先日、日本語書き取りに挑んだ、アイスダンス、カー姉弟articleは、実質、シニード・カー姉さんの独壇場で、弟・ジョンくんのコメントがありませんでした。
ジョンのコメント、なんでないのかなあーと思ってたんですけど、じつは、同じicenetwork内に、一部、ジョンくんのコメントが出ている記事があったんですね。見逃してた。
元記事はこちら→ http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20080718&content_id=49444&vkey=ice_news
サラ&ドリューのインサイドエッジ、という、icenetworkの連載コラム? というのかな、そういう記事の中にある文章です。この、サラ&ドリューというのは、サラというのは、Sarah S. Brannenさん、ライター兼イラストレーターで、ドリューというのはDrew Meekins選手、現役のアメリカのペアスケーターです。このふたりで組んで、いつもアメリカスケート界の内部情報満載の楽しいコラムを書いてくれています。
現役選手でicenetworkで連載しているのってドリューさんだけじゃないかなあ。文章がとても上手で、面白いので、抜擢されたのだと思います。文章が面白いだけでなくて、Drew Meekins選手は、前パートナーと2006年ペア競技世界ジュニアチャンピオンになった実力者です。今期、新パートナーが見つかったようなので、いきなり全米選手権とかで上位に飛び込んでくる可能性もアリですよ。注目です。
インタビュー部分だけ、抜粋して、日本語書き取りに挑戦してみます。
いつもの言い訳ですが、灰原は英語ができません。間違いがありうると思いますし、わからないと飛ばしていることもありますので、ぜひ、原文もご覧いただけるとうれしいです。
それでは、本文にお進みください。



【icenetwork.com:サラ&ドリュー ジョン・カー選手と語る】


わたしたちは最近、ジョン・カー選手と話す機会がありました。わたしたちは彼にとてもたくさんの失礼な質問をしました。にもかかわらすが、彼は、美しい虹のような答えをかえしてくれました。
ジョンと、姉にしてダンスパートナーのシニードは、彼らの両親と、兄弟のデイビッドを訪ねるために、最近スコットランドの実家に帰省しました。「会えるときに家族に会っておくのは大切なことです。私たちは、ほんとに仲のいい家族なので」。
帰省中、彼らは、テニス観戦のためにウィンブルドンに出向きました。あこがれのウィンブルドン、毎日テレビ観戦していたわたしたちは、嫉妬で若草色です。彼らは、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ヴィーナス・ウィリアムズ、そして、マリア・シャラポワの試合を見ました。ジョンは、それら試合は素晴らしかったといいます。



――向こうの天気はどうでしたか?


ジョン選手「天気はまあまあでしたよ。世界が温暖化傾向にあるっていうのは、よく言われることだけど、まだスコットランドには到達してませんでした」


――なるほど。スコットランドでは、The Dance of the Seven Army Blankets(灰原注:直訳すると、7つの軍団の毛布、とかですかね)と呼ばれる、セクシーなダンスが踊られていると聞きました。あなたがたのフリー演技のために、そのダンスが参考になるのではないでしょうか?


ジョン選手「私たちは、とくにスコットランドでセクシーなダンスが踊られているとは思っていません。いまの提案は、フリーダンスのために最高のアイデアってわけじゃないでしょうけど、もっとずっと見当違いの提案も受けたことがありますよ」


――いったいどう見当違いなのか、そのアイデアも聞いてみたくはありますが、プログラムの話に戻りましょう。わたしたちは、昨季のあなたがたのオリジナルダンスが好きでした。キルトをはこうと、最初から決めていたのですか。


ジョン選手「オリジナルダンス作りにかかろうとしたとき、最初に私たちがしなきゃいけなかったことは、ルール的にキルト着用がOKかどうかの確認でした。もし私がキルトをはかなかったら、みんながっかりするでしょうからね」


――ジョンは、キルトの下に黒いショートパンツをはきました。伝統的には、キルトの下に、男性はなにもつけないのですが。黒いショートパンツについて、故郷の人々は不満を言いませんでしたか?


ジョン選手「誰もが、絶対にその件についての一言を忘れませんでした。『ヘイ、ジョン、本物のスコットランド男』なんてね」


――あなたは、世界選手権でのオリジナルダンスほどの演技を、いままでほかにしたことがありますか?


ジョン選手「いいえ。たしかに、あのときの演技が、わたしたちの最高でした。イエテボリであんな成績をおさめられるとは、夢にも思いませんでした。ひとつひとつの瞬間に価値がありました」


――わたしたちは、あなたがたのSF的なフリーダンスも好きでした。あなたが演じた宇宙人の名前は、なんていうんですか?


ジョン選手「うーん、私もよく知らないんですよ(爆笑)。ジグだったかな、ザグだったかな、それとも、故郷の星がゾーグだったかな」


――あの衣装と、髪を銀色にカラーリングするのは、あなたがたのアイデアですか?


ジョン選手「大半の人は、あの衣装がカッコいいと思ってくれたと思います。でも、私たちは、あの髪のせいで、ワールドでの得点をやや落としました。そして私は、髪を茶色に戻しました」


――シニード選手のメイクも工夫されていたんでしょう?


ジョン選手「ええ。もともとしていたメイクの上に、イギリス国内選手権のあと、もっと神秘的に見えるよう、アイメイクに改良を加えました。しかし残念なことに、審判たちには、ちょっとやりすぎだと思われたようです」


――運がいいことに、来期はエリック・ボンパールへのアサインですね。パリにお気に入りのスポットはありますか?


ジョン選手「私にとっては、なんと今回が人生初のパリ旅行です。かなり興奮しています。誰かお勧めスポットがあれば、教えて欲しいです」


――試合前に、特別な縁起かつぎはありますか?


