!!

すごくいい!すごく好き!

 

 

こちらは多宝如来(たほうにょらい)

五智如来の方は総じてこうしたふくふく顔で、とても素敵でした。

同じ下絵絵師もしくは石工の作なんじゃないでしょうか。

統一感があります。

 

 

こちらは十六羅漢の半託迦(はんだか)尊者

 

十六羅漢の方は五智如来とはまた少し違った雰囲気でしたが、

羅漢さんは羅漢さんで統一感があります。

 

 

こちらは配置図の位置からすると跋陀羅(ばっだら)尊者

五智如来はだいたい解りますが、

羅漢さんは像をみただけでは尊名は解らないです。

不勉強ですみません。

 

膝に居るのは猫…いや虎か。

めっちゃ笑ってる。

平面的ですけど、よく見ると毛並みのディティールなんかも表現されてます。

どの石仏も立派で、それでいて個性的で、素晴らしかったです。

 

 

なぜ、こんな見事な石仏が児童公園にあるのか。

そもそもの話をしてませんでした。

 

説明看板によれば、これらの石仏は、

江戸時代後期の大飢饉で亡くなった方々を供養するため、

1849年に造られたものだそうです。

 

この場所はかつて宗龍寺というお寺があったのですが、

お寺は明治初年に廃寺となり、明治17年の大火で焼失。

現在は盛岡藩御用の石工7人の手による見事な石仏が残るのみ…

ということのようです。

 

 

作られた年代はそこまで古くありませんが、

大きくて個性的で見事な石仏群。

それがふつうの街中の児童公園に整然と並んでいるという…

不思議なコラボレーション。

いや、公園に大仏や石仏があるパターンはしばしばあります。

でもここまでの石仏群というのは…想像を越えてました。

 

私は「わー!」とか言いながら、

この空間をぐるぐると何周もしてしまいましたよ。

想像を越えてくる、本格派な公園の石仏群でした。