※※※ このプログの内容は狂人の妄想です。くれぐれも本気にしないように。
登場する人物・団体・神様は想像の産物であり、現実の類似物とは無関係です。
自分が神仏だとか、神仏の遣いだとかリアルに思っている人は「自己愛性人格障害」の可能性があります。専門医を受診しましょう。非常識な行動で社会秩序を乱さないようにしましょう。 ※※※
弁才天「女の方が男より優れてるからね!」
弁才天の口癖である。
実際、人間界で暮らしている女神たちの才能と活躍は卓越しており、その実績を目の当たりにしてきた私には反論の余地がない。
そもそも、神々の世界は超女性優位社会であり、超女性活躍社会なのだ。
神々の主グループが「天津神」と「国津神」であることは前回述べた。
少数精鋭の天津神は男神(おがみ)が多いが、多数派の国津神には女神が多い。結果、神々は全体的に女神が過半数を占める。
神社の祭神も同様である。
夫婦で祀られている祭神は多いが、女神だけが祀られていることも少なくない。「宗像三女神」などがそうであるし、稲荷神社の祭神などはほとんどが女神である。
この男女比率のため、天津神の男神であっても、奥さんは国津神女神、あるいは国津神出身の女神というケースが多く見られる。
国津神の女神は総じて戦闘力が高く、押しなべて気が強い。このためか、私が知る限り、神々の夫婦は例外なくカカア天下である。
Genkurowさんによると、国津神の王であるスサノヲさんでさえ、昔から妻である弁才天の尻に敷かれていたらしい。
スサノヲさんは2012年6月に金星が太陽面を通過したとき、離乳食を始めたばかりの赤ん坊の身体に宿った。突然神仏の理(ことわり)を語り始めた不思議な赤ん坊は、山奥の古刹で一人のお坊さんによって育てられることとなった。
2歳を過ぎても1歳児にしか見えない赤ん坊は、3歳を過ぎた頃に急成長し、190cmを超える筋肉隆々の若者の姿になった。
見た目は超迫力があり、私は目を直視できそうにない。
この頃になって、ようやく弁才天とテレパシーで会話できるようになった。
弁才天「カラミティが来るのが憂鬱(ゆううつ)なんだよね。何かウネウネした巨大な虫みたいな敵もいるじゃない?アタシ、虫は苦手だからさあ。」
スサノヲ「何を言うかっ!軍神たる汝(なれ)がそんな弱気でどうする!我が妻としての気概を見せよっ!」
弁才天「はあん?」
スサノヲさんの言葉にカチンときた弁才天。
弁才天「アンタっ、何エラそうな口きいてんの?たかだか3歳児にわかったようなことを言われたくはないねっ!」
スサノヲ「 え?いや、それはそうだけど・・・」
弁才天「大人に生意気な口をたたくんじゃないよっ!」
スサノヲ「はい。ごめんなさい・・・(T_T)」
「智」と「武」を誇るオオヤマツミさんにしても同様である。
弁才天は人間の肉体を持つ故、思い出せない記憶も少なくない。かつてはGenkurow(オオワダツミ)さんが弁才天の知恵袋であったが、四天王が交代してからはオオヤマツミさんがそれを務めている。が、超クールなオオヤマツミさんは時々回答をくれないことがあるという。
弁才天「〇〇について教えてほしいんだけど?」
オオヤマツミ「今はそのことについて答えることはできません。いつか時期が来たらお教えしましょう。」
そういうとき、弁才天はカヤノ姫に連絡をする。
カヤノ姫は人間としては独身芸能人だが、女神としてはオオヤマツミさんの奥さんである。
弁才天「…って感じで、オオヤマツミが教えてくんないんだよ。」
カヤノ姫「ふーん、そうなんだ。うん、わかった。」
すると、ほどなくオオヤマツミさんがやってきて言うそうだ。
オオヤマツミ「姫様、先日のご質問に関してお答えします(-"-;A」
弁才天とカヤノ姫は可笑しそうに語る。
弁才天「男神って奥さんに弱いよねぇ。」
カヤノ姫「ホント、男相手だと超強気なのにねぇ。」
天津神と国津神が講和を結んだ直後、弁才天が鹿児島の稲荷神社を訪れると、ニニギさんが挨拶に訪れた。
そのとき、妻である木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)のことを語ったという。
ニニギさんが天孫降臨してきたとき、オオヤマツミさんは宗像三女神である葛ノ葉姫(タギリ姫)に対処を相談した。
葛ノ葉姫は、「では、私の分身を妻として与えてください」と、身を二つに分けた。オオヤマツミさんは分かれ出た女神を自分の娘としてニニギさんに嫁がせた。
これが木花咲耶姫である。
若い二神はその夜の内に契りを結んだ。やかで、木花咲耶姫は懐妊したことをニニギさんに告げた。
木花咲耶姫「ニニギ様、ワタクシ、アナタ様の子を授かりました。産んでもよろしいでしょうか?(〃∇〃)」
ニニギ「え、一度の契りで身籠ったというのですか?本当に私の子なんですか?」
途端に、木花咲耶姫の恥ずかし気だった表情が強張った。
木花咲耶姫「はあん?アンタ、アタシがその辺の国津神と浮気したとでも言いたいわけ?」
ニニギ「いえいえいえ、そんなこと考えてません。ちょっとビックリしただけです!(-"-;A ...アセアセ 」
木花咲耶姫「いいよ、わかった!だったら産屋に火を掛けて、炎の中で出産してみせるよっ!天津神と国津神の血を引いた子なら、炎の中でも無事に生まれてくるだろうからねっ!」
ニニギ「いやいやいや、そんな危ないことは止めてください!そんなつもりはなかったんです。疑ってなんていませんから!」
木花咲耶姫「うるさいよっ!やると言ったらやるんだよっ!アンタは黙って見ていなさいっ!」
ニニギ「ヒーッ(TДT)」
木花咲耶姫は燃え盛る炎の中で、無事に三つ子を出産した。
ニニギさんは未だに木花咲耶姫に頭が上がらないらしいが、夫婦仲はきわめて良好な様子である。
こんな感じなので、神々の世界では戦闘を含め、多くの場面で女神がリードを取ることが多い。これに対し、男神が不平を述べることなどない。
神々の世界は絶対的女性優位社会であり、先進的女性活躍社会である。この点では人間の社会と大きく異なっている。
フェミニストであった女流作家・平塚らいてうは、「元始、女性は太陽であった」と言った。らいてうの才覚の是非は別にしても、古代において女性の地位が高かったのは事実である。が、いつの頃から、人間の社会的では世界的に男尊女卑が目立つようになってきた。
弁才天「なんで人間の男は威張ってんの?」
私「うーん、女性が社会進出すると、男は太刀打ちできなくなることがわかってるからじゃないかな?脆弱な男としては、予防策として女を家庭内に閉じ込めることにしたとか・・・」
弁才天「ああ、そう言えば、前にSaikoubowが同じことを言ってたな。」
私「そうすか。正解なんだ(^_^;」
まあ、家庭内においても、奥さんの言うことに従っていた方が概ね上手くいくことは、多くの夫が周知しているだろう。
人間は所詮神々の廉価版的生き物。神々のやり方を模倣していれば、何事も吉というものである。
さて、こうした女性上位の神々社会を前提とし、次回は一つの質問に答えてみたい。
ある女性からいただいた、「生理中でも神社を参拝してもいいんですか?」という質問である。