ジョン選手「ええ。いつも、私は、試合前にライバルの靴紐を絡ませたい衝動にかられます。でもそれは、さすがに不正行為です。私は、最初に右側のブーツからはくことにしています。それから、試合のときには、いつも同じ場所に座らないといけません」


ジョン選手は、この夏の休暇はすでに終わり、残りの夏はトレーニングがすべてだと語りました。彼と姉のシニード選手は、オリジナルダンスやフリーダンスの音にあわせて練習をしています。オリジナルダンスはBig Bad Voodoo Daddyの「The Boogie Bumper」と「Minnie the Moocher」、フリーダンスは、イギリスのロックバンドミューズの「Ruled by Secrecy」です。




はい、ここまでです。お疲れさまでした。
昨年、スコティッシュなオリジナルダンスで名を挙げたカー姉弟。踊りと同時に、彼らの衣装にも話題が集まりました。さすがサラ&ドリュー、エッジの効いた質問の数々で、読んでて冷や冷やしましたが(ははは…)、ジョンくんは真面目に答えてくれています。ほんとにいい人だ。それに、だいぶお茶目さんですね(ははは)。
人生初のパリ旅行、というところに、ちょっとびっくりしました。スコットランド生まれの姉弟、パリはほんのお隣だと思うのですが、いままでエリックにエントリーされたこともなかったのですね。
来期のオリジナルダンスでは、スウィングダンスに挑戦するらしいカー姉弟。楽しい演技に期待したいです。頑張って!



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なぜだろう。
なぜかいまさら、ランビエール選手のコーチ変更の記事が、時事通信に出ていましたね。



☆時事ドットコム:バンクーバー五輪目指し心機一転=復活期すランビエル-フィギュアスケート
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2008072300078


コーチを移って、もう1ヶ月以上たつのに、いまの時期になぜ!? もしかして新しい情報でも、と思って、よくよく記事を読んでみたんですが、とくだん新しい情報は見当たりませんでした(ははは)。
icenetworkの記事によると、ニュージャージーでの練習生活は快調のようですね。SPとFSの演目も、公式HPに発表されています。ガーシュイン「サマータイム」とピアソラ「Otono Porteno」。
昨年のSP、「カルネ・クーダ」は、素晴らしい作品だと灰原は思ったんですが、得点的にはいまひとつ出なかったように思います。同じタンゴのリズムで来期のフリー、ということは、リベンジなのかなあ、とちょっと思ったりして。
「サマータイム」も美しい曲。すごく歌詞が切なくて、灰原は大好きなんですよ。底辺の暮らしをしているお母さんが、泣きつづける赤ちゃんを抱きながら「おまえのお父さんはお金持ちで、お母さんは美人、だから泣かないで」「いつか大きくなって旅立つ日まで、お父さんとお母さんが守ってあげる、だからなんにも心配しないで」って歌うという。子守唄というか、祈りの歌ですね。
競技では当然歌詞は使われないんですけど、この曲を、どういうふうにランビエール選手が表現するのか、とても楽しみです。


icenetwork.comに、先日のフレンズ・オン・アイスのスケーターのみなさんの、バックステージショットが掲載されていますね。
こちら→ http://web.icenetwork.com/gen/photogallery/year_2008/month_07/day_10/cf49256.html
ベン・アゴスト選手と、ジョン・ボルドウィン選手のデュエット姿になぜか爆笑。ふたりとも真剣なまなざしで歌詞を(たぶん)追っています! アゴスト氏は背が高いですね。
なぜか、千葉ロッテのボビー・バレンタイン監督も多数ショットには出演。ベルアゴにはさまれてご機嫌ショットなどほほえましいです。
さらなる爆笑ショットは、タニス・ベルビン選手が浜ちゃん人形を抱いてテレビ取材にこたえているところ。キャプションがおかしい! そして、それを見つめるアゴスト氏の表情も面白すぎる。ジャンクスポーツの美女アスリート特集にタニスがピックアップされたのかな? と思いますが(ハーイハマチャンって言ったのかなあ)、ぜひぜひアゴスト氏の変顔も番組で使ってほしいです。
マラカスを握る荒川静香さんと井上玲奈選手、高橋大輔選手と小塚崇彦選手がマイクを握っているショットもあります。
くつろいだ選手たちの表情が魅力的なので、ぜひご覧くださいね。




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本日は、昨日の記事の続き。カロリーナ・コストネル選手インタビュー、後編です。
原文はこちら→ http://www.figureskating-online.com/pageID_6277629.html
さくっといつもの言い訳いっちゃいますね。
灰原は英語ができません。これからお目にかけるものは、機械翻訳を日本語らしく整えただけのもので、間違いは大いにありえますし、わからないところは飛ばしていたりもします。よろしければ、原文もご覧くださいね。
それでは、本文にお進みください。



【カロリーナ・コストネル選手 於オーバースドルフ 2008年7月 後編】


インタビュアー:
今年の新しいプログラムについてお聞きしていいですか?


コストネル選手:
SP、FSとも、新しい競技用プログラムをのために曲を選びました。
要素的にはいままでと変わりませんが、今年はコンビネーションジャンプを後半に入れてみたいと思っています。今年からスパイラルのカウントとかが変わるので。
滑ってみて、その試みが上手くいきそうか、見てみなければなりません。つねにクリーンな演技ができることが大切だと思います。
振付にも熱心に取り組みました。今年の振付は、バレエから、たくさんのディテールをもらってきたんですよ。
わたしたちチームは、完全な演技を目指して、いま頑張っています。努力が、わたしの長所のひとつだと思っています。じっさいの競技になったら、わたしは、必要に応じて、ミスをリカバリーすることができるでしょう。表現力についても、いい評価をいただけるかなと思います。表現をもっと広げていければ、わたしの強みにもなるはずです。
世界のトップにいる、6~8人のスケーターたちは、みんなとっても強くて、独特のスタイルを持っているなって、わたしは個人的に思っています。独特のスタイルって、どんな選手にも必要なものです。だから、なんとかして見つけなければいけない。
わたしはバレエのコーチといっしょに、氷の上で、いま、それに取り組んでいます。


インタビュアー:
あなたが選んだ音楽を教えていただけますか?


コストネル選手:
ショートプログラムはタンゴ。フリースケーティングのために、白鳥の湖を選びました。



インタビュアー:
あなたが音楽を選んだのですか?


