神々名鑑~巻ノ七①・ヒンドゥー神話の神々(前編) | 真実の実は苦い

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無知蒙昧な中年男が、悪魔に食べさせられた真実の実。月の女神が示した絵のない絵本のページをめくる。

※※※ このプログの内容は狂人である筆者の妄想です。くれぐれも本気にしないように。

登場する人物・団体・神様は幻想であり、現実とは無関係です 

自分が神仏だとか、神仏の遣いだとかリアルに思っている人は、「自己愛性人格障害」の可能性があります。専門医に相談しましょう。

「スピリチュアル」などの言葉に惑わされないように。非常識な行動で社会秩序を乱さないようにしましょう。 ※※※

 

神々名鑑』としながら、神々の歴史となってしまった感がある。

ここはひとつ、私のか細い知識の中から、ヒンドゥー神話(インド神話)に登場する神々を紹介してみよう。

ただし、たいして詳しくもないので、個人的に近しい神様に絞らせていただく

 

尚、相変わらず文字数制限に引っ掛かるので、二つに分けさせてもらう。

 

ヒンドゥー神話の神々

「ヒンドゥー神話」は古代インドの聖典『リグ・ヴェーダ』に描かれておりヒンドゥー教・バラモン教・仏教に関連した神々が登場する

またヒンドゥー神話には三柱の最高神が登場するが、造化三神とは少し異なっている。

 

●ブラフマー

創造神として登場する最高神の一柱。

グレイ神のこと。

仏教では梵天となる。

 

ヴィシュヌ

維持神として登場する最高神の一柱。

「ギリシャ神話」のアポロ。「記紀神話」ではアマテラス神。

仏教に帰依していないので天部名はないが、ある理由で大日如来となった

 

シヴァ

破壊神として登場する最高神の一柱。

「ギリシャ神話」のハデス。「記紀神話」ではスサノオ神。

仏教に帰依後、大黒天となる。

 

サラスヴァティー

水と豊穣の女神学問・芸術を司る

パールヴァティーと分離した、和魂(ニニギタマ)だけの存在

一般的に、仏教へ取り込まれる過程で弁才天に変化したとされる。

 

パールヴァティー

シヴァ神の妻とされる

サラスヴァティーと分離した、荒魂(アラミタマ)だけの存在

仏教に帰依後、サラスヴァティーと合体して弁才天となった。

現在でも弁才天は荒魂が強く、なかなか如来になるための悟りが得られない。

 

インドラ

神々の帝王とされる軍神・英雄神。

「ギリシャ神話」のポセイドン。「記紀神話」ではオオワダツミ神。

仏教に帰依後、帝釈天となる。薬師如来でもある。

 

私の師でもあるGenkurowさんのことで、大変お世話になった。

 

インドラの超戦士振りを脅威に感じた天津神たちは、対インドラ用に巨大な蛇神「ヴリトラ」を生み出した。

両者は何度か戦い、インドラはなんとか退けていたが、ある時、少しの油断から丸呑みにされてしまった。戦いを観戦していた国津神たちは慌ててヴリトラの腹を裂き、インドラを助け出した。

これは、タイマンへの干渉であると天津神側が抗議し、ペナルティが課せられることとなった。

ヴリトラは「木・金属・乾いた物湿った物のいずれによっても傷つかず、昼も夜も殺すことができない」という理(ことわり)が添加された。

そこでインドラは、聖人の骨から作った「ヴァジュラ」という武器を使い、昼でも夜でもない黄昏時(たそがれどき)、遂にヴリトラを倒したのである。

 

ヴァジュラ」を象った法具が、密教で用いる「独鈷杵(どっこしょ)」である。

因みに、「三鈷杵(さんこしょ)」は弓を象っている。

独鈷杵

三鈷杵

 

クベーラ

富と財宝の神とされる。サンスクリット語ではヴァイシュラヴァナ。

「ギリシャ神話」のアレス。「記紀神話」ではオオマガツヒ神。

仏教に帰依後、毘沙門・多聞天となる。

  

私の仏教の師の一人で、憧れの武神であるSaikoubowさんのこととてもお世話になった。

 

●クンビーラ

ガンジス川の守護神。

「記紀神話」では水分神(みくまりのかみ)。

仏教に帰依後、天となる。

宮比羅(くびら)神、金毘羅(こんぴら)神とも言う。

 

この時代はパールバティーが乗る巨大なワニで、のちに龍神となった。

ワニの姿で海を泳ぐ様は、ワニというより海竜である。とにかくデカい。

 

私の守護神の一人で、生まれた時から護ってもらっている。

 

●ヤマラージャ

私の周辺ではでは「ヤマさん」と呼ばれている。

日本では閻魔大王として知られる、冥界の裁判官。

最初に死んだ人間であり、『旧約聖書』の「アダム」のことである。

地蔵菩薩でもある。

 

私の守護神の一人で、生まれた時から命を助け続けられている。

 

カーリー

戦いの女神。シヴァの妻の一人とされる。

「ギリシャ神話」のヘスティア。「記紀神話」では豊受姫。

仏教に帰依後、摩利支天となる。

 

シヴァ神を踏みつけて踊るカーリーの像や絵画をよく見かける。

 

あるとき、アスラ神族と戦ったカーリーは、首領の首を討ち取った。

凱旋後、カーリーが大地を踏み鳴らして喜びの舞を踊り出すと、地震が起こって人間たちに被害が出た。

シヴァ神はすかさずカーリーの足下に身を滑り込ませ、大地が揺れるのを防いだという。

 

●ダーキニー

カーリーの眷属魔術を操る女神とされる。

日本では荼枳尼天(だきにてん)として多くの稲荷神社を護っている。

稲荷四天王である豊受姫(カーリー)直属の部下なのは、昔から変わらない。