さて、本日は、昨日のカー姉弟の記事の日本語書き取りのつづき。後半です。
原文はこちら→ http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20080715&content_id=49348&vkey=ice_news
いつもの言い訳です。灰原は英語ができません。これからお目にかける文章は、機械翻訳を日本語らしくととのえただけのものに過ぎなくって、間違いは充分ありえますので、よろしければ、原文をお読みいただけるとうれしいです。
それでは、本文にお進みください。
【icenetwork.com:カー姉弟はよりディープなエッジを目指す 後半】
姉弟はプラトフ氏と、ごくごく近しい絆を作り上げ、実質的にコーチのただひと組の弟子として、集中した指導を受けることを楽しんでいます。
「どうやって演じるかについて、わたしたちは理解しあっています」と、姉のシニード選手。「ごくごく小さいニュアンスでさえね。わたしたちはプラトフ先生と、大きな、とても大きな関係を得ることができました」
昨シーズン、カー姉弟は、メジャーなトップチームへと駆け上がりました。ヨーロッパ選手権で6位、世界選手権で8位に入賞。世界選手権のあと、彼らは2週間の休暇をとり、それから、ハードな訓練のためにニュージャージーに戻ってきました。
プラトフ氏が、家族にもとに戻るためにウクライナに赴いた6月、姉弟もまたスコットランドに帰省しました。家族とともに休暇をとり、そして、エジンバラで彼らだけで練習を続けました。
彼らはすでに、2008/09期のODとFDの振付を完成しています。彼らはつねに際立って目をひくプログラムを踊ることで知られていますが、今年、彼らの目標は、技術的な実力をアップすることです。
「競技に徹するのは、わたしたちには、難しいことでした。たぶん、わたしたちの中にちょっぴり芸術家気質があったからだと思います」と、シニード選手は説明します。「わたしたちは、自分たちのしたいように滑るのが好きでした。ルールに縛られるのは、ときどき窮屈でしたね。
でも今年、わたしたちは、より競争的であろうとしています。
自分を革新していくしか、欲しいものはつかむ方法はないんですよ。本気で世界の頂上に上りつめたいなら、どうすればそこにたどり着けるのか、真剣に考えなければなりません。
『どうやったらライバルたちに勝てるんだろう』
『どうやったらお客さまに喜んでもらえるんだろう』
わたしたちが、いままでも考えてきたことではありますが、これをもっともっと考える。
試合の勝利と観客の喜び、両方を手に入れるのは、ときどき、かなり大変です。でもわたしたちは、自分たちは今季、それができると思っています。自分たちの革新を推し進めるために、わたしたちは、もう少し競争的な考え方に集中するつもりです」
今季のオリジナルダンスは、1920年から30年代、または、40年代に確率した音楽形式を選ぶことになっています。姉弟は40年代を選び、ビッグ・バッド・ブードゥ・ダディの、リンディホップスタイルのプログラムを演じます。彼らはオフアイストレーニングとして、世界スウィングダンスチャンピオン、ロバート・ロイストンのレッスンも受けました。
彼らはまだ、フリーダンスの曲を公開していません。ただ、それは現代音楽だといいます。
「わたしたち、審判たちがわたしたちの弱点だと見なしているものに、この何年かずっと取り組んできました。それは、わたしたちのエッジの深さ。よりディープに滑るということです」と、シニード選手は語ります。
「ずっと熱心に取り組んできた課題なので、その成果を見せるのに効果的なように、少しテンポの遅い曲を選びました。うまくできれば、素晴らしいエッジワークと、自由自在に流れるようなスケーティングをみなさんにお見せできるでしょう」
グランプリシリーズ、彼らはスケートアメリカとエリック・ボンパールに出場します。姉弟の目標とするものは一致していて、ふたりとも、メダルを欲しています。その勢いで、ヨーロッパ選手権や世界選手権に突入したいのです。
ロサンゼルスワールドには、彼らの両親も応援にくることでしょう。
姉弟は、大会のあと、1週間、西海岸にとどまる計画を楽しみにしています。
「寒くないといいわ」と、シニード選手は言います。
グランプリシリーズとヨーロッパ選手権のあいまに、カー姉弟は、もうひとつの非常に重要な試合、イギリスナショナルに出場します。
「わたしたちの秘密の計画では、アイスダンスのイギリスナショナルタイトルの連覇について、トーヴィル&ディーン組の記録を超えることになってるんですよ」と、シニード選手。伝説的なイギリスのアイスダンサー、トーヴィル&ディーン組は、1978~83のあいだ、イギリスタイトルを6連覇し、1994年に競技復帰したときにも優勝を飾りました。今シーズン、カー姉弟には、タイトル6連覇がかかっています。
シニード選手はこう言います。
「トーヴィル&ディーン組が持っている世界的な記録を、わたしたちは絶対に破ることができないでしょう。でも、多分、国内記録は、破ることができると思うわ」
はい、ここまでです。お疲れさまでした。
トーヴィル&ディーン組は、『ボレロ』で、オリンピック史上初にして唯一の、満点を出したという伝説のカップルですね。
イギリスの後輩として彼らを尊敬しつつ、同じアイスダンサーとして、超えてみたい、という気概を感じさせるシニード姉さんのコメント。うーん、かっこいい!
それこそ、トーヴィル&ディーン組と同じくらいの伝説のアイスダンスカップル、前人未到のアイスダンス五輪2連覇を成し遂げたエフゲニー・プラトフコーチのもとで、彼らは、着実に進化を遂げていると思います。
ことに、エッジをディープにすることについて、彼らは懸命に取り組んできたもよう。米国に練習地を移したのは、ディープエッジ対策もあるのかもしれませんね。
以前、パトリス・ロウゾン選手がインタビューで、ヨーロッパのアイスダンスでは、北米ほどディープなエッジは指導されないとコメントしているのを読んだことがあります。すーっとなめらかに滑っていく流れ重視であって、北米で熱心に指導されるえぐるようなエッジというのは、さほど重要視されないと。まあ、そうは言っても、シングルの選手に比べたら、びっくりするほど深いエッジを使いますよね、欧州の選手も。あくまで、アイスダンス基準では、ということだと思います。
ユニークなプログラムで観客人気は抜群でしたが、いまひとつ、順位には恵まれてこなかったカー姉弟ですが、昨季一気に得点も上げて、今年はいよいよ、メダルを射程内に捕らえようとしています。楽しいプログラムを目指す姿勢は忘れないで、勝っていく。難しいチャレンジだと思いますが、姉弟とプラトフコーチのチームなら、頑張れると思います。
公開されていないFDも、とても楽しみ!
たしか、THE ICEにも出るんですよね。そちらでも、どんな演技が披露されるか、気になる~。昨季の勢いに乗って、今年もがんがん駆け上がれ、カー姉弟!!
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