コストネル選手:
ほんとは、去年、タンゴで滑りたかったんです。でも、わたしはまだ、それほ滑りこなす準備ができてないと思いました。白鳥の湖もそうで、ずっと使いたかったんです。でも、いままでわたしたちは結局いつも、わたしに合っていて、よくできていて、その時点で一番好ましい音楽をいままで、見つけてきました。
そして、ようやく今年、時がきました。
わたしは、タンゴと白鳥に取り組む準備ができていると感じました。3年間バレエのトレーニングを積んだいま、白鳥の動きは、以前より簡単にできるようになっているはずだと思ったんです。
白鳥の湖という曲は、音楽と一体化しなければ踊れません。そして少しの音も、振付も、取りこぼしてはいけません。わたしたちはプログラムについて考え抜きました。わたしの演技から、物語を感じていただけたら、嬉しいと思います。


インタビュアー:
グランプリシリーズ以前に、試合に出られる予定はありますか?


コストネル選手:
ネーベルホルンと、カール・シェーファーに出場します。

インタビュアー:
来季の目標を教えてください。


コストネル選手:
来季はいよいよプレオリンピックシーズンです。時間が過ぎるのってほんとに速いなって思います。
わたしは、正しい道のりに乗っていたいなと思っています。
調子は毎日変わるものだから、全部の試合に勝ちたいとは思いません。たしかに試合には大きなプレッシャーがあります。でも、競争も楽しみたいと思います。いい演技をするにも、怪我をしないためにも、楽しむことが一番大切だと思うんです。
もし、表彰台にのれたら、それはもう幸せ。素晴らしいです。でも、オリンピックに向かって、試合のひとつひとつは明らかに重要で、簡単ではなくなってきています。


インタビュアー:
いいシーズンを祈ります。インタビューにお答えいただいて、ありがとうございました。



はい、ここでおしまいです。おつかれさまでした。
カロリーナ・コストネル選手の来期のプログラムは「タンゴ」と、なんと「白鳥の湖」だそうですよ! おおお、やる気ですね!
なんというか、ど真ん中を投げてきたな! という感じです。
「白鳥の湖」というと、昨季は高橋大輔選手のヒップホップバージョンが話題をさらったり、トリノシーズンではジョニー・ウィアー選手がすばらしい演技を見せていたりと、なぜか、最近フィギュアスケートでは男子シングルのイメージが強いのですが(ははは)、やっぱり、女子が滑るのが王道という感じ。カロちゃんは、難しいバレエ表現にも果敢にチャレンジ、ストレート真っ向勝負でストライク勝負にくる模様。楽しみです!
「タンゴ」のほうも、カロちゃんのリズム感があれば、魅力的になるだろうと思うので、これも楽しみではあるのですが……やはり「白鳥」。あの、王道中の王道のバレエ曲を、名匠ローリー・ニコル女史がどうアレンジするのか、それをカロちゃんがどう踊りこなすのか、考え出すと楽しみはつきません。
まあ、カロちゃんだけに、転びまくって「瀕死の…」なんてことになんないといいなとかちょっと思わなくはないんですが(曲違うけど)……なんか最近のカロちゃんならイケる気がする。完全な演技とか、気負いすぎないでいいので(ははは)、カロちゃんらしい表現を見せて欲しいなと思います。
楽しみながら、喜びながら、カロリーナ・コストネル選手、頑張って!





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冷房というのは、思いのほか乾燥するものですよね……。
のどの調子が悪いので、ひとり用の、簡易加湿器なるものを購入しました。
ぶあつい不織布が蛇腹になってるものに、水受けがついている、というものです。水受けにお水を入れると、不織布に水が浸透し揮発、湿度が補えるというしかけ。
いまの季節、単純に水を入れておいて腐っても嫌なので、水受けにエッセンシャルオイルを入れてみました。ラベンダー。いい香りがして、いい感じです。
ティートゥリーも足してみたら、もっと風邪に効くかな。



さて、例によってネットをふらふらしていたところ、イタリアのカロリーナ・コストネル選手のインタビューが発表されているのを見つけました。
原文はこちら→ http://www.figureskating-online.com/pageID_6277629.html
本日は、こちらを日本語に書き取りしてみます。長いので、2度にわけますね。
いつもの言い訳ですが、灰原は英語ができません。これからお目にかけるものは、機械翻訳を日本語らしく整えただけのもので、間違いは大いにありえますし、わからないところは飛ばしていたりもします。よろしければ、原文もご覧くださいね。
それでは、本文にお進みください。


【カロリーナ・コストネル選手 於オーバースドルフ 2008年7月 前編】



インタビュアー:
ヨーロッパ選手権で金メダル、世界選手権で銀メダルを獲得された昨シーズン、感想をお聞かせください。


コストネル選手:
結果には、とっても、とっても満足しています。
フリーでは、ヨーロッパ選手権でも世界選手権でもミスが出てしまいました。
練習ではちゃんと出来ているんですけど、本番ではうまくできなかった。
ただ、試合での失敗をうまく受け止めることができるようになったという点で、わたしは成長していると思います。将来的に、もっといい演技ができるようになる自信もついてきました。


インタビュアー:
世界選手権のあと、なにをなさっていましたか。


コストネル選手:
ずっと勉強です。大学での最初の試験にパスしたんですよ。
それからスケート、つぎのシーズンのために、まずは持久力のトレーニングを始めました。あと、ちょっとだけアイスショーにでました。イタリアの、トッレペッリチェのと、ここ、オーバースドルフ・アイスドームのガラ公演。ほかのショーには出ていません。


インタビュアー:
トリノの大学では、美術史を勉強なさっていますね?


コストネル選手:
ええ。


インタビュアー:
勉強は、どんなふうにあなたに役立ちますか? あと、どうしてその分野を学ぼうと思われたのですか?


コストネル選手:
大学から得るものは大きいです。スポーツと関係ない一般の友だちに会えるのも嬉しいし。彼らはわたしに、アスリートのものとはぜんぜん違う生活を見せてくれるんです。わたしの人生と、スポーツにとっても、素晴らしい変化です。
教授の先生方は、みなさんとても尊敬できる方々です。本当に! いままで大学では、いい経験しかしていません。
ただ、フィギュアスケートの練習と勉強を両立させようとすると、とても疲れます。
わたしは世界選手権のあと、短い休暇をとりました。休暇のあいだ猛勉強して、テストを受けたのは2日まえです。それでもう、9月までは、なんにもテストはありません。


インタビュアー:
勉強と訓練と、うまく両立できそうですか?


