先日、日本語書き取りに挑んだ、アイスダンス、カー姉弟articleは、実質、シニード・カー姉さんの独壇場で、弟・ジョンくんのコメントがありませんでした。
ジョンのコメント、なんでないのかなあーと思ってたんですけど、じつは、同じicenetwork内に、一部、ジョンくんのコメントが出ている記事があったんですね。見逃してた。
元記事はこちら→ http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20080718&content_id=49444&vkey=ice_news
サラ&ドリューのインサイドエッジ、という、icenetworkの連載コラム? というのかな、そういう記事の中にある文章です。この、サラ&ドリューというのは、サラというのは、Sarah S. Brannenさん、ライター兼イラストレーターで、ドリューというのはDrew Meekins選手、現役のアメリカのペアスケーターです。このふたりで組んで、いつもアメリカスケート界の内部情報満載の楽しいコラムを書いてくれています。
現役選手でicenetworkで連載しているのってドリューさんだけじゃないかなあ。文章がとても上手で、面白いので、抜擢されたのだと思います。文章が面白いだけでなくて、Drew Meekins選手は、前パートナーと2006年ペア競技世界ジュニアチャンピオンになった実力者です。今期、新パートナーが見つかったようなので、いきなり全米選手権とかで上位に飛び込んでくる可能性もアリですよ。注目です。
インタビュー部分だけ、抜粋して、日本語書き取りに挑戦してみます。
いつもの言い訳ですが、灰原は英語ができません。間違いがありうると思いますし、わからないと飛ばしていることもありますので、ぜひ、原文もご覧いただけるとうれしいです。
それでは、本文にお進みください。
【icenetwork.com:サラ&ドリュー ジョン・カー選手と語る】
わたしたちは最近、ジョン・カー選手と話す機会がありました。わたしたちは彼にとてもたくさんの失礼な質問をしました。にもかかわらすが、彼は、美しい虹のような答えをかえしてくれました。
ジョンと、姉にしてダンスパートナーのシニードは、彼らの両親と、兄弟のデイビッドを訪ねるために、最近スコットランドの実家に帰省しました。「会えるときに家族に会っておくのは大切なことです。私たちは、ほんとに仲のいい家族なので」。
帰省中、彼らは、テニス観戦のためにウィンブルドンに出向きました。あこがれのウィンブルドン、毎日テレビ観戦していたわたしたちは、嫉妬で若草色です。彼らは、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ヴィーナス・ウィリアムズ、そして、マリア・シャラポワの試合を見ました。ジョンは、それら試合は素晴らしかったといいます。
――向こうの天気はどうでしたか?
ジョン選手「天気はまあまあでしたよ。世界が温暖化傾向にあるっていうのは、よく言われることだけど、まだスコットランドには到達してませんでした」
――なるほど。スコットランドでは、The Dance of the Seven Army Blankets(灰原注:直訳すると、7つの軍団の毛布、とかですかね)と呼ばれる、セクシーなダンスが踊られていると聞きました。あなたがたのフリー演技のために、そのダンスが参考になるのではないでしょうか?
ジョン選手「私たちは、とくにスコットランドでセクシーなダンスが踊られているとは思っていません。いまの提案は、フリーダンスのために最高のアイデアってわけじゃないでしょうけど、もっとずっと見当違いの提案も受けたことがありますよ」
――いったいどう見当違いなのか、そのアイデアも聞いてみたくはありますが、プログラムの話に戻りましょう。わたしたちは、昨季のあなたがたのオリジナルダンスが好きでした。キルトをはこうと、最初から決めていたのですか。
ジョン選手「オリジナルダンス作りにかかろうとしたとき、最初に私たちがしなきゃいけなかったことは、ルール的にキルト着用がOKかどうかの確認でした。もし私がキルトをはかなかったら、みんながっかりするでしょうからね」
――ジョンは、キルトの下に黒いショートパンツをはきました。伝統的には、キルトの下に、男性はなにもつけないのですが。黒いショートパンツについて、故郷の人々は不満を言いませんでしたか?
ジョン選手「誰もが、絶対にその件についての一言を忘れませんでした。『ヘイ、ジョン、本物のスコットランド男』なんてね」
――あなたは、世界選手権でのオリジナルダンスほどの演技を、いままでほかにしたことがありますか?
ジョン選手「いいえ。たしかに、あのときの演技が、わたしたちの最高でした。イエテボリであんな成績をおさめられるとは、夢にも思いませんでした。ひとつひとつの瞬間に価値がありました」
――わたしたちは、あなたがたのSF的なフリーダンスも好きでした。あなたが演じた宇宙人の名前は、なんていうんですか?
ジョン選手「うーん、私もよく知らないんですよ(爆笑)。ジグだったかな、ザグだったかな、それとも、故郷の星がゾーグだったかな」
――あの衣装と、髪を銀色にカラーリングするのは、あなたがたのアイデアですか?
ジョン選手「大半の人は、あの衣装がカッコいいと思ってくれたと思います。でも、私たちは、あの髪のせいで、ワールドでの得点をやや落としました。そして私は、髪を茶色に戻しました」
――シニード選手のメイクも工夫されていたんでしょう?
ジョン選手「ええ。もともとしていたメイクの上に、イギリス国内選手権のあと、もっと神秘的に見えるよう、アイメイクに改良を加えました。しかし残念なことに、審判たちには、ちょっとやりすぎだと思われたようです」
――運がいいことに、来期はエリック・ボンパールへのアサインですね。パリにお気に入りのスポットはありますか?
ジョン選手「私にとっては、なんと今回が人生初のパリ旅行です。かなり興奮しています。誰かお勧めスポットがあれば、教えて欲しいです」
――試合前に、特別な縁起かつぎはありますか?
ジョン選手「ええ。いつも、私は、試合前にライバルの靴紐を絡ませたい衝動にかられます。でもそれは、さすがに不正行為です。私は、最初に右側のブーツからはくことにしています。それから、試合のときには、いつも同じ場所に座らないといけません」
ジョン選手は、この夏の休暇はすでに終わり、残りの夏はトレーニングがすべてだと語りました。彼と姉のシニード選手は、オリジナルダンスやフリーダンスの音にあわせて練習をしています。オリジナルダンスはBig Bad Voodoo Daddyの「The Boogie Bumper」と「Minnie the Moocher」、フリーダンスは、イギリスのロックバンドミューズの「Ruled by Secrecy」です。
はい、ここまでです。お疲れさまでした。
昨年、スコティッシュなオリジナルダンスで名を挙げたカー姉弟。踊りと同時に、彼らの衣装にも話題が集まりました。さすがサラ&ドリュー、エッジの効いた質問の数々で、読んでて冷や冷やしましたが(ははは…)、ジョンくんは真面目に答えてくれています。ほんとにいい人だ。それに、だいぶお茶目さんですね(ははは)。
人生初のパリ旅行、というところに、ちょっとびっくりしました。スコットランド生まれの姉弟、パリはほんのお隣だと思うのですが、いままでエリックにエントリーされたこともなかったのですね。
来期のオリジナルダンスでは、スウィングダンスに挑戦するらしいカー姉弟。楽しい演技に期待したいです。頑張って!
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