※※※ このプログの内容は狂人である筆者の妄想です。くれぐれも本気にしないように。
登場する人物・団体・神様は幻想であり、現実とは無関係です。
自分が神仏だとか、神仏の遣いだとかリアルに思っている人は、「自己愛性人格障害」の可能性があります。専門医に相談しましょう。
「スピリチュアル」などの言葉に惑わされないように。非常識な行動で社会秩序を乱さないようにしましょう。 ※※※
『神々名鑑』としながら、神々の歴史となってしまった感がある。
ここはひとつ、私のか細い知識の中から、ヒンドゥー神話(インド神話)に登場する神々を紹介してみよう。
ただし、たいして詳しくもないので、個人的に近しい神様に絞らせていただく。
尚、相変わらず文字数制限に引っ掛かるので、二つに分けさせてもらう。
■ヒンドゥー神話の神々
「ヒンドゥー神話」は古代インドの聖典『リグ・ヴェーダ』に描かれており、ヒンドゥー教・バラモン教・仏教に関連した神々が登場する。
また、ヒンドゥー神話には三柱の最高神が登場するが、造化三神とは少し異なっている。
●ブラフマー
創造神として登場する最高神の一柱。
グレイ神のこと。
仏教では梵天となる。
●ヴィシュヌ
維持神として登場する最高神の一柱。
「ギリシャ神話」のアポロン。「記紀神話」ではアマテラス神。
仏教に帰依していないので天部名はないが、ある理由で大日如来となった。
●シヴァ
破壊神として登場する最高神の一柱。
「ギリシャ神話」のハデス。「記紀神話」ではスサノオ神。
仏教に帰依後、大黒天となる。
●サラスヴァティー
水と豊穣の女神。学問・芸術を司る。
パールヴァティーと分離した、和魂(ニニギタマ)だけの存在。
一般的に、仏教へ取り込まれる過程で弁才天に変化したとされる。
●パールヴァティー
シヴァ神の妻とされる。
サラスヴァティーと分離した、荒魂(アラミタマ)だけの存在。
仏教に帰依後、サラスヴァティーと合体して弁才天となった。
現在でも弁才天は荒魂が強く、なかなか如来になるための悟りが得られない。
●インドラ
神々の帝王とされる軍神・英雄神。
「ギリシャ神話」のポセイドン。「記紀神話」ではオオワダツミ神。
仏教に帰依後、帝釈天となる。薬師如来でもある。
私の師でもあるGenkurowさんのことで、大変お世話になった。
インドラの超戦士振りを脅威に感じた天津神たちは、対インドラ用に巨大な蛇神「ヴリトラ」を生み出した。
両者は何度か戦い、インドラはなんとか退けていたが、ある時、少しの油断から丸呑みにされてしまった。戦いを観戦していた国津神たちは慌ててヴリトラの腹を裂き、インドラを助け出した。
これは、タイマンへの干渉であると天津神側が抗議し、ペナルティが課せられることとなった。
ヴリトラは「木・岩・金属・乾いた物・湿った物」のいずれによっても傷つかず、「昼も夜も殺すことができない」という理(ことわり)が添加された。
そこでインドラは、聖人の骨から作った「ヴァジュラ」という武器を使い、昼でも夜でもない黄昏時(たそがれどき)に、遂にヴリトラを倒したのである。
「ヴァジュラ」を象った法具が、密教で用いる「独鈷杵(どっこしょ)」である。
因みに、「三鈷杵(さんこしょ)」は弓を象っている。
●クベーラ
富と財宝の神とされる。サンスクリット語ではヴァイシュラヴァナ。
「ギリシャ神話」のアレス。「記紀神話」ではオオマガツヒ神。
仏教に帰依後、毘沙門天・多聞天となる。
私の仏教の師の一人で、憧れの武神であるSaikoubowさんのこと。とてもお世話になった。
●クンビーラ
ガンジス川の守護神。
「記紀神話」では水分神(みくまりのかみ)。
仏教に帰依後、水天となる。
宮比羅(くびら)神、金毘羅(こんぴら)神とも言う。
この時代はパールバティーが乗る巨大なワニで、のちに龍神となった。
ワニの姿で海を泳ぐ様は、ワニというより海竜である。とにかくデカい。
私の守護神の一人で、生まれた時から護ってもらっている。
●ヤマラージャ
私の周辺ではでは「ヤマさん」と呼ばれている。
日本では閻魔大王として知られる、冥界の裁判官。
最初に死んだ人間であり、『旧約聖書』の「アダム」のことである。
地蔵菩薩でもある。
私の守護神の一人で、生まれた時から命を助け続けられている。
●カーリー
戦いの女神。シヴァの妻の一人とされる。
「ギリシャ神話」のヘスティア。「記紀神話」では豊受姫。
仏教に帰依後、摩利支天となる。
シヴァ神を踏みつけて踊るカーリーの像や絵画をよく見かける。
あるとき、アスラ神族と戦ったカーリーは、首領の首を討ち取った。
凱旋後、カーリーが大地を踏み鳴らして喜びの舞を踊り出すと、地震が起こって人間たちに被害が出た。
シヴァ神はすかさずカーリーの足下に身を滑り込ませ、大地が揺れるのを防いだという。
●ダーキニー
カーリーの眷属。魔術を操る女神とされる。
日本では荼枳尼天(だきにてん)として多くの稲荷神社を護っている。
稲荷四天王である豊受姫(カーリー)直属の部下なのは、昔から変わらない。