コストネル選手:
ええ。インターネットで、大学の勉強が、ずいぶんフォローできますから。
講義に出席できないときでも、わたしには4人の大切な友だちがいて、すごく助けてくれるんです。


インタビュアー:
来シーズンの準備についてお訊ねします。
アイスドームの合宿は、うまくいっていますか?


コストネル選手:
練習はとてもうまくいっています。目標によっては、結果を出すのに心身に苦労がともなうものもありますが、練習ってそういうものだって知っていますから。
わたしたちの合言葉は「冬のスポーツは夏作られる」です。
夏の体作りは、それはもう、ハードなものです。それに比べたら、試合なんて(笑)、なんでもないですよ。遊びのようなものです。
やらなきゃいけないことはたくさんあります。バレエのレッスンと、理学療法的なストレッチのトレーニングを、ときには1日7~8時間かけてやります。それらのトレーニングに重要な意味があることがわたしにはわかってるし、いずれいい結果に結びつくと思います。
アイスドームのリンクメイトたちはとてもいい仲間たちで、お互いにとても助け合っています。みんな、別々の国の出身なんだけど、誰も、たったひとりで歯を食いしばって頑張る必要がないんです。楽しくやってるって、わたしたち、笑って言うことができます。
先日のガラ公演も、楽しくできました。


インタビュアー:
見せていただいたわたしたちも楽しかったです!


コストネル選手:
いつでも楽しいといいなと思います。それって重要なこと。楽しんでいるとき、訓練はとっても簡単で楽チンですから。



はい、今日はここまでです。お疲れさまでした。
このインタビューは、カロリーナ・コストネル選手の練習の本拠地、オーバースドルフのアイスドームで取られています。そのせいか、リラックスして、とってもたくさんお話してくれていますね。
ディープエッジの素晴らしいスパイラル、非常に難しいリズムも取りこぼしなくステップを踏んでレベル4をたたき出す抜群のリズム感とフットワーク、ポジションの優雅なスピン、リバーススピンもできるし、そしてとどめはの3+3+2のジャンプ! と、これだけの必殺技を併せ持ちながら、試合では、なぜかどこかでミスをする(ははは…)。当たらなきゃ三振、当たれば場外ホームランというか、そんなかんじで、未完の大器といわれ続けたカロリーナ・コストネル選手ですが、昨季は、良くないときでもなんとか手堅くまとめる、というふうに、ひとつのミスで大崩れすることがなくなってきました。
本人も、ミスのフォローができるようになったことで、自信が生まれてきたもよう。「もっとうまく出来るようになる自信ができてきた」と、積極的なコメントです。
まだ、昨シーズンは、SP、FS、そろえてノーミスというのは、なかなかできていないのですが、彼女に宿ったこの小さな自信が、これからミスを減らしてくれるかもしれないなあ……と、ちょっと思ったりもしました。大学生活が楽しいことも、メンタルの安定の下支えになったのかもしれませんね。
インタビューの後半は、明日にはアップできると思います。後半では、来季に向けての具体的な豊富などが語られています。気になる新プログラム情報なども。お楽しみに!




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毎度おなじみFSUに、エミリー・ヒューズ選手の近況がちらっと紹介されていました。
ハーバード大学に進学して以来、通常はボストンスケートクラブで練習しているエミリーですが、大学が休みに入って、いまはニューヨークの実家に戻っているみたいですね。昨シーズンまで練習していたグレートネックFSCの開設50周年記念アイスショーに出演したそうです。演目はヒップホップだったそう。
ニュース元の記事はこちらです→ http://www.antonnews.com/manhassetpress/2008/07/11/sports/
エミリーのヒップホップ!
どんなプログラムだったんでしょうね? 明るい、楽しい演技だったのは、間違いない気がします。出場が予定されている、GPSエリック・ボンパール杯で、エミリーの元気な演技に再会できるのが、いまから楽しみです。



さて、本日は、フィギュアスケート男子シングル・スウェーデン代表、注目度急上昇のアドリアン・シュルタイス選手のインタビュー、後半です。
原文はこちら→ http://www.absoluteskating.com/articles/2008schultheiss.htm
いつもの言い訳です。灰原は英語が出来ません。これからお目にかける文章は、機械翻訳を日本語らしく整えただけのもので、間違いはあると思いますし、わからないところは飛ばしていたりしてもいます。よろしければ、原文もご覧くださいね。
それでは、本文にお進みください。


【Absolute Skating:アドリアンは疑わない 後編】


シュルタイス選手にとって予想外のことが、4月に起こりました。それは、日本で開催されるエキシビジョン大会「ジャパンオープン」に、ヨーロッパ代表として出場しないかという誘いでした。
「誘いをうけたのはイベントの1週間前でした。だけど、その誘いは素晴らしいものだと感じました。僕はまったくためらわずに出場を決めました。イベントに出たい、と、心から思ったんです」
チームヨーロッパは、ステファン・ランビエール選手、サラ・マイヤー選手、キーラ・コルピ選手、そして、アドリアン・シュルタイス選手で構成されました。彼らは、第2位(チームジャパンには敗北、チームアメリカには勝利)という成績をおさめました。
「だけど、男子シングルの演技が終わった時点では、僕らは首位だったんですよ」
と、アドリアン。うれしそうな笑顔で言います。
たとえ短い旅行だったとしても、ジャパンオープンは、とてもよい経験になりました。
「日本にいったのは初めてです。しかも、3日しか現地にはいられませんでした。日本に到着したその日は、練習用リンクにまず行って、そこからホテルに直帰。翌日には、いきなり試合です。それから、カーニバル・オン・アイスへの出演がありました」
とにかくハードなスケジュールで、周りを見回す余裕もなかったといいます。日本滞在最終日に、選手たちはようやくスケジュールから解放されました。
「ちょこっとだけあっちこっちの店を覗ける時間がありましたが、電子機器ばっかり売ってる地域に行っただけで終わりました。たくさんのカメラとノイズ……ちょっとひどすぎましたね。そこでは僕はなにも買いませんでした。でも、そのあと、僕ら、ほんものの和食を食べたんです。海老と寿司です。そいつは文句なし最高でしたよ!」
日本で滞在時間わずか3日だなんて、時差ぼけ克服にすら充分ではないですよ!
「いや、僕は大丈夫でしたよ。また日本に行きたいです」
再来日の機会は、彼が思っていたより早くやってくることになりました。2008年グランプリシリーズ、NHK杯にアサインされたためです。
Go, Adrian!
シニアグランプリシリーズに出場することを、彼は楽しみにしてきました。彼は昨シーズン、ジュニアシリーズで地歩を固めてきましたが、次のシーズンから、ジュニアシリーズは過去のものです。そして、彼にはシニアで競う準備ができています。
アドリアン・シュルタイス選手は、彼自身が成し遂げられうる成果について、そして、彼自身の個性について、自信を持っています。彼は、いつか世界選手権で、メダルを手中にすると知っています。そして、オリンピックに挑んでさえ、彼には疑念がありません。しかし彼と話しているとき、彼を生意気だと感じることはありません。彼が努力と忍耐を積み重ねてきていることがわかるからです。
これは予言です。彼は、トップに立つでしょう。



はい、ここまでです。お疲れさまでした。
ジャパンオープンに参加したシュルタイス選手。来日の翌日がいきなり試合、というハードスケジュールは、彼だけのものだったんですかね? まさか、ほかの選手も全員そうだったんでしょうか。シュルタイス選手は緊急出場だったから、彼だけかなーと思わなくもないのですが……。
来日翌日だったと考えると、ジャパンオープンでの演技、充分以上のものを見せてくれたものだなあと思います。
灰原は、シュルタイス選手の演技は、数えるほどしか見たことはないのですが、あの独特のタイム感が、とても好きですね。ジャンプにしても、ムーブインザフィールドにしても、なんというか、非常にゆったりして見えるんですよね。とくに、ジャンプ。勢いをつけているように見えないのに、滞空時間がとても長く、回転が遅い! 
あの独特な雰囲気そのままで、4回転が入ったらどうなるのか、とても楽しみです。
ところで、昨日アップした部分に、この夏、シュルタイス選手が、スポットでミカエル・フースコーチの指導を受けた、という記述がありました。ほんの2~3日のことではあったようですが…。
ドイツ・オーバースドルフを本拠として、現在はカロリーナ・コストネル選手、トマシュ・ベルネル選手を指導するフースコーチは、もともとスウェーデンスケート連盟とはつながりがあるみたいで、いままで、クリストファー・ベルントソン選手もスポットで見ていたりしますよね。
以前ベルントソン選手のインタビューで、スウェーデンでは、通年でフィギュアスケートの練習ができる環境がない、という話を読んだことがあります。アイスリンクの数はあるそうなのですが、国民的に人気が高いアイスホッケーの練習でいっぱいになってしまい、とくに夏場は、フィギュアスケーターがリンクを抑えられなくなるというのですね。
ベルントソン選手自身も、夏場は、スイスやドイツで練習をしているもよう。フースコーチの指導をうけたということは、今後はシュルタイス選手も、夏場はオーバースドルフで本格的な練習したりする可能性があるのかなあ、などと、ちょっと思いました。
トマシュ・ベルネル選手を大化けさせたフースコーチの手腕で、シュルタイス選手もジャンプアップなるか?
NHK杯に来てくれるそうなので、とにかく、楽しみです。
頑張れ、アドリアン・シュルタイス選手!




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灰原の風邪に、お気遣いのメッセージをいただきました。

とてもうれしいです。ほんとうにありがとうございます!
今日は、駅前のスーパーで、乾燥ショウガが安売りしていたので、大量購入してきました。
風邪にはジンジャーティ。直りが早まるといいんだけど。


スウェーデンの新星、『Mr.&Mrs.スミス』の独創的な振付で注目度急上昇、ジャパンオープンにも出場してくれたアドリアン・シュルタイス選手のインタビュー記事を見つけました。本日は、こちらを、日本語に書き取ってみようと思います。長い記事なので、今日は、前編。
原文はこちら→ http://www.absoluteskating.com/articles/2008schultheiss.htm
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【Absolute Skating:アドリアンは疑わない 前編】


昨季は、多くのスウェーデン人スケーターたちにとって、大きな季節でした。アドリアン・シュルタイス選手にも例外ではありません。彼は、ジュニアグランプリシリーズで第4位と第6位に入賞し、ザグレブ・ゴールデンスピン杯、そして、スウェーデンナショナルで銀メダルを獲得しました。ヨーロッパ選手権6位入賞は、スウェーデン人の男子選手としては最高の成績ですが、しかし、いまだ、アドリアンは一般的に有名ではありません。しかし、本人は、いまの状況を楽しんでいます。
スウェーデンのマルムにおけるナショナルチームの合宿で、彼は、ミカエル・フースコーチの指導下のもと、2~3日トレーニングを受けています。
シュルタイス選手は、イエテボリワールドでの経験をこう語ります。
「いままでしたことがなかった経験ができて、すごく満足です。母国の応援のなかで演技するのは、素晴らしい経験でした。来てくれた方々がどんなに応援してくれたか、僕は一生忘れないと思います」
彼は、彼とクリストファー・ベルントソン選手が、来年のスウェーデン男子のために、3枠を得たことももちろん覚えています。アドリアンが来季を無事、故障なく過ごすならば、それは、ロサンゼルスワールドへのチケットを意味します。ロサンゼルスの気候はイエテボリよりはるかに暖かいはずです。そして、シュルタイス選手は、氷の上で過ごすのと同じくらい、凍りつく必要のない暖かい場所で過ごすことが好きなのです。
ワールドについての話に戻りましょう。わたしは、彼が、ジェフリー・バトル選手の優勝を予測していたか尋ねてみました。
「いいえ。僕は、高橋大輔選手が金メダルをとると思っていました。シーズン通じて、一貫して強く見えていたから。でも、競技では何でもおきるものですからね」
たしかにそうですね。そして、バトル選手は、何年ぶりか、クワドジャンプなしでワールドに優勝しました。
「でも、バトル選手の勝利は正しいものだったと思いますよ。彼は最高でした! クワドだけが、競技のすべてを決定してはいけないと思います。でも僕は、クワドにはもっと大きな価値がみとめられるべきだとも思います」
なぜなら、それは、クワドが難しいジャンプだからです。アドリアン自身、クワド習得をもとめ続けてきました。
「最近は、ちょっとクワドの練習は休んでるんですけどね。クワドにチャレンジしようとすると、足の古傷が痛み始めるんです。そうなると、全然跳ぶことができなくなってしまう。でも僕は、ワールドに出場してから、いくつか新しい習慣を獲得しました。うちでも、練習を第一に考えるようになりました。いま、僕は、新しい靴とエッジをならしているところです。あんまりうまくいっていないので、よくよく見てみないといけません。2年間ほど別の靴を愛用していて、これとはすごく相性が良かったんですが、新しい靴は岩石みたいに気難しいです。でもとにかく、いろんな計画は進行しています。僕は新しいFSにクワドを入れる予定です」
彼は音楽をすでに選んでおり、その曲は非常に現代的なものだといいます。
「すごい好きな曲ですよ。僕、高橋大輔選手の白鳥の湖はスーパーカッコいいと思ったなあ。僕自身は、昨季から、SPはイマイチなんだけど」



はい、今日はここまでです。お疲れさまでした。
昨季は、グランプリシリーズはジュニアで参戦。本格的シニアデビューはヨーロッパ選手権からだったシュルタイス選手ですが、いきなり好成績をたたき出し、名を売りましたね。
スウェーデンは、クリストファー・ベルントソン選手も、サービス精神旺盛な面白いプログラムを滑りますが、シュルタイス選手もかなりユニークな個性の持ち主です。柔軟性やボディバランスなど、並外れた部分があるので、これからの本格シニアデビューがとても楽しみですね。
記事後半では、シュルタイス選手、ジャパンオープン出場時のエピソードなども語ってくれてます。明日にはアップできるかな。お待ちくださいね。




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icenetworkに、ジェフリー・バトル選手のarticleが上がっていました。
タイトルは『Buttle preparing new programs in California』、原文はこちら→ http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20080716&content_id=49351&vkey=ice_news
例によって、機械翻訳をもとにした不正確な日本語書き取りをしてみたいと思います。
できるだけ頑張ってやってみますが、間違いもあると思いますし、わからないところは飛ばしてしまったりしますので、よろしければ原文もご覧ください。
それでは、本文にお進みください。



【icenetwork.com:バトル選手は、カリフォルニアで新プログラム準備中】


ジェフリー・バトル選手は、カリフォルニアでの練習中、1日数回、『ネイチャーウォーク』します。それは、楽しみのためではありません。
ラファエル・アルトゥニアンコーチのもとで練習しているあいだ、鬱蒼とした木々で覆われた練習設備には、携帯電話の電波が届かないようなので、電波を探して、彼は外を歩き回るのです。
「左に1歩動いてみますね」
電話取材のあいだ、妙な反響が彼の声を歪ませていると知って、バトル選手はこんなふうに言ったのでした。
トロントで、振付師のデヴィッド・ウィルソン氏と、2008/09期用新プログラムを作成したあと、およそ1週間前、バトル選手はカリフォルニアに到着しました。
彼の今年のSPは、坂本龍一氏の手になる、ピアノと弦楽のコンポジションです。『M.A.Y. In The Backyard』と名づけられたその曲のことを、バトル選手は「非常にアバンギャルドでありつつ、古典的なスタイルも感じます」とバトル選手は評します。
「ほんとうにすばらしい曲ですよ。デヴィッドもこの曲が好きだと言いました。この曲には少し、いたずらっぽいところがあり、それでいて、シャープさもあります。そこが、僕の個性にあっていると思います。この曲で、僕は、いままでやったことがないことにチャレンジしてみるつもりです」
FSは、イギリスの作曲家、ジェラルド・フィンチの作品で、とてもクラシックな、すがすがしい曲です。バトル選手は、どんな曲だかも知らずに、とりあえずi-podに音楽を落としたそうですが、その曲を聴いた瞬間、とても惹きつけられたのでした。曲は『田園詩』というタイトルです。
今週、バトル選手は、まずは韓国に飛びます。今週末に開催される、スーパースターズ・オン・アイス出演のためです。その後、日本に渡ります。浅田真央選手をメインにすえて4公演行われる、アイスショー出演のためです。バトル選手は、エフゲニー・プルシェンコ選手と、エヴァン・ライサチェック選手と、韓国でいっしょになるはずだと教えてくれました。また、サーシャ・コーエン選手が、両国のアイスショー双方に出演することも。
国から国への旅路は、グランプリシリーズでは中国杯で戦うバトル選手が、韓国・ソウルで行われるグランプリファイナルに出場するときの、よい予行演習となるでしょう。
中国杯は、スケートカナダのすぐあとの大会です。しかし、バトル選手は慌てません。アジアに旅立つとき、いままで一度も時差ぼけで苦しまなかった経験が、彼を落ち着かせているのです。
「どっちかというと、時間を戻すときのほうが、時差ぼけになりやすいかもしれませんね、僕の場合。ヨーロッパに行くときは、もうちょっと時差ぼけの影響が大きいです。なんでなのかはわかりません。国を移動して初日の夜は、さすがにあんまり寝られませんけど、そのあと、現地時間に体がなじむのが、僕はかなり早いほうだと思います」。
彼は、北京で開催された2004年中国杯で優勝の経験もあります。
バトル選手は、今年の夏のあいだは、プレシーズンマッチにまったく出場せず、プログラムをどんどん体になじませることを選んでいます。ただ、もし、いまからプレシーズンマッチに出場するのだったら、それは、8月半ばにトロント界隈で開催される、ソーンヒルの大会になることでしょう。
アジアから戻ったあと、彼は、オンタリオでの合宿に入る以前に、カリフォルニアで、もう2~3週間練習するつもりです。そして、8月7日に開催が予定されている、マリポサ・ガラに出演予定です。
「今年のマリポサ・ガラはすごいですよ。偉大なスケーターたちがたくさん出演します」
と、バトル選手は宣伝します。
バトル選手は、マリポサ出身者としては、3人目の世界チャンピオンです。最初のチャンピオンはブライアン・オーサー選手でした。そして、エルビス・ストイコ選手がそのあとに続きました。
「ありえないでしょ。国際舞台で活躍して、成果を出した人間が、そんなにこの場所にいたなんて。僕自身、伝統のバリークラブに入会できたこと、光栄だと思っています」
バトル選手は、この夏、4回転ジャンプのトレーニングに集中するとコメントしました。ジャンプの失敗による原点幅が大きくなるというISUのレギュレーション変更については、どうでもいいことだ、と彼は言います。
今年の夏、バトル選手のハイライトは、アイダホ州サンバレーで開かれた屋外アイスショーでしょう。先週末に開催された、この伝説的なショーについて、バトル選手はこんなふうに語りました。「ほんとに素敵で、カッコいいショーでした」。
バトル選手が、サンバレー以前、最後に屋外リンクで滑ったのは、昨年12月。バリーの屋外アイスリンクのオープンに招かれてのこと。そのとき、気温は、摂氏20度でした。



はい、ここでおしまいです。お疲れさまでした。
ジェフリー・バトル選手は、リー・バーケルコーチとともに、昨季まで浅田真央選手が師事していたラファエル・アルトゥニアンコーチの指導を受けていることで知られています。イエテボリワールドに、バトル選手にもアルトゥニアンコーチが帯同しなかったことから、今後も関係が続くのか? ちょっと灰原は気になっていたのですけども、今年もカリフォルニアで合宿に入り、アルトゥニアン氏のコーチは受け続けるもよう。
アルトゥニアンコーチもお元気なようで、まずは良かったです。
今年のSPは坂本龍一作品だとか。たしかに、バトル選手に似合いそう!
ぜんぜん関係ないけど、パトリック・チャン選手に「ラストエンペラー」とか滑って欲しいですね。中国系だし似合うと思う。
さて、昨季ワールドで優勝する以前から、クワドジャンプについて、インタビューのたびに聞かれてきたバトル選手ですが、今年のオフアイスシーズンもクワドの練習は続けるということのようですね。そして、できれば、試合でチャレンジしたい、ということだと思います。
今季から失敗に対するペナルティが大きくなることについて「どうでもいいこと」だ、と答えているというのが、いかにもバトル選手らしい清清しさだなと思いました。
世界選手権での優勝が、バトル選手の、より自由な選択を下支えする材料として機能しているのなら、とてもうれしいと思います。
ところで、カリフォルニアのアイスキャッスルの周囲は、とても自然が豊かなところだと聞いています。たしか、昨年、リンクの真裏に熊も出たんですよね(ははは)。
携帯の電波を探してお散歩はいいんですけど、ジェフ君、くれぐれも、熊には気をつけて!



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niftyの、フィギュアスケート特集に、アンジェラ・マクスウェル選手のインタビューが載っていますね。
コーチをロビン・ワグナーさんに移るかもしれないとかで。いま、ハッケンサックのアイスハウスで練習しているみたいですね。驚きました。
今年のニュージャージーには、なんですか。フィギュアスケート選手を引き寄せる謎の磁場が発生してたりするんですかね?
アメリカスケ連のバイオに「オレンジレンジが好き」と書いてあったりなど、日本のカルチャーに親しんでいることが以前から知られていたマクスウェル選手ですが、インタビュー記事によると、今年のFDはアニメ「犬夜叉」のサウンドトラックだそうで。
「犬夜叉」!!!!
昨季は「ファインディング・ニモ」でしたし、アニメが好きなのかもしれないなあ。
現在アメリカ女子シングルは大激戦、元世界女王キミー・マイズナー選手、ジュニア年齢ながら一気に全米女王に駆け上ったミライ・ナガス選手、最近ではミシェル・クワン選手の指導もうけて、スケーティングが見違えるほど上達したと噂のキャロライン・ジャン選手、そして3Lz+3Loなど高難度技を飛びこなす昨季世界ジュニア女王レイチェル・フラット選手などなど、誰がオリンピックに出てもメダル持ってきそうなすごい面子が揃っています。しかも有力選手が全員とても若いので、「バンクーバーのあとの、ソチ五輪狙いで」とか言っても厳しいんですよね。
とはいえ、女子では珍しいバックフリップも持ち技にしているマクスウェル選手。身体能力は底知れないものがあります。得意の3T+3Tに加え、今後、もっと得点の高いトリプルの組み合わせにチャレンジしていくでしょうし、ほかの同世代選手たちが、あたりまえのように振付師の先生の選んだ曲を滑っているのに関わらず「犬夜叉で」って意志を通すあたりに、自分から表現に向かっていくパワーも感じます。今季シニアデビューとのことですが、ほんとうに楽しみです。




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さて、本日は、昨日のカー姉弟の記事の日本語書き取りのつづき。後半です。
原文はこちら→ http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20080715&content_id=49348&vkey=ice_news
いつもの言い訳です。灰原は英語ができません。これからお目にかける文章は、機械翻訳を日本語らしくととのえただけのものに過ぎなくって、間違いは充分ありえますので、よろしければ、原文をお読みいただけるとうれしいです。
それでは、本文にお進みください。


【icenetwork.com:カー姉弟はよりディープなエッジを目指す 後半】


姉弟はプラトフ氏と、ごくごく近しい絆を作り上げ、実質的にコーチのただひと組の弟子として、集中した指導を受けることを楽しんでいます。
「どうやって演じるかについて、わたしたちは理解しあっています」と、姉のシニード選手。「ごくごく小さいニュアンスでさえね。わたしたちはプラトフ先生と、大きな、とても大きな関係を得ることができました」
昨シーズン、カー姉弟は、メジャーなトップチームへと駆け上がりました。ヨーロッパ選手権で6位、世界選手権で8位に入賞。世界選手権のあと、彼らは2週間の休暇をとり、それから、ハードな訓練のためにニュージャージーに戻ってきました。
プラトフ氏が、家族にもとに戻るためにウクライナに赴いた6月、姉弟もまたスコットランドに帰省しました。家族とともに休暇をとり、そして、エジンバラで彼らだけで練習を続けました。
彼らはすでに、2008/09期のODとFDの振付を完成しています。彼らはつねに際立って目をひくプログラムを踊ることで知られていますが、今年、彼らの目標は、技術的な実力をアップすることです。
「競技に徹するのは、わたしたちには、難しいことでした。たぶん、わたしたちの中にちょっぴり芸術家気質があったからだと思います」と、シニード選手は説明します。「わたしたちは、自分たちのしたいように滑るのが好きでした。ルールに縛られるのは、ときどき窮屈でしたね。
でも今年、わたしたちは、より競争的であろうとしています。
自分を革新していくしか、欲しいものはつかむ方法はないんですよ。本気で世界の頂上に上りつめたいなら、どうすればそこにたどり着けるのか、真剣に考えなければなりません。
『どうやったらライバルたちに勝てるんだろう』
『どうやったらお客さまに喜んでもらえるんだろう』
わたしたちが、いままでも考えてきたことではありますが、これをもっともっと考える。
試合の勝利と観客の喜び、両方を手に入れるのは、ときどき、かなり大変です。でもわたしたちは、自分たちは今季、それができると思っています。自分たちの革新を推し進めるために、わたしたちは、もう少し競争的な考え方に集中するつもりです」
今季のオリジナルダンスは、1920年から30年代、または、40年代に確率した音楽形式を選ぶことになっています。姉弟は40年代を選び、ビッグ・バッド・ブードゥ・ダディの、リンディホップスタイルのプログラムを演じます。彼らはオフアイストレーニングとして、世界スウィングダンスチャンピオン、ロバート・ロイストンのレッスンも受けました。
彼らはまだ、フリーダンスの曲を公開していません。ただ、それは現代音楽だといいます。
「わたしたち、審判たちがわたしたちの弱点だと見なしているものに、この何年かずっと取り組んできました。それは、わたしたちのエッジの深さ。よりディープに滑るということです」と、シニード選手は語ります。
「ずっと熱心に取り組んできた課題なので、その成果を見せるのに効果的なように、少しテンポの遅い曲を選びました。うまくできれば、素晴らしいエッジワークと、自由自在に流れるようなスケーティングをみなさんにお見せできるでしょう」
グランプリシリーズ、彼らはスケートアメリカとエリック・ボンパールに出場します。姉弟の目標とするものは一致していて、ふたりとも、メダルを欲しています。その勢いで、ヨーロッパ選手権や世界選手権に突入したいのです。
ロサンゼルスワールドには、彼らの両親も応援にくることでしょう。
姉弟は、大会のあと、1週間、西海岸にとどまる計画を楽しみにしています。
「寒くないといいわ」と、シニード選手は言います。
グランプリシリーズとヨーロッパ選手権のあいまに、カー姉弟は、もうひとつの非常に重要な試合、イギリスナショナルに出場します。
「わたしたちの秘密の計画では、アイスダンスのイギリスナショナルタイトルの連覇について、トーヴィル&ディーン組の記録を超えることになってるんですよ」と、シニード選手。伝説的なイギリスのアイスダンサー、トーヴィル&ディーン組は、1978~83のあいだ、イギリスタイトルを6連覇し、1994年に競技復帰したときにも優勝を飾りました。今シーズン、カー姉弟には、タイトル6連覇がかかっています。
シニード選手はこう言います。
「トーヴィル&ディーン組が持っている世界的な記録を、わたしたちは絶対に破ることができないでしょう。でも、多分、国内記録は、破ることができると思うわ」


はい、ここまでです。お疲れさまでした。
トーヴィル&ディーン組は、『ボレロ』で、オリンピック史上初にして唯一の、満点を出したという伝説のカップルですね。
イギリスの後輩として彼らを尊敬しつつ、同じアイスダンサーとして、超えてみたい、という気概を感じさせるシニード姉さんのコメント。うーん、かっこいい!
それこそ、トーヴィル&ディーン組と同じくらいの伝説のアイスダンスカップル、前人未到のアイスダンス五輪2連覇を成し遂げたエフゲニー・プラトフコーチのもとで、彼らは、着実に進化を遂げていると思います。
ことに、エッジをディープにすることについて、彼らは懸命に取り組んできたもよう。米国に練習地を移したのは、ディープエッジ対策もあるのかもしれませんね。
以前、パトリス・ロウゾン選手がインタビューで、ヨーロッパのアイスダンスでは、北米ほどディープなエッジは指導されないとコメントしているのを読んだことがあります。すーっとなめらかに滑っていく流れ重視であって、北米で熱心に指導されるえぐるようなエッジというのは、さほど重要視されないと。まあ、そうは言っても、シングルの選手に比べたら、びっくりするほど深いエッジを使いますよね、欧州の選手も。あくまで、アイスダンス基準では、ということだと思います。
ユニークなプログラムで観客人気は抜群でしたが、いまひとつ、順位には恵まれてこなかったカー姉弟ですが、昨季一気に得点も上げて、今年はいよいよ、メダルを射程内に捕らえようとしています。楽しいプログラムを目指す姿勢は忘れないで、勝っていく。難しいチャレンジだと思いますが、姉弟とプラトフコーチのチームなら、頑張れると思います。
公開されていないFDも、とても楽しみ! 
たしか、THE ICEにも出るんですよね。そちらでも、どんな演技が披露されるか、気になる~。昨季の勢いに乗って、今年もがんがん駆け上がれ、カー姉弟!!



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ダンススポーツ、スガオザ組こと、菅谷和貴&尾崎育代組のおふたりが、本日7月19日、講習会の講師をなさいます!
7月20日に開催される「2008ダンススポーツグランプリin静岡」の前日講習会に、講師として出られるとのこと。静岡は菅谷選手のご郷里でもあり、きっと熱のこもった講習になることでしょう!
詳しい情報は、おふたりのブログ【ダンススポーツDE世界に挑戦!】 http://blogs.yahoo.co.jp/kazukiandikuyo/41088196.html  をご覧くださいね。こちらにもお知らせがあります。→ http://www.jdsf.or.jp/kyougi/2008/080709/skoushuu.pdf
おひとりでも参加できるそうですので、都合のつく方は、ぜひ、参加なさってくださいね!
おふたりのご指導は、そりゃもう、熱心で一生懸命で、そのうえ、わかりやすいんです。行かないと、損ですよ!




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